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西湖蓴菜羹・伝記

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最終更新者:皮蛋納豆丼

好感度ボイス

デフォルト

好き嫌い作文であれ詩文であれ、放翁(ほうおう)先生のような簡素で流暢な書き方を真似するべきです。言葉を飾り立てるだけでは、内容のないものになってしまいます。
世間話・
其の一
僕にとって、本と剣は両腕のように切り捨てられないもの。「鴻鵠(こうこく)の志」だけでは足りません。いつも国の困難に立ち向かう覚悟が必要です。
賛美勇気と知恵があると、良いですね。貴方には、文人の気骨と剣士の度胸があります。只者ではないですね。
世間話・
其の二
空桑は天下泰平、実に素晴らしいです。昔、放翁先生が願っていた治世に近い状態です。できれば、彼にも見せたかった……
甘え僕と一緒に、たった数日、菜食料理を食べただけで痩せてしまったのでしょうか……まぁ、いいでしょう。今日は特別にいくつか肉料理を用意しますね。僕のことは気にせず、食べてください。
告白長い間ここで貴方と過ごしてきて、空桑を管理する者としての決意と理念を知りました。僕は感動しています……これまでは友とは気さくな付き合いをしてきましたが、貴方のことがとても気になっています。僕の……親友になってくれませんか?

その他のボイスはキャラページに記載しています。

伝記

追憶

  西湖蓴菜羹は宋朝時代に化霊した。故郷に対する愛から、西湖の湖畔で料理亭を経営し、帰郷した旅人のために「鱸蓴羹」をふるまい、懐郷の情を慰めた。

  料理亭をやる中で、とある縁から、陸游らと友人になり、文人たちの憂国・憂民思想に深く心を打たれた西湖蓴菜羹は、仲間たちと頻繁に集まっては、詩や国防について語り合い、報国の理想を共有した。しかしその後、彼はそんな大切な友たちと共に、厳しい役人の世界の、浮き沈みを味わうこととなり、その友がこの世を去ってもなお、祖国の山河を取り戻すことはできなかった。この過去が、西湖蓴菜羹の心の中に、消えることのないシコリを残すこととなった。その後彼は再び西湖湖畔に戻って隠居を始める。しかし、彼はかつての志を捨てて隠居したのではない。むしろ逆で、彼の中のその熱い志は、消えることなく燃え続けていた。いつの日か、友の夢を、自分の手で叶えることを願いながら、「進みてなお憂い、退いてなお憂い」ながら、毎日を過ごしている。


容姿

 化霊後の西湖蓴菜羹はいつも書物と剣を携えており、この「書生剣客」の装いは、文人の優雅さと、剣客の激しさの両方を備えている。

戦友である陸遊の詩集『剣南詩稿』を非常に大事にしている。よくこの詩集を手にとり、じっくり味わいながら読んでいる。彼の服の色は蓴菜羹の青緑色が取り入れられ、頭にかぶった笠は青色の薄紗で覆われている。田舎の隠者特有のシンプルかつ洒脱、控えめかつ奥ゆかしい服装である。しかし、むやみに彼の額の上の赤い抹額を引っ張ってはならない。これは彼にとってただの鉢巻ではなく、常に報国の志を忘れないよう、自らを鼓舞するためのものなのだ。


技能

 西湖蓴菜羹は「書生剣客」として、自分はいつでも戦場に赴き、国のために死ぬ覚悟ができている。彼は喧騒の中に静かに身を潜め、じっと鞘から飛び出すのを待っている鋭い刃のようだ。矛を隠していた彼が、ひとたび剣を抜けば、敵に痛烈な一撃をおみまいする。戦場の中でも、常に国を守らんとする報国の念を忘れず、勇壮な詩編を吟唱し、虹をも貫く熱情で、自らを鼓舞し、仲間の命を守る。彼の一挙一動の中に、心に刻まれた天下へと思いと、その壮烈な大志が見える。


 西湖蓴菜羹はジュンサイ、ハム、鶏むね肉を主な食材として作られる杭州の有名な料理である。まずジュンサイを洗い、ハムを細切りにして、鶏むね肉は熱湯に入れてさっとゆで、取り出してから冷水に入れて冷ます。次に鶏肉を細かく裂いて、先ほど鶏肉をゆでたスープの中に戻し、ジュンサイ、細切りのハムと一緒に沸騰するまで煮る。最後に水溶き片栗粉と塩をスープに加える。適量のごま油を入れて香りを出してもよい。

 この料理は故事「蓴鱸之思」中の、故郷を思う熱い思い、国を思う心という主題によって影響を受け、祖国、故郷に帰る人が思いを託すために供される象徴的な料理となった。


天性の才

 西湖蓴菜羹は、文人特有の気概と、剣客特有の智勇を備えている。彼は陸游の詩編を読むのが好きで、自分も頻繁に詩を書き、愛国の念を表現している。文体は親友の陸游の影響を受け、簡素で流暢な表現を重視し、華美な表現や、偽りの表現を嫌う。

 このような慎ましいスタイルは、彼の日常生活にも投影されている。彼は倹約家で、白がゆと菜食を好んで食べる。自分の生活に対してあまりお金をかけず、「ケチ」なように見える。しかし、彼と志を同じくする人と出会うと、彼はとても気前が良くなり、有り金を全てはたいてでも、その人を助けることもある。彼が料理亭を経営するのは、名声や利益のためではなく、自由に友と交流するためであり、客が作った1つの詩と、料理1品を交換することさえある。往来する剣客、商売人、文人は、彼と意気が合えば、みな彼にとっての上客として扱われる。


 「今日若様から野菜サラダという食べ物を紹介してもらった。作り方は様々な野菜を混ぜ合わせ、レモン汁とマヨネーズなどの調味料を加えて混ぜるそうだ。以前『山家清供』の中で似たような作り方を見たことがある。しかし食材と調味料がやはり少し違う。「サラダ」という3文字がどういう意味なの分からず、空桑の多くの書籍を調べてみた結果、それは西洋の言葉であると知った。この料理はよくおかずとして西洋の宴会で出される。若様の話では、サラダの種類は他にもたくさんあり、例えばフルーツサラダ、ミックスサラダなどがあるそうだ。この食べ物は作り方が簡単なだけでなく、口当たりもさっぱりしていて、作り方を覚えれば、今後私の普段のレシピがさらに豊かになるだろう。」




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コメント (西湖蓴菜羹・伝記)
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