蒼空2版ゲオルグ・思い出
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蒼空2版ゲオルグの思い出とボイス
思い出１
(バサッ バサッ！)
主人公
(！)
キャトラ
あら、ゲオルグ、カグツチ、
こんにちは！
ゲオルグ
ああ、キャトラ君に
アイリス君、主人公
健勝でなによりだ。
アイリス
こんにちは、ゲオルグさん、
カグツチさん。
カグツチ
あいかわらず腑抜けた顔を
しているな……
キャトラ
最近、どうなの？
なんか竜騎士団も
にぎやかになってきた
みたいじゃない。
ゲオルグ
うむ、そうだな。
皆、いろいろ
大変なことはあったが、
それぞれ成長してくれている。
キャトラ
よかったわね。
これでアンタも少しは
楽ができるんじゃない？
ゲオルグ
そうだといいのだが……
アイリス
どうかしたんですか？
ゲオルグ
実は、元騎士団長の命で
騎士団以外の仕事も
手伝わなくては
ならなくなってな……
キャトラ
元騎士団長って、
たしかアンタとカグツチが
竜騎士団に入団するきっかけに
なった人だっけ？
ゲオルグ
ああ、そのとおりだ。
自分とカグツチが
争っていたところを止め、
自分たちをまとめて打ちのめした。
ゲオルグ
それが縁となり、
今、こうしてあの方の後釜として
団長をしている。
カグツチ
……忌々しい男だが、
その強さは我も認めざるをえない。
キャトラ
その人って今、なにしてるの？
ゲオルグ
将軍として陛下の右腕となり、
辣腕をふるっている。
とはいえ、今では矢面には立たず、
もっぱら事務方の仕事を
なされているのだが。
キャトラ
ほほう、そんな人に
気に入られるってことは、
つまり……
キャトラ
出世ルートに乗ってるわね！
ゲオルグ
…………
キャトラ
あら、否定しないのね？
カグツチ
事実だからな。
此奴はあの男に
随分と買われている。
我からすれば
双方とも未熟ではあるが……
アイリス
でも、その割には、
ゲオルグさん、
疲れた顔してますね？
ゲオルグ
いろいろとな……
キャトラ
どうしたのよ？
ゲオルグ
いや、人に言うことではない。
カグツチ
早くつがいを作れと
言われているのだ。
ゲオルグ
カ、カグツチ！
な、なにを言っている！
主人公
(？)
カグツチ
要するに妻を娶れと
言われているのだ。
人の世のくだらん習わしだ。
キャトラ
え？ ゲオルグ、結婚するの！？
誰と！？
ゲオルグ
違う！ そういうことではない！
ただ、いずれ陛下の右腕として
働く可能性が出てきた。
キャトラ
大出世じゃない！
昇り竜ね、アンタ！
アイリス
（キャトラがすごく喜んでる……）
ゲオルグ
だが、責任ある立場に立つ者として
世間的な信頼や信用を
得る必要がある。
ゲオルグ
要するに、その、あれだ。
……家庭を持つことで
その信用を得ることができるのだ。
ゲオルグ
それで、近頃、なにかと
見合いの話を投げられていてな……
キャトラ
なるほど、それで元気が
なかったのね。
マリッジブルーってやつね！
アイリス
それは少し違う気が……
ゲオルグ
自分としては違和感があってな。
いずれ家庭を持ちたいとは思うが、
それが今なのか……
キャトラ
お見合いするにしても、
アンタ、女の子と上手に
話せるの？
ゲオルグ
……そもそも、きちんと交際さえ
したことがないのに、
いきなり結婚などハードルが
高すぎる。
ゲオルグ
だが！
騎士として退くわけにはいかない！
故に、応援してほしい！
キャトラ
がんばりなさいな！
アンタならできるわ！
アイリス
がんばってください！
ゲオルグさん！
主人公
(♪)
ゲオルグ
ありがとう。
つらい戦いになりそうだが、
成果をあげてこよう！
