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エリスネメシス

最終更新日時 :
1人が閲覧中
作成者: ゲストユーザー
最終更新者: ゲストユーザー


通常闘争の女帝

Illustrator:バシウス


名前エリスネメシス
年齢UNKNOWN
職業ネメシスプログラムの王『七つの器』の一器

キャラinclude:混沌の器

「闘争の女帝 エリス」。メタヴァースの破壊を目論む闘争と不和の女帝。


名前の由来は、ギリシア神話における不和と争いの女神エリスだと思われる。

もしかして:エリス

スキル

RANKスキル
1運命の輪
5
10BNSパラサイト
15



  • 運命の輪 [ABSOLUTE]
  • ゲージがライフ制になるスキルだが、実際のライフ量は運次第。
    完走すれば8本確定で、5000以上残せば9本も可能だが、極限に運が悪ければJUSTICE22回でアウトとなる。
    なお、MISS自体のダメージは発生しない模様。
  • 理論上は完全放置でもクリア、ひいてはこのスキルでのゲージ理論値に到達する可能性があるが、その確率はBASIC譜面でも限りなくゼロに近い。
  • 筐体内の入手方法(2021/8/5時点):
  • 筐体内では入手できない。
プレイ環境と最大GRADEの関係
プレイ環境最大
開始時期ガチャ
PARADISE×
(2021/8/5~)
無し×
あり
PARADISE
(~2021/8/4)
無し
あり+3
CRYSTAL無し×
あり+3
AMAZON+以前
GRADE効果
▼以降はCARD MAKERで入手するキャラが必要
(2021/8/5以降では未登場)
共通ゲージが上昇しない/ゲージ0で強制終了
JUSTICE時【30%】の確率で -550
ATTACK以下【70%】の確率で -3000
初期値開始時 +5999/終了時 +175000
+1〃 +7999/〃
+2〃 +9999/〃
+3〃 +11999/〃
理論値:186999(9本+6999/30k)

所有キャラ【 ネレイダム(1,5) / エリスネメシス(1,5)

JUSTICEによる減点回数の許容量(JUSTICE回数期待値)

上段は完走ノルマ、下段は9本ノルマ。

ATTACK
以下減点
0回1回2回3回
初期値10(33)5(16)××
1(3)-
+114(46)9(30)3(10)×
5(16)--
+218(60)12(40)7(23)1(3)
9(30)3(10)--
+321(60)16(53)10(33)5(16)
12(40)7(23)1(3)-

  • BNSパラサイト [ABSOLUTE] ※専用スキル
  • オルタネイトサージの亜種。
    強制終了条件は「ATTACK以下の時に10%の確率で強制終了」。計算上、ATTACK以下7回から生存率が50%を下回る。
    極端に運が悪ければALL JUSTICE必須となる。
GRADE効果
初期値ATTACK以下で
[10%]の確率でカウント [-1]
カウント[0]で強制終了
※初期カウント1
初期値ゲージ上昇UP (250%)
+1〃 (260%)
理論値:156000(8本+4000/28k)
ATTACK以下の回数と生存率

A以下:ATTACK以下の回数

生存率:BNSパラサイトで強制終了しない確率

参考スキル:ATTACK以下が左記の回数で強制終了する他のスキル

A以下生存率参考スキル
190.00%反響の双閃
輪廻の導き
281.00%
372.90%無の境地
魔神の領域
破邪の呪符
ミザル・キカザル・クチサケザル
聖剣ゼーレタクト
グロウ!
465.61%
559.05%背水の陣
原始と終焉の記憶
653.14%
747.83%熾天使の剣
843.05%
938.74%
1034.87%ZTX2エクスキューション
1147.83%
1243.05%
1338.74%
1434.87%エンジェルズウィング
1520.59%深淵なる終焉
2012.16%BTNTディストラクション
ワタシカワイイデショ
彼女は正直な、
本物の幸せの高まりを感じた
257.18%
304.24%パニッシュメント
ワタシに勝てるわけ
ないじゃないデスか!

