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四川火鍋・物語

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一 百花繚乱・壱

◆主人公男女共通◆

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開水白菜

「好き雨は時節を知り、春に當たりて乃ち発生。風に随て潜かに夜に入り、物を潤して細やかにして聲無し。野径雲は倶に黒く、江船火は独り明らかなり。暁に紅の湿れる処を看れば、花は錦宮城に重からんーー」

「何だ?この詩はいつもの私に向いていないか?」

「それじゃこの詩はどうだ……私の青春は激しい風雨、太陽の光に刺され;雷と雨粒に破壊され、私のガーデンにある実は殆どなくなる……」

「そうだね…やはり前の詩の方が今の景色にはぴったりだーー信じられないなら、自分の目で確認して。」


 言われるがまま外を眺めれば、雨は止み草木の濃いにおいを乗せて、しっとりとした風が吹いた。

 突然鳩の柔らかい羽のような何かが頭にかぶせられた。手を伸ばしてみれば、同じ柔らかさの花びらが指先に触れる。


四川火鍋

「〇〇、フヨウの花冠だーーきみにあげるよ!」

「あっ!しばらくかぶっててくれよ!」

「……」


【選択肢】

・見つめないでください

・彼をにらみつける

選択肢

見つめないでください

四川火鍋

「ーー!!」

「へへっ!悪い悪い!あまりに綺麗だからさ、つい見惚れちまった…ハ、ハハッ!」


彼をにらみつける

四川火鍋

「……」

「へへっ!きみが先に瞬きした、きみの負けだよ!あ!いやいや!おれが言いたいのはーーきみがかけている花冠があまりにも綺麗で、思わず見惚れちゃったなぁって…はっ、はははは!」


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四川火鍋

「お、おれは嘘ついてねぇってーー花椒八角、おまえたちも〇〇がきれいだと思わないか?」

「へへっ!ほら、こいつらもうなづいただろ、おれは嘘ついてねぇって!」

「あっ!、そうだ!〇〇、今度おれとーー」


???

「いったい誰が怠けてんだ!」


四川火鍋

「うわーー!!」


麻婆豆腐

「おい!成都旅行イベントとかをやるって言ってたんじゃねぇのかや?結局顧問はここで、こそこそ皮肉の詩を吟じてるしなーー」


開水白菜

「修正しなさい、私はこそこそしていない。正々堂々とここに立っている。」

「吟じるのも皮肉の詩ではなく、杜少陵とボードレールだ。」

「杜少陵が成都の風景を謳っているから外れていない。むしろあなたのほうだ、麻婆豆腐さん。もっと文学知識を身につけないとね。」


麻婆豆腐

「あんたーー黙れ、このほうきをもってさっさと掃除しろや!」

「それと…この機会を通して〇〇と恋する主催者は誰なんや?」


【選択肢】

・恋する?

・旅行イベント?

選択肢

恋する?

四川火鍋

「恋する?」


麻婆豆腐

「チッ!繰り返すなや?とぼけんな」

「さっきから〇〇と近すぎなんや!」


四川火鍋

「いひひっ!おれは旅行イベントに〇〇を誘うぜ。話してる途中できみが現れたんだ!」


旅行イベント?

