リベンジ版カルディナ・思い出
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リベンジ版カルディナの思い出とボイス
思い出1
カルディナ
ヨーホー!
飛行島の荒くれ者どもォ!
元気にしてたかい!?
キャトラ
ちょっと!
誰があらくれヤローよ!
カルディナ
はい、キャトラに航海のお土産!
経由した島で色んなカニカマを
買ってきたよ!
キャトラ
ヨーホー!!
アイリス
……キャトラ、まずお礼でしょ?
お久しぶりです、カルディナさん。
お洋服、新しくされたんですね。
カルディナ
アイリスも久しぶり!
この服、なかなか悪くないでしょ?
カルディナ
最近、どうにも他の海賊に
お宝を持ってかれることが
増えてね。心機一転ってとこ!
アイリス
カルディナさんが、不調……!
キャトラ
いつだったか、山っほどの宝石を
見せつけてきたのにねぇ。
カルディナ
ふふん、すぐまた見せたげるって!
首を洗って待ってなさいな!
キャトラ
おっ、言うわねぇ!
毎日洗ってるけどさ!
カルディナ
そうでなきゃ、幽霊になった
父さんを探す資金も、
底を尽いちゃうしね。
アイリス
カルディナさん……
カルディナ
……ま、そんなわけでさ。
服だけじゃなくて、宝の探し方も
変えることにしてね!
カルディナ
海賊仲間のツテをたどって、
信頼できる情報屋を見つけてさ。
文字通り、
お宝情報を手に入れたの!
キャトラ
じょ~ほ~や……?
カルディナ
要は、特別な情報を売ってる
商人から、宝島の地図を
買ったってことさ!
アイリス
宝の地図って、
買えるんですね……!
カルディナ
安くはなかったけどね。でもこれ、
島のあちこちにある財宝の
位置まで詳しく載ってるの!
キャトラ
え? そこまでわかってるなら、
そのじょ~ほ~やが自分で
取りに行けばいいんじゃ……
カルディナ
そこは昔、魔物の影響で島民が
財宝ごと捨てた土地でね。簡単には
近づけないんだろうさ。
キャトラ
そんな危ない島……!
アタシたちも手伝うわよ?
(※主人公も真剣な顔をする)
カルディナ
……ありがと。
気持ちだけ、受け取っとくよ。
これはアタシの問題だし、ね!
アイリス
でも……
カルディナ
心配ご無用!
魔物が出ようと嵐が吹き荒れようと
カルディナ様の敵じゃないさ!
カルディナ
……でも、本当にヤバい時は
相談させてよ。ね?
…………
数日後……
…………
???
……確かなの?
情報屋
ああ。例の地図を手に入れた
同業者が、女海賊と密会した。
情報屋
おまけに昨日、宝島の方角へ
向かう船の目撃情報があったのさ。
???
…………
???
追ってみる。
思い出2
宝が眠るという島の遺跡に
挑むカルディナだったが――
(※複数の魔物がいる)
カルディナ
あーもう、邪魔ッ!
(※次から次に魔物が湧く)
カルディナ
……チッ! 相手にしてらんない!
(※カルディナが魔物から逃げる)
???
…………
カルディナ
はぁっ、はあっ……
! あれは……!
遺跡の奥にあった広い空間。
数十歩ほど先の台座に
置かれていたのは――
カルディナ
やっりィ! 宝箱はっけ~ん!
これでこそ高い金払ったかいが
あったってものよ!
カルディナが台座へ
歩み出そうとした、その時――
???
危ない! 動かないで!
カルディナ
!? こんな所に人が……?
アンタ、一体!?
レーナ
私はレーナ。
レーナ
あなたを助けに来た。
カルディナ
!!? ……何を言って――
レーナ
10秒でいい。見て。
レーナと名乗る少女が、
丸めた紙クズを台座の方へ
放り投げると――
カルディナ
……紙が、燃え上がった……?
レーナ
古典的な炎上トラップ。
すぐ解除する――
そう言いながら、レーナは
台座に近づき――
宝箱から大粒の宝石を取り出し、
手際よくバッグにしまった。
レーナ
ご苦労様。
カルディナ
……は?
レーナ
全部、デタラメ。
特殊な紙を燃やしただけ。
カルディナ
ちょっ!?
……そのお宝、返しなさいよ!
レーナ
お断り。
突如、白煙が立ち上り、
またたく間に部屋を
おおっていく……!
カルディナ
しまった!?
ゲホッ、ゲホ、ゲホっ……!
レーナ
またね。
カルディナ
ゲホッ、ま、待ち…な……!
カルディナ
ゲーホッ、ゲホ、ゲホっ……!
ハアッ、ハアッ……!
カルディナ
くっそぉ……!
