【改】パーティ編成・育成論
目次
はじめに
メルストは「単に強キャラを5人並べればいい」というゲームではありません。機能するパーティが構築できてはじめて、ユニットが真価を発揮するわけです。また、ギルドバトルやレイドなど、コンテンツに応じて組むべきパーティの傾向が全く異なります。ここではパーティ編成の基本知識を解説し、それを踏まえた上で実際の編成例を紹介します。
パーティを組む上での重要事項・知識
この項目は初心者向けです。理解している中級者以上は読み飛ばしてもらって大丈夫です。
また「属性」「武器種別」「中衛」などの基本用語の意味はここでは解説しないので、予め「すすめ方」のページに目を通しておいて下さい。
どうやって敵を足止めするか?
メルストは「タワーディフェンスゲーム」であり、ユニットに向かって詰め寄ってくるモンスターが、最終的に主人公を倒すと負けになるわけです。従って、(周回用パーティ以外では)敵を足止めする手段を考えることがパーティ構築の第1段階となります。
- 前衛、またはリーチが短めの中衛を配置する
- 魔法職専用「ソーサリールーン」で敵を押し返す
- 打撃職専用「フィクセイトルーン」で敵を停止させる
他にもパライズ系スキルや、リトラクトルーン等がありますが、メインの足止め手段はこの3つしかありません。
ギルドバトル・レイド・降臨では、すべてのプレイヤーがこのいずれかの手段を選んでパーティを組んでいるわけです。
最重要スキル「ソウル」と武器統一・属性統一
メルストには各ユニットに固有のスキルのようなものはありませんが、その代わり「シード」を装備することができ、「シードスキル」を発動させることができます。その中で最も重要になるスキルがソウルです。このスキルは
特定条件(=武器種別・属性・出身国)を満たすユニットの攻撃力を○○%上昇させる
というもので、最大の5回まで重ね掛けすれば、大幅に火力を上げることができます。従って、このソウルをパーティに組み込んでいないのは「あり得ない」というレベルであり、各イベントの難易度も、ソウルの火力アップ前提で設定されています。
ソウルには、発動条件の違いによって以下の4種類に分けられます。
上から順にスキル倍率(火力上昇値)が高いため、主として使われるのは上の2つのみです。
ソウルは1回使うごとに発動条件を満たす全てのユニットの火力が一気に上がるので、武器種別あるいは属性を統一したパーティを組めば、5つまで装備できるシード枠のうち、ソウルは1つで済むわけです。メルストのパーティが、大別して「武器統一」か「属性統一」のどちらかで組まれる所以はここにあります。
同じソウルでも当然、☆2よりも☆3・☆4(ボスシード)の方がスキル効果量が大きくて強いです。しかし、始めたばかりのうちはボスシードのドロップを狙うのは困難なため(※)、序盤は☆2を使い、余裕が出てきたら最新のソウル系ボスシードを掘りに行きましょう。
※ チュートリアル終了でもらえる「モンスターロトリーチケット×5」で運良くソウル系のボスシードが手に入った人はそれを使いましょう。
第2重要スキル「ブレイク」
【未編集】「ソウル」に並んで、ユニットの火力アップに欠かせないのが
パーティ編成ボーナス
パーティを構成する5人の前衛・中衛・後衛の組み合わせによってお得なボーナスが発生します。詳しくはこちらを見て下さい。
特に、中衛ユニット(リーチ51~150)を入れることで発動するミドルボーナスは超重要なので押さえておきましょう。
ソウルやブレイクなどの効果量が大幅にアップすることで、ユニットの火力が大幅に増します。
「レイド等のイベント攻略では中衛ユニットを最低1体は入れる」というのはもはや常識になりつつあります。
実際によく使われるパーティ
前章で最初に述べたように、結局敵の進行を食い止める方法は3通りしかないので、パーティの型もある程度限られています。
「スイッチソサパ」(前衛+ソーサリー)や、「フィクセイトソサパ」(ソーサリー+フィクセイト)のように、複数の足止め手段を利用して安定性を高めたパーティも存在します。
BCパ
BCパは主に前衛1+後衛4の形で、前衛で敵の攻撃を回避(=BC)することで戦線を保つパーティです。ボスの攻撃範囲に巻き込まれないようであれば、リーチ長めの中衛を配置することも可能です。
使用するソウルは武器ソウルで、その種類によってスラパ(=スラッシュソウル、斬撃&弓矢)、スタブパ(=スタブソウル、突撃&魔法)、ストパ(=ストライクソウル、打撃&銃弾)と呼ばれることも多いです。回復は基本的に入りません。
BCパにおいては前衛がいかに生き残るかが死活問題となります。特に高難易度イベントや高祈りのギルバト戦では、ボスの攻撃は一撃即死級となるため、「ゾンビ」と呼ばれる高タフネスの前衛ユニットがほぼ必須となります。この「ゾンビ」についてはこちらのページを参照して下さい。
BCパの欠点として、
- 多段攻撃(=短間隔に複数HITの攻撃をするもの)をするモンスターに弱い
- 複数体を相手にしたときの同時避けが大変で、訓練が必要であること
- 敵の攻撃を誘って戦線維持する仕組みなので、攻撃範囲が広い(=150に近い)ボスを相手にすると、リーチ短めの後衛ユニットが巻き込まれることがある
などが挙げられます。
ソサパ
【未編集】多段魔法、細かいBCが要らない、同時攻撃数に注意、高タフネスに弱い、低タフネス押し返しすぎてダメージが入らないことも、ルーン強化が必要、端末性能
