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アルチュール・思い出

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アルチュールの思い出とボイス

思い出1

雲一つない青空だ……
だが、なぜか胸騒ぎがする。

主人公

(?)


???

うわ~!!


主人公

(!)


空から、青年が降ってきた!

キャトラ

な、なに!?


アイリス

たいへん!


(※ザポーン)


キャトラ

い、池に落ちたあ!


???

ぶはー!!


キャトラ

アンタ、大丈夫なの!?


???

……あ、ああ大丈夫。大丈夫だよ。

うん……えーっと、ここはどこ?


アイリス

飛行島です。


???

飛行島! 知ってるよ!
空を飛んでいる島だね!


キャトラ

そうよ。アンタは何者?


アルチュール

僕はアルチュール

奇想曲を奏でる

気ままな旅の詩人さ。


アイリス

お怪我はありませんか?


アルチュール

ありがとうお嬢さん。

僕は大丈夫さ。

こういうのは慣れてるんだ。


キャトラ

どうしたの?

飛行艇から落ちたとか?


アルチュール

ちょっと、

ガルーダのくちばしから、ね。


キャトラ

ガルーダ!?

いったいアンタどうしたのよ!?


アルチュール

遠吠えの山脈』に古の詩人、

砂漠のバラ』が残した碑文が

あるという伝説を聞いて、

調べにいったのさ。偉大なる詩人の

足跡を直接目にしたくなってね。


(※3人が驚く)


キャトラ

ずいぶんな物好きね。


アルチュール

僕は遠吠えの山脈に隠された

洞窟を運よく見つけたけど、

そこで怪しい黒服の集団に

襲われてしまったんだ。


アイリス

大変でしたね?


アルチュール

古代の遺産を狙う秘密結社

黒い手袋団』の一味に違いない。

碑文を解読することで、

失われた古代文明の遺産を

蘇らせようとしていたらしいね。


キャトラ

だんだんスケールが

大きくなってきたわね。


アルチュール

秘密結社に追われ、僕は

絶体絶命の危機に陥った。


(※また3人が驚く)


キャトラ

それで、どうなったの?


アルチュールは、手に剣を構えた。
その剣には弦がはられている。

アルチュールが弦を指で
かき鳴らすと、刀身から
優雅な響きが発せられた。

アルチュール

これはソードリュート。

詩人の身を守り、詩にふさわしい

音色を奏でる武器にして楽器さ。

クライマックスのくだりを

詩にしてみた。聞いてくれ!


主人公

(?)


アルチュール

タイトル『レモン


アルチュール

レモンをぎゅーっとしぼったらー

めちゃめちゃすっぱいよー。


主人公キャトラアイリス

………………


アルチュール

レモンはどーしてすっぱいのー

恋してるからすっぱいのー。


キャトラ

なにこの歌。どういうこと?

レモン? レモンがどうしたの?

関係ないじゃん!


アイリス

わからないけど、とりあえず

全部聞いてみないと……


アルチュール

レモンをかけたらせつないねー

夏が終わったかんじだねー

レモンレモ~ン


アルチュール

と、いうわけなんだ。


キャトラ

なにがよ!!

思い出2

キャトラ

結局、アヤシイ連中から逃げてる

うちにガルーダにつかまったって

わけね。そういいなさいよ!


アルチュール

かいつまんでいえばね。

でも面白くないじゃないか。


キャトラ

普通にそう伝えてよ。


アルチュール

キャトラくん。でも詩というのは

そういうものじゃないんだ。


アルチュール

見てきたものを伝えるのではなく、

己の感じた印象を描くんだ。

真っ白なキャンバスに、

言葉という名の絵具でね。


キャトラ

アンタらしい表現ね。


アルチュール

アイリス君。僕の詩を聞いて

君はどう思った?


アイリス

どうしてレモンなんだろう……

って、思いました。


アルチュール

そうだろう? 僕が一番

伝えたかったのは、

あきらめるなってことさ!


キャトラ

意味わからない!


アルチュール

どんな困難にも負けず、
光を目指して歩いて行こうと!
だからレモンなのさ!


主人公

………?


キャトラ

そりゃそうかもしれないけど……


アルチュール

秘密結社?

古代の詩人の碑文?

ガルーダ?

そんなのはどうでもいいのさ!


アルチュール

大事なのはディテールじゃない、
心を伝えることなんだよ!