……油断。してたぁ……!
思い出3
カルディナがひどく
いらだった様子で広げた宝の地図を
にらみつけている……
カルディナ
……くっそぉ……
次こそは、次こそは絶対……!
キャトラ
かるでぃなーっ!!!
カルディナ
わわわわっ!?
キャトラ
悩んでるのねイラついてるのね!?
今こそアタシを頼って!
さあっ! ほらっ! ほらあっ!
カルディナ
ちょ、ま……驚いて、
い、息が……!
五分後……
キャトラ
なんとまぁ……宝島の財宝を
見つけるたびに謎の少女が……!
カルディナ
いつも、あと一歩ってとこで
現れては宝を持ち逃げされて……
悔しいったらないよ。
カルディナ
おそらく向こうは、
略奪専門のトレジャーハンター。
面倒なのに目をつけられたよ……!
キャトラ
……なるほど。話はわかったわ。
キャトラ
このキャトラさんが編み出した
奥義を授けるわ。修得すれば、
その子を振り切れるかも。
カルディナ
奥義……!?
キャトラ
その名も、<キャトラ・ステップ>。
一切の音を立てず
高速移動できる技術。
カルディナ
! そんなこと、
本当にできるのかい!?
キャトラ
りくつはタンジュンよ。
着地の衝撃と同じ強さで地面を蹴る
ことで、音を殺して移動できるの。
キャトラ
信じられないかもしれないけど、
よーく見てて。最初の構えは、
こう――
カルディナ
! この構えって、
もしかして……!
キャトラ
大事なのは、前足と後足の
体重バランス。そしてなにより、
肉球のふっくら具合――
カルディナ
(猫にしかできないやつ……!)
キャトラ
キャトラ・ステップ!!
思い出4
カルディナとレーナが
目前の財宝を狙い
疾走している――!
カルディナ
今度こそ……譲らないッ!
(※魔物が行く手をふさぐ)
カルディナ
邪魔するんじゃないよっ!!
レーナ
はっ。
(※魔物が倒れる)
カルディナ
! これは……!
レーナ
じゃあね。
カルディナ
……ちょっと、待ちなさい!
レーナ
お断り。
カルディナ
そうじゃなくて!
カルディナはレーナに
おおいかぶさる様にして
飛びかかる!
レーナ
な……!
次の瞬間――
遺跡の天井が激しい音を立てて
崩落し、財宝ごと
前方の通路をふさいだ――
レーナ
……!
カルディナ
危ないとこだった……
アンタ、大丈夫かい?
レーナ
……なぜ助けた。
カルディナ
……え?
レーナ
私は敵。なぜ助けた。
カルディナ
…………
カルディナ
他人の命を犠牲にしてまで
宝を手に入れるつもりはない。
……それだけよ。何か文句ある?
レーナ
…………
レーナ
待ってて。
レーナはカルディナに背中を向けて
かがむと、紙を取り出して
何かを書きつけ始めた。
カルディナ
ちょっと……アンタ何してるのさ?
レーナ
はい。
カルディナ
……えっ、ちょ……これ……手紙?
レーナ
またね。
レーナはカルディナの目をじっ、と
見つめたかと思うと、遺跡の出口へ
走り去った。
カルディナ
……なによ、アイツ……?
カルディナ
…………
カルディナ
……えーっと……
カルディナ
……『拝啓 女海賊様に
おかれましては一層ご隆盛のことと
お喜び申し上げ――
カルディナ
えっ!? なにこれ……
めっちゃ長い……!
思い出5
キャトラ
……じゃあ、奪われた宝物
ゼンブ返してもらえるの!?
カルディナ
みたいだね。
なんだか知らないけどさ。
アイリス
確かに……便せんの14枚目に
そう書かれてますね。
キャトラ
ムダに長い手紙……
その子、よーっぽど助けられたのが
嬉しかったのね!
カルディナ
……まったく、
変なのに捕まっちまったよ。
アイリス
横取りもやめて宝も返すので、
どうか文通友達になってほしい、
と18枚目に書かれてますが……
キャトラ
ちょ、ちょっと変わった子ね……
でもまぁとにかく、
一件落着、ってことね!
カルディナ
……宝を返してもらえるのは、
正直なところ、助かるよ。
カルディナ
でも、ね……
(※主人公が不思議がる)
…………
……
カルディナ
…………
カルディナが一人、星空を
見上げるようにして立っている。
(※主人公が声をかける)
カルディナ
ああ、主人公かい。
……嫌な夢を見て、眠れなくてね。
カルディナ
……燃える船の上で父さんが、
アタシを守るために、魔物たちと
戦ってる夢さ。
カルディナ
夢の中でアタシはいつも、
泣き叫ぶことしかできないんだ。
父さんは死に物狂いで戦ってるのに。
(※主人公が悲しげな顔をする)
カルディナ
…………
カルディナ
……宝を返してもらう話、
迷ってるんだ。
申し出に甘えていいのかって。
カルディナ
その金で父さんに会えたとして、
父さんはアタシを立派な海賊って
認めてくれるのかな?
