「髄に熾す興趣」ゼア
「髄に熾す興趣」ゼアの基本データ
出身 | エレキの国 |
---|---|
年齢 | 26歳 |
性別 | 男 |
レアリティ | ★5 |
属性 | 炎 |
成長タイプ | 平均 |
武器 | 焔刃黒晶 |
武器種別 | 斬撃 |
同時攻撃数 | 4体 |
攻撃段数 | 2段 |
初期体力 | 初期攻撃力 |
---|---|
3,939 | 2,424 |
最大体力 | 最大攻撃力 |
7,878 | 4,848 |
覚醒体力 | 覚醒攻撃力 |
12,153 | 7,473 |
スキル進化体力 | スキル進化攻撃力 |
移動速度 | 攻撃間隔 |
54 | 3.03 |
リーチ | タフネス |
15 | 76 |
DPS | 総合DPS |
1600 | 6400 |
覚醒DPS | 覚醒総合DPS |
2,466 | 9,865 |
スキル進化DPS | スキル進化総合DPS |
スキル1 | - |
---|---|
追加日 | 2021.03.31 |
---|---|
4月新ユニット追加フェス2021 | |
入手方法 | レターピース・各種ダイヤスカウト他 |
各種ダイヤスカウト・☆5レターピースから入手可能 |
属性補正
炎属性
100%
水属性
71%
風属性
140%
光属性
100%
闇属性
100%
モデル
ストーリー
<町中・夜>
主人公「もう夜か。聞き入ってすっかり時間を忘れてたな。」
メルク「みゅ~! 素敵な演奏会だったのですよ~。ゼアさんが教えてくれたおかげなのです!」
ゼア「ハハ、そいつは光栄だな。」
メルク「他におすすめの演奏会はないのですよ? 伝承調査であちこちを飛び回っているというゼアさんなら、きっと詳しいと見たのです……!」
ゼア「遊びに行ってるわけじゃないんだが……、」
メルク「ゼアさんの大人としてのモットーは、仕事もこなし……?」
ゼア「私情も問題ない程度で挟む。」
ゼア「あーあ、お前には気軽に雑談もできないな。推理小説を読むのが趣味なだけあるぜ。」
メルク「みゅっへん!」
ゼア「ク、ハハ……、変な決めゼリフだな。仕方ない、いくつか見繕ってやるよ。オレのオススメとしては……、」
主人公「……、」
ゼア「それと、あとは歌劇だな。そっちはあまり詳しくないが。」
メルク「そうなのです? 音楽全般が好きなのかと思っていたのですよ。」
ゼア「間違ってはないな。」
ゼア「だが、歌詞のない音楽が一番好きだ。オレが音楽に興味を持った理由は、言語化できないものを表せるからだからな。」
メルク「みゅ、そう言われるとたしかになのです。」
主人公(俺だけ……)
メルク「音楽といえば、エレキでは楽譜だけは録字出来ないと聞いたのです。それって本当なのですよ?」
ゼア「ああ。どういうわけだか、言語なら記録できるが、音楽は楽譜に起こせない。」
ゼア「認識はしているはずなんだが……、」
主人公(俺だけ仲間はずれな感じがする!)
主人公(モンスター絡みの一件で俺だけずっと寝ていたらしいせいで、ゼアさんとの距離感がわからないぞ……)
主人公(メルク……、いつのまにそんなに仲良くなったんだ。体感だと、ついさっきまで俺と掴みどころがない人だって話し合ってたのに!)
主人公(こうなったら……、ゼアさんを知るしかない! ちょうどモンスターの研究のためにしばらく一緒に旅をしてくれるらしいし)
主人公(……モンスター研究か)
<回想>
(モンスター研究者の人たち、みんな、ちょっと癖があるんだよな……)
<町中・夜>
主人公(ま、まさかゼアさんも……!?)
<町中・昼>
主人公(……と、思ってたけど)
チアチール「きゃーっ、見てみてー! このオモチャ、魔法で動いてるんだってー!」
ゼア「ああ、それならエレキの国にも持ち帰れるぜ。魔力が切れるまでは動き続けるからな。」
メランコリ「絵本……、」
ゼア「これか? 他に本棚から取りたいやつがあれば言えよ。」
ファニー「アングリアちゃんにはこの服も似合うんじゃないかしら~!」
アングリア「次から次へと! 試着する身にもなりなさいよー!」
メルク「みゅ~、どれも捨てがたいのですよ……。」
ノーフィール「いや〜、どれもよくお似合いで……、」
ゼア「髪色がオレンジだから、こっちの方がいいんじゃないか?」
ファニー&メルク「たしかに!」
主人公(これは……、服屋の店員さんみたいな対応をしかけていたノーフィールさんにフォローまで入れて……)
主人公(初の王国観光中の事件屋の面々を見事にもてなしている!)
<平原・昼>
主人公(さらに……)
ゼア「頼まれてた調査が終わったぜ。近くの山に棲んでいるモンスターの正体は、痕跡から考えて……、」
主人公(癒しに行く俺のこともモンスター研究者としてめちゃくちゃサポートしてくれる……!)