キャトラ

でも、何が起こったか

気になったし……


アルチュール

それを知りたい気持ちはわかる。

でも事実はただの事実。

その事実を目の当たりにした、

僕の心……それを僕は君たちに

伝えていきたいんだ!


主人公

………?


キャトラ

え、えっと……

そうなの? 伝えたいの?


アルチュール

そうなんだ! キャトラくんにも
伝わったよね! 僕の心が!


キャトラ

……そりゃ、伝わったといえば

伝わったような……


アルチュールはリュートを
かき鳴らした!

アルチュール

タイトル『バナナとセロリ


アルチュール

バナナ~バナナ~

ちびっこはバナナが好き~


アルチュール

セロリ~セロリ~

ちびっこはセロリも食べよう~


キャトラ

……ねえアイリス。


アイリス

なに? キャトラ?


キャトラ

アタシ、もしかしたら

言いくるめられた?


主人公

………


バロン

主人公。キャトラ、

白の巫女殿……


キャトラ

どうしたの?

深刻な顔して。


バロン

……大変なことになった。

思い出3

主人公

…………


アイリス

……一体どうしたのかしらね……


キャトラ

ひどすぎるわ……

飛行島のご飯が……どうして……

どうしてみんな梅干しに……


アイリス

それだけじゃないわ……

池に……ウニが……

すごく大きなウニが……


キャトラ

かと思うと星たぬきたちが、

大きなしゃもじを振り回す

謎の祭りを始めるし……


アイリス

……困ったわ。とても……


キャトラ

あれ、アイリス……

なんだかものすごく怒ってない?


アルチュール

みんな~。

た、ただいま~。


キャトラ

あ、アルチュール!?
どうしたの、ふらふらじゃない!


アルチュール

よ、ようやく帰ってこれたよ~


アイリス

何があったんですか?


アルチュール

先日まで、ヨットで船旅を

してたんだが……


キャトラ

難破したとか。


アルチュール

そうともさ。突然あらわれた

氷山にぶつかってね。


アルチュール

気が付いたとき、僕は奇妙な

場所にいた。なんだか薄暗くて、

生暖かく、磯臭い場所だ。


アルチュール

僕はそこでアンドロイドの少年に

助けられた。少年は僕が助かった

ことが余程嬉しかったらしく、

感動にむせび泣いていたよ。


キャトラ

イイ子だったのね。


アルチュール

だがその少年、

ヘンなことを言い出した。

僕たちが、クジラの体内に

いるっていうんだ。


キャトラ

アンタ、今度はクジラに
たべられちゃったワケ!?


アルチュール

そういうことになるね。

そしてクジラの体内で僕は

また奇妙な出会いを……


キャトラ

なんかアンタ、いつもヘンなことに

巻き込まれてない?


アルチュール

それも当然というものだよ、

キャトラくん。僕のソードリュート

には<奇想曲のルーン>が

埋め込まれているんだからね。


キャトラ

奇想曲のルーン>……?


アルチュール

このルーンを扱うには詩の才能と

音楽の技術が必要でね……


キャトラ

ふむ。


アルチュール

僕が詩情をリュートにこめて、

曲を奏でることにより……

ルーンは思いもよらぬ

出来事に僕を導いてくれるんだ!


キャトラ

……思いもよらぬ……

ほお~。


アルチュール

そして僕は、奇妙な体験を糧に

あらたな詩をつくるってわけさ。


キャトラ

えーっと、アンタいつもその

ルーンをつかってるワケ?


アルチュール

当たり前だよ。

詩人に休日はないのさ。


アイリス

アルチュールさん!!


キャトラ

アンタの仕業ね!

思い出4

アルチュール

わかってるよみんな。

僕だって子供じゃないんだ。


アルチュール

みんなに迷惑がかかっても

申し訳ないからね。ルーンの

使用は控えるよ。


キャトラ

アルチュール。

梅干しもっと食べたい?


アルチュール

う、う、うめぼし……
は、もうコリゴリだよ!
カンベンしてくれ!


アイリス

キャトラ。

アルチュールさんだって

大人なんだから、ね?


アルチュール

ご、ごめんよアイリスさん!

もう二度としないから!


キャトラ

女物の下着がみんな

コンブになっちゃうなんてね……


主人公

(!)


アイリス

キャトラ?


キャトラ

主人公。

今のは例えばの話だから、ね?


