「大宿の薇笑婦」アミカ
「大宿の薇笑婦」アミカの基本データ
出身 | 植物の国 |
---|---|
年齢 | ?歳 |
性別 | 女 |
レアリティ | ★5 |
属性 | 闇 |
成長タイプ | 晩成 |
武器 | 硝薔矢 |
武器種別 | 弓矢 |
同時攻撃数 | 5体 |
攻撃段数 |
初期体力 | 初期攻撃力 |
---|---|
2,087 | 2,687 |
最大体力 | 最大攻撃力 |
4,382 | 5,642 |
覚醒体力 | 覚醒攻撃力 |
6,857 | 8,792 |
スキル進化体力 | スキル進化攻撃力 |
移動速度 | 攻撃間隔 |
52 | 2.86 |
リーチ | タフネス |
170 | 42 |
DPS | 総合DPS |
1973 | 9864 |
覚醒DPS | 覚醒総合DPS |
3,074 | 15,371 |
スキル進化DPS | スキル進化総合DPS |
スキル1 | - |
---|---|
追加日 | 2020.04.30 |
---|---|
5月新ユニット追加フェス2020 |
属性補正
炎属性
87%
水属性
87%
風属性
87%
光属性
165%
闇属性
100%
モデル
ストーリー
<紹介所>
主人公「ロゾー、こっちの掃き掃除は終わったぞ。」
ロゾー「ぐえぐえ!」
ロゾー「ぐえぐぐーっ!」
主人公「ご、ごめんってやり直すから……!」
ロゾー「ぐえぐえぐえー!」
メルク「ロゾーさんのチェックは厳しいのですよ……。」
紹介所のお姉さん「なんだか、こんなんい掃除手伝ってもらて悪いわね。」
アミカ「気にしないでやってくれ。ロゾーは働き者だ。いや……、働くことが趣味のような奴でな。好きでやっているんだ。」
紹介所のお姉さん「それならいいんだけど……。あんなに一生懸命掃除してもらうと、申し訳ないわね。」
アミカ「では、ロゾーが掃除に満足したらどうかその働きを労い、感謝の言葉を伝えてあげてほしい。」
紹介所のお姉さん「もちろんよ! そうだわ、お礼にお茶でもごちそうさせてちょうだい。ちょっと今から、買いに行ってくるわね。」
アミカ「……。」
アミカ「しまったな。止める間もなく行ってしまった。茶菓子や茶葉にも、ロゾーにはこだわりがあるのだが……。」
メルク「そうだのですよ?」
アミカ「なんだ、ロゾーに掃除道具を奪われたか?」
主人公「はい……、俺の掃除のしかたじゃダメだったみたいです。」
アミカ「気にするな、あいつはなんでもこだわる完璧主義なんだよ。」
アミカ「宿でお客様に振る舞っていた茶菓子や紅茶はもちろん、調理から食材となるハーブや食用ハナの栽培までしていたようなやつだ。」
メルク「みゅ!? そんなにいろいろお仕事をされていたのです?」
主人公「ど、どうやって、あの羽で料理してるんだ?」
アミカ「……それは私にもわからない。」
アミカ「決して厨房は覗くなと、念を押されてしまってな。」
主人公「それは、ますます気になりますね。」
アミカ「……人には見られたくない姿のひとつやふたつ、誰にでもあるだろう、ロゾーも同じというわけだ。」
主人公「あの、エリシオンとアミカさんの出会いは前に聞いたんだですけど、ロゾーとはどうやって出会ったんですか?」
メルク「私も気になるのですよ!」
アミカ「……。」
アミカ「ロゾーとの出会いを話す前にふたりにはあの宿の成り立ちを話す必要があるな。」
アミカ「エリシオンと出会った私は考えた。あいつの力で人を救うことで、エリシオンの心の傷を癒したいと思っていたのだ。」
アミカ「だが、いい方法が思い浮かばなかった。」
アミカ「そんな雨の降る夜だった。ひとりの旅人が屋敷を訪ねてきた。迷子になったので一晩泊めてほしいと。」
アミカ「私は泊まることを許し、空いている部屋の一室を貸した。しかし、どうやらその男は金に困っていたようで、屋敷のものを盗むか悩んでいた。」