ゼア「あと、次の目的地までに遭遇しそうなモンスターについても調べておいたから……、」
主人公(そして仕事が早くて真面目だ……)
<森・夜>
メルク「好奇心こそ人生を狂わせる最大のノイズ……、」
メルク「この名探偵メルクの好奇心を抑えることは、誰にもできないのです!」
主人公(ゼアさんの影響でメルクが変な決めゼリフを覚えたけど)
メルク「犯人はあなたなのですよ、ゼアさん!」
ゼア「ぐわー。」
メルク「みゅーっ! それはアクションものの反応なのですよー!」
主人公(メルクの推理ごっこにもなんだかんだ付き合ってくれる……)
<紹介所>
主人公(結論!)
主人公(いろいろ差し引いても、ゼアさんはものすごく頼りになる人だった……! あ、ありがたい!)
主人公(モンスター研究者だけあって癒術士にも詳しいし……、そういえば、初対面の時もモンスターや癒術関連の話で盛り上がったんだよな)
主人公(いろんな国で出会ったモンスターの話もして、ああ、その時にノーフィールさんのことも話題に……)
主人公(あれ? 今思うと、あの時のゼアさんの反応は、ちょっと、らしくなかったような……)
ノーフィール「まさかチアチールとゼアさんが知り合いだったとは。ゼアさんのことは妹にも話してなかったので、会ったことがあるって聞いて驚きましたねえ。」
ゼア「お前、ほんっとうに恩知らずだよなあ。」
主人公「ゼ、ゼアさん? どうしたんですか? 珍しくそんな露骨に嫌そうな顔を……。」
ゼア「げ、いたのか。」
ゼア「……まあ、昔ちょっとな。」
ノーフィール「それというのも、大きなボードゲーム大会で、俺がゼアさんをこてんぱんにしてしまったことがあってだな……。」
ゼア「は? 事実を捏造するな。ギリギリの勝負だっただろ。」
ゼア「というか、オレが万全だったらオレが勝ってたんだよ! この間のゲームもな!」
ノーフィール「フッ、俺を昔のままと思わないでください。」
ノーフィール「わかってますよ、それが負け惜しみって感情ですよね!」
ゼア「なんにも性格が矯正されてねえな!」
ノーフィール「ひゃめてください! ゼアさんは、すぐ手が出るんですから。妹の教育に悪影響が出たらどうしてくれるんですかねえ!」
主人公「ど、どういう関係……?」
ゼア「……ハア。なんでもない。」
ゼア「オイオイ、お前のせいで大人げないマネしちまっただろ。」
ノーフィール「人のせいにするのは、大人げある行動なのでしょうか?」
主人公(どっちもどっちな気がするけど、何も言わないでいよう……)
主人公(だけど……、やっぱりゼアさんにとってノーフィールさんには、なにかあるみたいだな。聞いていいことなのかはわからないけど……)
<町中・夜>
主人公「もうこんな時間か……。」
ゼア「主人公。今から宿に戻るところか?」
主人公「あ、そうなんです。紹介所で本を読んでたら、つい遅くなって……。ゼアさんもですか?」
ゼア「ああ。せっかくだから一緒に行くか。」
主人公「そうですね。」
ゼア「……そうだ、昼間は悪かったな。」
主人公「えっ?」
主人公「いえ! ちょっと驚いただけです。その……、昔からノーフィールさんとお知り合いなんですよね?」
ゼア「まあな。あいつとはいろいろあって……、それが国を出るきっかけになった。」
主人公「国を!?」
ゼア「忘れたいほどムカついてたから。」
主人公「そ、そんなに……。あの、もしかしてまだ喧嘩中とかですか……?」
ゼア「喧嘩にもならないな。」
主人公「そうなんですか……。」
ゼア「ハハ、安心しろよ。別に嫌ってるわけじゃない。」
ゼア「今は、あいつに人生を狂わせられたのも、悪くなかったと言えるさ。それがどんなに一方的なものであってもな。」
ゼア「……それまで気にも留めていなかった存在に気付けるようになって、知れたことがたくさんある。自分のことも、他人のことも、モンスターのことも。」
ゼア「それが、そう悪くないことだと……、」
ゼア「そういう風に、この国は思わせてくれた。」
主人公「……、」
ゼア「まあ……、結局、あいつにムカつくのは変わらなかったけどな。」
主人公「それは見てたらわかりました……。」
ゼア「ハハ。その点、お前とはいい関係を築けそうに思うぜ。動機は違えど、本の趣味も合うしな。」
ゼア「その本、オレは何度も読み返したよ。」
主人公「え? あ、これはノーフィールさんが何故だかくれた本で……。」
ゼア「知ってる。」
ゼア「じゃ、また明日な。将来有望な癒術士くん。」
主人公「わ、もう宿か。はい、また明日!」
主人公「……、『異なる存在との関わり方100例』か。寝る前にもうちょっと読んでみるかな。」
主人公「なぜだか、もうすこし二人のことが知りたい気がする。」
<回想 - 平原>
「キミ、心のことを知りたいなら、そう、モンスターの研究をするといいよ。」
「この本、あげるからさ。なんと今なら筆者のサイン付き。」
「王国、好きになってくれると嬉しいな。きっとキミの世界を、広げてくれるから。」
<町中・夜>
ゼア「……さて、また明日も世界を広げに行くかな。」
備考
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