主人公

…………


アルチュール

ま、この島でルーンを使わなくとも、

最近はネタがたまってるからね。


キャトラ

そりゃよかったわね!
でも今後はソレ弾くの禁止だから!


アルチュール

でも……リュートを弾かないと

指がなまっちゃうなあ……


アイリス

宿屋にリュートがありますよ。

それを弾いてみませんか?


アルチュール

いいのかい? 助かるなぁ。


主人公は
リュートをとってきた。

アルチュール

やあ、ありがとう。


アルチュールはリュートを手にして、
奏で始めた。

キャトラ

なんか、夜の酒場ってムードだわ。

アンタ、歌わなきゃ大したもんね。


アルチュール

ご挨拶だねキャトラくん。

早く真の芸術に気づいてほしいな。


キャトラ

リュートって、なんかコツあるの?


アルチュール

そうだねえ。指の肉と弦の

絡みが重要かな?


キャトラ

よく手袋つけて弾けるわね。


アルチュール

これをつけてると、弦の響きが

良くなるんだよ。

指先も温まるしね。


キャトラ

アンタなりのこだわりなのね。


アルチュール

僕の詩には、リュートの音色が

欠かせないからね。


アルチュール

さあ聞いてくれ。
僕の最新作を!

思い出5

キャトラ

……ア、アンタ……


アイリス

アルチュールさんの目に
どこか凄みがあるわ!


主人公

(?)


アルチュール

……やあ、みんな……


キャトラ

えーっと……性懲りもなく

奇想曲のルーン>を

使ったのね?


アルチュール

使ったさ。新しい詩のためならば

どんな危険も顧みないのが

詩人という生き物だからね。


アイリス

覚悟をされているんですね?


アルチュール

僕は祖父を超える詩人に

なるのが夢なんだ。


キャトラ

すごい人だったの?


アルチュール

そうさ。一篇の詩をもって

戦争を終わらせるほどにね。


アイリス

偉大な方だったんですね……


アルチュール

そうさ。祖父に追いつくためには、

生半可な努力じゃだめだ。

でも今回はさすがにヤバかった

かもしれない……


キャトラ

何があったのよ。


アルチュール

船旅をしていた僕は、とある島に

たどり着いた……

奇怪な植物、たちこめる霧。

不気味な唸り声が響き渡る、

なんとも奇怪な場所だった。


キャトラ

アルチュール、もうちょっと

ギュッとまとめて。


アルチュール

いろいろあって、

古の邪悪なる存在が復活した。


キャトラ

あんたまとめるのヘタね!


アルチュール

僕は島で出会った三人の

頼れる仲間と、悪に立ち向かった。


キャトラ

どんな奴らと出会ったわけ?


アルチュール

激辛料理をつくる料理人さんと、

鬼族の槍使いさん、

ピエロの女の子さ。


キャトラ

統一感のないトリオね。


アルチュール

激辛さんの料理と、

鬼さんの毒舌、

ピエロちゃんの玉乗り。

そして僕の詩とリュートの音色。


アルチュール

四つの力が重なり合って、

奇跡が起きたってわけ。


キャトラ

どういう状況だったのよ!


アルチュール

古の悪しき存在こと、

悪魔の破壊兵器は倒された。


キャトラ

どっから出てきたのよ!


アイリス

でも、倒したんですよね?


アルチュール

僕たちは勝利した……でも!


アルチュール

その後、打ち上げで食べた
激辛さんのエビチリが
地獄の辛さでね!
流石にヤバイ感じがしたのさ!


キャトラ

打ち上げの話か!


アルチュール

というわけで聞いてくれ!
僕の最新の冒険から
生まれた詩を!


アイリス

恒例ね。


キャトラ

ま、いつものことだからね……


アルチュール

…………………………………………


アルチュール

…………………………………………

…………………………………………


アルチュール

…………………………………………

…………………………………………

…………………………………………

…………………………………………


キャトラ

早く歌いなさいよ。

もったいぶってるの?


アルチュール

…………………………浮かばない。


(※3人が驚く)


アルチュール

な、なぜだ!?
詩のフレーズがまるで
浮かばない!


アルチュール

いったいどうしたんだー!!
ま、まさかこの僕がスランプに!?


キャトラ

ええっと……


主人公

…………

思い出6


(※主人公が光る)


主人公

(♪)


アルチュール

……おや、どうしたことだい

この光は?