アミカ「エリシオンがその男の心を除き見たことで、そいつの本心を知ってな……。私は屋敷にあった高価な時計を与えることにしたんだ。」
アミカ「驚く男に私は、エリシオンに見せてもらった男が私に話していない、そいつの事情を言い当てた。」
アミカ「すると男は、私を神か化け物かと思ったらしい、罰なら受けるから、許して欲しいと懇願してきた。」
アミカ「罰というなら、お前の一年を私に寄こせと言った。そして、諦めようとしていた今の仕事を続けるようにと命じたんだ。」
主人公「どうして、仕事を続けるようにいったんですか?」
アミカ「男は変わったガラスを作る仕事をしていてな。その当時はまったく利益にならない上に、世間から認められることもなく苦しんでいたんだ。」
アミカ「その頃の私からすれば、エリシオンを通じて見た男の苦しみが、羨ましかった。」
アミカ「苦しめるほどに打ち込める仕事に出会っている……、そんな風にも私には見えた。だから知りたかったんだ、情熱のその先の結果を……。」
メルク「それで、お仕事を続けるように言ったのですよ。」
アミカ「あぁ、男は私から時計を受け取り、仕事を続けることを約束した。」
アミカ「だが私は、その言葉をあまり信じていなかった。」
アミカ「それから男は、2年後に現れこう言った。この屋敷の窓を美しいガラスに替えていいかと。」
主人公「あの宿の薔薇窓は、その人が作ってくれたんですか?」
<薔薇窓のロビー>
「あぁ、あの美しい薔薇窓を見ればいつでもあの時の感情を思い出せる。」
「ひとりの人間の人生の立ち直りを見ることができて、人が変わる希望を見ることができた。……言葉で表すには難しい感情だ。」
<紹介所>
主人公「アミカさんとエリシオンのおかげで、その人は仕事を続けて、あんなに綺麗なものが作れるようになったんですね。」
アミカ「……まぁ、それが全てではないだろうが、もしあの時、私がただ金銭的な援助をしていたら男は仕事を続けたのか……。」
アミカ「今思い返せば、男は仕事を諦めたくなかった。だから続ける理由になるものが、欲しかったんだろう。」
アミカ「それがたとえ、得体の知れない私からの命令であったとしても……、それでよかったんだ。」
メルク「それがきっかけで、アミカさんは宿を始めようと思ったのです?」
アミカ「ああ。だが困ったことに、私は掃除も料理も苦手でな。宿とは名ばかりで、どうしていいかわからずにいた。」
メルク「そうだったのですよ。」
主人公(たしかに、俺たちが宿泊してるあいだも、アミカさんが宿のことをしているの、見たことなかったな)
メルク(ロゾーさんが案内して、ロゾーさんがお食事を出したりお茶を出したりしていたのですよ……)
アミカ「そんな宿では人も呼べぬと、困っていた時に人口庭園にロゾーが現れたんだ。」
メルク「みゅ! ここで突然のロゾーさん登場なのです。」
アミカ「ロゾーはずっと、森の中から人口庭園の手入れをするエリシオンを見ていたんだ。」
アミカ「そして私は気づいた。ロゾーはエリシオンに恋をしていると。」
メルク「みゅみゅみゅ!?」
主人公「え!? そうだったんですか!?」
アミカ「……ふたりとも、分かっていると思うがこれはロゾーにもエリシオンにも、しーっ!だぞ。」
メルク「もちろんなのですよ……。」
主人公「は、はい。」
アミカ「毎日決まった時間に人口庭園に現れるようになり、そのうち手土産を持ってくるようになった。」
アミカ「私も土産を受け取るばかりでは申し訳ないので、茶でも出してもてなそうとしたが、あいつは茶の香りを嗅ぐと、呆れたような顔をして見せた。」
主人公「……その時のロゾーが、どんな顔だったのは不思議と想像できる気がします」
アミカ「それからあいつは、私が下手なりにしている宿の仕事を横から監視するような視線で見つめ、我慢ができなくなると、手を出し始めたんだ。」
アミカ「あまりの手際の良さに笑ってしまってな。私は、宿を手伝ってほしいとロゾーに頼んだんだ。」
