「星誕の祝福」シエラ
「星誕の祝福」シエラの基本データ
出身 | 魔法の国 |
---|---|
年齢 | 27歳 |
性別 | 女 |
レアリティ | ★4 |
属性 | 炎 |
成長タイプ | 晩成 |
武器 | 祝光星球 |
武器種別 | 回復 |
同時攻撃数 | 3体 |
攻撃段数 |
初期体力 | 初期攻撃力 |
---|---|
1,580 | 2,280 |
最大体力 | 最大攻撃力 |
3,318 | 4,788 |
覚醒体力 | 覚醒攻撃力 |
5,493 | 7,938 |
スキル進化体力 | スキル進化攻撃力 |
移動速度 | 攻撃間隔 |
48 | 2.58 |
リーチ | タフネス |
140 | 34 |
DPS | 総合DPS |
1856 | 5567 |
覚醒DPS | 覚醒総合DPS |
3,077 | 9,230 |
スキル進化DPS | スキル進化総合DPS |
スキル1 | - |
---|---|
追加日 | 2019.11.30 |
---|---|
12月新ユニット追加フェス2019 |
属性補正
炎属性
140%
水属性
100%
風属性
100%
光属性
100%
闇属性
100%
モデル
ストーリー
<紹介所>
メルク「みゅわぁ~! 何ともキラキラな魔道具なのですよ……! まだ昼間なのに、夜みたいなのです!」
シエラ「あら、素敵なたとえね。」
メルク「見つめていると、何だかあの星祝祭の夜を思い出すのですよ~。」
リッカリリィ「それは言い得て妙、かもね。これって多分、あの『祝い』を基にした新作でしょ?」
ユルエ「言われてみたら、確かに似てるんだよ! もしかして、『祝い』の欠片を何かに入れて、それをぽぽぽんってして、ぱーんってしてるんだよ?」
メルク「つまりどういうことなのですよ……?」
シエラ「惜しいわねん。」
メルク「惜しいのです!?」
リッカリリィ「効果としては、元々の『祝い』の欠片を一部活用して、攻撃による負傷を『反転』して癒す光を放つ……、といったところみたいね。」
リッカリリィ「で、その魔道具の効果を、あなたの魔法で倍加させてる。そんな具合かしら?」」
シエラ「へえ。この短時間でそこまで見抜かれるなんて思わなかったわん。」
リッカリリィ「職業病よ。それに、新しいものを創れない分 新しいものを見る目は培ったつもりなの。」
リッカリリィ「でも、『災厄』の魔女さんが持つには少し角の取れすぎた魔道具にも見えるわね。『祝福』の魔女という名乗りは、そういう理由?」
シエラ「ええ。悪くないでしょ?」
リッカリリィ「そうね。」
シエラ「今年の星祝祭は楽しめたわ。ハプニング続きだったけど、間違いなく刺激的だったし。だからこんなものを創ったり……、」
シエラ「お礼代わりに、あなたたちについていってあげてもいいって言ったわけ。」
シエラ「その先で出張中の知り合いと旅行中の知り合いに出くわす、なんてハプニングもついてくるとは、さすがに予想してなかったけどねん。」
リッカリリィ「それはこっちの台詞よ。」
ユルエ「偶然ってあるものなんだよ……。」
シエラ「ま、楽しいアクシデントなら大歓迎よん。星祝祭さまさま、かしらね。」
シエラ「……こんなにいい思い出のある星祝祭なんて、学生時代のあの時以来だわ。」
メルク「あの時、なのですよ?」
ユルエ「それってもしかして、るーくんの師匠さんが前に話してたあの事件のことなんだよ!?」
リッカリリィ「ああ。今じゃアカデミーで伝説になってるとかなってないとかいうあれのこと?」
メルク「そ、その期待を煽る前評判は何なのです!?」
シエラ「気になる?」
メルク「もちろんなのです!」
シエラ「じゃあ、教えなーい。」
メルク「みゅわーっ!?」
シエラ「なーんて、冗談よん。」
シエラ「話してあげてもいいわ。今は気分がいいものだから。」
シエラ「……そうね。丁度あの日、当時の私もこんな服を着ていたかしら?」
<回想 - 街背景>
「アカデミーに入って、半年も過ぎた頃だったわね。」
「あの頃、毎日が退屈だった。そこが『新しい』世界だと知っていたけれど、私はとうに飽きてしまってた。」
「アカデミーが画期的な組織だったことは間違いないし、あの学校は確かに、それまで私が知っていた世界よりもずっと自由な空間だったわ。」
