【白猫】エドガルド(サマー)・思い出
南海の不死海賊 エドガルド・マレル cv.黒田崇矢 ラム酒を片手に夏の海を航海する海賊船長。 南海の制覇を目論む。 | ||
2015/07/06 |
メインストーリー
カァーッ!!一仕事終わったあとの酒とメシは最高だぜェ! ケハハハハハッ!!
まったく、アンタたちときたら……アタシたちを置いて冒険に行っちゃうなんて。
エドガルドさんと主人公が、急にいなくなったので驚きました。
ヘッ。なんせ海賊の仕事だからなァ!
おめェらには略奪は無理だろうよォ。
『略奪』?
ケハハハハッ!海賊らしく、南海の島で宝を奪ってきたのよ。
宝物?もったいぶらずにアタシたちにも見せなさいよ。
ほらよ。
<エドガルドはキャトラにドクロを差し出した。>
ぎにゃーっ!?
ケハハハハハハハハハハッ!!
こ、これのどこが宝物なのよ!
エドガルドさん。よかったら冒険の話聞かせてもらえますか?
ああ、いいぜェ。聞かせてやるよ。オレたち、海の男の大活躍をよォ!
…………
……
間違いねェ。ここに<真紅の瞳のドクロ>があるはずだぜ。
そいつがありゃア『どんな願いも叶う』なんざ、マユツバな噂もあるけどよォ。
ま、行ってみりゃわかンだろ。……ん? なんだァ?
<エドガルドと主人公は黒ずくめの男たちに取り囲まれた。>
なんだ、てめェらは。歓迎の踊りを踊ってくれるってんじゃねェみてえだな?
<黒衣の男たちは、無言のまま、エドガルドたちにねじれた刃物で斬りかかる!>
ケハハハハハッ!毒のナイフたァ、いい趣味じゃねェか。
だがな、あいにくと、オレぁもう死んでんだよ。
とっとと蹴散らしちまうぞ、小僧!
思い出2
<黒ずくめの男たちを倒したエドガルドたちは、島の村にたどりついた。>
ん? どうした、小僧。
アア? なんだァ、この町は?
<紅い衣装と花飾りを身にまとった二人の少女が、沈痛な面持ちで、村人たちに囲まれている。>
祭り……ってわけじゃねェようだな。
「ぐすっ、ムム姉ちゃん……」
「泣いちゃダメよ。メメ。今日は神聖な儀式の日なのよ。」
ああ。小僧。あいつらが言っている『儀式』とやらロクでもねェことは確かだなァ。
オイ、おめェら。
なんだ、お前は?ワシらは忙しいのだ。立ち去れ!
立ち去れってかァ? ハハッ!そうさせてもらうぜ!
<エドガルドは、村の少女二人をひょいと抱え上げる。>
「きゃっ!?
いやあ!
ケハハッ!こいつらはいただいたぜ!
やめろ!その子らがいないとワシらは皆殺しじゃ!
てめェらのことは、どうだっていいんだよ。オレは海賊なんでなァ!
か、海賊じゃと!?
ケハハハハハハハッ!!ビビって腰抜かしたかァ!?
だよなァ! てめェらは、こいつらを生け贅にしようとしている臆病モンだもんなァ!
な、なぜそのことを!?
ンなこたァ、見りゃわかンだよ。
ヒクッ、ぐすっ……
「は、放してください。私たちが犠牲になれば村は助かるんです!
ヘッ! 気に入らねえな。ガキはガキらしく、てめェの心配だけしてろ!
おい、小僧。とっととズラかるぜェ!!
思い出3
おい、お嬢ちゃん。いつまでもグズってんじゃねェ。
「……どうして、私たちをさらったんですか?
ケハハハハハッ!ガキを犠牲にして平気な奴らより、オレといたほうがマシってもんだろ。
「え……?
一緒に海賊でもやろうぜェ。
「冗談はやめてください!このままでは島に災厄が起きてしまいます!
災厄だァ?んなもん迷信に決まってんだろ。
「いえ、災厄というのは……!
どうせ、黒ずくめどもに脅されてんだろ?
「…………
……すみません。つい取り乱して。あなたたちが悪い人ではないことはわかっています。
んだとォ!?
ひっ……
オイオイ。ちィとオッサンが面白ェ顔しただけじゃねェかよ。
そ、そうなの?
「ほら、あなたの、メメヘの態度を見れば、どのような方かわかります。
チッ。
「お願いです。私を<教団>のところに行かせてください。
あア!?妹を置いてくってかァ?
「申し訳ありませんが、この子だけは島の外に逃がしてあげてくれませんか?
や、やだよ、ムム姉ちゃん!
やだよォ、ムムねえちゃん!……そんな頼み、聞けねえなァ!
「え……? でも、それじゃ……
言っただろオ。オレは海賊だ。
誰がむざむざ、せっかく攫ったお嬢ちゃんを捨てていくかよ。
「海賊さん……
それに、おめェは大事な宝の手がかりだからな。
とっとと、<教団>とやらに案内しな!
思い出4
へッ。ここが<教団>の洞窟かよ。辛気くせェ。
<洞窟の奥の広間には、<教団>の信者が並び、一番奥の壇上には教祖が立っている。>
<教祖の手には、片目に宝石のようなものがはまったドクロが掲げられている。>
見よ!この<深紅の瞳のドクロ>を!
「「「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」」」
よくぞアホ面どもを集めたもんだ。『なんでも願いを叶えてやる』、ってかァ?
今日も、また、我らが神の奇跡を見るがいい!……生け贅をここに!
……何!?生け賛がいないだと!?今日連れてくるはずであろう!
あの清純な娘がよかったが……やむをえまい。貴様、ここへ直れ!