開水白菜

「“恋する”を突っ込まないのか?落ち着いているね。それとも、二人の関係は付き合っているという関係か?」


四川火鍋

「おわぁ!白、白さん!そんな話聞こえなかった振りできないぞ!」


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四川火鍋

「ゴホン!〇〇、聞いてくれ。おれのふるさとである成都は、蓉城とも呼ばれてるんだ。」

「最近空桑にあるフヨウが満開だろ、旅行イベントを開催してこの機会を通して宣伝したいと思ってるんだ!必ず宣伝効果がある!」

「それにみんなにこのことを言ったら、みんな手伝いたいって言ってくれたんだ!」


【選択肢】

・手伝いたい

・あなたは普段よく皆を助けるから

選択肢

手伝いたい

四川火鍋

「本当か?よかった、サンキュ!」

「きみがこのイベントに興味を持ってくれて、うれしいぜ!へへっ!みんながおれのふるさとを気に入ってくれたらうれしいな!」


あなたは普段よく皆を助けるから

四川火鍋

「お?そうか?」

「へへっ!それは大したことじゃないぞ、ちっぽけなこと…ちっぽけなことだ!みんながちゃんと覚えてるのが、恥ずかしいぜ!」

「お?きみも手伝ってくれるのか?サンキュ!」


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四川火鍋

「〇〇、この看板がきちんとしてるか確認してくれ!」

「ちょっと待った!それ以上後ろに下がるなよ、転んでーー」

「うわーー!!」

「はぁ、危なかった…ハハッ!きみばかり気にしてたら、自分の足元の段差に気が付かなかったぜ!」

「ん?ちゃんとしてるって?」

「おっし!それじゃここは…これで完了だー!」

「古堰流碧、祠堂柏森、青城畳翠、草堂喜雨、西嶺晴雪…〇〇、成都のミニチュアモデルはどうだ?」

「前、きみを連れて成都を歩き回ると言ったけど、なかなか機会がなくてさ。だから、成都に引っ越した方がはやいと思ってーー」

「ーー!!」

「まずい!おれの考えがばれた!」


【選択肢】

・ありがとう

・見たら、もっと成都へ行きたくなるよ

選択肢

ありがとう

四川火鍋

「〇〇、ありがとうなんて言わないでくれよ。礼を言われたらもっと恥ずかしくなるだろ…」


見たら、もっと成都へ行きたくなるよ

四川火鍋

「お?そう思うのか?」

「そう言われると、そんなに恥ずかしくならないな…」


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四川火鍋

「このイベントの目的は、みんなにおれのふるさとを宣伝するためだ!」

「それに、今度機会があれば絶対成都を案内するぜ!じゃないと怠けてるって思うだろ?おれもちゃんとガイドの役目を果たすぞ!

「ほらほら、あっちへ行こうぜ!おれたちが特別に用意した成都ご当地グルメの屋台ーー」

「おっ!あのピンクの髪はえび餃子か?へへっ!楽しそうに食べてるみたいだ、声掛けに行こうぜ!」

「えび餃子!三大炮はうまいだろーー」


???

「えび、餃子?」


辛懿

「……」


甘玲瓏

「若様…もぐもぐ…私がいったい誰なのか…もぐ、もぐもぐ…この人にちゃんと教えてよ!」

「このイベントの主催者は、鍋お兄さん?」


四川火鍋

「へへっ!その通りだ!二人もイベントに参加しにきたのか?成都のご当地グルメの味はどうだ?」


甘玲瓏

「へへ〜、このこの湯円はお箸にも、歯にも、口にもつかない、食感は…えっと、どう言えばいいんだろ…そうだ!本場の味!」

「この糖油菓子は青石橋三絶の一つだよね。串に刺されて、糖葫芦みたい、ゴマに包まれて、外はサクサクで中は柔らかい!」

「それにこの卵烘糕はうわさによると、子供の“おばさんの宴”の啓発によるおやつみたい。おもしろいね!」

「そしてそして…この三大炮!もち米団子を投げたりするとき、“ドン・ドン・ドン”って音がするから、“鉄砲”、“火砲”と“銃砲”に分かれるみたい、鍋のお兄さん、演じてもらえないーー」


辛懿

「あなたはグルメ記者か?真面目な話をする。」


甘玲瓏

「う~、辛懿、興ざめだよ~」


辛懿

「ちょうど主催者と空桑の若さまがいるから、単刀直入に言うよ。」

「これらの屋台などを撤去してください。ここで私たちはイベントを行う。」


四川火鍋

「あれ?」

「な、何だって?」


辛懿

「あなた達が払った人件費とコストは貝貨で払い戻しましょう。」


【選択肢】

・こちらが先に開催したのに

・お金の問題じゃない

選択肢

こちらが先に開催したのに

辛懿

「残念ながら、私たちはとっくの前に会場にマークをつけていましたよ。」


四川火鍋

「マ、マーク?」

「マークって、もしかしてチョークで描かれた変な絵のことか?あれは葫蘆ちゃんが描いたものだと思ってたぜ…」


甘玲瓏

「う~、私の傑作をよくも変って言ったね~?私が描いたのは若様だよ!」


四川火鍋

「え?本当か?」

「全然似てないな…へ、へへっ!」


お金の問題じゃない

四川火鍋

「〇〇の言う通りだぜ!」

「今回のイベントを企画したのはおれだけど、みんなで力を合わせて時間をかけて配置したんだ。」

「勝手に撤去はできない!」


辛懿

「私たちも工夫を懲らして配置したさ。あそこにある巨大な優勝カップを見たか?あれは私たちが準備したーー」


甘玲瓏

「え~?工夫してないよね、気楽に配置したよ~」


辛懿

「あなたは三大炮を引き続き食べていろ。」


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辛懿

「……」

「それで、あなた達は譲歩するつもりはないのか?それでは非常手段をとるしかないなーー」


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二 百花繚乱・弍

◆主人公【女性】の場合◆

(逆の場合の差分は募集中)

