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天ぷら・エピソード

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天ぷらのエピソード

火のように情熱的で喧嘩っ早いが、弱い者を守ってくれる。自分には厳しく、人と比べることが好きである。たくましく発達した筋肉は彼の一番の自慢である。


Ⅰ お呼ばれ

「こんちわ――」

「ミャ!!」

「シーッ……天ぷら……」


いつも通り、俺、すき焼き味噌汁は、鳥居私塾の休憩中にさんまの塩焼き――私塾の主人――のもとへ酒を飲みにやってきた。

ちょうど植えたサツマイモも食べ頃を迎えたので、私塾のお腹を空かした子供たちに分けてあげようと、麻袋一杯に収穫して持ってきた。


俺が鳥居私塾の襖を開けると、猫数匹が驚いて叫び声を上げた。

部屋のあちこちに逃げ去った猫たちを見るまで、俺はさんまの塩焼きにいつも言われていることを忘れていた。


「ごめんごめん、次からは気をつける。」


頭をポンポンと叩き、機嫌を悪くしたさんまの塩焼きに謝って、サツマイモの入った麻袋を床に置く。

ドサッという音とともに、床に土ぼこりが舞った。


「そう言ってもまた忘れるだろ。口約束なんてやめとけよ」

味噌汁は俺の忘れっぽさに慣れているのか、一旦外に回り込んでから部屋に入り、勝手に気持畜生のいい場所を見つけて座った。


「あ~あ、さんまの塩焼きが本気にしちゃうだろ?」

もう一人の食霊、すき焼きも入ってきて、俺のそばにしゃがみ込み、さんまの塩焼きの方へ歩いていく。

「もう細かいことは気にするな!」

俺はハハと笑って、ふざける彼らを振りほどいた。


天ぷら――その麻袋は?」


俺の声を聞いて屋内から、ずっしりした麻袋の周りに子供たちが集まってきた。

どら焼きが袋の口にかけた縄の余っている部分を引っ張り、引っ張っていこうとしたが動かない。


「や、サツマイモ――サツマイモだ!」

袋の重みで凝った肩を揉み、俺がしゃがんで縄をほどくと、中からサツマイモがばらばらと出てきた。


「うわ、新鮮だな!僕が植えたやつ!」

「わ!天ぷら、すごーい!」

「焼き芋!焼き芋がいい!」

「よーし、落ち葉を集めよう!」

「ハハ、そう来なくっちゃ!」

「もっちろん!秋は焼き芋に限るよね!」


俺はいそいそと行動を始めた子供たちを見ながら、盛り上がった腕の上腕二頭筋を叩いた。筋肉が締まって、さらに強そうに見える。


「よし!穴は俺が掘るから、落ち葉集めは頼んだぞ!」


Ⅱ 酒を買う

屋内には食霊三人が残り、子供たちは俺を一緒にいそいそと焼き芋の準備を始めた。

効率よく深い穴を掘れるよう、まずは適当な工具を見つけなくては。

探していると、他の食霊三人の声が聞こえてきた。


「今日は何をしに来たんだ?」

「うーん、焼き芋かな?」

「じゃ、君と味噌汁は……」

「ま、焼き芋を食べにってところかな」


すき焼きは相変わらずいつも話をはぐらかす。何を考えているのかわからない。

味噌汁はと言えば、突如僧侶としてあるまじき発言をした。


「焼き芋で喜ぶのはあの筋肉バカぐらいだ、拙僧は酒だな――ビールが前回持ってきたあれは?早く早く。さーてお楽しみはこれからだ」

「酒ならまだ倉庫にありますよ。」

「じゃーお願いね。」


さんまの塩焼きが立ち上がると、俺も叫んだ。

「俺にも一本!焼き芋が終わったら飲む!」


適当な工具が見つかったので、俺はたい焼きと庭のちょうどいい場所に大きな穴を掘った。どら焼きがかき集めてきた落ち葉をひとつかみそこに敷き詰め、さらに上に枯れ枝を加え、サツマイモを入れていく。


