「愛で草の弓士」ギャグリー
「愛で草の弓士」ギャグリーの基本データ
出身 | 植物の国 |
---|---|
年齢 | 28歳 |
性別 | 男 |
レアリティ | ★2 |
属性 | 風 |
成長タイプ | 晩成 |
武器 | 弓 |
武器種別 | 弓矢 |
同時攻撃数 | 1体 |
攻撃段数 |
初期体力 | 初期攻撃力 |
---|---|
1,200 | 2,230 |
最大体力 | 最大攻撃力 |
2,520 | 4,683 |
覚醒体力 | 覚醒攻撃力 |
4,995 | 9,333 |
移動速度 | 攻撃間隔 |
45 | 2.67 |
リーチ | タフネス |
135 | 41 |
DPS | 総合DPS |
1753 | 1753 |
覚醒DPS | 覚醒総合DPS |
3,495 | 3,495 |
追加日 | 2017.05.09 |
---|---|
ロード・トゥ・グローリー⑧ |
属性補正
炎属性
71%
水属性
140%
風属性
100%
光属性
100%
闇属性
100%
モデル
ストーリー
主人公「へっくしゅ!」
メルク「風邪なのですよ?」
主人公「わからないけどくしゃみが……、」
主人公「へっくしゅ!」
ギャグリー「……。」
主人公「うわっ、すいません!思いっきり近くでくしゃみを……、」
ギャグリー「風邪かね。」
主人公「それはまだわからな……、」
ギャグリー「風邪だな。」
主人公「いや、わからないんで……、」
ギャグリー「薬草だな。」
主人公「話きいて!」
ギャグリー「ふんす!」
メルク「みゅわっ!どこからともなくすり鉢を取り出して、薬草をすり潰しはじめたのですよ……!」
ギャグリー「ふんふん、いい感じだぞ!いいぞ!これまでになかった薬効が期待できる!」
主人公「な、なんかやけに興奮してませんか?鼻息が……、」
ギャグリー「これはくしゃみに効く薬草だ。だがすり潰す過程で、その匂いを嗅いだ者を興奮させる作用がある。」
主人公「な、なるほど。俺のために興奮してくれてたんですね……。」
メルク「その言い方はなんだか嫌なのですよ。」
メルク「でもわざわざ主人公さんのために薬を調合してくれるなんて優しいのですよ~!もしかして薬師さんなのです?」
ギャグリー「薬師?違うぞ、私は愛の狩人……、薬草への愛の道をひた走る者だ!」
主人公「へ、へえー……、薬草がお好きなんですね。」
ギャグリー「薬草はいいぞぉ!調合することにより作り出される薬効!繊細な混ぜ合わせにより毒さえも薬となる瞬間!」
ギャグリー「ただの草も毒草も、見方ひとつ、混ぜ方ひとつで薬草へと変じる可能性を秘めている!そのミステリアスさにはどんな女性もかなわない!」
主人公「な、なるほど。」
ギャグリー「なんだ、その反応は!せっかく私が薬草の素晴らしさを語っているというのにお前にはわからんというのか!」
ギャグリー「もういい、お前にはこの薬湯はもったいない!私が代わりに飲んでやる!」
主人公「えええっ!すみません、あまりの勢いに圧倒されて!」
ギャグリー「ごくごくっ!」
主人公「ああーっ!」
ギャグリー「セクシーっ、もう1杯!」
主人公「セクシー!?」
ギャグリー「体の奥から元気が湧いてくる!元気、元気!ワッハッハ!」
ギャグリー「あんなただの草のような顔をしながらこんな薬効を秘めていたなんて、お前はなんと魅力的な草なんだ!」
主人公「元気っていうか、徹夜しすぎておかしくなった人みたいになってますよ!?というか、くしゃみに効く薬だったんじゃ……!?」
ギャグリー「ワッハッハ!」
「ぐふっ。」
主人公「わーっ!」
(暗転)
ギャグリー「ここは……、」
メルク「みゅ、気がついたのです?笑いながら気絶したので驚いたのですよ。」
主人公「ええと、ギャグリーさんですよね。紹介所のお姉さんから聞きました。」
ギャグリー「いかにも、私はギャグリーだ。薬草が大好きだ。」
主人公「いや、それはもう十分わかりました。」
ギャグリー「それにしても、少しばかり興奮しすぎて調合を間違えてしまったようだな。そのせいで想定とは違う薬効になってしまった。」
主人公「あっ、一応は風邪薬を作ってくれようとしてたんですね。てっきり実験台にするつもりだったのかと……。」
ギャグリー「馬鹿め!」
ギャグリー「自分が愛する女を好き好んで人に渡すようなやつがいるか?いや、いない!」
主人公「そ、そうですね。ありがとうございました、お気持ちだけありがたく受け取っておきます。」
ギャグリー「気持ちだけ!?お前の薬草への愛はその程度か!私から奪うくらいの気概はないのか!」
主人公「ないですよ!そりゃ確かにくしゃみは治したいですけ……、」
主人公「へくしっ!」
ギャグリー「……。」
主人公「す、すみません。またこんな至近距離で……。」
ギャグリー「よし、行ってくる。」
主人公「えっ、どこに!?」
ギャグリー「薬草を探しに行く!さっきのものでストックを使い切ってしまったからな。待っていろ、必ずお前に最高の薬湯を飲ませてやる。」
メルク「そ、それはありがたいのですが、ギャグリーさんはその……、貧弱で有名だと聞いたのですよ。」
主人公「それにさっき倒れたばっかりだし、せめて俺が自分で採りに行きますから……、」
ギャグリー「愛の前にそんなものは関係ぬわぁい!まったくあいつと同じようなことを言いおって!」
主人公「あいつ?」
ギャグリー「私の教え子だ!私が薬草探しの旅に出ようとすればいちいちすっ飛んできて止めてくる……。」
ギャグリー「薬草について教えてやったというのに、恩を仇で返されるとはまさにこのことだな!」
主人公「そ、その人は今……?」
ギャグリー「あいつが旅に出ている間に国を出たから知らん!今頃、どこかの薬草たちといちゃいちゃきゃっきゃと戯れているんだろう。」
メルク「そんな人はギャグリーさんくらいな気もするのですよ。でも止められるということは、やっぱり1人では危険ということなのでは……?」
ギャグリー「フッ、馬鹿め!私の弓矢は気分を落ち着かせる薬効のある薬木で作ってある!」
主人公「な、なるほど。つまり命中率が上がると……。意外とちゃんと考えてるのか。」
ギャグリー「どれ、試し打ちを……、」
ギャグリー「うおっ!?」
メルク「弓が……!」
主人公「折れたー!」
ギャグリー「……ふう。この薬木は薬効を出すために乾燥させると脆(もろ)くなるのが欠点だな。」
メルク「どうしてそんな脆い木で弓矢を作るのですよ?」
ギャグリー「愛ゆえだ。」
メルク&主人公「……。」
主人公「(この人を1人で外に出してはいけない……!)」
メルク「(教え子さんは十分すぎるほど、恩を返していたのですよ……)」
備考
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