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陸吾

「わしは審判としてここに宣言する、空桑第一回辛いもの試合開始にゃ!勝ったチームはわしの足元にある、この活動場所の利用権を得るにゃーー」


麻婆豆腐

「で、…何でこんな状況になったかや?大切な活動場所を守るために、何人かの食魂が立ち上がった…って事か?」


開水白菜

「どうして私が選手の一人なのか知りたい。私は辛いものが好きそうに見えるのか?」


麻婆豆腐

「あんたは四川料理で、今回の企画の顧問だから、もちろん参戦しないといけねぇだろ!」


四川火鍋

「ちょっと待ってくれ、辛い物を食べる団体戦じゃないのか?向こうはどうして…二人だけなんだ?」


甘玲瓏

「二人じゃなくて、一人〜私は棄権したよ。全部辛懿に任せるよ〜」


麻婆豆腐

「チッ!あの辛味使い、わしのキャロライナ・リーバーを食べたことがあるやつだ!偶然の状況だったが…あいつの実力を十分示してんな!」


四川火鍋

「でもおれたちの活動場所を相手に渡すわけがないだろ?とにかく、試してみようぜ!」


【選択肢】

・大丈夫?

・やる気満々だね!

選択肢

大丈夫?

四川火鍋

「〇〇、心配するなって!あそこでおれたちを応援してくれ!」


やる気満々だね

四川火鍋

「もちろん!勝負するなら、ベストを尽くさないといけないだろ?」


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四川火鍋

「あれ?きみは辛さを和らげるために糍粑冰粉を用意したのか?」

「へへっ!どうもありがとな!おれたちも安心して参戦できるぜ!」


開水白菜

「もぐ…」

「……」


糖葫芦

「ぎゃっ!は、白お兄さんが気絶した!!」


四川火鍋

「〇〇、早く彼に糍粑冰粉をあげよう…あれ?試合が始まったばかりなのにすぐ糍粑冰粉を使わなきゃなのか?」


陸吾

「にゃにゃにゃ?まさか始まったばかりでアウト者が現れたにゃ?空桑チームの開水白菜ーー」


麻婆豆腐

「チッ!失策や!この白菜はいつも正体を隠してやがるから、苦手の振りして、実は辛さに強いと思ってたが…」

「まさかこいつは弱すぎる青銅とは!」


麻婆豆腐

「うっ!わしも…無理そうや…」

「……」


陸吾

「麻婆豆腐、アウトにゃ!」


麻婆豆腐

「おい…あんたはわしが勇敢に戦っている画面を全部切り取ったかや?」


陸吾

「お前は今回の主人公じゃないにゃ!今回の主人公はあそこにいるにゃーー」


辛懿

「……」


四川火鍋

「……」


陸吾

「激しい戦いの後、相変わらず戦場で立っているのは、辛懿選手と四川火鍋選手だにゃ!」

「二人が目を合わせた瞬間、背後に燃える炎が見えて、眩しかったにゃ!」

「いったい誰が負けるか、引き続き観戦しようにゃーー」


糖葫芦

「火鍋お兄さん、頑張れ〜!!」


麻婆豆腐

「鍋、あんたはそいつに負けねぇよな?」


開水白菜

「鍋、%¥#¥&…!!」


麻婆豆腐

「チッ!辛さがまだ和らいでねぇから、はっきり話せない、とりあえず話すんじゃねぇ!」


【選択肢】

・鍋、あなたは皆の希望だ!

・鍋、あなたを信じる!

選択肢

鍋、あなたは皆の希望だ!

四川火鍋

「みんなの希望…」

「へへっ!〇〇の言う通り、今この場に残っているのはおれだけだからな、負けられないぜ!」


鍋、あなたを信じる!

