「高潔なる聖剣」フェイエル
「高潔なる聖剣」フェイエルの基本データ
出身 | 空の国 |
---|---|
年齢 | 21歳 |
性別 | 男 |
レアリティ | ★4 |
属性 | 光 |
成長タイプ | 平均 |
武器 | 剣/盾 |
武器種別 | 斬撃 |
同時攻撃数 | 1体 |
攻撃段数 |
初期体力 | 初期攻撃力 |
---|---|
3,930 | 2,150 |
最大体力 | 最大攻撃力 |
7,860 | 4,300 |
覚醒体力 | 覚醒攻撃力 |
12,810 | 7,000 |
スキル進化体力 | スキル進化攻撃力 |
移動速度 | 攻撃間隔 |
53 | 2.13 |
リーチ | タフネス |
15 | 80 |
DPS | 総合DPS |
2019 | 2019 |
覚醒DPS | 覚醒総合DPS |
3,286 | 3,286 |
スキル進化DPS | スキル進化総合DPS |
スキル1 | - |
---|---|
進化 | 進化後ユニット |
---|---|
進化前:「純忠なる聖兵」フェイエル |
追加日 | 2018.04.16 |
---|---|
4月進化解放2018 | |
入手方法 | 進化 |
素材による進化で入手可能 |
属性補正
炎属性
90%
水属性
90%
風属性
90%
光属性
100%
闇属性
140%
モデル
ストーリー
<紹介所>
主人公「どうしよう、大丈夫かな……。」
フェイエル「主人公くん? 浮かない顔だな、どうかしたのか?」
主人公「あっ、フェイエルさん。」
主人公「実は、紹介所のお姉さんに頼まれて、村近くのモンスターを癒すことになったんですけど……、」
フェイエル「なるほど、これがそのモンスターの資料か。これはなかなか手ごわそうだな。」
主人公「ううっ、そうなんですよ! 頑張るつもりではあるんですけど、俺に癒しきれるかどうか……!」
フェイエル「だが、それでも引き受けたということは今、癒術が必要だと判断したんだろう?」
主人公「そうなんですよね……。しばらくこの村に癒術士が来る予定もないみたいで、それなら未熟でも、やるだけやってみようと思って……。」
主人公「とはいえ、やっぱり失敗したら、モンスターを刺激することになるし……、はあ、俺で本当に大丈夫なのか。」
フェイエル「……。」
主人公「あっ、すみません。会って早々、こんなこと……。」
フェイエル「いや、かまわないよ。だけど、僕には君が失敗するとは思えないな。」
主人公「え?」
フェイエル「彼女は紹介所で働いているだけあって、人を見る目は確かなはずだろう?」
主人公「それはたしかに……。」
フェイエル「その彼女が君に頼んだということは君が自分ではそう思えないとしても、それを成し遂げるだけの力があるということだ。」
フェイエル「それに、失敗したところで問題はない。また出直して癒せばいいだけのことだ。そうできるよう、事前に策を練っておけばいい。」
主人公「なるほど……、それもそうか。自信がないなら、その分、作戦を練っておけばいいんだった。」
主人公「ありがとうございます、フェイエルさん。おかげでどうにかできそうな気がしてきました!」
フェイエル「だろう? 君に頼んだ者の目を信じることだよ。じゃあ、さっそく準備といこうか。」
フェイエル「資料を見るに、今回のモンスターの相手には僕が適任のようだ。モンスターのいる山には僕も同行するよ。」
主人公「えっ!? い、いいんですか?」
フェイエル「ああ。これも神のお導きかもしれないし、この村には僕も世話になった。」
フェイエル「さて、癒しそこねた時のために村の人たちにも協力を頼んでおいたほうがよさそうだな。」
主人公「……、」
フェイエル「どうかしたか?」
主人公「あっ、いえ。ありがとうございます。」
<山>
主人公「うう、よかった! どうにか癒せましたよ、フェイエルさん!」
フェイエル「ああ、ご苦労だったね。」
主人公「いろいろとありがとうございました。フェイエルさんがいなければ、きっと癒せませんでしたよ。それに……、」
フェイエル「それに?」
主人公「いえ……、村の人たちに指示を出すのが手馴れてたなと思って。」
フェイエル「それはそうだろう。いつもやっていることだからね。」
