「暁染頂の忍仙」せきと コメント一覧 (2ページ目)
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さすらいの癒術師さん
152020年02月28日 10:59 ID:i5gqe5d1---暗転---
「さあ、みなさま! お待たせしました! いよいよ、エレキ・ファイト、開幕ですっ!」
「それでは、紹介しましょうっ! まずはこの選手! かの孤高の烈刃……、」
「クレア=ライトフィールドッ!」
クレア「……。」
「わぁあああああ!」
エマ「きゃーっ! クレアちゃーんっ!」
シュトルツ「クレアさぁーん! きゃああああ!」
主人公「完全にファンの顔だ……。」
「対するはこの選手! 外よりやってきた、暁闇這う蜘蛛!」
「はごころ・ちいまるっ!」
ちいまる「……。」
せきと「ちい……、」
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さすらいの癒術師さん
142020年02月28日 10:58 ID:i5gqe5d1シュトルツ「へ……?」
せきと「頼む。教えてくりゃれよ。ちいの相棒さん。」
シュトルツ「……ふふ、愚問だなぁ。そんなの、決まってるじゃないか!」
シュトルツ「エレキ・ファイトの頂点に立つためさ!」
せきと「……!」
---回想---
「俺が目指すのは……、あなたをも超える頂です!」
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せきと「ちい……。」
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さすらいの癒術師さん
132020年02月28日 10:57 ID:i5gqe5d1せきと「……いいや。初対面だぜ、シュトルツちゃん。」
シュトルツ「んー……、そっか。だよね! よろしく、せきとさん!」
せきと「ああ。」
せきと「……ちいまるは、元気かい?」
シュトルツ「もっちろん! 今朝も朝のチューを要求したら、顔面をいい感じに鷲掴みにされたもん!」
主人公「絶好調だなぁ……。」
せきと「……シュトルツちゃん。もう一つ尋ねてもいいかい?」
シュトルツ「ボクの好きなものは、ちいさんと蕎麦だよ!」
せきと「へへっ、そりゃ奇遇なこって。けど、オレが聞きたいのは別のことさ。」
せきと「ちい……ちいまるは、外の国の人間だろう? どうしてまた、ここにいるんだい?」
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さすらいの癒術師さん
122020年02月28日 10:57 ID:i5gqe5d1シュトルツ「あっ!」
シュトルツ「エマさん! 主人公達が来たよー!」
エマ「わぁ! ひさしぶりー!」
主人公「シュトルツ、エマ!」
メルク「お招きありがとうなのですよ~!」
あまばしら「ちちー!」
メルク「みゅみゅ、あまばしらさんも!」
あまばしら「……ち?」
せきと「しー……。」
あまばしら「ちー……?」
主人公「あっ、せきとさん! 話してたエマとシュトルツです。」
主人公「二人とも、こっちはせきとさん。一緒に旅してるんだ。」
エマ「はじめまして!」
シュトルツ「ククク、はじめまして。この邂逅はきっとこれからの戦いの序曲に……、」
シュトルツ「……あれ? どこかで会った?」
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さすらいの癒術師さん
112020年02月28日 10:56 ID:i5gqe5d1メルク「みゅ~、それにしても悩むのですよ! 私はいったい、どっちを応援すればいいのです!?」
主人公「どっちもでいいんじゃないか?」
メルク「それはそうなのですが! でも、私は……!」
メルク「ちいまるさんとクレアさん! どっちにも勝ってほしいのですよ~!」
せきと「……ちいまる、だとぉ?」
---エレキファイト会場---
シュトルツ「調石は済んだ。ハグは拒否られた。乱暴に撫でてもらった!」
シュトルツ「うっは、たまんねえ! よぉーし! 勝つ! 勝つぞぉー!」
「おーい!」
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さすらいの癒術師さん
102020年02月28日 10:56 ID:i5gqe5d1メルク「みゅふふ、甘えん坊さんだったのですね。」
せきと「へへっ、昔の話だけどな。」
せきと「っと、そろそろ風がやみそうだ。荷物貸しな。出発するぜ。」
主人公「あ、はい! お願いします!」
せきと「行先は確か……、エレキの国か。」
メルク「なのです! 友達がエレキファイトのチケットをくれたのですよ~!」
主人公「憧れの人との試合だから、見に来てほしいって。せきとさんの分のチケットもありますから、ぜひ。」
せきと「そいつはありがてえや。」
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さすらいの癒術師さん
92020年02月28日 10:55 ID:i5gqe5d1主人公「お子さんがいるんですか?」
せきと「ああ、出来のいいのが二人な!」
メルク「みゅ~……。せきとさんは旅にでて、もう5年だと聞いたのですよ。そんなに長く会えなくて、寂しくないのです?」
せきと「そりゃ、まぁな。」
