「幸拡げる薬師」アセト
「幸拡げる薬師」アセトの基本データ
出身 | 科学の国 |
---|---|
年齢 | 40歳 |
性別 | 男 |
レアリティ | ★4 |
属性 | 風 |
成長タイプ | 早熟 |
武器 | フラスコ |
武器種別 | 打撃 |
同時攻撃数 | 3体 |
攻撃段数 | - |
初期体力 | 初期攻撃力 |
---|---|
2,150 | 2,530 |
最大体力 | 最大攻撃力 |
4,085 | 4,807 |
覚醒体力 | 覚醒攻撃力 |
6,485 | 7,657 |
スキル進化体力 | スキル進化攻撃力 |
- | - |
移動速度 | 攻撃間隔 |
54 | 2.48 |
リーチ | タフネス |
90 | 45 |
DPS | 総合DPS |
1938 | 5815 |
覚醒DPS | 覚醒総合DPS |
3,088 | 9,263 |
スキル進化DPS | スキル進化総合DPS |
- | - |
進化 | 進化後ユニット |
---|---|
進化前:「幸福の伝道士」アセト |
スキル1 | - |
---|---|
- |
スキル2 | - |
---|---|
- |
追加日 | 2020.05.13 |
---|---|
5月進化開放2020 |
入手方法 | - |
---|---|
- |
属性補正
炎属性
69%
水属性
145%
風属性
100%
光属性
100%
闇属性
100%
モデル
ストーリー
アセト「ハッピィイイイイ!」
アセト「バァッ!」
アセト「スデ!」
アセト「エェエエエエイ!」
アセト「俺も? ハッピー!」
アセト「貴様も? ハッピー!」
アセト「ラララー、ハッピーデェエエェエエイ……。」
主人公「アセトさん、ちょっといいですか?」
主人公「あっ、すみません! ウキウキハッピー体操の時間でしたね。」
アセト「構わん。あとは仕上げだけだ。」
アセト「すぅ……。」
アセト「くわっ!」
主人公「出た! アセトさんのハッピーコンボだ!」
メルク「いつ見ても見事なのですよ……。」
物知り長老「あれほどのハッピーコンボを見たのは、何年ぶりかのう……。」
メルク「みゅ~、それにしても、アセトさんの行動にもすっかり慣れてきたのですよ。」
主人公「ああ。初めてウキウキハッピー体操を見た時は、俺たち、泣いて謝ったもんな。」
主人公「でも、アセトさんは悪い人じゃない。ただちょっと不器用なだけだから。ハッピーに心を奪われているだけだから。」
主人公「それがわかれば、もうすっかり平気だ!」
メルク「何か慣れてはいけないものに、慣れてしまった気もするのですが、平気ならなんの問題もないのですね!」
アセト「待たせたな。」
メルク「お疲れ様なのですよ! 今日もハッピーに過ごせそうなのです?」
アセト「無論だ。朝はトーストにクスリを塗って2枚食べたし、ミルクにもクスリを入れて4杯飲んだ。」
メルク「みゅふふ、バターとか砂糖のことを、クスリと呼ぶのは、周りがザワッとするから、やめたほうがいいと思うのですよ!」
アセト「ハッピーになれるものは、基本的にクスリだからな。」
主人公(括り方が大胆だもんなあ)
アセト「……ん?」
主人公「どうかしましたか?」
アセト「……アンハッピーを検知した。」
主人公「えっ!? お、俺たちじゃないですよ!」
アセト「そんなことはわかっている。今日の貴様達はハッピーが溢れているからな。」
アセト「俺が検知したアンハッピーは……、」
コメディアン「はぁ……。」
メルク「みゅ? 確かにあの人、どこか元気がなさそうなのですよ。」
メルク「って! 待ってほしいのです、アセトさん! 初対面の人にいつものテンションでいくのは……!」
アセト「クスリを飲めぇえええい!」
コメディアン「ひぇええええ!?」
主人公「あぁっ、遅かった!」
メルク「アセトさん、ストップなのです! 徐々に慣らしていかないとダメなのですよ!」
アセト「ノォオハッピィイイ!」
コメディアン「きゃあああああ!」
<時間経過>
アセト「コメディアンだと?」
コメディアン「はい……。」
アセト「つまり俺の同志か。」
主人公「どの辺りがですか?」
アセト「お前も同志だ。」
主人公「どの辺りがですか!?」
コメディアン「まぁ、コメディアンと言っても、全然売れてないんだけどね。」
コメディアン「今日も、契約を打ち切られたところで……、」
メルク「それでため息をついていたのですね。」
アセト「そうか。ではクスリを飲め。」
コメディアン「えっ?」
主人公「気にしないでください。アセトさんの語尾みたいなものなんです。」
アセト「クスリを飲むハピ。」
主人公「そういうことじゃないんですよ。」
コメディアン「よくわからないけど……、心配をかけちゃったみたいだね、ごめん。ははは……、これじゃあコメディアン失格だな。」
主人公「え、えっと……。」
コメディアン「いいんだ。そろそろ諦めどきだと思ってたんだよ……。」
アセト「……。」
アセト「披露してみろ、コメディアン。」
コメディアン「はい?」
アセト「芸を見たいと言っているのだ。それとも貴様は客を選ぶコメディアンなのか?」