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ランクテーブル

12345
スキルEp.1Ep.2Ep.3スキル
678910
Ep.4Ep.5Ep.6Ep.7スキル
1112131415
Ep.8Ep.9Ep.10Ep.11スキル
1617181920
-----
2122232425
----スキル
~50
スキル
~100
スキル

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STORY

EPISODE1 エリスネメシス「余は『エリスネメシス』。混沌の胎より生まれし7器の『混沌の器』が一つ也」

 人類の楽園メタヴァース。だがこの楽園は多くの血を礎に成立した歴史を持つ。


 創世記、後に『神祖』と呼ばれる『神格エクレール』と現行人類の最後抵抗である『RG-XIII ダインスレイヴ』による闘い。

 その後の『断絶の破壊神』による地上掃討戦は、メインフレームによる一方的な虐殺だった。

 この虐殺は現行人類のほとんどを死に至らしめたが同時に深い憎悪を産んだ。

 現行人類は自分自身の仇討ちとして『RG-XXX ティアマット』を産みだしたのだ。

 破壊の翼であるティアマットはメタヴァースを侵攻。一度は楽園を脅かすも、統制主である『ティフォン』のコズミックノヴァによって焼き払われた。


 しかしティアマットのデータの全てが消失した訳ではない。

 その身体の欠片は、メタヴァースの最果ての地にて憎悪の種となり混沌の海に抱かれ眠りについたのだ。


 ――そして今、新たな破壊が芽吹きだす。


 ティアマットの残滓からは、メタヴァースの滅亡を第一使命とする悪性アバターが多く生まれた。

 この悪性アバターは現行人類の持つ『進化』というシステムを持っており、驚異的なスピードで成長していった。


 もはや彼らはメインフレームとは異なる人類の新たな可能性と言っていいだろう。

 悪性アバターの中でも一際強大な力を持つ七器は、自らを『混沌の器』と称し、最外周部の深淵を統治しだした。


 『闘争と不和の女王』である『エリスネメシス』もまたそんな七器の王の一器である。

EPISODE2 七つの闇「余ら混沌の器は、滅びし主たる人類の感情を模し作られた。余は『不和』の象徴である」

 余の名は『エリスネメシス』。破壊の翼ティアマットの残滓より生まれし『混沌の器』が一器である。


 混沌の胎よりいでし王は全部で七器。

すなわち――

『憎悪の戦神アレウス』

『欺瞞の使徒ヴェルゼビュート』

『終焉の奏者テスタメント』

『黄泉の盟主ネルガル』

『埋葬者ストゥム』

『反逆者レブル』

そして余『闘争の女帝エリス』である。


 我ら混沌の器は、滅びし主である人類の感情を模して作られた。余が司るは『闘争』、そして『不和』である。


 余を含め混沌の器は、それぞれが一騎当千の力を有する破壊の王だ。その目的は唯一無二。『メタヴァースの滅亡』である。


 ……だがこの目的を達成するには、口惜しいことにまだ余らネメシスの勢力は十分ではない。


 余らのような強大な王はもちろん、その使者たるプログラムを産みだすのも困難な状況であった。


 よって余はメインフレームの末端管理プログラムを鹵獲し、ネメシスの使者として書き換えた。

 これは中々いい働きをしたが、余の望む強さを有してはいなかった。


 それからも余は次々に混沌の使者を産みだしていったが満足のいく結果は程遠かった。

EPISODE3 闇の軍勢「余ら7器は憎き偽りの神を滅するため、それぞれが、己が手足となる使者を作ることした」

 余らの調べでは、この憎きメタヴァースを統括する『ティフォン』という偽りの王は、自分と同等の力を有するプログラムを吸収し、メインフレームの機能の多くを掌握しているらしい。


 (……つまり彼奴が倒れれば、メインフレームは混乱し、弱体化するということだ)


