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【百鬼異聞録】用語集

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作成者: tem
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カードの説明文中で色がついているキーワード等のまとめです。

用語集

用語説明
移動式神を戦闘区域から待機区域に、または待機区域から戦闘区域に移動させる。
占いデッキの上からX枚のカードを公開する。任意の順でこれらのカードをデッキの一番上、または一番下に入れることができる。味方のターンでのみ有効。
運勢サイコロを1つ投げ、出目が運勢の値以上の場合、対応する効果が発動する。
エネルギー点火」や「着火」効果を発生させる際に必要。最大10まで獲得可能。
遠隔式神は待機区域から攻撃でき、かつ反撃を受けない。
会心会心を持つカードまたは式神が相手に与えるダメージが2倍になる(鎧・脆弱で増減した後、2倍になる。)
覚醒式神の基本技が覚醒技に変わる。一度覚醒すればその対局中永続。
佳肴食材」が手札に2枚以上ある状態で調理すると、その中ランダムな2枚と今得た食材の効果が合わさり、1枚の「佳肴」となる。使用には鬼火が1つ必要。どの式神が気絶していても使用出来る。(詳しくは用語集へ)
加護手札の加護されていないカード2枚から1枚選んで、ランダムなバフ効果を与える。加護の効果は蝕印で相殺できる。(詳しくは用語集へ)
神隠し相手のカードの能力で選択できない。
貫通貫通を持つカードが自ら式神に与えたダメージの超過分はプレイヤーに与えられます。
起源起源能力を持つカードは、出す前に該当する起源カードに切り替えることができる。
奇術式神のレベルが奇術を持つカードのレベルより低い場合でも、そのカードを使用できる。ただし、その場合、奇術効果のみ発動する。
吸血吸血を持つカードがダメージを与えたとき、そのプレイヤーは同じ数の体力を回復する。
強靭式神が受けるダメージ-1
キーワード疾走貫通連撃遠隔先攻直撃狩猟穿刺根性会心必殺吸血神隠しバリア高揚
化身特定のカードを自動的に使用する。詳細は用語集へ。
堅守追加の特別出撃回数。次の味方式神の出撃は鬼火を消費しない代わりに戦闘区域に移動して出撃ボーナスを得る。次の味方ターン開始時に消去される。(堅守で得た出撃ボーナス効果はターンを跨いでも保持される。)
激怒出撃可能な激怒状態の式神を持つ場合、この式神しか出撃させることができない。この効果は攻撃後に解除される。
劇毒劇毒能力を持つ式神または法術カードが式神にダメージを与えた時、その式神に「毒」を付与する。すでに毒状態の場合、気絶させる。
幻境幻境が幻境区域にあると効果を持続的に発動する。プレイヤーがダメージを受けると、位置が最も前の幻境は同じ数の耐久度が減る。
耐久度が0になると幻境は消滅する。
高揚次の出撃時に出撃権を消費しない。出撃後に解除。
鼓舞次の式神出撃時に対応する効果を得る。効果は重ね掛けることができ、相手の「制圧」とも相殺できる。
根性体力が2以上の時にダメージを受けた場合、体力が1未満にならない。
この効果は発動後に解除される。
悟道プレイヤーが悟道効果を持つカードを発動すると、悟道状態になる。
悟道状態では、プレイヤーの手札は悟道区域のカードと入れ替わる。
プレイヤーが悟道区域のカードを1枚使用した後、またはターン終了後、悟道状態は解除される。その後、手札を元に戻す。
疾走式神の次の出撃は鬼火を消費しない。
疾速疾速を持つカードを使用する場合、鬼火の代わりに出撃回数を消費する。(出撃回数がない場合は鬼火を消費する。)
集中鬼火が余っている場合、集中効果を持つカードを使用する時、鬼火を1つ消費して後続効果が発動する。
出撃ボーナス効果鼓舞」と「制圧」の両方を指す。
狩猟攻撃時、任意の相手式神を指定して攻撃できる。(相手プレイヤーには攻撃不可)
瞬発各ターンに最初に使用した瞬発カードが鬼火を消費しない。
障壁障壁を持つ式神はダメージを1回無効化できる(鎧や脆弱も失わない)。障壁が発動すると式神は障壁を失う。
バリアと表記されていることもある。
蝕印相手手札の蝕印されていないカード2枚から1枚選んで、ランダムなデバフ効果を与える。蝕印の効果は加護で相殺できる。(詳しくは用語集へ)
食材「山の幸」は攻撃力、「海の幸」は体力、「旬の野菜」はキーワード能力を味方式神一体に付与する。使用には鬼火1つが必要。どの式神が気絶していても使用出来る中立カード。詳細は用語集へ。