コメディアン「い、いえ……。」
コメディアン「……わかりました。」
コメディアン「へい、そこの君! 今朝の朝食はなんだった?」
アセト「クスリだ。」
コメディアン「へ、へぇ、そっか! それは羨ましいなあ! そんな良いものを食べてるなんて、僕は君との違いに……、」
コメディアン「超! ショックだよ!」
コメディアン「だよ!」
コメディアン「だよ……!」
アセト「……。」
主人公「こ……、」
メルク「これは……、」
コメディアン「ううっ……!」
アセト「ハ……、」
アセト「ハハハハ……!」
コメディアン「……!」
主人公「ア、アセトさん?」
アセト「フハハハハハ!」
コメディアン「や、やめてくれ! 無理に笑ってもらっても辛いだけ……、」
メルク「ち、違うのです!」
コメディアン「何が違うんだ! 表情も一切変わってないじゃないか!」
メルク「ごもっともなのです! ですが、アセトさんのこれは……!」
メルク「ガチ笑いなのですよ!」
コメディアン「これが!?」
アセト「ドハハハハハハ! コホッ! ゲホォッ! ゲホゲホ! ブッ! フフフフ! 超ショックって……、超って!」
アセト「ンナハハハハ!」
コメディアン「……。」
主人公「わかります。俺たちも、最初は戸惑いました。しばらく夢に出ました。」
コメディアン「ほぼ呪いじゃないか!」
主人公「でも!」
主人公「アセトさんはお世辞や、その場しのぎの対応はしない人です。」
コメディアン「……。」
アセト「フゥー、フゥー……。」
アセト「やるじゃないか、コメディアン。こんなに爆笑したのは、食卓から、スプーンが転がり落ちた時以来だ。」
メルク「あの時急に爆笑しだしたのは、それが理由だったのですね……。」
主人公「児童みたいな感性だなあ……。」
アセト「つまり、お前の芸は、俺をハッピーにすることができたということ!」
アセト「これは、貴様の芸が十分にクスリとしての役目を、果たしているということの証明だ!」
コメディアン「ク、クスリ?」
アセト「芸だけではない。絵画や演劇、愉快な世間話もまたクスリ。この世に必要不可欠なハッピーだ。」
アセト「特に、俺は貴様ら文化人に敬意を払う。俺は体に蔓延るアンハッピーは対処できるが、精神に巣食うアンハッピーには手も足も出んからだ。」
コメディアン「……。」
アセト「見くびるな!」
コメディアン「何も言ってませんけど!?」
アセト「俺も手をこまねいているわけではない! その証拠に、俺はジャグリングを習得した! 薬瓶をこうして……、」
アセト「こうだ!」
メルク「全部落ちて割れたのですよ!」
アセト「ガキ共の喜ぶ姿が目に浮かぶようだ……。」
主人公「どのあたりで喜べばよかったんです!?」
コメディアン「……俺の芸で、誰かをハッピーに。」
アセト「クスリそのものに飽きたというのなら、やめてしまえ。信念なきクスリに価値などない。」
アセト「だが、今の言葉でハッピーを見出す程度の、アンハッピーならば……、続けることがハッピーだ。」
アセト「俺も、俺をハッピーにできるものを、みすみすロストハッピーしたりは、したくないからな。」
メルク「ハッピーが洪水状態なのですよ……。」
コメディアン「……ありがとうございます、アセトさん。」
メルク「今のでわかったのです!?」
コメディアン「俺……、俺……!」
コメディアン「もう少し頑張ってみます! 俺の芸で誰かを笑顔に……、いや、ハッピーにできるのなら!」
アセト「フッ……、ナイスハッピー。」
主人公「それ、叫ばなくても言えるんですね……。」
コメディアン「早速、仕事先を見つけてきます! いや、それがなければ路上でやります!」
コメディアン「一人でも多くのアンハッピーな人に、ハッピーをとどけるために。」
アセト「……餞別にこれをくれてやる。」
コメディアン「これは……飲み薬?」
アセト「栄養剤だ。疲労回復や、緊張の解きほぐしに効果がある。」
アセト「貴様自身の体調がアンハッピーでは、せっかくのクスリも効果半減だからな。」
コメディアン「……ありがとうございます!」
コメディアン「また是非、見に来てください。その時はあなたはもちろん、君達のこともハッピーにしてみせますから!」
メルク「楽しみにしているのですよ!」
アセト「……さっさと行くがいい。」
コメディアン「はい! ではまた!」
アセト「……。」
主人公「さすが、アセトさんのクスリは、よく効きますね。」
アセト「……? 栄養剤のことか。」
メルク「みゅふふ、それもですが……、とびっきりハッピーになれるクスリを、あの人にプレゼントしていたのですよ!」
アセト「……はっ!」
メルク「そうなのです! 激励という名のクスリを……、」
アセト「まさか、俺は無意識に新種のクスリを開発していたのか!? ハ、ハ、ハッピィイイイ!」
アセト「もっと詳細に聞かせろ! おぉおおおお、興奮してきた! ハッピーだ! 脳がハッピーハッピーしてきたハピ!」
アセト「オ~、ハッピィイイイデェエエエイ!」
主人公「……本当、悪い人じゃ。」
メルク「ないのですよね~……。」
備考
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