ゲオルグ
すわ見合い！
ゆくぞ、カグツチ！
槍を持て！
(※バサッ バサッ！)
キャトラ
…………
キャトラ
お見合いする前から
テンパってるし、
これはダメかもね……
主人公
…………
思い出２
キャトラ
やっほほー、ゲオルグ！
お見合いどうだった？
ゲオルグ
…………
キャトラ
ごめんなさい。
なんとなく察したわ……
カグツチ
五回だ。
ゲオルグ
言うなカグツチ！
カグツチ
既に五回ほど袖にされておる。
まったく度し難い。
主人公＆キャトラ＆アイリス
…………
ゲオルグ
自分は気にしてなどいない。
むしろ、これでせいせいした。
自分はまだ家庭を持つ器ではないと。
キャトラ
やっぱりテンパっちゃったのね？
アイリス
（キャトラが踏み込んだ……！？）
ゲオルグ
……自分は生来の無骨者。
女性と話すことに慣れてはいない。
キャトラ
でも、騎士団に女の子も
増えたでしょ？
アンタ、そんなんで大丈夫なの？
ゲオルグ
さすがにそれは大丈夫だ。
騎士団長としてなら話せる。
あくまで仕事だからな。
ゲオルグ
だが、騎士団長ではなく
自分個人として女性と話すとなると、
どうしたらいいのかわからない。
キャトラ
茶熊学園でも女の子と
話してたじゃない。
シャルとかハルカとか。
ゲオルグ
あれも副会長としての対応だ。
副会長という役職の上でなら
必要なコミュニケーションは可能だ。
キャトラ
…………
キャトラ
アタシ、反省してるわ。
主人公
(？)
キャトラ
ゲオルグは真面目で
しっかりしてるから、
いつか弱点を克服してくれるって
思ってたの。
キャトラ
でも、無理だったわ！
アイリス
キャトラ、落ち着いて……
キャトラ
いえ、落ち着けないわ！
このままじゃあ、ゲオルグのために
ならないもの！
カグツチ
我も同意するぞ、小さき猫よ。
周りが助力しても、この体たらく。
情けないほどにも程がある。
ゲオルグ
…………
キャトラ
お見合いの特訓よ！
ゲオルグ
しかし……
キャトラ
苦手なことでもいつかは
克服しないといけないでしょ！？
それにアンタ、そんなんで
エクセリアに
偉そうなこと言えるの！？
ゲオルグ
……君の言うことも一理ある。
逃げていては姫様に対して
偉そうに教示はできないしな。
わかった。努力してみよう。
キャトラ
オッケー！
じゃあ、キャトラさんが
お膳(ぜん)を立てに立ててあげるわー！
(※ピュー！)
アイリス
キャトラのテンション、高いね。
主人公
………
思い出３
キャトラ
というわけで！
先生を連れてきたわ！
セルジュ
やあ、こんにちは、みんな。
って、よくわからないけど、
どうして団長もいるんですか？
ゲオルグ
普段は団長と副団長という関係だが
今日はお前が教師だ。
厳しく指導してほしい。
セルジュ
よ、よくわかりませんが、
がんばります。
それで、今日呼ばれた理由は
なんなのかな？
キャトラ
ゲオルグにお見合いの指導を
してほしいのよ！
セルジュ
僕はお見合いとか
したことないんだけど？
キャトラ
アンタって爽やかでしょ？
だから、女の子とかにも
人気ありそうだし、
慣れてる気がするのよね。
セルジュ
そうかな？
慣れてはいないと思うけど……
ゲオルグ
いや、お前は慣れてる。
お前はモニカにナギ、
姫様ともよく話をしてるだろ？
セルジュ
モニカとナギは部下ですし、
姫様は王家の方です。
話くらいしますよ。
団長だって
話してるじゃないですか。
ゲオルグ
自分は職務に関する話しかしない。
だが、お前は仕事と関係ない話を
してるだろ。
ゲオルグ
しかも、爽やかにさりげなく
女性を褒めている。
自分はしっかり見ているぞ。
よくやってくれている。
セルジュ
あ、ありがとうございます。