四川火鍋

「〇〇…みんな…」

「へへっ!励ましてくれてサンキュな、おれは今…力が湧いてきたぞ!」


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四川火鍋

「おれは、最初ただイベントを開いてふるさとを宣伝したかっただけだ。もっと多くの人に知られて、好きになってもらって…」

「でも、準備の中、色んな人に助けてもらった。」

「今はもう、このイベントはおれ一人のものじゃない。それに、おれにとっても、ただの旅行イベントじゃない。」

「おれが負けたら、みんなの努力が無駄になっちまう…そんなこと、絶対に許せない!」

「だから、おれは必ず百倍の闘志を燃やしてこの試合に勝つ!おれのふるさとのために、そして空桑のために、空桑のみんなのために!」


辛懿

「……」


麻婆豆腐

「チッ!結構言えんじゃねぇか…正直言って、わしの少年漫画をこっそり見たかや?」

「でも…悪くねぇや!実力を見せてくれ、鍋!」


四川火鍋

「へへっ!任せろ!」


辛懿

「もぐ、もぐもぐ、もぐもぐもぐ…!!」


四川火鍋

「もぐもぐ、もぐもぐもぐもぐ…!!」


糖葫芦

「うわ、すごい!!二人とも一気にあんな唐辛子を食べてるのに、まったく顔色が変わってない!」


麻婆豆腐

「今は何ラウンド目だ?審判…審判は?」


陸吾

「Zzzz…うにゃ…誰?誰が呼んだにゃ?!」


麻婆豆腐

「チッ!審判までも寝たか…このままじゃきりがねぇや!」


陸吾

「いやいや、きりがないって事はないにゃ!だって…」

「試合用の唐辛子が全部食べ尽くされたにゃ!」

「だから今回の試合は、引き分けにゃーー」


四川火鍋

「……」


辛懿

「……」

「ハハハハハ、ハ!」


四川火鍋

「ハ、ハハハハハ!」


糖葫芦

「ええっ!お、お兄さんたちは何で相手を指さして大笑いしてるの?変だよ!」


【選択肢】

・これは英雄は英雄を惜しむ

・仲直りした?

選択肢

これは英雄は英雄を惜しむ

四川火鍋

「そういえば、〇〇はおれがヒーローだと思っているのか…へ、へへっ!」


辛懿

「英雄は英雄を惜しむ…か?辛さに強い人にはよい度胸、気概がある、英雄豪傑の輩だと思う。」


仲直りした?