フェイエル「団長が自分の仕事だけに集中できるよう、部下の細かな統率や指示出しは僕がしている。僕の仕事はラヴィオル団長の補佐だからね。」
主人公「なるほど、それで……。」
主人公「その、フェイエルさんってなんだか部下の人たちに慕われてそうですよね。」
フェイエル「それを言うなら、団長だろう?」
主人公「もちろんラヴィオルさんもそうだと思いますけど、フェイエルさんも別の形で慕われてそうだなって。昼間のことを思い出すと、そう思えるんですよね。」
フェイエル「昼間? ……何かしたか?」
主人公「えっ!? 悩んでた俺にアドバイスして、励ましてくれたじゃないですか! だから、あんな風に部下の人たちにも接してるのかと……、」
フェイエル「そういう時もあるが……、慕われるほどのことだろうか。僕は君の仕事が円滑に進むよう助言しただけだよ。それに、励ましといっても客観的な事実を述べたものだし。」
主人公「いや、それがすごくありがたかったんですよ。」
フェイエル「そうか……。」
フェイエル「まあ、褒められていることは素直に喜ぼう。気づいていないうちに団長のお役に立てていたのかもしれないし。」
フェイエル「だけど……、君が本当に言いかけたことはそれなのかい?」
主人公「えっ……、」
主人公「って、うわっ!?」
フェイエル「主人公くん!?」
主人公「ま、まずい! 足場が崩れて……、」
「うわああああっ!」
「……、」
主人公「あ、あれ?」
フェイエル「大丈夫か!?」
主人公「フェ、フェイエルさん……。ありがとうございます、手をつかんでくれなければ今頃……。」
フェイエル「怪我はなさそうだな……。これからは足元にもっと気をつけろ。」
主人公「うう、すみません。」
フェイエル「ああいや、すまない。元はと言えば、僕が変な聞き方をしたせいだな。」
主人公「あ……、」
フェイエル「……手。」
主人公「え?」
フェイエル「やはり、なにも変わらないな。僕の手も、地上の民の手も。」
主人公「……、」
フェイエル「あの時、オルトスくんはすべてを捨てて君に手を伸ばした。あれほどの目の前で地上の民に触れれば、焦がれた聖都にはもう戻れないとわかっていたはずだ。」
フェイエル「夜明けの光は雲の向こう側に遠く、翼をいただける瞬間が来るかもわからない中で。」
フェイエル「いや……、そんなことを思う間もなかったのか。今、僕がとっさに君に手を伸ばしたように。」
主人公「フェイエルさん……。」
フェイエル「地上へやってきて、確かに僕は変わった。こうして、君の手をためらいなくつかめるようになり、地上の民に協力を仰ぐことを恐れないようになった。」
フェイエル「君が言いかけていたのは、そのことだろう?」
主人公「……、」
主人公「そうです。いつのまにか、そうなってたんだなと思って。」
フェイエル「……まだ、わからないことはたくさんある。気づいてしまえば、これまでの自分を失ってしまうことすらあるのかもしれないとも思う。」
フェイエル「だが、こうして君の手をつかんだことをきっと僕は、後悔しないだろう。」
フェイエル「君が、地上の民が、空から見下ろされ、神に罰せられて当然の人間ではないと、思ってしまったからには。」
主人公「……。」
フェイエル「さて、そろそろ山を下りようか。」
主人公「……そうですね。」
主人公「あっ、待ってください。」
フェイエル「……? 僕の手に何か用か?」
主人公「……、さらさら、ではないですね。」
フェイエル「いきなり手袋を脱がして、第一声がそれか。」
主人公「す、すみません。一緒に旅に出ると決まったときにそんなことを話したなと思い出して。」
フェイエル「汗をかいて当然だろう。」
フェイエル「危機にさらされている者がいれば、誰だって心配する。」
主人公「……。」
主人公「そういうところは、変わりませんね。」
備考
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属性別 | |||||
炎 | 水 | 風 | 光 | 闇 | |
武器種別 | |||||
斬撃 | 突撃 | 打撃 | 弓矢 | 魔法 | |
銃弾 | 回復 | ||||
出身別 | |||||
王国 | 妖精の国 | 機械の国 | 和の国 | 空の国 | |