メルク「ロゾーさんのおあかげで宿はいつも綺麗ですし、それに何より、ロゾーさんも楽しそうなのです。」
主人公「あれ……? そういえばアミカさん、宿を留守にしても大丈夫なんですか?」
アミカ「新しく宿を再会するにあたってな、私は自分で仕入れをすることにしたんだ。今回ふたりに会いに来たのもそのためだ。」
主人公「それじゃあ、仕入れの旅ってことなんですね。」
メルク「みゅ? エリシオンさんは、ひとりでお留守番なのですよ?」
アミカ「いや、ロゾーも私を紹介所に送り届けたら宿に帰る。……掃除を終えたら戻ると思う。」
主人公「気になると我慢できないんですね、本当に。」
アミカ「ふふふ……、そういうことだ。」
アミカ「それに、ふたりきりにしてやろうという私なりの気遣いさ。もちろん、あいつらには内緒だぞ?」
ロゾー「ぐえ?」
備考
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画像 | ユニット名 |
---|---|
「灰狼の記者」ヴォーリア |
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レアリティ別 | |||||
★5 | ★4 | ★3 | ★2 | ★1 | |
属性別 | |||||
炎 | 水 | 風 | 光 | 闇 | |
武器種別 | |||||
斬撃 | 突撃 | 打撃 | 弓矢 | 魔法 | |
銃弾 | 回復 | ||||
出身別 | |||||
王国 | 妖精の国 | 機械の国 | 和の国 | 空の国 | |
西部の国 | エレキの国 | 魔法の国 | 恐竜の国 | 砂漠の国 | |
死者の国 | 少数民族の国 | 動物の国 | 常夏の国 | 植物の国 | |
科学の国 | お菓子の国 | 雪の国 | |||
コラボユニット |
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さすらいの癒術師さん
162021年01月31日 21:25 ID:pc2wyxo42021/01/31 パラメータ調整実施に伴いDB編集
炎水風 89→87
光 150→165
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さすらいの癒術師さん
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???
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さすらいの癒術師さん
132021年01月31日 13:03 ID:brp15hjg主人公:それじゃあ、仕入れの旅ってことなんですね。
メルク:みゅ?エリシオンさんは、ひとりでお留守番なのですよ?
アミカ:いや、ロゾーも私を紹介所に送り届けたら宿に帰る。……掃除を終えたら戻ると思う。
主人公:気になると我慢できないんですね、本当に。
アミカ:ふふふ……、そういうことだ。
アミカ:それに、ふたりきりにしてやろうという私なりの気遣いさ。もちろん、あいつらには内緒だぞ?
ロゾー:ぐえ?
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さすらいの癒術師さん
122021年01月31日 13:03 ID:brp15hjgアミカ:それからあいつは、私が下手なりにしている宿の仕事を横から監視するような視線で見つめ、我慢ができなくなると、手を出し始めたんだ。
アミカ:あまりの手際の良さに笑ってしまってな。私は、宿を手伝ってほしいとロゾーに頼んだんだ。
メルク:ロゾーさんのおあかげで宿はいつも綺麗ですし、それに何より、ロゾーさんも楽しそうなのです。
主人公:あれ……?そういえばアミカさん、宿を留守にしても大丈夫なんですか?