時限味方ターンの開始時、「時限」を-1する。
時限が0になると効果が発動し、時限をリセットする。
(新しい時限は元の時限と入れ替わる)
条件条件が満たされたとき、このカードは使用できるようになる。
スタックスタック能力を持つカードを獲得した時、手札にスタック条件を満たす他の同名カードがある場合、獲得したカードを手札に加える代わりに、同名カードのスタック数を増やす。
制圧次の相手式神出撃時に対応する効果を得る。効果は重ね掛けることができ、相手の「鼓舞」と相殺できる。
戦技この能力を持つカードの使用後、該当式神は「味方ターンの最初の出撃を、このカードの使用に変更する」能力を得る。(詳しくは用語集へ)
先攻戦闘時、先攻または連撃を持たないキャラに先に戦闘ダメージを与える。
穿刺ダメージ計算を行う前に、ターゲットの鎧と障壁を消去する。
突刺しと表記されていることもある。
戦力次の戦闘時に発生したダメージを上げる。味方ターン開始時に消去される。
増強手札の中で条件を満たすと対応する効果を得る。
溜め溜める場合、カードを出す時と同量の鬼火を消費し、このカードを手札から除外し、該当式神を溜め状態にする。(詳しくは用語集へ)
力不足次の戦闘時に発生したダメージを下げる。味方ターン開始時に消去される。
着火着火効果を持つカードの使用時、一定のエネルギーを消費して基礎効果の代わりに着火カードを使用できる。すべての着火カードはレベル1の法術カードで瞬発を持つ。着火カードの使用後、その基礎カードは手札に戻り着火効果を失う。
付与、賜能と表記されていることもある。
チャージあなたのターン開始時1エネルギーを得て、最大10まで溜めることができる。(詳しくは用語集へ)
調理する食材」1枚を手札に加える。既に2枚以上の「食材」が手札にあれば、それら3枚を合体させ、「佳肴」1枚手札に加える。(詳しくは用語集へ)
直撃直接プレイヤーを攻撃する。
点火一定のエネルギーを消費して、追加の効果を発生させる。(詳しくは用語集へ)
投射効果発動時に、相手の戦闘区域の式神を優先してターゲットにする。
また式神がいない場合は相手プレーヤーをターゲットにする。
毒状態の式神は劇毒ダメージを受けると気絶する。
(→劇毒)
反撃反撃されたカードの効果を無効にする。(カード自体は使用した扱いになる。)
反射反射を持つカードは使用後に手札に戻り、反射の能力が失われる。
バリア障壁障壁を持つ式神はダメージを1回無効化できる(🛡️や脆弱も失わない)。障壁が発動すると式神は障壁を失う。
必殺このダメージを受けた式神を気絶させる。
身替りこれを持つ式神が気絶する時、気絶する代わりにその式神に付与されたすべての形態、霊呪および臨時能力を消去し、攻撃力と体力を基礎値に戻す。
目眩対象のキャラの所有者の次のターンが終了するまで、「目眩」状態の式神は出撃できず、カードを使用する事もできない。
目眩」を受けたプレイヤーは式神を出撃させる事はできない。
唯一味方がこの能力を持つ霊呪を付けると、すでに付けられた同じ名前の霊呪は上書き(消去)される。
誘引手札から誘引能力を持つカードを使った時、デッキから誘引条件を満たすカードをランダムで1枚公開し、出したカードか誘引したカードのいずれかを選択して使用する。選択しなかったカードはデッキに戻す。(詳しくは用語集へ)
融合融合」を持つ永続物が場に出た時に、同一の式神に属する「融合」を持つ永続物がもう1つある場合、2つの永続物が合体する。「融合」したカードは合体元のステータスが合算され、全ての能力を併せ持つ。
誘発相手ターンに条件が満たされている場合、自動的に鬼火を消費してこのカードを使用する。
夜降ち夜降ちの効果が発動する時、プレイヤーの夜降ち値と関係なく夜降ちと見なす。(詳しくは用語集へ)
(→夜降ちX →夜降ち値)
夜降ちXプレイヤーの夜降ちがX以上の場合、対応する効果が発動する。それ以外の場合は1夜降ち値得る。(詳しくは用語集へ)
夜降ち値夜降ちの効果が発動する時、プレイヤーの夜降ちが発動に必要な値を下回る場合、代わりにプレイヤーが夜降ち値を1得る。最大10夜降ちまで溜めることができる。(詳しくは用語集へ)
霊呪式神やカードに付与できる効果。
霊呪は能力を通して別の目標に移すことができる。
もし移す途中に目標が不可能目標となった場合、霊呪が消去される。
霊呪が付与されている式神が気絶した、或いはその式神が消去された場合、霊呪も消去される。
連撃戦闘時に先に追加戦闘ダメージを1回与える。