四川火鍋

「〇〇、友情第一…試合はその次っていうのがあるだろ?それに、おれは辛味使いと同じくらい辛さに強いやつだし!」


辛懿

「辛さに強い人がよい度胸、気概がある、英雄豪傑の輩だと思う。


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甘玲瓏

「まったく〜、辛懿がまた機会に乗して自分を褒めた〜」


辛懿

「それにさっきの試合での話、あなたは…」

「とにかく、今回の辛い物を食べる試合で私と引き分けになるなんて、あなたは…素晴らしい!」

「今回はここまでだ、後日また勝負しよう!甘味使い、帰ろうーー」


四川火鍋

「あれ?帰るのか?」


辛懿

「そうだ、この活動場所を譲ろう。今回のイベントをしっかりと開催してくれ、英雄さん。」

「あなたのふるさとのため、空桑のため、そして空桑の皆さんのため。」


四川火鍋

「……」

「あ、ありがとな!」


甘玲瓏

「う、辛懿、後で帰ってもいい?私はここのグルメを全部食べたいよ!」


四川火鍋

「辛味使い、きみは辛い物が大好きだろ?あそこには辛い料理がたくさんあるんだ!夫妻肺片、坦々麺、鉢鉢鶏…とかさ、へへっ!きみも食べてくれよ!」


辛懿

「ーー!!」

「よし、甘味使い、私たちは食べ…コホン!彼らの活動がどれほどなのか確認しよう!」

「…甘味使い?」


四川火鍋

「甘味使いか?彼女ならとっくにあそこの屋台へ行ったぞ!」


甘玲瓏

「ぎゃっ!どうして甘汁麺は甘いんじゃなくて辛いの!」


辛懿

「……」


陸吾

「あのまま活動場所を他人に譲っていいのにゃ?」


甘玲瓏

「いいよいいよ〜、空桑管理司の職務は空桑を管理すること〜 今若様が食魂とうまくやってるなら、彼たちに任せるよ〜」

「何しろ…あの饕餮事件から、空桑がこんなににぎやかになったのは久しぶりだしね…」

「とにかく、私たちは食べながら遊ぼう〜、楽しもう?そうだよね、辛懿?」

「辛懿、無視しないでよ!」


辛懿

「……」

「もぐ、もぐもぐ…もぐもぐもぐ…あれ?」


甘玲瓏

「へへ〜口が甘汁麺でいっぱいになってて話せないのね〜」


四川火鍋

「色々あったけど、イベントは無事に開催されたし、みんなも随分と楽しんでいるみたいだぜ!」

「へへ!〇〇、そろそろ記念品を配らないとな。おれがずっと前から用意してたサプライズだ!」

「我々成都の竹絲磁胎工芸とパンダの造形を一体化させたーー」

「あれ?記念品…お、おれのパンダ竹絲磁胎はどこに?!」

「ちょ!花椒、八角!お、お前ら、竹編を食べたな!」


開水白菜

「どうやら、残ったパンダの磁胎でままごとを楽しんでいるみたいだね…」


【選択肢】

・磁器パンダも可愛いよ

・リア充は爆発しろ!

選択肢

磁器パンダも可愛いよ

四川火鍋

「〇〇はおれを慰めてくれるのか?本当にもう…優しすぎるぜ!」

「でも外側の竹編が無くなると、竹絲磁胎は記念品としての価値がなくなるよ!」

「あれは邛崍で日の当たらない場所に生えている慈竹を選んで、十の工程を経て半月かけて取り出した竹絲なんだよ。」

「それなのに…」


リア充は爆発しろ!

四川火鍋

「ひどいよ!おれの記念品を食べた上に、こ、恋人いない奴の前でイチャイチャするなんて!」

「試合に熱中して、飯をあげ忘れたおれも悪いけどな…ごめん!」

「はあ、もう遅いけどさ…」


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四川火鍋

「他に何か今回のイベントの記念になるものはあるか?他に何か…感謝を伝えられるものはあるのか?」

「ん?〇〇、あっちに何かあるのか?」

「あ、あれは…辛味使い達が持って来たトロフィーじゃないか!遠くから見ると鍋によく似てるな!大きさはまるで違うけど…」

「どうした?記念になるものを思いついたって?」


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三 百花繚乱・参

◆主人公【女性】の場合◆

(逆の場合の差分は募集中)

