「篠突く骨棍雨」プテラノ_include
属性補正
炎属性
180%
水属性
100%
風属性
56%
光属性
100%
闇属性
100%
モデル
ストーリー
プテラノ「ふむう……」
主人公「あれ?プテラノさん、何してるんですか?」
プテラノ「うむ、実は先ほどしばらく雨が降っていないからどうにかしてくれんかと頼まれたんじゃ。」
主人公「そうか、プテラノさんは祈祷師っていう仕事をされてたんでしたね。」
プテラノ「仕事……、かっかっか、まあそうじゃの!仕事じゃ、仕事!」
プテラノ「さて、世話になった紹介所のお姉ちゃんに頼まれたからにはちゃんと仕事をせねばならんのう。」
主人公「あ、もしよければなんですけど、俺もついていかせてもらっていいですか?できることなら手伝いますから!」
プテラノ「おお、それなら頼もうかのう。かっかっか、孫もお前さんくらいの年じゃからなんだか孫がもうひとりできたみたいな感じがするのう!」
主人公「へえ、お孫さんがいるんですね~。」
主人公「(プテラノさんとは、一昨日、仲間になってもらったばっかりでまだ人柄とかそんなによく知らないんだよな)」
主人公「(祈祷師って聞いたから、魔法使いみたいな感じかと思ってたけど、持ち物はまさかの骨だし……、)」
主人公「ちょうどいい機会だし、俺もついて行かせてもらってプテラノさんのことをもっとよく知って仲を深めよう!)」
(場面切り替え・洞窟前)
プテラノ「むむっ、こっちじゃな!」
主人公「(プテラノさん、何してるんだ?てっきり雨乞い的なことをするのかと思ってたけど、地面を骨で叩いて、なにかを探してるみたいだな)」
プテラノ「おっと、ここじゃ!ようし、○○○よ、さがっておれ!水の竜に頼んで、雨を降らせるぞい!」
主人公「水の竜!?なんかすごそう……!これからプテラノさんの祈祷がはじま……」
プテラノ「どおりゃあああっ!」
主人公「って、地面に怒涛のラッシュ攻撃!?というか、それ祈祷!?」
プテラノ「物理的祈祷じゃ!」
主人公「それはもはや祈祷じゃないのでは!?」
プテラノ「これでとどめじゃあああっ!」
主人公「竜にとどめをさすの!?いいの!?」
主人公「っと、うわあっ!?地面から水柱が……!」
プテラノ「かっかっか、水の竜じゃー!」
主人公「地下水脈を掘り当てただけですよ!」
主人公「って、つめたっ!そうか、吹きあがった水が落ちてきてるのか……。まるで雨みたいに……、」
主人公「もしかして、プテラノさんは最初からこのつもりで……?その骨はダウジング用で、それがプテラノさん流の祈祷っていう……」
プテラノ「そうだったらよかったのかもしれんがのう。残念ながら、この骨はただの骨じゃ!」
プテラノ「さらに言えば、わしには孫のような自然の力を操る才はないし祈祷師になったのも、なれそうなやつがいなかったからというなりゆきじゃ!」
主人公「えっえええ!?そんな適当な感じになるもんなんですか、祈祷師って!」
プテラノ「かっかっか、祈祷師なぞ、本来は誰だってよいのじゃ。たとえ自然の力を操れたとて、所詮人間は小さな生き物。大いなる自然を変えるほどの力なぞない。」
プテラノ「神に乞い、願いをかなえてもらおうとしたところで叶えてくれるかどうかは、神さんの気分次第じゃ。結局のところは、自らの力で生き残るしかないのだのう。」
主人公「だから、今みたいに自分で地下水脈を発見することが物理的祈祷ってことなんですか?」
プテラノ「まあ、それはおまけのようなものじゃ。」
プテラノ「わしが思うに、祈祷師の役目とは自らの力で生きるための、支えを作ってやることじゃ。」
プテラノ「ゆえに、祈祷師は誰だってよいのだ。人々に神を、祈祷師を、……希望を、信じさせることができるのならばのう。」
主人公「信じさせることができるなら……?」
プテラノ「わからないならそれでよい。孫のように考えすぎて熱を出してもいかんからの!お前さんは孫のように、滝行で気合治癒できなさそうじゃ。」
主人公「気合治癒とか初めて聞きましたけど……!?これも物理的祈祷……!?」
プテラノ「たんに若いころのわしに似て、脳筋バカなだけじゃ。よい子はちゃんと薬草を煎じて、寝ているように。」
主人公「筋肉があれば、熱が出ても気合で治るのか。すごい……俺も筋肉ほしい……。」
プテラノ「もう熱に浮かされておったか……。」
プテラノ「まあ、そう考えすぎずとも、いずれわかる時がくるかもしれんのう、お前さんが癒術士として生き続けるならば。」
プテラノ「とはいえ、わからぬままに己の道を見出すもまたよし。イグアノもお前さんも、己の信ずる神を見つけ、選ばねばならんからのう。」
備考
「骨杖の祈祷師」イグアノの祖父
「奇で彩る祈踊」ケラセアの師匠
入手方法
ダイヤ限定★4スカウトフェス「篠突く骨棍雨 プテラノ」