「怒涛の話し手」リリップ
「怒涛の話し手」リリップの基本データ
出身 | 妖精の国 |
---|---|
年齢 | 11歳 |
性別 | 女 |
レアリティ | ★3 |
属性 | 光 |
成長タイプ | 晩成 |
武器 | 噴進砲 |
武器種別 | 銃弾 |
同時攻撃数 | 3体 |
攻撃段数 | - |
初期体力 | 初期攻撃力 |
---|---|
1,240 | 2,320 |
最大体力 | 最大攻撃力 |
2,604 | 4,872 |
覚醒体力 | 覚醒攻撃力 |
4,629 | 8,772 |
スキル進化体力 | スキル進化攻撃力 |
- | - |
移動速度 | 攻撃間隔 |
55 | 3.44 |
リーチ | タフネス |
165 | 32 |
DPS | 総合DPS |
1416 | 4249 |
覚醒DPS | 覚醒総合DPS |
2,550 | 7,650 |
スキル進化DPS | スキル進化総合DPS |
- | - |
進化 | - |
---|---|
- |
スキル1 | - |
---|---|
- |
スキル2 | - |
---|---|
- |
追加日 | 2017.09.20 |
---|---|
メダル交換所 |
入手方法 | - |
---|---|
- |
属性補正
炎属性
93%
水属性
93%
風属性
93%
光属性
100%
闇属性
125%
モデル
ストーリー
主人公「悪い、遅れた!」
メルク「リリップさんはもう来てるのですよ?」
リリップ「おっそーい!」
主人公「声でかっ!」
メルク「その小さい体のどこからそんな声が出ているのです?」
リリップ「おそい、おそい、おそすぎよ!もう約束の時間を5分も過ぎたわ!どうしてくれるのよ、この5分!」
リリップ「5分で何が出来るかって聞かれると、それはちょっと返答に困るけど、だけど時間を無駄にしたことは確かよね? ね!」
主人公「そ、そりゃあ、もう……、」
リリップ「ちょっと!まだあたしのターンなんだから口を挟まないで!」
主人公「ターン制なのか!?」
リリップ「そうよ、そうに決まってるじゃない!世の中大体ターン制よ。それで決着が付くんだから!だから今は黙ってあたしの話を聞きなさい!」
主人公「は、はぁ……。」
リリップ「まったく! まったくもうまったくよ!あなたたちがあたしを仲間にしたいというから、わざわざ来たっていうのに……、」
リリップ「待たせるなんてどういう了見なの!こっちはもしかして騙されたんじゃないかと思って、泣きそうだったんだからね!」
リリップ「あっ、違うわよ!泣きそうってだけで実際に泣いたわけじゃないんだから!あくまで『そう』よ!『た』じゃないわ!」
リリップ「細かいって思ったわね? わかるわ!だってあたしも細かいって思ったもの!でも、そういうことはちゃんと言っていかないと駄目よ!」
リリップ「お父様がね、そう言ってたの!言葉にしなくても伝わるなんて考えちゃいけない。思ったことは口に出すべきだって。」
リリップ「すてき!」
リリップ「さすがだわ! さすがお父様だわ!発言の節々にダンディさが垣間見えているもの!抗えないほどダンディね、お父様!」
リリップ「だけど残念だわ……。お父様は仕事が忙しいから滅多に家に帰ってこないの。悲劇、まさに悲劇よね。」
リリップ「でも、いいの!毎日会えたらありがたみが薄れるものね!そういう希少さ、大事にしていきたいわ!」
リリップ「あれ、何の話をしていたのかしら?まぁ、いいわ! だってお父様の話ができたんだもの!それ以外のことなんて、大して重要じゃないわよね!」
リリップ「それやあ、これであたしのターンはおしまい!お待ちかねの、あんたたちのターンよ!さぁ、おしゃべりしなさい!」
主人公「……。」
メルク「……。」
リリップ「まさかのだんまり!?」
リリップ「ちょっと、どうして話さないのよ!もしかして、あたしとなんかおしゃべりしたくないってこと?」
主人公「はっ!そ、そうか、俺たちの番か!」
メルク「あまりに一方的な展開だったので、一瞬思考がストップしていたのですよ!」
