「幻明なる森人」キアン

>>2

情報提供ありがとうございます。

ストーリー反映いたしました。

>>2

キアン「キアンとブレイデンは、ちゃんと心、つながってる。」

主人公「そうだな。」

主人公「その言葉を聞けて、安心したよ。」

キアン「だいじょぶ。キアン、ずっと、ブレイデンのとなりにいるから。」

キアン「キアン。なんどだって、ブレイデンの名前を呼ぶよ。」

キアン「だって、キアンの声は、いつだって、ブレイデンに届くから。」

---以上です。いつも編集ありがとうございます。

>>2

キアン「まえのおうちにいたときから、キアンはたくさんのブレイデンにふれていた。」

キアン「ブレイデンの声、いつもキアンに届いていた。」

キアン「だから、やっぱ、いいや。ブレイデン、『親』じゃなくて、いい。」

キアン「ブレイデンは、ブレイデン。」

キアン「ブレイデンは、キアンに理由をくれた。キアンが、キアンであることに。」

主人公「それじゃあ、キアンとブレイデンさんはお互いが大切ってことになるな。」

キアン「あたりまえ。」

>>2

主人公「それならよかった。」

主人公「なあ、キアン。」

キアン「なに。」

主人公「キアンは、ブレイデンさんのこと、大切だろ？」

キアン「ケケ。そだね。」

主人公「ブレイデンさんも同じように、キアンのことを大切に思ってるって聞いた。」

主人公「ブレイデンさんが、ブレイデンさんである理由。それはキアンがくれたんだって言ってたよ。」

キアン「……。」

主人公「えっと、キアン？」

キアン「ケケケ。」

>>2

キアン「でも、ひとには『親』がいるって。」

キアン「ブレイデンは。キアンの『親』じゃない。」

キアン「だけど。みんな、キアンとブレイデンを『親子』だってまちがえる。」

キアン「ちがう。ぜんぜん、ちがう。」

キアン「キアン。ブレイデンが歳をとらなかったことしってる。」

キアン「ブレイデンに、ずっとふれてきた。だから、わかる。」

主人公「……。」

キアン「主人公。キアンは、ブレイデンの、なに。ブレイデンは、キアンの、なに。」

主人公「それは……、」

キアン「ま、いいや。」

キアン「主人公、ミルクもっと。」

主人公「あ、ああ。」

キアン「ん。やっと、にがくなくなった。」

>>2

キアン「それに、キアンには、新しいおうちがある。」

キアン「そこに、キアンがほしいもの、みんなある。」

主人公「新しいおうち？じゃあもう、あの古城から引っ越したのか。」

キアン「ん。前よりちいさいけど、キアン、いまのおうち、気に入ってる。」

キアン「ブレイデンと部屋、となりだから。」

キアン「ブレイデン、いつでも会えるようになった。」

主人公「そうか……、よかったな、キアン。」

キアン「そだね。でも。」

主人公「どうした。」

キアン「キアン、わからない。」

キアン「ブレイデンは、キアンの、なに。」

主人公「……、ブレイデンさんは、キアンを育ててくれている人、だろ。」

キアン「ん。」

>>3

キアン「ブレイデンのほうが、お茶いれるの、うまい。」

主人公「ブレイデンさん？今はあの人がお茶を淹れてくれるのか。メリーベルじゃなくて。」

キアン「ベルはいないよ。」

キアン「キアンのおうちには、もうブレイデンしかいない。」

主人公「え……？」

キアン「ベルも、シナモンも、メープルも、ジンジャーも。もう、みんな、いない。」

キアン「でも、さみしくない。」

キアン「だって、ベルたちはぜんぶ、ブレイデンだから。」

キアン「ブレイデン、いなくならないから。」

主人公「……、そっか。」

>>2

キアン「ね。」

主人公「ん、どうした？キアン。」

キアン「主人公。ひまなら茶会、しよ。」

キアン「キアン、お茶、のみたい。」

主人公「わかった。俺がお茶を淹れるよ。」

－－

キアン「うげ。にがい。」

キアン「主人公、ミルク。」

主人公「はい、これ。」

キアン「む。まだにがい。」

キアン「主人公、お茶いれるの、へた。」

主人公「わ、悪かったよ……。」

ストーリーです。

左上の星形のぬいぐるみ、ブギーブルとかシャイリーのユニット絵にある奴と同じだ