「それでも狭苦しかったの。あの大きな学び舎が。」
「……試験をほとんど蹴っていたわ。だから冬休みにまで、補習を受けることになったわけ。その日は、お待ちかねの星祝祭だっていうのにね。」
<回想 - アカデミー前・昼背景>
「『抜け出そうよ』って言われたの。」
「同じ教室で補習を受けていた子だったわ。その時、教室には私とそいつしかいなかった。」
「そいつは笑っていたわ。まだ何にも起こっていないのに。」
<回想 - アカデミー前・夕背景>
「アカデミーから脱走する直前になって、その子が箒で飛ぶのは苦手だって知ったわけ。」
「『なら、どうして抜け出そうなんて言い出したの』って聞いたら、そいつは何て言ったと思う?」
「『君がつまらなさそうだったから』、ですって。」
「……私が後ろにそいつを乗せたわ。でも実を言うと、私も箒って得意じゃなかったの。」
「何だか窮屈だったから。」
<回想 - 星祝祭の街・夜背景>
「すぐに先生が追いかけてきたわ。」
「あっという間に捕まりそうになったの。星祝祭でにぎわう街の輝きは、もう目の前だったのに。」
「おしまいねって思った時、そいつがこう言ったの。『箒じゃ追いつかれちゃうから、こんなもの、もうやめようか』って。」
「『それじゃ、捕まる前に落ちるでしょ?』」
「『でも僕は、君とならどこまでも行ける気がするんだ』」
「あいつが指さした先に、星の輝きがあった。」
<回想 - 星祝祭の夜空背景>
「箒を捨てて、空へ飛んだの。」
「星明かりを足場にして、夜空へ走っていったわ。みんな目を丸くしていたわ。初めて魔法を見た子供みたいに。」
「それが何だか、ひどく面白くて……楽しかったの。私が本当にやりたかったものが、その夜空にあったから。」
「そいつが手を引くまま、駆けて行ったの。これが自分たちの魔法なんだって笑いながら叫んでね。」
「そうして二人で、星空で踊って、逃げていったのよ。」
<紹介所>
シエラ「まぁ、そのあとすぐに先生に捕まって大目玉を食らったんだけどねん。」
シエラ「……これで私の『あの話』はおしまい。ほんの十分程度で終わった、指輪のロマンスも何もない夜だったわ。」
リッカリリィ「確か、その冬休み明けだったかしら? あなたとアロイスが創作魔法研究会を立ち上げたのって。」
リッカリリィ「それまで仲がいいイメージもなかった二人が研究会を作る、なんて言い出したのが意外だったから、記憶に残ってるわ。」
シエラ「そうだったかしら。私は覚えてないわ。」
ユルエ「あ! るーくんの師匠さんと言えば……、」
シエラ「あら、何かしらん?」
ユルエ「シエラさんとるーくんの師匠さん、今年は何かあったんだよ? るーくんがこの前、今年はるーくんの師匠さんがシエラさんと過ごす予定らしいー、って言ってたんだよ!」
ユルエ「今年の星祝祭ではいろんなことがあったけど、元々は二人で会う予定だった、って……。だからあの事件の後、会えたのかなあ、って。」
シエラ「……。」
シエラ「さあ、何のことかしら? 心当たりないわね。」
ユルエ「えぇっ!?」
メルク「ま、全く記憶にないなんてことはさすがにありえないのでは……、」
シエラ「何だか、つまらなくなってきたわ。楽しい話はもう終わり。じゃ、また後でね。」
メルク「みゅわっ!? シ、シエラさーん!?」
ユルエ「消えちゃったんだよ……。」
リッカリリィ「あらあら。あなたたち、気づいてなかったの?」
ユルエ「な、何のことなんだよ?」
リッカリリィ「それはもちろん、あの子の手に……、」
リッカリリィ「……。」
リッカリリィ「いいえ。やっぱり彼女のことは、私にはよく分からないわ。」
ユルエ「えぇーっ!?」
メルク「き、気になる! 気になるのですよー!」
リッカリリィ「……あなたって本当、あの頃と同じひねくれ屋さんなのね。シエラ。」
備考
関連ユニット
画像 | 同ユニット名 |
---|---|
「無秩序な真紅」シエラ |
画像 | ユニット名 |
---|---|
「彗星の光術士」アイザック | |
「異才の劣等生」ユルエ | |
「研鑽の魔導士」ルスティ |
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