フィクセイトパ(中衛打撃)
【未編集】BC不要で倍速しやすい、被ダメージアップ効果
属性パ(回復入り)
【未編集】BC要らず、火力は弱め、バラエティーズ
目的別パーティ編成
周回用パーティ
周回とは、同じクエストを何回も回ることです。1回の周回時間のリアルタイムがたった1秒違うだけでも、何百~何千周もすればそれが積み重なって大きな差となります。ユニットの移動速度や火力を考慮してパーティを組みましょう。
周回用パーティにおいては、「やられる前にやる」が基本なので、敵を足止めすることは考えません。
曜日クエスト(特級)
編成例
要点
- 編成ボーナス「スリップストリーム」
- スピードルーンを装着
- シードスキルはソウル×5(開幕に1回ずつ使用するだけで良い)
解説
曜日クエストの敵は弱いのでわざわざブレイクを積む必要はありません。シード使用後の演出時間を少なくするため、1waveの開幕でソウル×5をまとめて使用し、あとはクリアまで放置することをオススメします。ソウル5個も持ってないよ、という人は後のために頑張って掘りに行きましょう。画像ではスラッシュパーティですが、足が速いユニットを揃えられれば、スタブパでもストライクパでも属性パでも構いません。
ボスクエスト(激ムズ)
編成例(「濃霧」激ムズ)
要点
- 編成ボーナス「スリップストリーム」
- スピードルーンを装着
- シードスキルは武器ソウル×5
- クエストの武器特攻に合わせる
解説
ギルドバトルでたくさん祈りたい人や、ボスシードの天然規格外を狙いたい人は1waveボスクエストの激ムズを周回することになると思います。曜日クエストとは違い敵が硬いので、15覚醒はほぼ前提となります。また↓のような武器特攻が用意されていることが多いので、クエストに応じてスラパ・スタブパ・ストパを使い分けるのは必須です。
ギルドバトル
【未編集】
高祈りゲート単凸
編成例(炎ゲート100,000%)
要点
- シードスキルはソウル・ブレイク・イクリーズ・パライズ系
- エグザントルーンで大幅に時間短縮
- 武器特攻を考慮する
解説
有人ギルドを含む3凸
編成例1(BCパ)
編成例2(フィクセイトソサパ)
要点
- シードスキルはソウル・ブレイク・2色ブレイク
- 武器特攻を考慮する
解説
暴走モンスター(レイド)
編成例1(中衛回復放置パーティ・対風属性)
編成例2(中衛打撃放置パーティ)
要点
- 同時攻撃数1推奨
- 雑魚モンスターの処理
- シードスキルはソウル・ブレイク・エクステンドタイム・(イクリーズ)
- ベルセルクルーンによる火力アップ(中級者以上)
- 武器特攻を考慮する
解説
レイドでは、属性が固定された1体のボスモンスターを相手にします。従って、同時攻撃数が1に近いユニットの方が火力を発揮しやすいです。また、高Lv帯になると武器特攻の倍率が増加するので、特攻によって武器パ(スラパ・スタブパ・ストパ)を使い分けた方が火力は伸びます。ただし、武器パを3種類用意できないよという初心者には、一般的に単体火力が高いと言われるスラパ(斬撃&弓矢)をオススメします。
制限時間のあるレイドでは「エクステンドタイム」というシードスキルが役に立ちます。入手は難しいですが、クエスト時間を20秒ほど延長することができる、準必須スキルです。
編成例1はゾンビ可能な前衛ユニットを回復ユニットで回復させることで、倍速放置可能にしたパーティです。慣例的に、レイドボスは多段攻撃ではないので、ゾンビユニットがやられる心配はあまりないです。しかし、ボスの攻撃と後ろから湧く雑魚モンスターの攻撃が重なり、かつ回復のタイミングが合わなかった場合、稀にゾンビユニットがやられることがあります。これを防ぐため、パーティのうち1体は同時攻撃数2以上のユニットを入れることをオススメします。
回復については、中衛ユニットでミドルボーナスを狙うといいでしょう。また、ベルセルクルーン発動の為に調整したアタッカーの体力を回復してしまわないよう、Lv1かつ1体回復のユニットを使うのが一般的です。
編成例2はボスよりも長いリーチの中衛打撃ユニットを用いて、フィクセイトルーンにより一方的に攻撃するパーティです。フィクセイトの発動確率は出撃時間にある程度依存するので、序盤は打撃ユニットをBCするなどのケアが必要ですが、バインドが安定すれば最後まで倍速放置することが出来ます。編成例1とは異なり回復ユニットが要らないので、中後衛アタッカーの枠が増え、全体火力を上げることが出来ます。
降臨モンスター
編成例(打撃・弓矢特攻の場合)
要点
- 同時攻撃数3~5を推奨
- パライズ系スキルで範囲攻撃の時間を延長
- 武器特攻を考慮する
- エグザントルーンでカンストまでの時間を短縮(上級者)
解説
降臨では、属性と部位数(1~5)がランダムに変わる1体のモンスターを相手にします。実際は、複数攻撃ユニットによる大ダメージが見込める、部位数3以上で厳選することが多いです(4ギルドの連携が取れていればの話です)。
そのため、複数攻撃のユニットを中心にパーティを組むのが良いです。これは、同時攻撃数5体が常に一番良いというわけではありません。5体攻撃が3部位モンスターに攻撃すれば、攻撃数2体分は無になるのですから、バランスをうまく考えて編成しましょう。
また複数部位のモンスターに対しては、ペネトレイトルーンは効かないので、2体攻撃の銃ユニットが3部位以上に攻撃を当てることはありません。気を付けましょう。