<逃げようとした教団員の体が、禍々しい光に包まれ、驚きの表情のまま金の像に変わる。>
見よ! 生け贅を黄金に変える!これが神の奇跡である!
「「「うおおおおおおおおおおお!!」」」
チッ。胸糞悪ィもん見ちまッたぜ。これがヤツの<願い>かよ。
む……見張りは何をしていた?所詮、愚か者ばかりか……
ケハハハハハハハハァッ!ご期待通り、略奪してやるぜェ!そのドクロをなァ!
見られタからニハ貴様らモ……全員……イケニエにしてクレル!
<突然、教祖の体から黒い煙のようなものが噴き出してくる……>
全員……イケニエに……我がイケニエとナレ……!
<教祖の体には角と尻尾が生え、醜悪な異形の魔物と化した。>
きょ、教祖様!?うわあああああっ!
<魔物の姿となった教祖が手を触れると、教団員たちは、次々と金の像に姿を変えていく……>
さっそく正体現したってかァ?これだから三下はよォ。
ダマレ!キサマモ、イケニエニ……!
<教祖の伸ばした手の前に、エドガルドは悠然と立ちふさがる。>
で?誰をイケニエにするってェ?教祖さんよォ。
ナ……ナゼダ!?ルーンノチカラガ、ハツドウシナイ……!
ワタシガサワレバ、イケニエ……<イキタニンゲン>ハスベテ、オウゴンニナルハズ……!
ケハハハハハッ! ごあいにくと、オレは<イキタニンゲン>じゃねんだよなァ!
グウウウ……ナラバ、コロスマデ!
ケハハ!物わかりの悪ィバケモンだぜ。来いよ! ナマスにしてやらァ!
思い出5
ケハハハハハッ!大海賊エドガルド様に敵はねェ!あんな三下ども一撃よォ!
気に入らねェヤツらをぶッ潰してお宝も手に入ったし、万々歳とくらァ! ケハハハハ!
「ありがとうございました。エドガルドさん。主人公さん。
ケッ。ガキのくせして行儀よく礼なんざ言うなッてんだよ。
「……これから、メメのこと、よろしくお願いします。
……アア!?
……ムム姉ちゃん?
「実は、私……この島を離れることができないのです。
一度、メメと逃げようとした時、私だけ教団に捕まってしまいました。
なんとか再度、逃れたのですが、教祖に<束縛の呪い>を受けてしまったのです。
その間に、はぐれたメメは追ってきた村の人に連れ戻されてしまいました………
だから、おめェは、わざと生け贅なんかに……!
「はい。教祖の隙をつき、せめて刺し違えられればと考えていたのです。
ですが、メメのことをお任せできる方もできました。これで安心です。
やー!メメはムム姉ちゃんといっしょがいい!
「ごめんね。もう、それはできないのよ。
なんでだよ。教祖はもうオレたちがぶっ倒したじゃねェか。
「いえ、私は呪縛の中心である教祖が死んだこの島から永久に離れられないでしょう。
んだとォ!?
「でも、メメが助かって、本当によかった………
……バカヤロウ!
「エドガルドさん?
ガキはてめエの心配だけしてろッて言ったろうが!
本当に欲しいモンをあきらめんじゃねェよ!
思い出6 (友情覚醒)
見せてやるぜェ……海の男の衿持ってヤツをよォ!
<<深紅の瞳のドクロ>の残った片方の目のルーンが弾け飛ぴ、昏い力を放つ……>
<両目ともルーンのなくなった<深紅の瞳のドクロ>は、急速に力を失う……>
「ダメです!そのドクロは、願いの代償に、あなたを取り込んでしまう……!
ケッ……!
<エドガルドの体を、願いを叶える反動の力が襲う。しかし……>
魔剣にくらべりやァ、この程度、屁でもねェぜ!
主人公、オレに力を貸せ!
うおりゃああああアアアアッ!!
…………
……
「……あ、あれ?私……
ムム姉ちゃあああああん!
「もう、重苦しい感じがしない……呪いが解けたの?
ッたくよォ。世話のやけるガキどもだぜ。
「エドガルドさん!大丈夫なんですか!?
この大海賊エドガルド様をナメんじゃねェぞ。あんなモン、タコの吹いたスミみたいなもんよ。
「よかった……本当に、ありがとうございます!
アア!?ガキが気ィ使うなって言っただろ!
おじちゃん、ありがとうっ!
……チッ。チビまでなついてきやがった。
ああ、胸糞悪ィ!おめェらの面倒なんてこれ以上見れねェぜ!
海賊にするにはおめェらは甘ったれ過ぎだぜ!オレの部下にはなれねェな。
しゃあねェ。どっかの港に捨ててきてやる!
「え……
いいか、オレは海の男なんだ!カタギの女、子どもなんざァ連れ歩けるかよ!
でも、メメ、おじちゃんともー緒にいたいよ。
バカヤロウ、てめェには姉ちゃんがいンだろ!欲張んな!
「だけど、ほしいものはあきらめちゃダメって……
バカ、それは言葉のアヤだろうが!
「ふふふ。
……ンだよ。おめェ、ちゃんと笑えるじゃねえか。
「エドガルドさん、私……
ケッ!港に着いたら、二度とオレの前に現れるんじゃねェぞ、小娘!
「……はい。……ご恩はけして忘れません。
ハッ!これで宝は全部オレのモンだぜ!ケハハハハハハハハッ!!
***
で、こいつが、オレが略奪した秘宝、<深紅の瞳のドクロ>だ!
だけど、このドクロ、瞳がなくなってるじゃない。
いいや、素人にゃわかるめェが、れっきとしたお宝なのさ。
それに、ドクロは海賊に似合いだろ?ケハハハハハハハハハッ!
その他
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