詳しい説明

「チャージ」「点火」「エネルギー」について

チャージ」と書かれている式神(基本技、覚醒技、形態カード)は、自分のターン開始時にその式神が1エネルギーを獲得します。(最大10まで溜まります。)

式神カードの右上に提灯のマークで表示されるのがエネルギーの数です。

 チャージしたエネルギーは「点火」効果を持つカードを使う時に消費します。

点火2」なら2エネルギーを消費、「点火X」ならその時点で溜まっている全エネルギーを消費します。

 点火効果が使える状態のカードは枠に緑の光と↔️のマークが出ます。

 点火効果は発動するかどうか選べます。

例えば↓の場合はエネルギーを消費せずに味方式神1体にするか、2エネルギーを消費してすべての味方式神にするか選べます。

【補足】

エネルギー溜められるのは、その式神がレベル1になってからです。

日和坊の形態カードなど「点火」ではなく、[エネルギーを消費して]と書かれている効果は発動するかどうかは選べません。発動できる状態なら発動します。



「化身」について

化身の共通効果

 「化身」は一部の式神が所持出来る効果で、一定のタイミングでその式神が、自動的に特定の専属カードの中から1枚を使用します。(説明覧の[出撃する]という表記は恐らく誤訳です。)

 この時使用されるカードは、デッキ外から使用され、更に鬼火も消費しません。

 また、使用されるカードはランダムに選ばれるのではなく、化身のAIが、どのカードを打つと有利な状況になるか、ある程度考えて打ってくれます。


化身の発動確率について

 「化身」が発動する"一定のタイミング"とは、

 自分のターンの「開始前・自分がカードを使用した後・自分の式神を出撃させた後」です。

 (ターン開始前なので、ターン開始時に発動する効果よりも先に発動します。)


 しかし、これらのタイミングで必ず「化身」が発動する訳ではありません。

 「化身」効果には、発動する確率がそれぞれ個別に設定されています。

 そして、発動しなかった時は、次にカードが発動するまで、発動確率が上がっていく仕様になっています。


 以下で、具体的な例でお見せします。

 具体例として、金魚姫の発動確率を挙げます。


 金魚姫化身の発動確率は、ターン開始前が「累積分+20%」、カード使用後・出撃後が「累積分+8%」となっています。

 この"累積分"の値が溜まっていく事で、化身の発動確率が上がっていきます。


 以下から、実際の処理と共に説明していきます。


 まず、金魚姫のカードを使って、金魚姫に「化身」を付与しました。最初の累積分は勿論0%なので、この時の「化身」の発動確率は8%です。

 (「化身」を付けた直後に、発動する事も有ります)


