営業報告・タヌキ会の新しい賞品
化け狸は《売店/花信風の店》にやってきた。何かを探しているようだ……
確認出来ている式神:蛍草、金魚姫、かぐや姫、大天狗、酒呑童子、茨木童子
確認出来ている店:売店、花信風
化け狸が《売店/花信風の店》にやってきた。店を回って、棚の商品をじっくり見ている。しばらく迷って、彼はカウンターにやってきた。「新しく入荷した品はないか? いくつか紹介してくれんか。」
◇どう答えるべきだろうか?
・具体的にどんな商品をお求めですか?✔️
・おすすめはございません。当店はすべてセルフサービスです。
化け狸はため息をついた。「実はまたわしが大会の賞品を用意する順番が回ってきたんじゃ……みんなの興味を引けるものならなんでもいい。」「簡単に聞こえるだろうが、ちょうどいいものが見つからない。もうずいぶんと商店街を歩き回ったんだ。」
「それに、やっと面白いものを手に入れたと思ったら、どこから飛び出したのかわからない山兎に百聞かるたで勝ち取られた! はあ、本当に残念……だからまた探し始めるしかないんだ。」
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・具体的にどんな商品をお求めですか?
・おすすめはございません。当店はすべてセルフサービスです。✔️
化け狸は目を見開いた。「ほう、そうなのか?! だが、店長のあんたはここで何をしてるんじゃ?」
◇どう答えるべきだろうか?
・私はマスコットにもっと似ている。✔️
・ぽかんとする……みたいな?
化け狸は《派遣式神》の返事を聞くと、羨ましそうな顔をした。数秒後、我に返って頭を振った。「ゲホゲホ。マスコットだとしても、ちょうどいい商品を紹介してくれるんじゃろう?」
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・私はマスコットにもっと似ている。
・ぽかんとする……みたいな?✔️
「これでも給料をもらえるのか?? ここはまだ人手不足なのか?」化け狸は目を見開き、羨ましそうに尋ねた。それから、彼は少し冷静になり、咳払いをした。「いや……わしは次の試合の賞品の準備をしに来たんじゃ。お前は店長を担っておるんじゃろ、なにかお勧めはないか。」
化け狸におすすめの商品を思い出せる?【完了】
《派遣式神》はしばらく考え、化け狸に最近入荷した仮面を勧めた。仮面の顔は一定時間ごとに自分で表情を切り替えているようで、とても不思議だ。化け狸は賛同して頷いた。「確かに面白い……でも、賞品として寂しくないか?」
化け狸は仮面を買って予備の賞品にした。商品を手に持って観察しながら、《店》を後にした。
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化け狸におすすめの商品を思い出せる?【大成功】
《派遣式神》はとっさに、化け狸に人形を勧めた。特定の時間に人形に願い事をすると、ある不思議な場所に連れて行ってもらえるのだと……化け狸はそれを聞くと興味津々な顔をして、人形を見た後、すぐにその魅力に圧倒されたかのように、なんの迷いもなくお金を払ってそれを買った。
化け狸は嬉しそうに尻尾を揺らしながら、歌を口ずさんで《店》を後にした。手にした人形も満足そうに笑っているようだ。
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化け狸におすすめの商品を思い出せる?【失敗】
《派遣式神》の頭は真っ白になった。化け狸はしばらくあなたを見つめ、失望してため息をついた。「はあ……もういい、もう少しぶらぶらするさ。」
化け狸は尻尾を垂らして《店》を後にした。