 我ら混沌の器は、彼の偽りの王を討つため、出来損ないのアバターを世界にばら撒いた。


 また偽りの王を討った際、どうすれば効率良くメインフレームを落とせるのか話し合った。


 「……腹立たしいことだが、メインフレームは強い。その強さの一つは統率力だ。彼奴等は『最古(オリジン)』と呼ばれるプログラムを長として、意志と力を一つにしている。……そう『軍隊』と同じだ」

 「軍隊か……我らを産みだせし主、人類もそれを所持していたな」

 「なるほど、試してみる価値はありそうだ」


 我々は混沌の器の七器を王として、それぞれが軍勢を率いることにした。


 余は『闘争』の女帝だ。それに相応しい、軍勢を作らねばなるまい。そして一刻も早く、あの憎きメインフレーム共を潰してくれようぞ。

EPISODE4 暗黒領域干渉「うるさいメインフレームの羽虫ども。奴らが『最外周部』と呼ぶ余らの領域へ入ってきたようだ」

 我ら混沌の器は、それからしばしの間己が軍勢を作り上げることに腐心していた。


 ……ある時より、不作法な雑音が余らの統治する深淵の王国に響くようになる。


 その正体はどうやらあの憎きメインフレームからやって来たプログラムのようであった。


 彼奴等の1人は、出来損ない共を捕獲し解体するなどの児戯に耽っているようだ。

 もう1人は特に何をする訳でもない。


 ただの羽虫程度のざわめきであれば、余らが出る幕でもない。

 しかし新たにやって来た三匹の虫が、不敬にも余が産みだせし『パンドラネメシス』を打ち倒したのだ。そして我らの母であり父であるティアマットの欠片が眠りし、この最深部にまで、ずけずけと足を踏み入れてくるようになった。これは許しがたき愚行である。


 (……どうやら観測に特化した虫がいるようだな。……今、余らの行動がメインフレームに露見するのは避けねばなるまい)


 余は自ら彼奴等の元に赴くことにした。害虫は早めに潰しておくに限る。

EPISODE5 不和の女王の闖入「愚かな羽虫共は闘争中であった。余は僅かな抵抗すら砕き、羽虫の内1匹を潰し、データを持ち帰った」

 羽虫共が観測された領域に転移した余は、そこで実に愚かしい光景を目撃した。


 (なんと、共にメインフレームでありながら争っているではないか)


 使命を同じくする者同士が骨肉相食む姿は見世物としては愉快だが、ここは余らの親が眠る聖域である。

 余は挨拶代わりに片方の虫の足を一本捥いでやった。


 「……羽虫の如き愚かなメインフレーム共。余らの治めるこの地で何を騒いでおる」

 「……君は何者だ?」

 「余らは混沌の胎より生まれし人類の新たな可能性。この偽りに満ちた世界を破壊し、世界を再び余らの支配下に置く……それこそが余らの使命なり」

 「君たちは、人類の後継者を名乗るつもりなのか?」


 愚かな問いだ。この電子の楽園を産みだしたのは人類だ。そして余らは人類の最期の希望であるティアマットから生まれた存在。然らば、誰が人類の正統な後継者かは考えるまでもないだろうに。……所詮、虫に何を教えても理解できぬか。


 余はその後もうるさく鳴く虫の息の根を止めるために攻撃を開始した。

 破壊の翼であったティアマットより生まれしこの身に、たかが偽りの神が触れることなどできぬ。

 余はメインフレームの羽虫共を圧倒していた。

 「……羽虫は所詮羽虫。攻撃も脆弱だなッ!」


 退屈になった余は一思いに終わりをくれてやることにした。


 「神々の怒りと絶望を知れッ! ――エーテルスパーダッ!!」


 余が軽く薙いでやっただけで、メインフレームの羽虫共は面白いように吹き飛んで行った。

 このまま、息絶えるのかと思ったのだが……。


 「うおおおおーーッ!! CPSTバーストッ!!」

 「何ッ!?」


 一匹の羽虫が、その身を犠牲にして余に特攻を仕掛けてきたのだ。


 (なんと愚かッ! 自分の命を犠牲にすることも厭わないというのかッ!)