化身の説明の下端の、化身発動確率のゲージが微増

 ここで「化身」が発動しなかった場合、この8%は累積分として、次の発動タイミングまで繰り越されます。


化身発動確率のゲージが大きく増加

次の自分のターン開始時を迎えました。

この時に発動する確率は、8+20=28%です。

ここでも発動しなければ、これも次の発動タイミングまで繰り越されます。


次に自分の式神を出撃させ、28+8=36%で化身が発動する状況です。

ここで、化身の効果でカードが発動しました。


化身発動確率のゲージが空に

そして、化身でカードを発動すると累積分はリセットされ、0%に戻ります。


補足的な重要要素

化身によってカードが発動するのは、原則、化身効果ごとにそれぞれ、1ターンに1度となっています。


化身を持つ式神が目眩していると、化身によるカードの発動も出来ません。


化身で発動されたカードに「カードが発動した事、その物に反応する他の式神の効果・処理」は発動しません。

 例えば、覚醒・鳳凰火投射や、三つ目の依頼の条件達成、他の味方式神の化身効果の抽選、相手式神のカード発動に対する誘発は発動しません。

※「化身で発動したカードによる戦闘やダメージ」に反応するカードは、通常通り発動します。


式神毎の化身効果の解説

ここからは、各式神が持つ化身効果とその詳細について、個別に解説していきます。


2022年5月現在、化身効果を付与する専属カードがあるのは、金魚姫餓者髑髏帝釈天玉藻前八岐大蛇の5体のみです。

金魚姫は自身の基本技によって、化身を獲得出来ます。


この基本技の日本語訳は少し誤訳気味で、正しくは、

金魚姫がLv1カードを使用した時、自身に金魚が付与されていない場合、そのカードの効果を『金魚姫金魚を付与し、カードを1枚引く』に変更する」

といった感じです。

この金魚の霊呪金魚姫に「化身」を付与します。使用されるのは、上の金魚姫のLv1カード3種です。発動確率は、開始時が「累積分+20%」その他が「累積分+8%」です。

また、金魚姫覚醒すると元の基本技が削除され、金魚を得る条件が自ターン開始時を迎える事に変更されます。(特に、Lv1カードの効果を書き換える基本技が無くなるのを忘れがちなので、注意です。)



餓者髑髏は、自身の覚醒カードによってのみ、化身効果を獲得出来ます。

覚醒すると、餓者髑髏気絶中にのみ化身効果を獲得します。発動するのは、以下の3種のカードで、発動確率は、開始時が「累積分+20%」その他が「累積分+8%」です。



帝釈天は他の式神と異なり、初めから「化身」を所持しています。

この「化身」では、相手式神1体に蓮華を付与する「恩寵」のみを使用します。

発動確率は開始時・その他ともに「累積分+25%」となっています。

また、この化身のAIの挙動は、他の化身と異なっており、以下の2つの特徴があります。

・「恩寵」は、相手戦闘区域の式神に最優先で使用

(但し、戦闘区域が空 or 戦闘区域の式神の攻撃力が0の時は、待機区域のランダムな式神に使用)

・相手に蓮華が付与された式神がいると、「化身」効果を発動しなくなる。



帝釈天覚醒すると、「化身」効果が大きく変更されます。

恩寵」に加え、上記のより強力な2種の法術も使用するようになります。

代わりに、発動確率は開始時が「累積分+20%」その他が「累積分+8%」と大きく減少してしまう欠点が有ります。(AIの挙動も他式神の「化身」とほぼ同じ物になります。)



