【白猫】ヴィルフリート（名星会）・思い出
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ヴィルフリート・オルクス CV:子安武人 ＜執心のルーン＞で魂を裁く吸血鬼。 父を滅ぼし、己が不死者の帝王となる。 |
思い出1
郵便でーす♪
拝啓――
――敬具。
今、このお手紙を、左手で書いています。
手紙を送るのは初めてなので、
緊張で膝がズキズキしています。
さて、キャトラが三回ほど吠えたところで――
本題だ。
古都シュバルツグラープは我が居城アーヴェント城まで、汝ら三人に出向いて欲しい。
貴様らにしか頼めぬ。
――Ｐ．Ｓ．Ｐ．
Ｓ．
じゃまた。
思い出2
……甘く見られたものよ。
数を恃めば――阻めるとでも思うたか……
この――帝王の進軍を！
フハハハハハ……！
「己の愚かさがそれほど可笑しいか？」
我が父――デュラクルよ！
久しぶりだな、我が息子よ。腕の一本もあれば、撫でてやるところなのだがなあ？
馴染みに声をかけてな。同窓会の会場が、ここだ。
こちらの台詞だ。我が城だと？ この帝王がくれてやった物を。
玩具すら己で掴めぬとは……何と嘆かわしい。
同朋よ。この帝王の失態を許せ。
躾は済ませたつもりだったのだが――
思い出3
……この魔物の数はおかしいわ。何かが、起きている……！
アンタたち！ 悪いけど魔物のほうは頼んだわよ！
＊＊＊
――蘇れ。
貴様がやめるまで。
ならばなんのために？
それも誤りだ。
貴様の齢も、万を超えたか？
まつろわぬ魂を不死者として蘇らせるのが本義ではない。
この血さえ絶えねばよい。女などそのための道具に過ぎぬ。
馬鹿が。貴様の愚かしさが、この帝王を世に縛るのだ。
その身を寄越せ。我が帝王の血を、未来永劫絶やさんがために――！
思い出4
ここは……？
「――ヴィルフリート。」
ぐぅっ！？
お会いしとうございました……！
よくお顔を見せてください。
こんなに辛そうなお顔をして……さぞ、悲しいことばかりあったのね……
わたくしは、この命を、あなたのお父様に捧げます。
女とは所詮、血を繋ぐだけの道具……
……ですから……
ヴィルフリート。お父様を恨んではいけません。
あの方は、夜を統べる不死者の帝王……
この地上において、最も高貴な血を引いておられるのです……
お父様に尽くすのですよ。あの方が黒と言えば、白も黒に――
そんな怖い顔をするのはおやめなさい。
さあ、ヴィルフリート。わたくしとともに。
あの方にその身の全てを捧げるのです！
泣けよ！ ヴィルフリート・オルクス！
……お許しください、母上様……！
！！
ハハハハハ……！
だから『やめろ』と言ったであろうが……！
思い出5
冷冷たる水晶の内で、三千年にもなろうか。
――父を取り込み、一時、我も同じく暴帝となった。
見かねた妻は、呪われし秘法で、自ら水晶の中へと沈み込んでいったのだ――
こう数が多くては……！
恩に感じる必要はない。自分の意思で剣を振りに来た。
同じ学び舎に通った同志のためだ！
お前たちは先に行け！
行くわよ、主人公！
＊＊＊
あな……た……！
ハハハハハハ……！ 愚息よ！ 確かに貴様も我と同じよ！
いや、もっと悪いか？
その手で、愛する妻を、ボロ雑巾のように切り裂いたのだからなぁ！？
フハハハハハ……！
……なに？
……ヴィルフリートの携えた鎌は、その対象に触れる寸前に、強引に捻じ曲げられ……
己の胸に食い込んでいた……！
あなた！
……！ どうしようもない馬鹿者め……！
何の価値もないその女を、庇って何になる！？
崇高なる帝王の血を流してまで！？
その血を受け継ぎし者として……今ここで、汝に――
――裁きを下す！
ほざけっ！死にぞこないがっ！
思い出6 (友情覚醒)
……おぉおおおっ……！ 貴様の腕に宿る、この力は、この……光は……！
ルーンの……光だと……！？
なぜ貴様は平気なのだ！？ 魔性の血は貴様にも……！
白き光とも、な。
そんな馬鹿なことが……！
フ……そう都合よくいくか！
＜執心のルーン＞よ！我が願いを聞き届けよ！
この帝王の血を残し続けるのだ未来永劫！この世が滅するまで――
それが叶わぬ限り、＜執心のルーン＞は我を縛り続ける！＜不死者＞としてな！
フハハハハハ……？
……なっ……？
……これは……？
お義父さま。
ご心配をおかけしました。ですが、もう大丈夫です。
私たち二人を……信じてください。
なんだと……？
お義父さまの願いは、すでに叶っております。
！！
ただ、教育方針は、夫婦のことですから。
二人で、話し合って、慎重に決めさせて頂きますわ。
……フ……
フハハハハハハハハハ……！
後悔するぞ……？ 血に潜みし暴虐の衝動は、かように甘いモノではない。
子育ての大変さは覚悟の上です。ねえ、あなた？
……ククククク……！ 良かろう……！
貴様らの顔が絶望に歪むのを楽しみにしていてやる……！
……ヴィルフリートよ。
良い妻を持ったな。
……そうか……
……そうだったかも、しれんな……
あっ……
そのとき改めて、感謝を伝えるとしよう。
そうですね。
……あなた。
永い間、お疲れ様でした。もう大丈夫ですからね。
……さっき、言っていたのは…… ？
驚かせてしまいましたね。そうです。
命を……授かりました。
この我が……父か。
ええ。これから、責任重大ですよ。
あら。
この帝王の家庭は――
――笑いの絶えぬ、暖かいものとなるであろう……！
フ……フハハハハハハ……！
自分で言って、笑わない♪
妻よ――
椿堂の帝王
その他
| フォースター | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
 |  |  |  |  |  | |||
| 名星会 | |
|---|---|
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| 画像 | 説明 |
|---|---|
 | ヴィルフリート・オルクス cv.子安武人永き刻を生きる吸血鬼。未練抱く魂に裁可を下す不死者の帝王。 |
 | ヴィルフリート（茶熊）魂を裁可する、落研の帝王。伝統的な技術の中に、笑いの光を見出す。 |
 | ヴィルフリート（正月）お笑いを探求する不死者の帝王。厳しい目を持つ妻のため、日々ネタを探す。 |
 | ヴィルフリート（名星会）＜執心のルーン＞で魂を裁く吸血鬼。父を滅ぼし、己が不死者の帝王となる。 |
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| ヴィルフリート（正月）・思い出 | |
| ヴィルフリート（名星会）・思い出 | |
| 画像 | 説明 |
|---|---|
| ヴィルフリート・オルクス cv.子安武人永き刻を生きる吸血鬼。未練抱く魂に裁可を下す不死者の帝王。 |
 | メルクリオ・C・アンジェロ cv.水橋かおり偉大なる吸血鬼<夜の王>の末裔。始祖にならって100人の花嫁を探している。 |
 | エリザベータ・ヴェンデルス cv.稲川英里弟のアルブレヒトと観光旅行中の吸血鬼。仲が良く、戦う時のコンビネーションは抜群。 |
 | リリエル・ド・アンドレアン cv.佳村はるか貧弱で吐血ばかりしている吸血鬼の少女。常に点滴を打っていないと貧血で倒れてしまう。 |
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