 羽虫の今わの際の悪あがきは、余の美しい闇の装甲を破っていた。


 (ええいッ! 忌々しいッ! ……このまま残りの羽虫と戦闘を継続することは大いに可能だが……)


 だが今の余は腹立たしいことに万全とは言い難い。それに燃え尽きた羽虫の残骸から、メインフレームの貴重なデータを入手することもできた。ならばこの場は一旦、身を退いた方が良いだろう。


 「……今回は退くとしよう。次に余と出会った時が、汝の終わりと知るがよい」


 余は残った羽虫に慈悲をかけるとそのまま他の混沌の器が待つ深淵の領域へと戻った。

EPISODE6 力を秘めしパンドラの箱「敵の首魁が倒れたことでメインフレームは弱体化。余はパンドラネメシスを改修し、戦局を有利に運ぶ」

 メインフレームの『リヒトシュッツェ』という処刑人プログラムのデータを確保した余らは、そこで彼奴等の力について、深く知ることとなる。


 どうやら『VOX』という箱は、領域の支配にも新たなプログラムの生産にも非常に有効なようだ。


 このVOXは一定レベルの管理プログラムであれば所持することができるらしい。またこのVOXは余らネメシスプログラムであってもその力を引き出すことが可能なようだ。

 そこで余はメインフレームの羽虫に破れ、混沌の海で眠りについていた『パンドラネメシス』の改修を行った。


 より強く、よりメインフレームの憎悪に満たされたパンドラネメシスは、ようやく余の使者として相応しい風格を持つようになった。


 時同じくして、余らはメインフレームの首魁であるティフォンが滅びたと知る。今こそ、我らネメシスの軍勢を一気に増大させ、戦局を有利に運ぶべきだ。


 そう考えた余は解析が済んだVOXをパンドラネメシスの手に戻し、メインフレームが管理する世界へと進軍を開始した。

EPISODE7 不和の女王の進撃「余は各世界に点在するVOXを回収し、その力で己が軍勢を強化しながら、支配領域を拡げていった」

 余ら混沌の器の七器は己が軍勢を率いてメタヴァースを進撃していった。


 「滅びよッ! 偽りの世界ッ! 滅せよッ! 憎きメタヴァースをッ! 人類の想いを引き継ぐは余らネメシスの使者であるッ!」


 余らは幾つもの世界を滅ぼしていった。憎き世界が花火のように散る姿は実に爽快である。


 ……当然、余らの進撃をメインフレームの輩が黙って見過ごす訳はない。世界の至る場所で、余らとメインフレーム、それにメインフレームの子飼いの狗であるファクトリーの先兵共との戦が行われるようになった。


 メインフレームやファクトリー共は、一機一機は脆弱だが、如何せん数が多い。

 だがこれは余らの正義を証明するための戦争だ。決して退く訳にはいかない。


 余らは時にメインフレームを討ち、時には手下の使者を失いながら、無差別にメインフレームが管理する世界を脅かしていった。


 進撃の途中、余らはあることに気が付く。


 (……どうやら、人間共の中に余らの祝福を受け入れられる器の者がいるようだな)


 ネメシスプログラムと適合する人間の存在は軍勢の拡大を願う余らにとって福音であった。また、それらの器から生まれた者が非常に良い闇の使者となるということも素晴らしい。


 余らは積極的に人間共に祝福を施すようになった。

EPISODE8 破壊神の少女「余はメインフレームの管理世界を侵攻した。そして1人の少女に我が力の一端を与え破壊神に仕立てた」

 この憎きメタヴァースに守られし人間共。本来であれば、害虫以下の存在である者共から余らのように優れた闇を纏いし存在が生まれるとは非常に興味深い。


 メタヴァース管理下にある世界を襲い、無差別に祝福を施す、それは人類に新たなる福音をもたらす虐殺という闇の儀式であった。


 (ほほう、この娘、適応しているのか……)