えっと、雑談はよくしますけど
それも仕事上での信頼関係を
構築する意味もあります。
セルジュ
僕の立場上、モニカとナギを
フォローしたり、
マネジメントしないといけません。
セルジュ
姫様も王族とはいえ、
ドラグナーですし、
報告義務はあるので話はします。
セルジュ
ですから、これは職務上、
必要なコミュニケーションですよ。
ゲオルグ
自分は怖いのだ！
セクハラ扱いされるのが！
キャトラ
アンタ、なに言ってるの？
ゲオルグ
騎士団は男社会だ。
男同士のノリで下卑た冗談を
言うこともある。
ゲオルグ
以前、部下のくだらないジョークに
大笑いしたところを、
新人の女性ドラグナーに
見られたことがある。
ゲオルグ
……アレは虫でも見るような
目だった。
セルジュ
気にしすぎですよ。
リンディスは団長のこと、
尊敬してますって。
よく言ってますから。
ゲオルグ
そういうことを
彼女から聞き出せるお前を
素直に尊敬する。
ゲオルグ
正直に言うと、自分は
お前のそういう性格に
嫉妬したこともあった。
セルジュ
え？ なんですか？
この告白……
ゲオルグ
セルジュのように誰に対しても
壁を作ることなく話すには
どうするべきか？
寝ずに考えたこともある。
ゲオルグ
試しにモニカやナギに対し、
セルジュを真似て軽い口調で
話しかけたこともあった。
ゲオルグ
尋常じゃないほど驚かれてな。
ナギに至っては涙目だ。
それで自分の心は折れた……
セルジュ
……その時のこと、
二人がとても心配してましたよ。
団長が働きすぎて壊れたって……
ゲオルグ
そうか、苦労かけたな……
だが、それで自分も気づいた。
ゲオルグ
セルジュにはなれないのだと。
だから、自分はこれでいいのだ。
ゲオルグ
これで……
セルジュ
…………
主人公＆カグツチ＆アイリス
…………
キャトラ
ダメに決まってんでしょーが！
キャトラ
それとこれとは話が別！
一度の失敗で諦めてんじゃないわよ！
ゲオルグ
しかし……
キャトラ
お見合い失敗したら
アンタの出世の道も
閉ざされるんでしょ？
ゲオルグ
閉ざされはしないと思うが
時間はかかるだろうな。
だが……
セルジュ
わかりました。手伝います。
ゲオルグ
いきなりどうした？
セルジュ
尊敬する団長の出世。
それはイコール竜騎士団の
地位向上につながります。
セルジュ
竜騎士団副団長として
フォローしないわけには
いきません！
キャトラ
頼んだわよ、セルジュ！
セルジュ
ああ、僕に任せてよ。
思い出４
キャトラ
とゆーわけで！
お見合いの練習をするわ！
ゲオルグ
…………
セルジュ
今回はアイリスに
協力してもらうことになりました。
彼女をお見合いの相手だと思って、
がんばってください、団長。
ゲオルグ
……自分はいいのだが、
アイリス君はいいのか？
アイリス
はい。がんばります。
キャトラ
それじゃあ！
アタシがアイリスの付添人役ね！
仲人役は主人公が
お願い！
主人公
………！
セルジュ
団長の付添人は僕がやるよ。
しっかりフォローするので、
任せてください、団長！
ゲオルグ
あ、ああ……
キャトラ
スタートよ！
ゲオルグ
…………
アイリス
…………
主人公
………
主人公
……………
主人公
(！)
(※キュピーン！)
セルジュ
ああ、すみません。
団長はアイリスさんがお綺麗で
少し緊張しちゃってるようで。
ゲオルグ
別にそういうわけでは……
セルジュ
でも、団長は真面目な性格で
部下からの信頼も厚く、
今や飛ぶ鳥を落とす勢いで
出世街道爆進中なんですよ。
セルジュ
竜の国の王女たる
エクセリア・クルス様の指南役を
務め、冒険家育成機関の
茶熊学園でも副生徒会長という
大任までこなしたことが
あるんです。
アイリス