玉藻前は、自身の形態カードを使用することで「化身」効果を得る事が出来ます。


どちらの形態による「化身」でも、下の3種のLv1法術の中から1枚を発動します。



玉藻前に「化身」を与える形態2種の内の1つです。

発動確率は、開始時が「累積分+20%」その他が「累積分+8%」となっています。


玉藻前に「化身」を与えるもう1つの形態です。

発動確率は、開始時が「累積分+50%」その他が「累積分+32%」という非常に高い数値になっています。


また、この「化身」のみ例外的に、1つの化身効果で1ターンに最大2回まで発動する様になっています。



八岐大蛇覚醒カードによって、自身及び味方に「混沌の化身と言う特殊な化身効果を付与します。

覚醒・八岐大蛇を使用すると、八岐大蛇の専属カードがデッキ・手札から全て除外され、更に「混沌の化身」を持っている式神は出撃できなくなります。


その為、覚醒・八岐大蛇はプレイヤーからの干渉を一切受けない、制御不能の化身状態になります。


また、覚醒・八岐大蛇がいる状態で他の味方式神が気絶すると、その式神も「混沌の化身」を持つ覚醒・八岐大蛇となるので、複数の「混沌の化身」によるカード使用で相手を圧倒する事が可能です。



※『「化身」について』の記事はこちらよりTTTC様の許可を得て転載しています。

https://note.com/te_te_te_shi_/n/n27fad8679a61



「誘引」について

 誘引は浮世夢の如し弾で登場した効果で、カードを出すときに、デッキから条件を満たすカードをランダムに1枚提示し、どちらか選んで使うことの出来る効果です。


ただ選べるというだけではなく、誘引を持つ式神のカードは誘引によって使用されたことで増強効果を得られたり、誘引に関わったことで、他の誘引に関わったカードに追加効果を与えたりします。

 

元々発動しようとしていたカードとデッキから引っ張ってきたカード、どちらを選んで使っても「誘引によって使用された」扱いになります。


 具体例。例えば、雲外鏡は「雲外鏡がカードを使用した時、他の雲外鏡のカードを1枚誘引する」基本技を持っています。

 手札にある落ちる影を使ってみます。

 するとこのような選択画面が出ました。デッキから雲外鏡のカードが一枚ランダムに選ばれて誘引されています。

 ダルマを選択してみます。落ちる影はデッキに戻され、ダルマが使用されます。

 ダルマ自体の効果の「投射3ダメージ」とダルマが誘引に関わったことによる「投射2ダメージ」と落ちる影誘引に関わったことによる「3回復」が派生します。


  • 補足

・式神のレベルより高いレベルのカードが誘引されることはありません。

誘引条件は式神によって異なります。

誘引ができる状態(誘引条件を満たすカードがデッキにある状態)なら、カードの枠が薄い水色になります。

誘引条件を満たすカードがデッキに無い(レベルが足りない・既に手札に来ているなど)場合は誘引できません。

誘引で使うカードを選んでいる時、相手には誘引するカードを選んでいるということは伝わりますが、何のカードかは見えません。

・敵の誘発効果は、誘引でカードを選択する状態に入った時には発動しません。発動するのは使うカードを決定した後です。

目眩を受けている式神のカードも誘引条件を満たせば誘引で提示されることはありますが、選択・発動することはできません。

・鬼火がない状態で、瞬発カードを使って誘引効果を発動させた時、鬼火を使うカードが提示されることはありますが、そのカードを選択・発動はできません。


  • 誘引」効果を持っている式神

 2022年5月現在、誘引を持っているのは、「両面仏」「黒童子」「白童子」「雲外鏡」「」の5体の式神です。


「調理する」「食材」「佳肴」について

・「調理する」と、デッキ外からその式神のLvに応じたランダムな「食材」カード1枚を手札に加えます。

(Lv1食材→R、Lv2食材→SR、Lv3食材→SSR)