アミカ:新しく宿を再会するにあたってな、私は自分で仕入れをすることにしたんだ。今回ふたりに会いに来たのもそのためだ。
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さすらいの癒術師さん
112021年01月31日 13:02 ID:brp15hjgアミカ:……ふたりとも、分かっていると思うがこれはロゾーにもエリシオンにも、しーっ!だぞ。
メルク:もちろんなのですよ……。
主人公:は、はい。
アミカ:毎日決まった時間に人口庭園に現れるようになり、そのうち手土産を持ってくるようになった。
アミカ:私も土産を受け取るばかりでは申し訳ないので、茶でも出してもてなそうとしたが、あいつは茶の香りを嗅ぐと、呆れたような顔をして見せた。
主人公:……その時のロゾーが、どんな顔だったのは不思議と想像できる気がします。
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さすらいの癒術師さん
102021年01月31日 13:02 ID:brp15hjg主人公:(たしかに、俺たちが宿泊してるあいだも、アミカさんが宿のことをしているの、見たことなかったな)
メルク:(ロゾーさんが案内して、ロゾーさんがお食事を出したりお茶を出したりしていたのですよ……)
アミカ:そんな宿では人も呼べぬと、困っていた時に人口庭園にロゾーが現れたんだ。
メルク:みゅ!ここで突然のロゾーさん登場なのです。
アミカ:ロゾーはずっと、森の中から人口庭園の手入れをするエリシオンを見ていたんだ。
アミカ:そして私は気づいた。ロゾーはエリシオンに恋をしていると。
メルク:みゅみゅみゅ!?
主人公:え!?そうだったんですか!?
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さすらいの癒術師さん
92021年01月31日 13:02 ID:brp15hjgアミカ:……まぁ、それが全てではないだろうが、もしあの時、私がただ金銭的な援助をしていたら男は仕事を続けたのか……。
アミカ:今思い返せば、男は仕事を諦めたくなかった。だから続ける理由になるものが、欲しかったんだろう。
アミカ:それがたとえ、得体の知れない私からの命令であったとしても……、それでよかったんだ。
メルク:それがきっかけで、アミカさんは宿を始めようと思ったのです?
アミカ:ああ。だが困ったことに、私は掃除も料理も苦手でな。宿とは名ばかりで、どうしていいかわからずにいた。
メルク:そうだったのですよ。
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さすらいの癒術師さん
82021年01月31日 13:01 ID:brp15hjgアミカ:だが私は、その言葉をあまり信じていなかった。
アミカ:それから男は、2年後に現れこう言った。この屋敷の窓を美しいガラスに替えていいかと。
主人公:あの宿の薔薇窓は、その人が作ってくれたんですか?
(画面切り替え・薔薇窓のロビー)
あぁ、あの美しい薔薇窓を見ればいつでもあの時の感情を思い出せる。
ひとりの人間の人生の立ち直りを見ることができて、人が変わる希望を見ることができた。……言葉で表すには難しい感情だ。
(画面切り替え・紹介所)
主人公:アミカさんとエリシオンのおかげで、その人は仕事を続けて、あんなに綺麗なものが作れるようになったんですね。
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さすらいの癒術師さん
72021年01月31日 13:01 ID:brp15hjg主人公:どうして、仕事を続けるようにいったんですか?
アミカ:男は変わったガラスを作る仕事をしていてな。その当時はまったく利益にならない上に、世間から認められることもなく苦しんでいたんだ。
アミカ:その頃の私からすれば、エリシオンを通じて見た男の苦しみが、羨ましかった。
アミカ:苦しめるほどに打ち込める仕事に出会っている……、そんな風にも私には見えた。だから知りたかったんだ、情熱のその先の結果を……。
メルク:それで、お仕事を続けるように言ったのですよ。
アミカ:あぁ、男は私から時計を受け取り、仕事を続けることを約束した。