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孟婆湯・手紙

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半分風雅

空桑の若へ:

  <この手紙は、数匹の赤い蝶が届けてくれた。>

  ここの食魂は親切すぎる。いつも私が理解できない笑みを浮かべている。君もそうだったが……

  もしかして、彼らは長い間、空桑の若の傍にいたいがために、次第に影響を受けて似たような表情になったのでは?

  「あと、ここの太陽と月は眩しすぎて、厚手のカーテンに換えないと、不眠症になってしまいそうだ。」


<署名無し>


同袍同沢

空桑の若へ:

  「手紙はまた、数匹の赤い蝶が軽やかに舞って届けてくれた。」

  私は今日、後ろの山に広大な彼岸花畑を見つけた。イメージ通り咲き乱れる真っ赤は花々は、風に揺れて、静かに燃える炎のようだ。

  この彼岸花たちは、幽冥司のように記憶を飲み込むことはないから、一緒に散歩に行けるな。

  そう思えば、空桑も悪くない。

  「便箋には一輪の真っ赤な花が挟まれていた。」


<署名無し>


以心伝心

主人公名:

  何故だろう? かつては避けたいと思った陽光や、親切すぎてうるさく感じていた者たちのことを好きになってきたのだろうか。

  何故だろう? 最近、君の顔を思い浮かべるだけで、胸がざわつくようになった。また、あの広大な彼岸花畑は、君が私のために植えてくれたのだと聞いた。それ以来、あの静かに燃える数々の炎が、私の心中で燃え上がっているように感じている……

  私は、自分がそんな簡単に変わったりしないと思っていたが、知らず知らずのうちに君に…変えられてしまったようだ。


<署名無し>


金蘭之契

主人公名:

  「何匹かの赤い蝶が飛び回り、何か語りたそうだ……」

  ○○、君はいつも私のことを、「本当に無情な人間ではない」と言っているな。だが、君の言う『感情』とは何なのだろう? もし、互いの考えを理解することならば、私にとって常に薄暗い帳(とばり)に隔てられているようなものだ。母上であっても、私は簡単な生活の世話をしていただけで、何を考えているかはわからなかった。

  こうして薄暗い中を歩いていても、以前の私なら何の違和感も感じず、このまま歩き続けようと素直に思ったことだろう。だが君は、この薄暗い帳を取り払ってくれた。いつからか、君の微笑みや涙、そしてひとつひとつの細やかな表情の変化が、私の心の琴線に触れ、次第にその意味が理解できるようになってきたようだ……そして今はもう、この胸に巣くうざわついた感情の正体についても、理解している。

  ○○、君と私の緋色の花が咲く海へ来て下さい。私が理解したこの感情について、自分の口で伝えたい。


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