エビチリ・誕生祝い

最終更新日時 : 2020/12/06 16:23

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エビチリ

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エビチリ

「ジャジャ～ン。本日の主人公が登場するよ、歓迎しなくちゃ！」

餐庁の装飾がガラリと変わって、たくさんの風船やリボンが飾り付けられていた。入口のカーペットは魔法陣の形になっている。

エビチリが綺麗なケーキを抱えてテーブルの前に立ち、笑顔を浮かべて嬉しそうだ。

エビチリ

「主役の誕生日には、綺麗なリボンやカラフルな風船、美味しいケーキは欠かせないよね～」

「これは、グルメ漫画をずっと描いてきた僕の経験を生かした作品なんだ。早く味見してみて！」

【選択肢】

・甘くておいしい！ケーキに込められた気持ちが伝わってくるよ！

・甘酸っぱいデコレーションから、トマトソースの味がする……！

選択肢

甘くておいしい！ケーキに込められた気持ちが伝わってくるよ！

エビチリ

「ケーキが金色に光ってるような感じがしない？　頭の中に鳥がさえずり花の香りが満ちている長閑な桃源郷が浮かぶでしょ！　耳の中で、交響曲が聞こえない？」

「それぜんぶ、漫画の主人公が美食を味わうとき、特殊効果の定番なんだよ！」

「コホン……冗談さ。でも、ケーキに気持ちを込めたのは本当だよ。だからこんなに甘いんだ！」

甘酸っぱいデコレーションから、トマトソースの味がする……！

エビチリ

「さすが○○だ。料理する腕もすごいし、グルメの評価も一流になったな！」

「デコレーションは僕がトマトソースで描いたんだよ！」

「僕はトマトソースを世界最高の食べ物だと思ってる。けど万が一、気に入ってもらえない可能性も考えて、少しだけにしといたよ～」

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エビチリ

「あ、そうだ。これ！　キャラ設定を元に、キミを漫画にしてみたんだ。漫画の主人公になった気持ち、湧いてくるかな？！」

彼は紙を数枚渡してくれ、期待を寄せているだろう目をこちらに向けた。

【選択肢】

・私を漫画キャラにしてくれたの？

・隣にいるこの「ピンクの髪」の少年は……？

選択肢

私を漫画キャラにしてくれたの？

エビチリ

「うん。キミはまるで漫画の主人公そのものだからね！」

「勇敢で善良、機知に富んでいて、冒険を恐れない。イバラの道を切り開いていく……キミって最高にカッコいいよね！　そんな『カッコいいキミ』を描けるのは、僕にとって光栄なことだ！」

「漫画家として保証する。キミの活躍を漫画にしたら、きっと大ヒットする。間違いない！」

隣にいるこの「ピンクの髪」の少年は……？

エビチリ

「コホン……この知慮に満ちたまなざし、このトマト柄の上着、この赤いスカーフを見てよ。主人公の相棒に決まってるでしょ！」

「かっこいい主人公の傍には、一緒に戦う相棒が欠かせないよね！」

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エビチリ

「ハッピーバースデー、○○！　少年漫画の主人公のように熱血なキミが、これからも真っ直ぐ突き進んでいけますように！」

「道行く途中、どんな困難に遭遇したとしても、それはすべて主人公の歴史に刻まれる小さな試練だ！　真の主人公とは、どんなことがあっても最後まで倒れないものさ！」

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