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甘玲瓏

「もぐもぐ…〇〇、この大きなトロフィーが要るって?」

「問題ないよ〜どうせ私たちはもう…もぐもぐ…イベントをやらないから!」

「それに美味しいものをこんなにご馳走になったし…もぐもぐ…遠慮なく持ってけ〜!」


辛懿

「…食べ終わってから喋った方がいいと思うな。」


甘玲瓏

「はいはい〜とそういえば〜、この三大炮がちょ〜甘くて美味しいよ…鍋のお兄さん。おかわりもらえる?」


四川火鍋

「もちろんだぜ!昨日花椒や八角と一緒に材料を沢山用意したんだ。いくらでも食べていいぞ!」


甘玲瓏

「本当?ありがとう〜…もぐもぐ…だけど、若様はこのトロフィーをどうするつもり?」

「え?もうすぐ分かるって?へへ〜、本当にサプライズが好きだね。それじゃ、楽しみにしてるね〜」


糖葫芦

「わか、火鍋お兄さん。二人で厨房で何してるの?」

「こっそりラブラブしてるって、豆児お兄さんが言ってたけど、『ラブラブ』ってどういう意味?」


【選択肢】

・仲良しの大親友のこと

・子供が知らなくていい

選択肢

仲良しの大親友のこと

四川火鍋

「ゴホン!その通りだぞ…ハ、ハハハ!」


糖葫芦

「うん、わかと火鍋お兄さんは本当に仲良しだよね…」

「豆児お兄さんが言った通り、二人は本当にラブラブだね!わ、わたしも一緒にラブラブしたい!」


四川火鍋

「葫蘆ちゃん、そ、それはさておき!実は〇〇と『記念品』を準備してるんだ、ほら!」


子供が知らなくていい

糖葫芦

「そっか〜、子供は知らなくていいことなんだ…それならわかったよ!」


四川火鍋

「なっ!わ、分かったって何が?」

「麻婆豆腐のやつ、子供になんてことを…」

「葫蘆ちゃん、〇〇とは別にら…ラブラブなんかじゃないよ。おれたちは『記念品』を準備してるんだ!」


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糖葫芦

「わぁ!何を焼いているの?赤くておいしそう!」


四川火鍋

「これはニ荊条、香辛料と菜種油を合わせて作った四川風の鍋スープなんだーーいい匂いだろ?」

「へへ!〇〇のおかげだな!」

「この本場の四川火鍋で、イベントに参加するみんなに忘れられない思い出を与えてみせるぞ!」

「よしっ!そろそろ料理をテーブルに運んで、みんなを呼ぼうぜ!」


辛懿

「……」


開水白菜

「これはーー」


麻婆豆腐

「わぁお?半日もかかって、こんなことやってんだな!」


甘玲瓏

「わ〜、トロフィーを火鍋として使ったの?よくやったもんだね〜」


四川火鍋

「〇〇が考えたんだよ!このトロフィーの素材と形は、火鍋に最適な容器だ!それに容量が大きいから、おれたちが一緒に囲んで食べるのにぴったりなんだよ!」


糖葫芦

「あれ?この白いの…大根なの?」


四川火鍋

「ハハ!それは大根なんかじゃないぞ!これはタケノコといって、鍋に入れてくぐらせると、とてもサクサクなんだーーぜひ試してみてくれよ!」


糖葫芦

「わぁ!この味〜なんか不思議!」


陸吾

「にゃ!この相物も、鍋に入れてすすいでいいのにゃ?」


四川火鍋

「へへっ!もちろんいいぜ!おれたち四川は、飛行機以外の翼がついているものと、椅子以外の四本の足があるもの全部、鍋の材料として使えるんだ!」


四川火鍋

「〇〇は、何が食べたい?おれが持ってきてやるよ!」

「…そうだ!」

「みんなは四川火鍋の由来を知ってるか?ちょうどイベントだし、おれから説明してやろうか?」


糖葫芦

「わぁ!聞きたい!」


四川火鍋

「何百年も昔、長江で働く船乗り達は普段小米灘で宿泊してたんだ。彼らはそこで飯を作り、缶で水を汲んで色んな野菜を入れて、さらに唐辛子や花椒で湿気を取り除いた。」

「この調理法が伝わって、だんだん今の四川火鍋に、つまり今のおれになったんだ。」

「この鍋は作られた時から、みんなで楽しんで食べられる料理なんだ。

「おれと〇〇が前の記念品の代わりにこれをみんなに振る舞う理由だよ。」


【選択肢】

・楽しい思い出は記念品より大切

・何かあったら鍋を食べよう

選択肢

楽しい思い出は記念品より大切

糖葫芦

「わかの言うとおりだね!わたしは…香ばしくてサクサクしたものが『黄喉』って名前なんだね!忘れないよ。それに、鍋のスープの味も忘れないよ!

「わたしも、みんなの笑顔と今の気持ちを忘れないよ!」

「火鍋お兄さんのおかげで、楽しい思い出ができたよ、ありがとう!」


四川火鍋

「へへっ!葫蘆ちゃん、みんなもありがとう!今日の楽しい思い出を作ったのはみんなだよ!l


何かあったら鍋を食べよう

四川火鍋

「へへっ!もし足りなかったら、もう一回だ!」

「もっと大切なのは、この鍋のおかげで、みんなが集まって、楽しい思い出を作ることだ。」

「いや…鍋はただの触媒だな…」

「この楽しい思い出を作ったのは皆だ!みんなのおかげで、おれは…みんな、ありがとな!」


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甘玲瓏

「…へへ!」


四川火鍋

「あれ?」


甘玲瓏

「やった〜撮ったよ、この感動の瞬間を〜皆の表情が素敵だよ〜」

「そうだそうだ〜、せっかくの機会だから、一緒に写真を撮ろう?この鍋を囲んで!楽しい記憶を残すために!」


四川火鍋

「花椒八角、無理に動くなよ!おれ、おれが転んじゃうって!」

「うわーー!!」


甘玲瓏

「あ〜鍋兄さんずるい!機会に乗じて若様に近づくなんて〜」


四川火鍋

「〇〇、ごめん!そ、それは花椒八角がーー」


糖葫芦

「わっ、ダメダメ!わたしもわかの隣!」


陸吾

「うにゃ!わしの尻尾を踏んだのは誰にゃ?」


開水白菜

「私のメガネが、鍋に落ちたようだ。」


辛懿

「……」


麻婆豆腐

「おい!あんたらもうーー押したりすんなや!」


  そよ風がフヨウの花びらを舞い吹かせ、皆んなの笑顔を撫でる。

  今日は空桑で暮らした日々の中で、記憶に残る日だ。


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