突然、すき焼きが寂しそうな声を上げた。

「やっ、最後の一本が……」

「なにっ!?こっちはまだ飲んでないぞ!」

俺は三人の中に飛び込み叫んだ。

「何で飲むのがそんなに早いんだよ!?」


「すまない、前回来てくれた時には酒はもう……」

さんまの塩焼きが普段通りの穏やかな口調で言った。


「つまんなーい。酒も女もなくって、何が面白いっていうんだよ」

味噌汁は遠慮なく最後の一本を取り上げ、三人の盃になみなみと注いだ。

「飲みたければ、自分で買ってこいよ。」

すき焼きは扇子をパタパタさせた。声が浮ついている。


「お、おー……そうだな!」

それもそうだと納得したので、俺はその場から離れ、子供たちに伝えた。

「枯れ枝を敷き詰めておいてくれ、焼き芋は俺が戻ってきたら始めよう!」

「えー!?」


「それじゃ日が暮れちゃう、早く早く!」

天ぷら、ひどーい!約束を守ってくれないなんて!」

「ごめんよ、でも君たちは時間もいっぱいあるし、続きは明日ってことでいい?」

子供たちの不満げな声の中、味噌汁が立ち上がった。

「なら……拙僧も一緒に行こうかな」


Ⅲ 人探し

鳥居私塾に一番近い村まで、どんなに急いでも往復で半日はかかる。

俺たちが村に着くと、もう正午を回っていた。


俺が酒を買おうとした時、味噌汁の姿が消えていた。そこでようやく気がついた。味噌汁が俺と一緒に山を下りて来たのは、俺が一人で酒を買いに村に来るのがかわいそうだからではなく、別の目的があったのだ。


……味噌汁の野郎!

まったく――ひどすぎるぜ!

味噌汁のことだから、きっと花柳街にでも行って、愛しのお姉ちゃんと会っているんだろうよ!


しかし、酒屋の店主の話では、以前の遊郭があった場所は大火事で焼けてしまったらしい。それぞれの遊郭は自分のところの遊女を連れて移動し、仮住まいで営業しているようだ。


「いっけね……あいつがよく行ってた遊郭、何て名前だっけ、思い出せねえや!」

「兄さん、それなら一軒一軒探してみるしかないね。場所を教えようか?」

「教えてくれ!」


不思議だ。酒屋のオッサンはどうして全部の遊郭の場所をこんなにはっきり覚えているんだ?

でも、助けてもらって大感謝だ。

山を下りて酒を買いに行こうって俺から誘っておきながら、帰る時に食霊がいなくなったとあったら、きっとどら焼きに笑われちまう――いや、どら焼きだけじゃ済まねえぞ!


俺は酒壺を背負って酒屋のオッサンの教えてくれた住所をしらみつぶしに探した。だが、まだ時間が早かったためか、営業していない遊郭もいくつかあった。俺が入れないってことは、味噌汁も入れないってことだ!


「いやっ!!!放して!!!」


近くで女の甲高い悲鳴が聞こえた。俺は迷うことなく駆け寄って、女にちょっかいを出している野郎をぶん殴った。

そいつは浪人のような装いをしていた。痛い思いをしたのに、逃げるどころか刀を抜いて脅しをかけてきた。

「どけ!さもないと斬るぞ!」


「ふん、やれるもんならやってみやがれ!」

俺は酒壺を置き、両手の指をボキボキ鳴らし、拳をそいつの下顎に向けてみせた。

「拳で教えてやるよ。男の手っていうのは、こうやって男をぶん殴るためのもので、女に手を出しちゃいけねえんだよ!」

「――待て待て!そりゃいくらなんでもおかしいだろ!」

「うっせえ!かかってきやがれ!」


こうして俺たちは取っ組み合いを始めた。

しかし、取っ組み合いの最中、その野郎が俺の酒壺を蹴り倒してしまった。

戦いに夢中だった俺は気づいていなかった。

そいつが降参してから、俺は地面がひどく濡れているのに気がついた――酒が全部こぼれてしまったのだ。


「あああ!!!酒が全部こぼれてる!!!有り金全部はたいたのに!!!!おいコラ――逃げ足の速いヤツだ!!!」

倒した浪人から金を借りて、紅葉亭に戻って金を取ってから返そうと思ったが、俺が気づいた時にはもう逃げていた。

「これじゃあ何が何でも味噌汁を見つけなくちゃな……酒すら持って帰れないなんてことになったら、今日は大失敗だぞ……しかも、紅葉亭のやつらに知られたら、間違いなく筋肉だけのバカだって笑われちまう!俺が笑われるだけならまだしも、俺の筋肉が笑われるのは許せん!」