ゲオルグさんは、すごいんですね。
ゲオルグ
い、いえ、じ、自分は、その……
セルジュ、頼む。
キャトラ
頼むなー！
キャトラ
さっきからセルジュばかり
話してるじゃない！
もっと自己アピール
していきなさいよ！
セルジュ
でもね、キャトラ、自慢する人って
実は悪い印象を与えるんだ。
統計学的にも答えが出てる。
だから、横にいる僕が団長を
褒めるのは正しいんだ。
アイリス
（統計学！？）
セルジュ
でも、キャトラの言うとおり、
付添人ばかり喋るのは
よくないですね。
僕がでしゃばりすぎました……
ゲオルグ
いや、自分のミスだ。
やはり私人としてだと
女性への対応方法が
自分にはわからん。
セルジュ
なるほど……
う～ん……
セルジュ
……でしたら、あくまで
竜騎士団団長として振る舞えば
いいんじゃないですか？
ゲオルグ
いや、しかし、それでは、
嘘をつくことになるではないか。
セルジュ
その気持ちはわかります。
自分のダメな部分を
相手に伝えないのは
フェアじゃないと
思ってるんですよね？
ゲオルグ
ああ、そうだ。
たしかに自分は団長としてなら
女性と普通に話せる。
命令もできれば叱咤もできる。
ゲオルグ
だが、女性とうまく接せないことを
隠すわけにはいかない。
セルジュ
わかります。
そういう実直なところ、
モニカやナギも尊敬してますよ。
僕だってそうです。
団員皆が団長を信頼しているのは
間違いありません。
ゲオルグ
そ、そうか……
セルジュ
でも、そんな僕らが尊敬している
団長の姿が嘘だと団長は
思ってるんですよね？
ゲオルグ
いや、それとこれとは話が別だ。
団長としての姿はあくまで公の
自分としての……
セルジュ
仮にそんな公の姿を知っている人が
団長を好きになった時、
それは騙していることに
なるのでしょうか？
セルジュ
真面目で一本気。
王家に忠義を誓い、
陛下や姫様の信頼も厚く、
部下にも慕われている。
僕もいつだって団長を
目標にしています。
セルジュ
少なくとも僕の尊敬する団長は
そういう人です。
いいじゃないですか、
とりあえずはそういう団長で
対応しても……
ゲオルグ
いや、だが、それでは……
セルジュ
自分のいい面を見せて、
好きになってもらう。
好感を抱くから相手を
もっと知りたいと思うものです。
セルジュ
最初から自分のダメな部分を
受け入れてくれる人なんて
いないと僕は思います。
ゲオルグ
……まあ、たしかに、
それはそうだな。
セルジュ
なら、まずは好きになって
もらうように努力しなくちゃ
いけません。相手を騙すのは
ダメですが、団長として
振る舞うのは嘘じゃありませんよ。
セルジュ
それに、いいところ見せた上で
弱点をさらすことで
ギャップ効果もあります。
親近感を覚えてもらえるそうです。
セルジュ
大事なのは
情報の提示の仕方と順序です。
弱点はあとで
見せればいいんですよ。
ゲオルグ
……なるほど。
見せ方の順序を変えると
思えばいいだけか……
ゲオルグ
次の見合いは、騎士団長としての
仮面をかぶって臨んでみよう。
セルジュ、当日の付き添いも
頼めるか？
セルジュ
任せてください！
団長のお見合い、
僕が必ず成功させてみせます！
キャトラ
…………
主人公
(？)
アイリス
キャトラ、どうしたの？
キャトラ
なんか、セルジュって、
地味にすごいやつよね。
アイリス
そうだね。
キャトラ
あれは出世するタイプね！
主人公
………
思い出５
(※バサッ バサッ！)
キャトラ
やっほー、ゲオルグ、カグツチ！
お見合いどうだったの？
ゲオルグ
……あの時は世話になったな。
キャトラ
そう、セルジュをもってしても、
ダメだったのね……
ゲオルグ
いや、見合い自体は成功した。