食材」カードは鬼火1つを消費し、手札から使用することで、味方式神1体を強化する事が出来ます。

調理する」で得られる「食材」カードの効果は以下の通りです。


山の幸…R:攻撃力+1/SR:攻撃力+2/SSR:攻撃力+3

海の幸…R:体力+1/SR:体力+2/SSR:体力+3

旬の野菜…R:「高揚」を得る。/SR:「高揚 or 貫通」を得る。/SSR:「高揚 or 貫通 or 疾走」を得る。



・手札に2枚以上「食材」カードがある際に「調理する」と、新たに得た「食材」と手札にあった「食材」の中の2枚が合体され、1枚の「佳肴」になります。

佳肴」には、合体元となった食材3つの効果が全て引き継がれます。


佳肴」も鬼火1つを消費し、手札から使用することで、味方式神1体を強化出来ます。

(鬼火1つで「食材」3つ分の効果を付与出来るため、「食材」よりもコストパフォーマンスが非常に良くなります。)


手札に2枚以上「食材」がある状態で「調理する」効果のあるカードを使うと

食材」を1枚得て…

3枚の「食材」が合わさって「佳肴」になった。


  • 補足

・「食材」「佳肴」は、どの式神に所属するカードでも無いため、(対象となる式神さえ居れば)そのカードを生成した式神が気絶していても、使用出来ます。


・「食材」「佳肴」は法術カードであるため、使用すると覚醒・妖狐などの効果を起動できます。(但し、式神が使用するカードでは無いので、覚醒・鳳凰火などの効果は起動しません。)


・[手札が12枚、そのうちの2枚が「食材」]という状況で「調理する」を行っても、手札が溢れてしまう事はありません。(3枚目の「食材」が手札に加わる前に「佳肴」になります。)


「夜降ち」について

 「夜降ち(よぐたち)」とは空弦綺談秘巻で登場した効果です。

 「夜降ち」効果は各プレイヤーの「夜降ち値」と関連して効果を発揮します。

夜降ち値を持つ場合、プレイヤーアイコンで確認できる

 夜降ち値を得るとプレイヤーアイコン右上に表示されます。獲得した夜降ち値は対局中に減少することはなく、初期値は0(表示なし)で1ずつ増加し、最大値は10です。


 以下に、関連するカードの効果ごとに大別して夜降ちの働きを説明します。

1. 夜降ち値を発動条件とするカード

夜降ち値を条件とするカードの例

 「夜降ち3」「夜降ち7」など、値を指定して効果が示されているカードは、プレイヤーの「夜降ち値」が指定の値以上の場合にその効果を発動できます。「夜降ち値」が指定の値に満たない場合は夜降ち値が1溜まり、夜降ち効果は発動しません。夜降ちX」と表記されているカードや霊呪も同様です。

夜降ち値が0の時に「虐殺」を使うと、
夜降ち値が1溜まり、夜降ち効果(根性)は発動しない
夜降ち値が3の時に「虐殺」を使うと、
夜降ち効果(根性)が発動し、夜降ち値は変化なし

 夜降ちデッキでは、このシステムのどの行動で夜降ち値溜め、より夜降ち効果を発動できるかが重要になります。


2. 夜降ち値を参照した効果を得るカード

夜降ち値を参照するカードの例

 「自分の夜降ちと同量の」「X夜降ちにつき」など、プレイヤーの現在の夜降ち値を参照するカードは、その値がカードの能力に反映されます。この時にプレイヤーの夜降ち値が増加することはありません。


3. 「味方式神が夜降ちになった時」

 夜叉の基本技が該当します。上記1.に該当するカードに触発される能力で

夜降ちの効果が発動する時、プレイヤーの夜降ち値と関係なく夜降ちと見なす。

キーワード説明にある通り、1.で夜降ち効果が発動したか夜降ち値が増加したかに関わらず基本技の対象になります。2.の効果は対象になりません。

 また鬼女紅葉霊呪「紅楓人形」は、付与された式神のターン終了時に霊呪が消去されることで1.に該当する夜降ち効果が発動するようになっており、「亡者の舞」カード効果における「自分の夜降ち値が10の場合」は夜叉基本技の対象にはなりません。


