「一擲する逆角」プライアル
「一擲する逆角」プライアルの基本データ
出身 | 魔法の国 |
---|---|
年齢 | 21歳 |
性別 | 女 |
レアリティ | ★4 |
属性 | 闇 |
成長タイプ | 平均 |
武器 | 魔拳籠手 |
武器種別 | 打撃 |
同時攻撃数 | 3体 |
攻撃段数 | 3段 |
初期体力 | 初期攻撃力 |
---|---|
3,280 | 2,180 |
最大体力 | 最大攻撃力 |
6,560 | 4,360 |
覚醒体力 | 覚醒攻撃力 |
10,685 | 7,060 |
スキル進化体力 | スキル進化攻撃力 |
移動速度 | 攻撃間隔 |
60 | 3.11 |
リーチ | タフネス |
35 | 62 |
DPS | 総合DPS |
1402 | 4206 |
覚醒DPS | 覚醒総合DPS |
2,270 | 6,810 |
スキル進化DPS | スキル進化総合DPS |
スキル1 | - |
---|---|
追加日 | 2019.03.31 |
---|---|
4月新ユニット追加フェス2019 |
属性補正
炎属性
89%
水属性
89%
風属性
89%
光属性
155%
闇属性
100%
モデル
ストーリー
<紹介所>
プライアル「ようこそ、プライアルのお悩み相談室へー!」
主人公「まってましたー。」
主人公「……。」
主人公「それで、これはいったい?」
プライアル「いやぁ、付き合わせちゃってごめんなさい。いい合いの手でしたよ!」
プライアル「実はですね、自分に相談があるって子が来たんですよ!」
プライアル「それで、その子が緊張しないように、明るい演出を考えてみたんですけど……、」
プライアル「どうでしたかね!?」
町の少年「え……っと。」
主人公「露骨に言葉に詰まってますよ!」
プライアル「失敗ですね!」
プライアル「いやぁ、どうもすみません! まぁ、こんな感じで身構えずにお話できたらと! あ、お菓子とか食べますー?」
町の少年「は、はぁ……。」
主人公「ええっと、それでプライアルさんに相談なんだよな? 何かあったのか?」
町の少年「う、うん! 僕の悩みは、きっと魔法使いしか解決できないんだ!」
主人公「魔法使いしか?」
プライアル「ふむ、聞かせてもらっても?」
町の少年「……実は僕、悪戯をして、お母さんが大切にしている花瓶を……、」
町の少年「せ、盛大に割っちゃったんだ!」
プライアル「あらら……。ちなみにお母さんは怒ると?」
町の少年「お母さんを怒らせるぐらいなら、僕は癒されてないノースホーンと鬼ごっこすることを選ぶよ。」
主人公「どれだけ怖いんだ……。」
プライアル「わかりますよ~。お母さんの怒る姿って、妙に怖いんですよね。一生勝てる気がしないといいますか……。」
プライアル「おっと、話が逸れちゃいましたね。それで少年くんは、自分に何を解決してほしいんでしょうか?」
プライアル「あっ、待ってください! 当てますから! うーむむ、魔法使いと割れた花瓶とくれば……、」
町の少年「な、なんか、変わったお姉さんだね?」
主人公「すごくいい人なんだけどな?」
プライアル「はっはーん、わかりました! ずば~り、魔法を使って花瓶を直してほしいと、そういうことですね、少年くん!」
町の少年「うん、そうなんだ!」
プライアル「やったぁー、だいせいかぁーい! 主人公くん、お褒めの言葉を!」
主人公「え? あ。す、すごいと思います!」
プライアル「どうもありがとうございます!」
町の少年「え、えっと……。お姉さんが魔法使いなら、それぐらい楽勝だよね? 魔法であっという間に直せちゃうでしょ?」
プライアル「んー、まぁ魔法で簡単に直せるのは確かですね。その手の魔法が使えればの話ですが。」
プライアル「ですが、少年くん! 残念なお知らせです!」
プライアル「自分! その手の魔法は身に着けていません!」
町の少年「魔法使いなのに!?」
プライアル「魔法使いだからといって、すべての魔法が使えるわけではないんです……。ごめんなさいね、少年くん……。」
町の少年「そ、そんな~……。」
町の少年「あ、でも他の魔法は使えるんでしょ? それなら、その魔法でなんとかならない?」
プライアル「むむ、粘りますね! その意気や良しです!」
主人公「でも、プライアルさんが得意な魔法は今回の話と相性が悪そうな気が……。」
町の少年「えっ、どんな魔法なの?」
プライアル「うーん、それはですねー……、」
プライアル「いや、説明するより見せたほうが早いですね。外に行きましょう、外に!」
<森>
プライアル「危ないから、近づいちゃダメですよ~。それじゃあ1発装填してっと。」
プライアル「そして渾身のぉ……、」
プライアル「右! ストレート!」
町の少年「……!」
主人公「おお、いつ見てもすごい威力ですね。岩が粉々に砕けてる……。」
プライアル「いや~、どうもどうも!」
プライアル「あ。どうでしたか、少年くん? これが自分の得意魔法なんですけど……、」
町の少年「……じゃん。」
プライアル「はい?」
町の少年「魔法じゃないじゃん!」
プライアル「えぇー!?」
主人公「(まぁ、最初はそう思うよな……)」
プライアル「な、なにちょっと理解を示した顔になってるんですか! 今のもれっきとした魔法ですよ、魔法!」
町の少年「魔法じゃないよ! パンチじゃん!」
プライアル「そ、それは動きが酷似しているだけです! いいですか、このガントレットにはキラキラ綺麗な石がたくさん装着されているでしょう?」