セルジュのフォローもあったが
騎士団長としてなら
女性と会話はできるからな。
ゲオルグ
今まで生きてきて、
感じたことのない好感触だった。
アイリス
そのわりには……
キャトラ
元気がないけど……
キャトラ
もしかしてゲオルグのほうで
ダメだったの？
ゲオルグ
とんでもない！
相手の方は貴族の淑女らしく
清楚で淑やかな女性だった。
ゲオルグ
見た目で判断するのは
失礼だと思うが……
お美しい方だったよ。
十人いれば十人が
美人と言うだろうな。
ゲオルグ
もし、あの方と結婚したなら
きっと幸せな家庭を築けるだろう。
自分にはもったいないほどの人だ。
キャトラ
だったら、
どうして元気がないのよ！
ゲオルグ
これで本当にいいのだろうか、
と思ってな……
キャトラ
だからセルジュも言ってたでしょ！
弱点はあとで見せていけばいいって！
ゲオルグ
いや、そういうことではなく、
どうにも、引っかかるのだ。
ゲオルグ
自分にはもったいないくらい
素敵な女性だった。
かのお方と結婚できるなら、
自分は幸せになれるだろう。
ゲオルグ
恩義ある方々の誰もが、
自分の結婚を望んでいるし、
自分もそれに応えたい。
ゲオルグ
だが、本当にこれでいいのか、
どうしてもわからない。
ゲオルグ
わからないんだ。
なぜ、こんな気持ちになるのか……
主人公
………！
思い出６
(※主人公が光る)
ゲオルグ
この光は──
(※エクセリアを思い出す)
ゲオルグ
姫様……
なぜ、姫様が……
(※キュピーン！)
ゲオルグ
やっとわかったぞ、キャトラ君！
自分のひっかかっていたことが！
主人公
(！)
ゲオルグ
姫様だ。
姫様を残して先に結婚するなど
家臣として、筋が通らん！
キャトラ
そういうもんなの？
ゲオルグ
当然だ！
姫様にはこれまでにも
いくつか婚姻の話が来ている。
ゲオルグ
だが、諸事情があり、
話が流れてしまっている。
そんな姫様を差し置いて！
自分が先に結婚するのは
従者としていかがなものか！？
アイリス
……そうなのかな？
ゲオルグ
それに、自分が家庭を持てば、
間違いなく家族を大切にするだろう。
だが、それでは騎士として忠義を
果たせぬ。
ゲオルグ
それに自分は、
まだ人間として未熟だ。
両方を守れる自信がない。
ゲオルグ
今のように己の身を捨ててでも
国家と主人に忠義を誓うという
気持ちにブレが生じかねん。
キャトラ
でも、環境が人の器を作るって
言うじゃない！
やってみたらできるかも
しれないわよ！
ゲオルグ
かもしれん。
だが、現状、自分は忙しすぎる。
妻子のために時間を
作れないだろう。
それでは相手を不幸にしてしまう。
ゲオルグ
ならば！
自分に代わって竜騎士団を
率いれる者を
育てなければならん！
ゲオルグ
よって、それが終わるまで
自分は結婚すべきではないのだ！
(※ドカーン！)
アイリス
どう思う？
主人公
………
キャトラ
でも、お見合い相手はどうするの？
いい雰囲気だったんでしょ？
ゲオルグ
こちらから断るのは礼節に反する。
相手に自分を
見限ってもらわねばならないな。
ゲオルグ
なに、平素の自分を見せれば、
滞りなく断られるだろう。
キャトラ
…………
キャトラ
アンタがそれでいいなら、
もうなにも言わないわ。
ゲオルグ
うむ！
まるで霧が晴れたような心持ちだ。
礼を言う、主人公！
ゲオルグ
では、見合いに馳せ参じてくる！
行くぞ、カグツチ！
(※タッタッタッタ！)
カグツチ
まったく愚かな男だ……
| ………… |
| …… |
キャトラ
それで、どうだったの？
ゲオルグ
問題なく断られてきた。
いつものように振る舞えば、
この程度の問題、
簡単に処理できる。
キャトラ