西部の国 | エレキの国 | 魔法の国 | 恐竜の国 | 砂漠の国 | |
死者の国 | 少数民族の国 | 動物の国 | 常夏の国 | 植物の国 | |
科学の国 | お菓子の国 | 雪の国 | |||
コラボユニット |
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さすらいの癒術師さん
122018年04月18日 19:25 ID:gd0xry8q主人公:「……。」
フェイエル:「さて、そろそろ山を下りようか。」
主人公:「……そうですね。あっ、待ってください。」
フェイエル:「……?僕の手に何か用か?」
主人公:「……、さらさら、ではないですね。」
フェイエル:「いきなり手袋を脱がして、第一声がそれか。」
主人公:「す、すみません。一緒に旅に出ると決まったときにそんなことを話したなと思い出して。」
フェイエル:「汗をかいて当然だろう。
危険にさらされている者がいれば、誰だって心配する。」
主人公:「……。
そういうところは、変わりませんね。」
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さすらいの癒術師さん
112018年04月18日 19:24 ID:gd0xry8q主人公:「……、
そうです。いつのまにか、そうなってたんだなと思って。」
フェイエル:「……まだ、わからないことはたくさんある。気づいてしまえば、これまでの自分を失ってしまうことすらあるのかもしれないとも思う。
だが、こうして君の手をつかんだことをきっと僕は、後悔しないだろう。
君が、地上の民が、空から見下ろされ、神に罰せられて当然の人間ではないと、思ってしまったからには。」
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さすらいの癒術師さん
102018年04月18日 19:23 ID:gd0xry8qフェイエル:「あの時、オルトスくんはすべてを捨てて君に手を伸ばした。あれほどの衆目の前で地上の民に触れれば、焦がれた聖都にはもう戻れないとわかっていたはずだ。
夜明けの光は雲の向こう側に遠く、翼をいただける瞬間が来るかもわからない中で。
いや……、そんなことを思う間もなかったのか。今、僕がとっさに君に手を伸ばしたように。」
主人公:「フェイエルさん……。」
フェイエル:「地上へやってきて、確かに僕は変わった。こうして、君の手をためらいなくつかめるようになり、地上の民に協力を仰ぐことを恐れないようになった。
君が言いかけていたのは、そのことだろう?」
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さすらいの癒術師さん
92018年04月18日 19:22 ID:gd0xry8q主人公:「フェ、フェイエルさん……。ありがとうございます、手をつかんでくれなければ今頃……。」
フェイエル:「怪我はなさそうだな……。これからは足元にもっと気をつけろ。」
主人公:「うう、すみません。」
フェイエル:「ああいや、すまない。元はと言えば、僕が変な聞き方をしたせいだな。」
主人公:「あ……、」
フェイエル:「……手。」
主人公:「え?」
フェイエル:「やはり、なにも変わらないな。僕の手も、地上の民の手も。」
主人公:「……、」
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さすらいの癒術師さん
82018年04月18日 19:21 ID:gd0xry8qフェイエル:「そういう時もあるが……、慕われるほどのことだろうか。僕は君の仕事が円滑に進むよう助言しただけだよ。それに、励ましといっても客観的な事実を述べたものだし。」
主人公:「いや、それがすごくありがたかったんですよ。」
フェイエル:「そうか……。
まあ、褒められていることは素直に喜ぼう。気づいていないうちに団長のお役に立てていたのかもしれないし。
だけど……、君が本当に言いかけたことはそれなのかい?」
主人公:「えっ……、
って、うわっ!?」
フェイエル:「主人公くん!?」
主人公:「ま、まずい!足場が崩れて……、
うわああああっ!