プライアル「これは魔宝石といって、魔力が詰まった石なんです! 私の魔道具はこれを装填することで……、」
プライアル「でぇい!」
町の少年「……!」
プライアル「と、このように、インパクトの瞬間に魔法の衝撃波を発生させるのです! ふふふ、殴って壊してるわけではないんですよ?」
プライアル「この衝撃波は破壊魔法と同じ性質を持ってましてね? つまりこの魔道具は、破壊魔法が使えなくても、パンチさえできれば同じことができるという……、」
町の少年「パンチなんじゃん!」
町の少年「語るに! 落ちたじゃん!」
プライアル「し、しまったぁー!」
プライアル「い、いや、負けませんよ! さっきも言った通り、ダメージがあるのは拳ではなく、破壊魔法と同質の衝撃波のほうでー……!」
町の少年「もういいんだよ、お姉ちゃん。」
プライアル「うっ……!」
プライアル「うわぁーん! 主人公くん! 主人公くん! 君はわかってくれますよね! ね!?」
プライアル「ほんとぉーに違うんですよー! 自分、破壊魔法が使えないわけじゃないんですー! ただ威力が低いから魔道具で補助してるだけでー!」
主人公「わ、わかってます、わかってます。プライアルさんは立派な魔法使いですよ。」
プライアル「主人公くぅん……! 好き!」
町の少年「な、なんかごめん。僕もしつこかったよ……。」
主人公「いや、いいんだ。ややこしいのは事実だから……。」
主人公「それで、花瓶の件はどうするんだ? 今回の件とプライアルさんの魔法だと、相性が悪そうだけど……。」
町の少年「そうだよね……。うう、どうしようー……!」
プライアル「……実は君の悩みを解決できる、素敵な魔法をひとつ知っていたりして。」
町の少年「え、本当!?」
プライアル「本当ですとも! いいですか、これは今回だけではなく万事に通用する究極の魔法……。いいえ、呪文です!」
主人公「そ、そんなものが!」
町の少年「お、教えて、お姉さん!」
プライアル「いいでしょう! その呪文とは……、」
プライアル「ごめんなさいです!」
町の少年「ご、ごめんなさい!」
町の少年「……え、ごめんなさい? 謝れってこと?」
プライアル「そうです! 謝罪は全てにおいて重要! 自分も仕事先でミスしたら速攻で謝ってます!」
主人公「妙に生々しいですよ!」
町の少年「あ、謝るなんて無理だよ! 絶対にお母さんに怒られちゃう!」
プライアル「かもしれないですね。」
プライアル「でも、悪いことをしちゃったのは事実でしょう? そして君は、それが悪いことだとわかっている。花瓶を直そうとしているのがその証拠です。」
町の少年「う……。」
プライアル「なら、まずは謝らないと。」
プライアル「怒られるのが嫌なのは自分もわかります。でも、ここは勇気を持たなきゃいけないんです。」
プライアル「じゃないとこれからずっと、嘘で乗り切ったことを引きずっちゃいますよ。」
町の少年「……。」
町の少年「わかった。まずは謝ってくるよ。」
プライアル「んん! 偉い! 偉いです、少年くん! 君の勇気は表彰物でしょう! すばらしい!」
町の少年「や、やめてよ、これぐらいで……、」
プライアル「これぐらいとはなんですか! むしろもっと褒められてしかるべきです、ええ! あ、胴上げとかしましょうか?」
主人公「胴上げは俺もやりすぎだと思います!」
プライアル「う~ん、それじゃあですね~……。」
町の少年「……あはは、変なお姉ちゃん。」
町の少年「ありがとう。じゃあ僕、行ってくるよ!」
「……僕という男がいたことを、忘れないでくれ!」
主人公「並々ならない覚悟だ……。」
プライアル「……応援してますよ。」
プライアル「さてと、それじゃあ自分はクローバーちゃんに連絡を取るとしますか!」
主人公「クローバーさん? その人に何か用事ですか?」
プライアル「あの子、手先がすごく器用なんですよ! おまけに壊れた物を直す手段も、たくさん知ってますし、きっと良い知恵を出してくれるはずです!」
主人公「あ……、さっきの子のためにですか?」
プライアル「相談を受けた身として、出来る限りの手は打つべきかと思いましてね。」
プライアル「……せっかく、自分を頼ってくれたんです。出来る限りのことをできたらなって。」
プライアル「ま、結局は人の助けを借りてるんですけどね!」
プライアル「でも、自分にできないからと言って、全てが終わったわけではないですから! そこで諦めちゃったら、相手に失礼です!」
プライアル「自分に問題を解決する力がないのであれば、それができる人を探してきます。端から端まで、見つかるまでずっと。」
プライアル「そうすればきっと、どこかの誰かが、その問題を解決してくれるでしょうから。」
主人公「……。」
プライアル「とまぁ、他力本願の極みみたいな思考なんですけどね……。そもそも、自分が解決できれば1番手っ取り早いですし!」
プライアル「勿論、自分を高めることも忘れてませんよ? 目指すは何でも解決できる、大大大魔法使い! 誰もが頼れる、そんな人です!」
主人公「プライアルさんなら、なれると思います。今もこんなに頼もしいんですから。」
プライアル「お、そ、そうですかー?」
主人公「……俺も何かあったら、頼らせてもらっていいですか、プライアルさん?」
プライアル「……。」
プライアル「もっちろん! 必ず解決してみせますよ、主人公くん!」
備考
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