「溜め」について

 「溜め」とは剣を振りかざし秘巻で登場した効果で、カードを出す時に鬼火を消費して、そのカードを次の味方ターン開始時に使用することに変更する効果です。「溜め」を選択できるカードでは、溜めることで追加効果を得られることが多いです。

 「溜め」の基本の動きは以下の通りです。

溜められるカードは緑枠で表示される
「基礎」効果か「溜め」効果かを選択する

 カードを出す時に溜めるかどうかを選択します。左を選ぶと、通常通り鬼火を消費して即座にカードが使用されます。

 溜めを選ぶと、

溜め状態の式神は水色の渦のエフェクトが表示される

 鬼火を消費して、式神が溜め状態になりました。

 溜め状態の味方式神をタップすると溜め済みカードを確認できます。相手式神の溜め済みカードは、追加効果などで明らかなものを除き、見えません。


 溜め済みカードは次の味方ターン開始時に自動的に使用されます。この時、鬼火は消費されません。


カードを溜めるタイミングは任意の選択のほかに、カードを使用後に自動で溜めるものもあります。

万年竹のレベル3カードは、通常溜め効果を持たないカードも溜めさせることができます。


  • 仕様に関する補足
  • 溜め済みカードは前のターンに溜めた順番で使用されます。
  • 溜め済みカードの効果が発動し終わるまで式神は「溜め状態」とみなされます。(例:「竹言葉(万年竹)」を万年竹をターゲットにして溜めて使用すると鎧を得る)
  • 1体の式神が同時に溜められるカードは1枚のみです。溜め状態の式神が「溜め」効果のあるカードを出そうとすると選択画面を挟まずに通常使用されます(枠の色で確認可)。
  • 溜め状態の式神が目眩を受けると次の味方ターン開始時に溜め済みカードが使用されず、溜め状態が維持されます
  • 溜め状態の式神が気絶すると溜め状態は解除され、溜め済みカードも破棄されます
  • 溜め済みカードの使用時にカードの使用条件が満たされていない場合、カードの使用は破棄されます。(例:法術カードの対象が気絶している、カードを使用する式神のレベルが足りない等)
  • 溜めたカードは次の味方ターンに発動することで使用されたとみなされます。鬼火を消費する段階では、カードの使用に触発される他の式神の効果(基本技等)は発動しません。ただし、化身の発動確率は鬼火を消費する時に上昇します。

崩しカード

 名前に「崩し」とついたカードは溜め状態の式神に有利な効果を持っています。

 このカードを使用した式神が溜め状態の式神に攻撃されると、攻撃した式神を気絶させることができます。次の相手ターンに溜め済みカードが発動することを見越して「崩し」を使用することでカウンターになります。

 2022年11月現在、崩し効果を持つカードは「溜め・崩し(滄海)」「閃歩・崩し(無塵)」「構え・崩し(土御門胡桃)」の3枚です。

 崩しではありませんが、「崑崙決(紅夜)」も式神の溜め状態を解除できる効果を持っています。


「戦技」について

 「戦技」とは遥かなる仙境秘巻で登場したシステムです。この効果を持つカードを使用すると、使用した式神が味方ターンで初めて出撃する時、出撃の代わりにこのカードを使用する能力を獲得します。

法術カードの戦技戦闘カードの戦技
式神が戦技効果を持つ状態
戦技効果を持つ式神の出撃後

 戦技カードを使用すると、カードのタイプに応じて式神の左下に戦技効果を示すエフェクトが付きます。式神をタップすると獲得した戦技効果を確認できます。

式神詳細で戦技効果を確認できる

 この状態の式神を味方ターンで初めて出撃させると、出撃が獲得した戦技効果のカードの使用に置き換わります。一度戦技が発動した後はエフェクトの光が消え、同じターン内の次の出撃は通常のものになります。