……、
あ、あれ?」
フェイエル:「大丈夫か!?」
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さすらいの癒術師さん
72018年04月18日 19:19 ID:gd0xry8q主人公:「なるほど、それで……。
その、フェイエルさんってなんだか部下の人たちに慕われてそうですよね。」
フェイエル:「それを言うなら、団長だろう?」
主人公:「もちろんラヴィオルさんもそうだと思いますけど、フェイエルさんも別の形で慕われてそうだなって。昼間のことを思い出すと、そう思えるんですよね。」
フェイエル:「昼間?……何かしたか?」
主人公:「えっ!?悩んでた俺にアドバイスして、励ましてくれたじゃないですか!だから、あんな風に部下の人たちにも接してるのかと……、」
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さすらいの癒術師さん
62018年04月18日 19:19 ID:gd0xry8qフェイエル:「どうかしたか?」
主人公:「あっ、いえ。ありがとうございます。」
【山へ移動】
主人公:「うう、よかった!どうにか癒せましたよ、フェイエルさん!」
フェイエル:「ああ、ご苦労だったね。」
主人公:「いろいろありがとうございました。フェイエルさんがいなければ、きっと癒せませんでしたよ。それに……、」
フェイエル:「それに?」
主人公:「いえ……、村の人たちに指示を出すのが手馴れてたなと思って。」
フェイエル:「それはそうだろう。いつもやっていることだからね。
団長が自分の仕事だけに集中できるよう、部下の細かな統率や指示出しは僕がしている。僕の仕事はラヴィオル団長の補佐だからね。」
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さすらいの癒術師さん
52018年04月18日 19:16 ID:gd0xry8q主人公:「なるほど……、それもそうか。自信がないなら、その分、作戦を練っておけばいいんだった。
ありがとうございます、フェイエルさん。おかげでどうにかできそうな気がしてきました!」
フェイエル:「だろう?君に頼んだ者の目を信じることだよ。じゃあ、さっそく準備といこうか。
資料を見るに、今回のモンスターの相手には僕が適任のようだ。モンスターのいる山には僕も同行するよ。」
主人公:「えっ!?い、いいんですか?」
フェイエル:「ああ。これも神のお導きかもしれないし、この村には僕も世話になった。
さて、癒しそこねた時のために村の人たちにも協力を頼んでおいたほうがよさそうだな。」
主人公:「……、」
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さすらいの癒術師さん
42018年04月18日 19:16 ID:gd0xry8q主人公:「あっ、すみません。会って早々、こんなこと……。」
フェイエル:「いや、かまわないよ。だけど、僕には君が失敗するとは思えないな。」
主人公:「え?」
フェイエル:「彼女は紹介所で働いているだけあって、人を見る目は確かなはずだろう?」
主人公:「それはたしかに……。」
フェイエル:「その彼女が君に頼んだということは君が自分ではそう思えないとしても、それを成し遂げるだけの力があるということだ。
それに、失敗したところで問題はない。また出直して癒せばいいだけのことだ。そうできるよう、事前に策を練っておけばいい。」
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さすらいの癒術師さん
32018年04月18日 19:14 ID:gd0xry8q主人公:「ううっ、そうなんですよ!頑張るつもりではあるんですけど、俺に癒しきれるかどうか……!」
フェイエル:「だが、それでも引き受けたということは今、癒術が必要だと判断したんだろう?」
主人公:「そうなんですよね……。しばらくこの村に癒術士が来る予定もないみたいで、それなら未熟でも、やるだけやってみようと思って……。
とはいえ、やっぱり失敗したら、モンスターを刺激することになるし……、はあ、俺で本当に大丈夫なのか。」
フェイエル:「……。」