堂々と言うことじゃないけど、
アンタも元気になったし、
結果オーライね。
アイリス
（そうなのかな？）
(※カッカッカッカッ)
(※エクセリアが現れる)
ゲオルグ
姫様！？
なぜ、このような場所に？
エクセリア
お父様がお見合いに失敗し続けてる
ゲオルグを心配していたの。
その……私も心配で……
エクセリア
いつかゲオルグのことを
理解してくれる人が
現れると思うわ。
だから、元気を出して。
ゲオルグ
もったいなきお言葉。
姫様、心配はご無用です。
この程度で消沈するほど
柔な鍛え方はしておりません。
エクセリア
そう。元気ならいいの。
それじゃあ、
ラピュセルとフィーユが
呼んでるから……
ゲオルグ
お待ちください、姫様。
たしか、武芸の稽古の時間では？
エクセリア
そうね。でも、もうゲオルグの
手をわずらわせるわけには
いきません。
いつもどおり自主練で
大丈夫だと思うの。
ゲオルグ
お言葉ですが、ここ最近、
姫様の稽古をきちんと
見ていられませんでした。
久しぶりに自分が槍の相手を
しましょう。
エクセリア
え？
ゲオルグ
自分が見ていなかった間、
サボってなかったか
確かめましょう！
エクセリア
待って、ゲオルグ！
今日は自主練でいいと思うの！
ゲオルグ
なりません！
さあ、姫様、参りますぞ！
自分の目の黒いうちは
厳しくいきます！
(※ザッザッザッザ……)
アイリス
行っちゃったね。
主人公
………
キャトラ
アタシ、思ったこと言っていい？
主人公
(？)
キャトラ
ゲオルグって
絶対に婚期逃すタイプね。
主人公
…………
ボイス
| 状態 | ボイス |
|---|---|
| キャラ詳細画面 | 槍だけではなく、剣の冴えもお見せしよう |
| Lvアップ | 滾るっ！ |
| スキル | 薙ぎ払う！ |
| AS1 | 閃裂竜爪斬 |
| AS2 | うおおおおお！！ |
| 交代時（入） | 攻め時だ！ |
| 交代時（出） | 満ち時か |
| クエスト開始時 | ドラグナーの力、ご覧に入れよう |
| クエスト中放置 | 皆、よくやってくれている |
| クエストクリア時 | 勝利か。皆、よくやってくれた |
| 戦闘不能時 | 竜騎士団を、頼む… |
| タウン1 | 顕彰なようだな |
| タウン2 | 姫様も立派になられた |
| タウン3 | ナギも、竜騎士団に慣れてきたようだ |
| タウン4 | セルジュはよくやってくれている |
| タウン5 | モニカも成長したな |
| 攻撃1 | ふっ |
| 攻撃2 | くらえっ！ |
| 被ダメ1 | ぬっ |
| 被ダメ2 | ぐっ |
| 被ダメ3 | まだまつ |
| 手を振る／お辞儀 | 顕彰なようだな |
| バンザイ／ハイタッチ | いい調子だ |
| 土下座／頭を抱える | 自分が未熟だった… |
| 温泉 | たまには、こうして休むのもいいだろう |
| 【キャラ説明】 <竜の国>竜騎士団団長。 自分の後継を育てるべく、日夜奮闘している。 |
| 【プロフィール】 本名：ゲオルグ・ランディル (cv.中村悠一) 二つ名：[将来有望な竜騎士団団長]→[迷いを捨てた竜騎士団団長] 種族：人間 (職業：ドラグナー) 所属：竜騎士団団長 年齢：27歳 出身地：竜の国 人間関係：姫様→エクセリア 相棒→カグツチ 部下→セルジュ、モニカ、ナギ |
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蒼空の竜騎士2 The Dark Revenger 2019/3/26
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