アルチュール

……様々な奇妙な体験を

してきたぼくだけど、こんな

気持ちになったのは初めてだよ!


アルチュール

インスピレーションが……
溢れるように湧いてきたぞ!


アルチュール

今なら! 今なら書ける!
新しい作品が!


主人公

(♪)


キャトラ

えーっと……

アンタの詩が聞けなくても

アタシら困んないけどさ。


アイリス

でも、なんだか寂しいですしね。


アルチュール

みんな、僕のために……

ありがとう!

赤髪くん!


アルチュール

……それにしてもこの光、

どこか懐かしいような……


その時、ルーンの輝きの中から、
光をまとった人影が現れる!

???

どうも皆さん、こんにちは。


キャトラ

なんか出てきた!


アルチュール

あ、あなたはまさか!


アルチュールの祖父

アルチュールの祖父です。

孫がお世話に

なっておるようですな。


キャトラ

伝説の詩人さん!?


アイリス

ルーンの光が、アルチュールさんの

お爺さんの心を蘇らせたのね。


アルチュールの祖父

そのようですな……

若きアルチュールよ。

君の信じる道を、一歩一歩

進むといい。


アルチュールの祖父

いつかは君も、この私を追い越す

詩人となるだろう。


アルチュール

お爺ちゃん……!


アルチュールの祖父

若きアルチュール。

私から君に、

詩を送らせてくれたまえ。


アルチュールの祖父

タイトル『いちご』。


アルチュールの祖父

いちごはとってもかわいいね~。

いちごはとってもあまずっぱ~い。


キャトラ

えっと……一篇の詩で戦争を

終わらせた伝説の詩人……?


アルチュールの祖父

ケーキにいちごはかかせな~い。

いちごがなくっちゃ

はじまらな~い。


アルチュール

なんてすごい詩なんだ!
僕も負けてられない!


アルチュール

タイトル『さくらんぼ


アルチュール

きらきらさくらんぼ~。

ぴかぴかさくらんぼ~。


アルチュール

さくらんぼ~の種から~

とうとう芽がでたよ~!


キャトラ

…………………………


アイリス

…………………………


アイリス

詩の世界って奥が深いのね。


キャトラ

あ、アルチュール、アタシら

ちょっとオヤツにするから。


主人公

………


アルチュールアルチュールの祖父

僕らはみんな~。
なっかよしフルーツ~!

ボイス

状態ボイス
キャラ詳細画面さあ、僕の詩に酔いしれてくれ!
Lvアップ新作だよ
スキル君に贈るよ
AS1美しき調べを!
AS2僕の新作さ
交代時(入)お待ちかねっ
交代時(出)たいじょ~
クエスト開始時どんな冒険が待ってるのかな~
クエスト中放置いい詩ができそうだ
クエストクリア時冒険が、創作の糧になる!
戦闘不能時ちょっと、待ってよ~
タウン1詩ができたよ~
タウン2君、いいセンスだね~
タウン3元気を出しなよ
タウン4こんな詩はどうかな?
タウン5いいアイデアが浮かんだ!
攻撃1ていっ
攻撃2やぁ
被ダメ1わっ
被ダメ2のわっ
被ダメ3や、やめぇ~
協力待機 手を振るorお辞儀詩ができたよ~
協力待機 バンザイよかった~
協力中 土下座&頭を抱えるごめんなさい

【キャラ説明】
世界を気ままに渡り歩く、吟遊詩人。
彼の行くところ、決まって奇妙な事件が起こる。

【プロフィール】
本名:アルチュール・カプリス (cv.花倉洸幸)
二つ名:[天然詩人]→[幻惑の奇想曲]
種族:人間 (職業:詩人)
年齢:21歳
出身地:図書館の島ビブロス・詩学の泉ムセイオン
人間関係:元バンドメンバー→ダリル

関連キャラ

同時期登場キャラ

フォースター☆プロジェクト コンツェルト (15th) 2015/9/15


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コメント (アルチュール・思い出)
  • 総コメント数2
  • 最終投稿日時 2015年09月25日 10:52
    • 冒険者さん
    2
    2015年09月25日 10:52 ID:cm77tuyh

    >>1

    思い出1を書いていたものです。追加ありがとうございます。

    • 冒険者さん
    1
    2015年09月23日 21:09 ID:bsqyopte

    思い出を追加しました。

    誤字等ありましたらコメントにてお知らせください。

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