「鱗痕を持つ者」ヴィルトテス_include
属性補正
炎属性
86%
水属性
86%
風属性
86%
光属性
100%
闇属性
170%
モデル
ストーリー
主人公「あ、あの……、あなたがヴィルトテスさん……、ですか?」
ヴィルトテス「そうだが……、ふうん、お前が、恐れ多くも、この俺と旅を共にしたいという癒術士か。」
主人公「そ、そうです……!」
ヴィルトテス「いいぜ。そろそろ俺も、あの神殿に籠りきりでいるのに飽きたところだ。んじゃ、行くか。ついてこいよ、癒術士殿。」
主人公「えっ、あっ、はい!」
場面転換
ヴィルトテス「……。」
主人公「あ、あの~……、仲間になってくれてありがとうございます。」
ヴィルトテス「……いいから。」
主人公「え?」
ヴィルトテス「そんな敬わなくていいから!」
主人公「えっ!?」
ヴィルトテス「ああ~……!あのしゃべり方、我ながら偉そうでムズムズする……!」
ヴィルトテス「癒術士殿……、えっと、主人公だっけ?主人公って呼んでいいか?」
主人公「あ、はい……。」
ヴィルトテス「ありがとな。でも、もっと砕けた言葉でいいから!こう、友だちに接するみたいに!」
主人公「は、はあ……。」
ヴィルトテス「うーん、やっぱり神殿の外は開放感があるな~っ!主人公、誘ってくれてマジでありがとな!おかげでしばらく、あんな面倒なことやらずにすむぜ~!」
主人公「……、」
ヴィルトテス「……って、悪いな。なんかオレだけはしゃいじゃって……。」
ヴィルトテス「というか、はしゃぎすぎた……。恥ずかしい……。埋まりたい……。」
主人公「い、いや、あまりの変わりようにびっくりしただけだから!」
主人公「えっと……神官って、あんな風なしゃべり方をしないといけないのか?」
ヴィルトテス「いやー……、オレはちょっと立場が立場だからなあ……。」
主人公「たしか、特別なあざがあって導きの力があるとか聞いたことあるような……。」
ヴィルトテス「そうそう。この両頬にあるヤツな。鱗痕って言うんだ。」
主人公「りんこん?」
ヴィルトテス「ああ。オレたちの信じてる月神さまと太陽神さまを助けたっていう魚の鱗(うろこ)のこと。」
ヴィルトテス「神話じゃ、オレたち人間はその魚に似てるからあの地に住むことを許してもらえたんだとさ。」
ヴィルトテス「でもって、オレの頬にあるこの逆三角形は砂漠の国じゃ、鱗の象徴なんだ。」
主人公「だから、鱗痕なのか……。」
ヴィルトテス「そんなもんをつけて生まれてきたおかげで、神殿に行くことになって、さらには導きの力があるとかなんとか言われてさあ……。」
ヴィルトテス「けど……、見てろよ。うろこ~、うろこ~、えーい!」
主人公「いきなり三角の金属を濡らして、ばらまいてどうした……!?」
ヴィルトテス「これが占いなんだよ……。当たると思う?」
主人公「い、いやあ、なんとも……。」
ヴィルトテス「正直、オレ自身は自分にそんな力があるとは思えないんだけどさ……、」
ヴィルトテス「でも、オレに導きの力があるから、民や神官たちが安心して暮らせるって言われたからなあ……。」
ヴィルトテス「とりあえずは、本当の力の持ち主なり何なりが現れるまでは鱗痕の持ち主としていたほうがいいのかなって。」
ヴィルトテス「んで、やっぱこんなだるそうなヤツよりも、自分に自身があって偉そうなヤツの方が頼りがいはあるだろと思って、ああいう演技してたんだけど。」
ヴィルトテス「ううっ、やっぱりムズムズする……!」
主人公「た、大変なんだな……。」
主人公「でも、それもそうだよな。誰かのためにずっと神殿に籠りっぱなしなんて……。……ヴィルトテスって、優しいというか、真面目だよな。」
ヴィルトテス「いやあ…適当にやって騒ぎになっても後味悪いし……、どうせ断れないなら、ちゃんとやろっかなってだけ。」
ヴィルトテス「そう言いつつ、こうやって神殿を出てきてるんだけどさ。」
ヴィルトテス「けど、今の王様はそんなに信仰心は厚くないみたいだし、オレが呼ばれることも今までほとんどなかったし、大丈夫だとは思うけどな。」
主人公「それなら、少しくらい羽を伸ばしたっていいんじゃないか?たしかにヴィルトテスのおかげで、他のみんなは安心して暮らせてるのかもしれないけど、たまには、ヴィルトテスも気を休めないとさ。」
ヴィルトテス「おお、主人公……。いいこと言うなー……。ちょっとウルっときた!」
ヴィルトテス「そうだよな、オレだってたまには息抜きしないと!よし!この旅をオレのリフレッシュの旅としよう!」
ヴィルトテス「ありがとな、主人公。これからよろしく頼むぜっ!」
備考
「骨痕の持ち主」メフリと対になるあざを持つ
「砂上の神官」シーファ、「月闇の神官」ノエミー、「紫月の神官」ジェフティは同じく月神殿に仕える神官
入手方法
メダル交換600枚(2015/10/14~)