カルディナ
……なんて、ね。
思い出6
(※主人公が光る)
カルディナ
この光は……
主人公、
また、アタシに……?
(※主人公が笑う)
カルディナ
そうだね。アタシは……
最後まで戦い抜きたい。
父さんのように。
カルディナ
もう一度、あの子に挑んでみるよ。
……もし、駄目だったとしても――
…………
……
レーナ
……本当にやるの?
カルディナ
ええ、もちろん。
この先に最後のお宝があるわ。
それを賭けて勝負しましょ?
カルディナ
アタシが負けたら、
横取りされた宝はゼンブ、
アンタのものでいいよ。
レーナ
私は別に……
カルディナ
これはアタシのケジメでもあるの。
だから、お願い。
レーナ
……わかった。
カルディナ
よし。……それじゃあ
……いくよッ!
合図と共に、
2人は火球のように駆け出す!
(※魔物が行く手をふさぐ)
カルディナ
ふうっ……!!
(※魔物がどんどん倒される)
レーナ
(! 早い。攻撃の衝撃を利用して
前に移動してる……)
レーナ
……負けない。
二人は足もとすら
さだかに見えない遺跡を疾駆する!
カルディナ
――見つけた!
カルディナの視線の先に、
大きな宝箱が――
カルディナ
たあああっ!!
カルディナは頭から
宝箱に突っ込む!
レーナ
譲らない。
レーナが握り込んでいた
<ソレ>を力強く引くと――
カルディナ
――ぐああっ!!?
カルディナは宝箱の数歩手前で
地面に叩き付けられるように
倒れ込んだ。
レーナはその隙に宝箱に駆け寄り、
入っていた金のティアラを
素早くバッグの中にしまった。
カルディナ
……!
アタシの足に、糸が……!?
いつの間に!
レーナ
極細の<ナノフィラメント
カーボンワイヤー>。
並走した時、仕込んだ。
カルディナ
…………
カルディナ
またアタシの、負けね。
レーナ
…………
レーナ
……ごめんなさ――
カルディナ
アーッハッハッハ!!
(※レーナが驚く)
カルディナ
あー、すっきりした。
最高に楽しかったよ。
とーっても、勉強になった。
カルディナ
宝は、アンタのものさ。
……またどこかで会えたら、
次こそアタシが勝つからね。
レーナ
…………
レーナ
……うん。また、いつか。
カルディナ
! あ、そうだった。
これを渡しておかなきゃね――
…………
……
アイリス
カルディナさん、
最近また明るくなったね。
キャトラ
うん。でもなんか、前より
ずっとこう、なんていうか……
ね、主人公?
(※主人公が微笑む)
カルディナは水平線の、
そのずっと先を見つめている――
カルディナ
(……父さん、アタシ負けた。
だけど、恥じてなんかないよ。
全力で戦ったんだもん。)
カルディナ
(でも、いつか必ずレーナに
勝ってみせる。そしたら、父さんに
もっと近づける気がするんだ――)
…………
……
エドガルド
ほォ……それで無口な嬢ちゃんにも
ついに、文通相手ができた、
ってことかよ!
レーナ
そう。
エドガルド
ハッ! 珍しい宝があるとか言って
現れやがったと思ったら、その話が
したかっただけだろ! ああン!?
エドガルド
やることがオメェの父ちゃん
と同じだぜ! 親子そろって無口で
不器用な海賊だ、マッタクよォ!
レーナ
…………
エドガルド
……まァ、いい。その女、
近いうちにオレに紹介しろ。
嬢ちゃんが認める程の
腕利きだろォ?
エドガルド
間違いなくオレの海賊団に、
ふさわしい人材だろうよォッ!
ケハハハハハハハハァ!
ボイス
状態 | ボイス |
---|---|
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タウン2 | |
タウン3 | |
タウン4 | |
タウン5 | |
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攻撃2 | |
被ダメ1 | |
被ダメ2 | |
被ダメ3 | |
手を振る/お辞儀 | |
バンザイ/ハイタッチ | |
土下座/頭を抱える | |
温泉 |
【詳細設定】
本名:カルディナ・オマリー
二つ名:財宝を追う女海賊→誇り高き女海賊
種族:人間 (職業:海賊)
年齢:19歳
出身地:不明
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フォースター☆プロジェクト リベンジⅡ(18th) 2016/2/24
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