 一つの戦技効果はその式神が気絶するか(※一条を除く)、新しい戦技を上書きされるまで継続するため、次の味方ターンにも同様に戦技効果を使用できます。

  • 仕様に関する補足
  • 戦技の発動はカードの使用とみなされるため、カードの使用に触発される他の式神の効果(基本技等)が発動します
  • 戦技が発動する出撃でも鬼火と出撃回数を消費します。式神が疾走高揚を得ている場合はその状態を消費します。
  • 戦技効果は式神ごとに扱われます。1ターンに戦技効果を持つ式神を複数出撃させた場合、その式神の初出撃であればそれぞれ戦技が発動します。
  • 戦技効果はカードごとに扱われます。式神が出撃して戦技を発動した後、同じターン内に別のカードで戦技効果を獲得して再度出撃した場合、戦技が発動します(効果は同じでも可)。
  • 式神を「攻撃させる」効果では戦技は発動しません。
  • 式神の持つ戦技が対象を取る効果であり場に選択可能な対象がいない場合、相手プレイヤーを選択することで通常の出撃ができます。

「加護」「蝕印」効果一覧

  • 加護は自分の手札、蝕印は相手の手札を対象とする効果
  • 手札からランダムな2枚のカードと付与される効果が提示され、1枚を選択する。
  • 既に加護蝕印済みのカードに同効果を重複して付与はできない。手札に付与可能なカードがない場合、効果は発動しない
  • 付与される効果内容は対象カードのタイプごとに決まっており、全タイプ共通効果と該当するカードタイプの効果の内からランダムに選ばれる
  • 相手の手札を蝕印する時、2枚提示されたうち蝕印したカードのみが公開手札になる。ただし、加護効果を相殺しただけのカードは公開されない
  • 加護蝕印した手札をタップすると付与された効果を確認できる(2023年6月現在、相手手札の蝕印はスタッツ減の効果しか表示されない。付与時の戦闘履歴からはその他の効果も確認可能)

対象カード効果
このカードは瞬発を得る。
このカードの使用後、自身の体力を回復する。
このカードの使用後、相手プレイヤーに3ダメージを与える。

蝕印済み)
このカードの蝕印効果を相殺する。
法術このカードのダメージ+1。
法術このカードの使用後、鼓舞:+2攻撃力/+1鎧。
法術このカードの使用後、カードを1枚引く。
戦闘+1攻撃力/+1鎧
形態+1攻撃力/+1体力
形態+2攻撃力
形態+2体力
形態疾走を得る。
形態貫通と+1攻撃力を得る。
形態狩猟と+1攻撃力を得る。
形態根性を得る。
形態障壁を得る。
形態高揚と+1体力を得る。
幻境このカードの入場時、4耐久度を得る
幻境このカードの入場時、他の味方幻境が1耐久度を得る
対象カード効果
このカードは瞬発を失う。
このカードの使用後、プレイヤーに3ダメージを与える。
このカードの使用後、相手プレイヤーの体力を3回復する。
このカードの使用後、該当式神に3ダメージを与える。

加護済み)
このカードの加護効果を相殺する。
法術このカードのダメージ-2。(最低0)
法術このカードの使用後、味方プレイヤーに制圧:-2攻撃力/-1鎧。
戦闘-2攻撃力/-1鎧
戦闘-1攻撃力/-2鎧
形態-2攻撃力/-1体力
形態-1攻撃力/-2体力
形態-3体力
形態疾走を失い、-1攻撃力。
形態貫通を失い、-1攻撃力。
形態先攻を失い、-1攻撃力。
形態狩猟を失い、-1攻撃力。
形態根性を失い、-1体力。
形態神隠しを失い、-1体力。
形態障壁を失い、-1体力。
形態高揚を失い、-1体力。
幻境このカードの入場後、耐久度が半減する。
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タイトル 百鬼異聞録~妖怪カードバトル〜
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ゲーム概要 「陰陽師本格幻想RPG」の世界観をベースとした痛快カードゲーム!最新バージョン「夢幻の繁花」リリース!

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