せきと「とはいえ、さすがにもうあいつらも、留守番してて、泣いちまうような歳じゃあねえ。なら、オレも子離れしねえとなぁ……。」
せきと「もっとも、昔は大変だったんだぜ? 特に息子のほうが、とにかく泣き虫でよお。夜中一人にしてると、わんわん泣いちまって。」
せきと「膝枕してやると寝てくれんだけど、そうなると、オレも動けねえからなぁ。夜は結局、ずーっとそのままだ。」
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さすらいの癒術師さん
82020年02月28日 10:55 ID:i5gqe5d1---紹介所・夜---
せきと「ふぅ……。」
せきと「今頃、何してんだろうなぁ。」
主人公「せきとさん、お待たせしました!」
メルク「出発の準備、できたのですよ。」
せきと「おう、外の風がやむまで待ちな。そうしたら、歩きやすくなる。」
せきと「港にゃ、朝までについてればいいんだろう? 間に合うように護衛してやるから、安心しな。」
メルク「ありがとうございます、なのです!」
主人公「すみません、こんな夜中の出発になって……。」
せきと「気にするこたあねえよ。夜の行動なんて、忍びにとっちゃあ昼間と同じだ。」
せきと「オレの息子も10の時にゃあ、一晩中駆け回ってたもんさ。」
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さすらいの癒術師さん
72020年02月28日 10:54 ID:i5gqe5d1せきと「だけどオレは知ってるぜ。お前さんがまだ、その荷を背負ってんのをさ。」
ちいまる「……。」
?「お母はんー、ちいー。月見しとるん? うちも混ぜてー。」
せきと「おーう、こいこい。落っこちんなよぉう。」
ちいまる「……母上。」
せきと「襲名のことは気にすんな。『まつかぜ』じゃなくたって、お前はオレの子であの人の孫だ。」
せきと「でもって、ここに残るなら、精一杯にやってみな。気が済むまでやってみな。そしたらいつか、荷のことも思い出せるかもしれねえ。」
せきと「焦らずのんびりやれ。オレはいつまでも、『ここ』で見ててやるからよぉ。」
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さすらいの癒術師さん
62020年02月28日 10:54 ID:i5gqe5d1ちいまる「俺は祖父と母上が継いできた、『まつかぜ』の名を掴み損ねた半端者。そのような者に、あなたと旅立つ資格等ありませぬ。」
ちいまる「俺に残されたのはただ、この身が滅ぶまで……!」
せきと「しー。」
せきと「引っ込めな。そんな言葉、口にしちゃあいけねえよ。」
ちいまる「……っ。」
せきと「言葉ってのは、吐いちまったら最後、重さを得る。一生背負わなきゃならねえ、荷になる。」
せきと「ちい、お前にはもうあるだろ? すでに背負ってる、重くて大事な荷がよぉ。」
ちいまる「荷……?」
せきと「……へへっ、まぁお前もガキだったしな。憶えてなくても無理はねえや。」
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さすらいの癒術師さん
52020年02月28日 10:53 ID:i5gqe5d1ちいまる「……左様ですか。」
ちいまる「時期としては丁度良うございましたね。姉者の『おうみ』……襲名式も終わっている。」
せきと「ああ、そうだな。あの子の晴れ姿が見れたのはよかった。」
せきと「でだ、ちい。ここからが本題なんだが……、」
せきと「オレと一緒にこねえか? もちろん、あまばしらも一緒にだ。」
あまばしら「ちち!」
ちいまる「……。」
せきと「今いる世界を出てみるっていうのは、意外と良い経験になるんだぜ?」
せきと「あの子は怒るだろうけどなぁ。まぁ、それは別の機会に女二人で華の旅としゃれこむさ。」
ちいまる「……お声がけ、感謝します。」
ちいまる「しかし、できませぬ。」
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さすらいの癒術師さん
42020年02月28日 10:52 ID:i5gqe5d1---御下槌城の天守閣・夜---
せきと「オレぁしばらく国をでるよ、ちい。」
せきと「上の上から直々のご指名でなぁ。ちょいと探し物にいかなきゃならねえ。」
ちいまる「『龍の眼(りゅうのまなこ)』ですか。」
あまばしら「ちち?」
せきと「ああ、知ってたか。その探索にオレが出ることになったってわけだ。」
ちいまる「外つ国で修業されたことのある母上なら、妥当な人選かと思います。」
せきと「へっへっへ、オレが『戦場羅仙(いくさばらせん)』と知ってのことなら、物好きな人選だと思うけどなぁ。」
せきと「まぁ、あの時のやんちゃの清算をしろってこったろう。大人しく従うことにするさ。」
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さすらいの癒術師さん
32020年02月28日 10:52 ID:i5gqe5d1ユニストです。
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さすらいの癒術師さん
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さすらいの癒術師さん
12020年02月28日 10:50 ID:i5gqe5d1攻撃モーションです