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【白猫】ワールドエンド Story1

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story1 遠い未来の物語――



 これは、まだ遠い未来の物語――


 幾多の試練を越え――

 数多の絆に助けられ――


 今、新たな理に手がとどく――


 そう、これは――


 はじまりのおわりの物語――

 未来に希望をつなぐ物語。


 ――そのはずだった。



 ***





「とうとう追い詰めたわよ!!」

「私たちは負けない。必ずあなたを倒す。闇の王!」


「羽虫が!!」



「力を与えよ!<破壊>の矛――」

「戯れるな!」



――このままでは、勝てない。


「均衡?笑わせる。所詮は半端だ。天秤はすでに傾いておるっ!!」

「それを止めるために、私たちはここにいる。あなたの好きにはさせない!

七つの大いなるルーンよ、砕けた始祖の欠片よ。今ここに真なる姿を取り戻せ――

<*×○■!&%$…………>」

「<始祖のルーン>か……我がなんの準備もしてないと思ったか!?」

「きゃっ!!」


「あの頃から変わらぬ妄言。均衡を求める貴様に変化などありはしない。」

「くっ……」

「滅べ、光よ。闇がすべてを染めあげよう。」



「まだ立ち上がるか、切れ端よ。

たかが器のくせによくあがく……先に光の王かと思ったが……

貴様から喰らってやろう。」



 負けたくない――

 ここで倒れるわけにはいかない。

 自分の全てを捨ててでも――


 ――今度こそアイリスを守る!!


「……なんだ、それは?

その力……」

「主人公、なにが……?」

「我が魔幻獣の力をかすめ取っていたか……まるで匪賊の所業だな。

その力ごと、我が喰らってやるわ!」








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story2 エンドロール



「その力……無の……

……認めよう……我の敗北を……

……光の王よ。我は朽ちる……だが、貴様たちも……また……

「負け惜しみも大概にしなさい!アタシたちの勝ちよ!!

「クククッ……すぐに……わかる……



「やった……の?」

「やったのよ!!アタシたち、遂に……」



「主人公、どうしたの?」

「ちょっと!!主人公!!しっかりしなさいよ!!」


「グルァァァァァァァッ!!」

「どういうこと!?アイリス!主人公が!!」


 膨大な力が空を裂き、大地を割る――



「なんなの!? なにが起こってるの!?」

「主人公、やめて!!

「守れ! <慈愛>の檻よ!!」


「アイリス、まずいわ……なんか嫌な予感がする!

あの力は、闇じゃない。なんか違う!!」

「止めなきゃ……

<始祖のルーン>よ、全ての光を、ここに……」

「アイリス! 無茶しないで!」


「キャトラ、今度は私の番だから……

ずっと昔に約束したの。

一緒に支えあおうって。だから、止める。なにを犠牲にしてでも……」


「アイリスーーーッ!!」



 ***



 闇の王を打ち倒したその日、世界は死病に取り憑かれた。


 <終焉の日>と呼ばれる大厄災。

 ルーンは光を失い、ソウルは枯れ果て、命が死に絶えていった――


 そう、これは、はじまりのおわりの物語ではない。

 未来に希望をつなぐ物語でもない。

 これは、おわりのはじまりの物語。


 私の絶望と贖罪の物語――





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