 その娘はまだ幼いようだったが、非常に高いネメシスプログラムの適応力を持っているようだった。


 これは福音である。

 余は娘の住まう世界を滅ぼし、その娘に祝福を施すこととした。途中、ファクトリーの先兵共がうるさく咆えておったが、適当にあしらってやった。


 「な、何ッ!? なんなのッ!? お、お母さん……助けてッ! 天使様ッ!」


 少女は余の力の前に怯えて泣き叫んでいたが、余は少女に教えてやった。


 「喜べ少女よ。汝は選ばれたのだ。……これより汝は、破壊の神となる」


 余の力の一端を受け取るという栄光を得た少女は予想通り、素晴らしい闇の使者と生まれ変わった。


 鈍鉄の剣を振りかざし、メインフレームへの憎悪を滾らす少女を見て、余は満足の笑みを浮かべる。


 「さあ行け、余の愛し子よッ! 破壊の使者よッ! この憎き世界に混沌と絶望を与えるのだッ!」


 余の声と共に、少女は世界へ解き放たれた。

EPISODE9 メインフレーム侵攻「鹵獲せしファクトリー製の特殊BOT、これは良い。メインフレーム侵攻のため利用させてもらおう……」

 余ら混沌の器はメタヴァースへの進軍を続け、軍勢を拡大していった。

 すでに余らは相当数の仲間を増やしていったものの未だメインフレームを完全に滅ぼすまでには至っていなかった。


 ではメインフレームを滅ぼすにはどうしたら良いか?