「あのう……助けてくれてありがとうございます。」

どうにかしなければと考えていると、俺が助けた女がやって来て言った。

「あなた、味噌汁を捜しているの?」

「――!」


俺は驚いて彼女を見た。


「あいつがどこにいるのか知ってるのか?」

「よくうちの遊郭に来ているから……たぶん、今日も来ると思う……案内してあげてもいいわよ」

「そいつは本当に助かるよ!」


Ⅳ 手ぶらで帰る

味噌汁を探してから居場所を突き止めるまで、相当な時間がかかってしまった。空も赤くなり始めていた。


味噌汁味噌汁はどこだ!」

俺は遊郭に入るなり、味噌汁の名前を叫んだ。すると、見慣れた顔が目の前に現れた。

「大声でよしてくれよ――またあんたかい。よくここがわかったね。また味噌汁を探しに来たのかい?」


遊郭の主はいつも味噌汁を探しに来る俺とも顔なじみになっていた。俺が他の客の邪魔をしないように、主はすぐに味噌汁の部屋を教えてくれた。


味噌汁――やっぱりここか!」


襖を開けると、女に膝枕されながら酒を飲んでいる味噌汁の姿が目に飛び込んできた。しかし、その女はいつも味噌汁の相手をしている彼女ではなかった。


「ほほう、ここを見つけるとはね。」

味噌汁は目を細めながら楽しんでいるようだ。まるで俺が来ても味噌汁の楽しみが邪魔されていないかのように。


「苦労して見つけたんだぞ!さっさと帰るぞ!」

「はぁ?お姉ちゃんとのお楽しみはまだなんだ。どうしてお前と帰らなきゃいけないんだよ――わわ、つねらないでよ。冗談だってば」


「せっかく来たんだから、ゆっくりしていったら?」

その女は味噌汁に座るよう合図すると、軽やかに立ち上がって俺の方に寄ってきた。俺の腕の筋肉を撫でながら猫なで声で言った。

「こんな美しい筋肉、まだ見足りないわ。」


――!


