営業報告・氷雪の甘さ
どんなお菓子がこの氷のようなお客さんに似合うかな?
確認出来ている式神:蛍草、かぐや姫、大天狗、酒呑童子、茨木童子
確認出来ている店:菓子屋
寒い風が雪を菓子屋に運んできて、カウンターに一層薄い霜ができた。寒くて《派遣式神》は震えてしまった。白髪の無表情の少女がカウンターの前にやってきて、様々な商品を眺め、しばらく迷った後、「氷や雪の甘さを味わえるお菓子はない?」と尋ねた。
この少女にはどんなお菓子が合うかな?【完了】
◇大成功難易度:18
◇検定条件:幸運
《派遣式神》は考えると、葛粉でゼリーを作って、冷淡で近寄りがたい白髪の少女に渡した。
氷のようなゼリーは喉を滑り、爽やかな甘さがあった。少女はカウンターの後ろにいる《派遣式神》に頷いて「ありがとう」と言った。立ち去る時、彼女は無表情だったが、とても満足しているようだ。
獲得:絹布*2
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この少女にはどんなお菓子が合うかな?【大成功】
《派遣式神》は氷のような雰囲気がする白髪の少女を見て、しばらく考えた後、寒天と葛粉で琥珀スープを作り、砂糖を振りかけた。
半透明の琥珀色のスープは氷のようで、細かく砕いた砂糖は雪のよう。冷たそうに見える食べ物は、口の中で温かな甘さへと変わった。「ありがとう。」少女はスプーンを降ろして、頷いた。《派遣式神》は彼女が店を出る時、微笑んだのを見たようだ。
獲得:絹布*3
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この少女にはどんなお菓子が合うかな?【失敗】
《派遣式神》は考えて、金槌を持って厨房に行き、大きな氷砂糖を叩いた。
氷砂糖は氷のように固く、舌の上で溶けるととても甘かった。少女はすこし眉をひそめて、氷砂糖を置いて菓子屋から離れた。
獲得:絹布*1