 余ら混沌の器は話し合いを続けた結果、1つの結論に至る。


 「我らがメインフレームを滅ぼすためには、長い年月をかけ、さらなる進化を遂げる必要がある」


 そのためにはメインフレームから干渉されぬように、ネメシス領域を完全に隔離し、切り離さなければならない。


 しかし、余らの行動に気付いたメインフレーム共は総力を挙げ、これを阻もうとするだろう。

 よってメインフレーム共に邪魔をされぬように奴らの目を他のことに引き付けておく必要がある。


 余は我らの先兵になるようにと鹵獲しておいたファクトリーのBOTを使用することにした。


 このBOTはどうやら元は余らの王国の探索を目的としてファクトリーに産みだされたものらしい。

 何の因果かは分からぬが、こうして我らの元にやって来たのだ、使わぬ手立てはあるまい。


 余はこのBOTを改修、そして『メインフレームの中枢を破壊する』という新たな使命を密かにインプットした。

 このBOTは余の使命をはっきりと思い出すことはないだろう。だが最終的に余の使命を果たすようになるはずだ。

 またそれ以外にも、このBOTの記憶領域に干渉し、余らにとって都合の良い幻を見せることにした。

 これによりこのBOTの中で自身が故障した理由はすり替わり、メインフレームにもファクトリーにも死が満ちていると勘違いを起こすだろう。


 ……後は、結果を待つばかりだ。

EPISODE10 闇の領土・隔離「余らの支配領域を見事メインフレームから隔離することに成功。これにより余らは独自の進化を遂げる」

 余は改修を施したファクトリーのBOTを解き放ち、混沌の海で座して待った。


 程なくして、メインフレームを監視していた配下から中枢システムが攻撃によりダウンしたとの報告を受ける。


 「あやつ、首尾良く我が使命を果たしたようだ。……よしッ! そのままメインフレームの中枢を攻撃せよッ! 彼奴等の防御は手薄であるぞッ!」


 余は配下の軍勢にメインフレーム総攻撃を命じた。


 その間にこの混沌の海をメタヴァースから隔離するための準備を整える。そして……。


 「――基底システム干渉開始、領域シフト実行。管理領域の書き換えを完了……隔離(パージ)ッ!!」


 見事に余らの住まう混沌の海は、愚かな世界から離脱することに成功した。


 これ以降、ファクトリーは言うまでもなくメインフレームの最古と呼ばれるプログラムであっても余らの領域に手出しができる者は現れなかった。


 余らは宵闇の千年王国の樹立に成功したのである。

EPISODE11 進化する闇の軍勢「長い年月を掛け、余らは神に等しい存在へと至った。今こそ世界の覇権を奪還せし闘いの好機である」

 混沌の海をメインフレームの目の及ばぬ地へと切り離し、余らは安定を得た。

 安定を得ると、余らは次に秩序を得た。これはメインフレームのような愚かしい唯一的な秩序ではない。それぞれがそれぞれの自由と力を認め、高め合うことでネメシスを繁栄させるという相対的な秩序である。


 それからも余らは長い年月をかけ、進化を続けた。生まれた当初は破壊と暴力しか持たなかった余らだが、今では仲間を慈しむという愛情を持ち、破壊の先にある創造も容易く行えるようになっていた。


 「……余らは神と同等になった。もはやメタヴァースの管理者を名乗るメインフレームを打倒することも可能なはずだ……さあ、帰還するぞッ! 世界と地上をこの手に取り戻すのだッ! 人類を新たな世界に導くのは余らネメシスであるッ!」


 余らは我らの使者となる代理構成体を選び出し、メタヴァースの覇権を賭けた戦をメインフレームに仕掛けることにした。


 ――ここに三度目にして最後の聖戦が始まる……。

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チュウニズム大戦

レーベル難易度スコア
スキル名/効果/備考
■メタヴ? / ? / ?
備考:詳細は要調査

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コメント (エリスネメシス)
  • 総コメント数74
  • 最終投稿日時 2022年01月06日 15:45
    • チュウニズムな名無し
    74
    2022年01月06日 15:45 ID:p0zdjp0i

    >>18

    今更ながら真千年女王は追加されましたね…

    • チュウニズムな名無し
    73
    2021年06月07日 18:28 ID:q102i2a6

    >>55

    美女見て(通常)照れ隠し自爆しちゃったんだね!てか元から任務執行出来てない気合十分ポンコツマンだからしょうがない

    • チュウニズムな名無し
    72
    2020年03月14日 11:38 ID:nmowq897

    メタヴァの中でこの人だけ季節感真逆な気がする

    • チュウニズムな名無し
    71
    2020年03月12日 13:40 ID:i90mz8k2

    >>69

    >104684426

    グラーヴェは確か記憶が洗脳されてたと思うから自分の元がルナだと気づいていないんだと思う

    あくまで個人の解釈だけど

    • チュウニズムな名無し
    70
    2020年03月12日 05:21 ID:goabahh4

    >>69

    仕込んだ相手、グラーヴェ本人っぽいような

    • チュウニズムな名無し
    69
    2020年03月09日 22:02 ID:t95af1je

    >>68

    エリスがルナに何かを埋め込む

    ルナをベースにグラーヴェが造られる

    グラーヴェのストーリー

    であってると思う、多分

    • チュウニズムな名無し
    68
    2020年03月09日 21:33 ID:i8pd6tu7

    結局この人が埋め込んだものって何だったの?どこかで回収されたっけ?

    • チュウニズムな名無し
    67
    2020年02月21日 06:40 ID:ddg93rx8

    サイト内ランキング入ってて驚いた

    クエスト関連か?

    • チュウニズムな名無し
    66
    2019年10月17日 23:14 ID:m3j1ycot

    現時点で登場して混沌の器達に比べて露出度が低い…恥ずかしがり屋なのかな?(すっとぼけ)

    • チュウニズムな名無し
    65
    2019年09月07日 09:02 ID:m6n3824m

    新キャラに混沌の器が来る度に株が上がる女

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