営業報告・眠れぬ夜
狐妖のお客さんはくまを作って花信風店に入った……
確認出来ている式神:蛍草、かぐや姫、大天狗、酒呑童子、茨木童子
確認出来ている店:花信風
狐妖のお客さんは店内にやって来ると、花飾棚の花を見て、困った顔を見せ、ため息をつき、カウンターに近付くと尋ねた。「こんにちは、私にぴったりの花束をお勧めしてくれないか?」
「実はね、恋人が……最近夜、ずっと私の尻尾を掛け布団にしていて、私はもう一週間も眠れてないの……」狐妖のお客さんはため息をついて言った。よく見ると、彼女の眼の下には、確かに濃いくまができている。
◇どう彼女に答えればいい?
・睡眠改善に役立つ花が欲しいのですか?✔️
・不満を現す花が欲しいのですか?
「あ、これもいいかも……」狐妖のお客さんは答えた。「でも、こんな花があっても、尻尾を引っ張られたら眠れない。やっぱり遠回しに彼女に私の気持ちを伝えたい。」
***
・睡眠改善に役立つ花が欲しいのですか?
・不満を現す花が欲しいのですか?✔️
「不満……はないだろう。言いたいのは、君がずっと私の尻尾を掴んでいても、それでも私は君が好き……ってこと?」
お客さんにぴったりの花束を選んであげられる?【完了】
◇大成功難易度:16/18
◇検定条件:知識
《派遣式神》はお客さんに「苦痛」「永遠の愛」の類の意味のある花束を勧めた。お客さんはとても満足した。
お客さんが嬉しそうに贈答品店を離れた。しかし、数日後、くまが更に酷くなった彼女が戻ってきた。「やっぱり、眠りやすくなる花をください……」
獲得:木材*6
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お客さんにぴったりの花束を選んであげられる?【大成功】
《派遣式神》はお客さんに花束を包む時、眠りを助ける花を数本加えた。
お客さんは花束を抱えて贈答品店を出た。数日後、睡眠の質が改善されたお客さんはわざわざ店に来て、《派遣式神》に感謝の気持ちを伝えた。
獲得:木材*9
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お客さんにぴったりの花束を選んであげられる?【失敗】
《派遣式神》はお客さんに美しい花束を包んだ。お客さんの目に優しさが浮かぶ。「ただの普通のプレゼントだけど、彼女は喜んでくれるだろう。」
お客さんが尻尾を揺らしながら、歌を口ずさんで贈答品店を後にした。
獲得:木材*3