リリップ「ダメよ、ストップしないで!戦いの場においては、とにかく動き回るのが基本!これがお父様の教えよ!」
リリップ「おっとっと、今はあんたたちのターンよね?ちょっと喋りすぎちゃったわ。レディたるもの、メリハリはつけないとね!」
リリップ「もうあたしは黙ってるわ。はい、どうぞ!」
主人公「どうぞってい言われてもな……。」
メルク「リリップさんのような、マシンガントークは難しいのですよ……。」
主人公「とりあえず、遅れたことに対しては謝らせてくれ。ほんとに悪かったよ。」
リリップ「……へ?」
メルク「全然ピンときていないのですよ!?」
主人公「さっきまであんなに怒っていたのに!?」
リリップ「え、えっと、そうだったかしら?そういえば、そんな話をしていたような、していなかったような……?」
メルク「勢いよく話しすぎて、最初の会話内容を忘れているようなのですよ……。」
リリップ「は、はぁ!? 違うわよ!あたしがそんなマヌケな失敗をすると思うの?ちゃんと覚えてるわよ!」
リリップ「まったく! まったくもうまったくよ!遅れるなんて信じられない!もう、こらっ! って感じだわ!」
主人公「こら……。」
リリップ「そう、こらっ!いや、こぉぉぉらぁぁぁ! ぐらいかしら?とにかくそんな感じよ! まったくもうまったく!」
リリップ「だけどあたしはお父様の子!つまり、とっても寛容な性格なの!ご近所でも有名な優しい子だったわ!」
リリップ「だから、あんたたちのことも許してあげる!すごい、あたしってば寛容!」
リリップ「というわけで、この話はおしまい!決して話の内容を忘れたから、うやむやにしようとしたわけじゃないわよ?」
主人公「あ、ああ。わかってるよ。」
リリップ「なら、よし!」
リリップ「というか、まだあんたたちのターンじゃない!んもう、あんたたちがとろいからつい口をはさんじゃう!とんだトラップよ! 信じられない!」
主人公「えぇ、リリップが勝手に話し始めたのに……。」
リリップ「も、問答無用よ!ほら、とっとと本題に入りなさいよ!またのろのろ話してたらぶっ放すからね!」
メルク「みゅっ!?武器を構えないでほしいのですよ!」
主人公「わ、わかった、話すから!」
主人公「えっと、改めてになるんだけど、今日は俺たちの仲間になってもらいたくて会いに来たんだ。」
メルク「でも、ここまで怒らせてしまっては望み薄なのですよ……。」
リリップ「……。」
主人公「そうだな。そもそも遅れた俺たちが悪かったし……。怒らせちゃってごめんな。」
メルク「わざわざ来てもらったのに、申し訳ないのですよ。」
リリップ「……。」
主人公「それじゃあ、俺たちは行くよ。元気でな、リリップ。」
メルク「また会えたら、仲直りしてほしいのですよ。」
リリップ「……。」
主人公「えっと、リリップ?さっきから何か言いたげだけど、どうした?」
リリップ「ターン終了の宣言は!?」
主人公「えっ?あっ、そっか!俺たちが話し終わるまで黙ってたのか!」
メルク「このシステム、なかなか慣れないのですよ!」
リリップ「うるさいわね!こうでもしないと会話が成立しないのよ!それで、いいの? もう話していいの!?」
主人公「あ、ああ。どうぞどうぞ!」
リリップ「よしきたわぁ!」
リリップ「なるわよ、なる!あんたたちの仲間になってあげるわよ!まったく、勝手に話を進めないでよね!」
主人公「えっ、本当か!」
リリップ「黙りなさい、まだあたしのターンよ!いい加減学習しなさいよ!」
主人公「あっ、はい!すみません!」
リリップ「ふんだ、まぁ仲間のよしみで許してあげるけど!こっちはまだ1番大事なことを言ってないんだから、それを聞くまでは黙ってなさい!」
メルク「1番大事なこと、なのです……?」
リリップ「い、いい?1度しか言わないから、聞き逃すんじゃないわよ!」
リリップ「……誘ってくれてありがと。これからよろしく……ね?」
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