「俺の筋肉の良さを分かってくれるのか!」

彼女がクスクス笑いながら頷くのを見て、俺はすぐさま興奮してきた。少しくらい長居しても大丈夫だろうと思い、味噌汁の横に腰を下ろした。

「だっはっはっは、ついに筋肉の良さを分かってくれる人が現れたか。仕方ないなぁ、それじゃあ、少しゆっくりするか!」


そうして俺は味噌汁と一緒に残った。彼女がお酌し、俺と味噌汁は一緒に酒を飲み始めた。

しばらくすると、俺が助けた遊女が和服に着替えて部屋に入ってきた。しかも、お礼に酒壺まで持って。

俺は胸を叩きながら大したことないと伝えた。あの男が弱すぎたのだ。


いざ帰る段になって、俺は酒を持っていないことを思い出した。

金をいくら持っているか味噌汁に聞く。

味噌汁は横に座っている遊女に目をやって肩をすくめた。

俺はすぐにその意味を理解し、額に手をやるしかなかった。


やっぱり失敗だ。


夜も更けたころ、俺たちは鳥居私塾に帰った。

子供たちはもう寝ていて、すき焼きさんまの塩焼きの二人が廊下で月を眺めていた。

すき焼きは俺たち二人が手ぶらなのを見て、俺たちの体に視線を移した。


「買った酒はどうしたの?」

「いやぁ……途中で割れちゃってさ。」

「じゃあ、どうしてもう一回買いに行かなかったの?」

「……金を使い切っちゃったんだ。」


すき焼きは扇子を広げて顔を隠した。その声からはどんな気持ちなのか読み取れなかった。


「じゃあ明日一緒に焼き芋をしようよ……さんまの塩焼き、どう?」

「それもいいね」


Ⅴ 天ぷら

かつて天ぷらは力を求め、武道の達人のことを聞いて回っていた。一人ずつ訪ねて回り、腕を競った。


この日、桜の島の南島の村に人々が集まり、リングを組み立て「武闘会」と書かれた旗を掲げた。さらに大会で優勝すれば賞金全部を獲得できると宣伝している。

大会の賞金はもちろん島の人たちが出しているわけではなく、大会に参加する選手が事前に支払った保証金だ。

負ければ申込代金として扱われ、勝てば他人の保証金と自分の保証金を手に入れられるのだ。

島の人たちは裏で賭場を開帳し、親としての取り分を稼いでいる。

大勢の腕自慢が身銭を切ってリングに上がった。

天ぷらもその中の一人だった。


優勝の条件は日没までリングに立ち続け、誰にも負けずに勝ち続けることだった。


天ぷらはやや遅れて到着した。その時、リングに立っていた人は既に十数戦も連勝していた。

天ぷらは観客が彼のことをすごい、勇敢だと褒め称えているのを聞いて、ますます興奮してきた。

一つ前の人が負けると、天ぷらはすぐさま金を受付に叩きつけ、係員が金を数えるよりも早くリングに上がってその人を挑発した。

「かかってこいよ!思いっきりやろうぜ!」


間もなく山の向こうに陽が沈もうとしている。連勝者は天ぷらになっていた。誰もが賞金は天ぷらのものになると思っていた時、味噌汁がリングに上がった。


味噌汁は山奥にある寺の食霊で、自分の御侍と一緒に仏に仕えている。

しかし、味噌汁の性格は自由気ままで、仏の戒律などちっとも守らず、いつも山を下りて酒を飲んで騒いでいた。

この日はたまたま金が手に入るチャンスに巡り着いた。


実はこの時、味噌汁は山に帰ろうとしていたのだが、この大会で賞金が出るのを見て、残ることにしたのだ。

山の和尚は自給自足なので、懐は常に寂しい。味噌汁が行きたい花柳街は金がかかるのだ。

もし、今日この賞金を手に入れられれば、今度お姉ちゃんに会いに行く時に心配する必要もない。


空が暗くなってきた。味噌汁は急いで山に戻って夜の修行をしなくてはならない。天ぷらは見るからに手強そうだ。短時間で勝負をつけるには小細工するしかない。見つからなければ誰からも責められることはないだろう――


そして、味噌汁天ぷらに近寄るなり、反則して霊力を使い、天ぷらを気絶させた。

人間には味噌汁天ぷらを殴って気絶させたようにしか見えていなかったようだ。


天ぷらが目覚めると、味噌汁はもういなくなっていた。会場も解体され、もちろん賞金も味噌汁に持って行かれていた。

真実に気がついた天ぷらは怒髪天を衝く勢いで怒り、味噌汁の行方を探して回った。味噌汁に正々堂々と自分と戦ってもらわないと気が済まなかった。


どれくらい時間が経っただろうか、天ぷらはついに味噌汁がいる寺を突き止めた。しかし、味噌汁は意外にも天ぷらと肩を組み、天ぷらのことを「兄弟」と呼んだ。


「本当にすまなかった。拙僧にはあの金がどうしても必要で……お前も金のために拙僧に会いに来たわけじゃないだろう?今回の事は水に流そうよ。今度、酒をおごるから――」

「あんな金なんてどうでもいいんだ。だが、お前はイカサマしただろう!もう一回俺と戦え!」


味噌汁は寺の中では御侍に見つかってしまうのではないかと心配し、天ぷらを外に連れ出そうとした。御侍に見つかりでもしたら大変だ。罰として座禅を組まされるだけならまだしも、写経だけはどうにも耐えられない。

しかし、天ぷらはそんなことお構いなしに、再び味噌汁と勝負をつけようとしている。


味噌汁、またこっそり山を下りたのか?」


二人の言い争う声は御侍の耳に届いており、彼は声のする方にやって来たのだ。こうして事の一部始終はあっさりとバレてしまった。

御侍はまず天ぷらに帰ってもらい、それから罰として味噌汁に一ヵ月間毎日写経するように命じ、抜き打ちで調べることにした。


味噌汁は反抗することもできず、御侍の命令に従うほかなく、毎日退屈そうに写経していた。

彼はその間、ずっと怒りを我慢していた。再び天ぷらと会った時、ついにその怒りが爆発した。

天ぷらに言われるまでもなく、味噌汁も毎日薄暗い仏像しか目にできない苦しみを天ぷらにぶつけたかったのだ。


天ぷらは念願叶って味噌汁と戦った。もちろん、今回は味噌汁も反則をしなかったので天ぷらを倒すことはできなかったが、それでも天ぷらに引けをとらなかった。

思いっきり戦った天ぷらは意外にも味噌汁を褒め称えた。


「お前、やるじゃないか!真面目にやればこんなにワクワクする相手だったんだな!」

「……お前というやつは、どうしてそんなに興奮しているんだ?」

「男たるもの力を求めるものだろう!力のために興奮して何が悪い!」

「……お前ってバカなんだな」


味噌汁にはもちろん天ぷらの力への渇望は理解できなかった。しかし、天ぷらは時々寺にやって来ては、味噌汁と喧嘩をしたり、酒を飲んだりした。二人はますます仲良くなり、味噌汁天ぷらに対する評価も「筋肉バカ」から「単純な友達」へと変わった。


ただ一つだけ、味噌汁には絶対に天ぷらを許せないことがあった――


味噌汁!酒を持って来たぞ!」

天ぷらが寺の門を開ける。御侍の説法を聞いていた味噌汁には天ぷらを止める時間もなかった。

「バカ!!今そんなこと言うな!!!」


味噌汁の御侍は慣れた様子で立ち上がり、袈裟を軽くはたく。

「……味噌汁、写経しなさい」



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ゲーム概要 美食擬人化RPG物語+経営シミュレーションゲーム

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