メッセージ・木簡の紛失

空桑総動員

雲托八鮮：すまんが、誰か我の木簡を見ませんでしたか？

雲托八鮮：八つの刑から一つが抜けると、完璧じゃなくなります。

青団子：青は見てないですよ～

徳州扒鶏：警察署のところにも、忘れ物は届いてないな。

徳州扒鶏：気持ちはよくわかる。不完全だと確かにイライラするな。

符離集焼鶏：お前のイライラの原因は絶対彼とは違うだろ。ほかの人は陸吾の背中に毛皮を縫いつけるなんて考えないから！

若：手分けして探そう！

雲托八鮮：ありがたい。

蜜汁叉焼：待って、雲謹おにいちゃん。その木簡ってのは奇妙な模様が彫られた、黒くて薄くて細長いやつ？

雲托八鮮：奇妙な模様……たしかにそうとも言えるだろう。それはどこにあるのかい？

蜜汁叉焼：ある猫の口の中に。木簡で牙を研いでいるみたいだった！

雲托八鮮：……。

蜜汁叉焼：よっしゃ！この叉焼くんが雲謹おにいちゃんの木簡を取り返してやるよ！

3分後

焼乳豚：うう～雲謹おにいちゃん、叉焼だよ～

焼乳豚：ごめん。ブーちゃんがのろまなせいで、叉焼は猫ちゃんに追いつけられなかったよ～

焼乳豚：それに、デバイスも落とされて壊れたので、お父のものを借りてるんだ！

雲托八鮮：大丈夫か？謝るべきなのはこっちのほうだ。

焼乳豚：安心しな、叉焼は無事だ～

雲托八鮮：この猫め、法を無視しやがって、実に憎たらしい！

若：猫は人間の法律なんかに従うはずもないだろう！

雲托八鮮：確かにその通りだが、今日はどうしてもその木簡を取り返さなくては！

雲托八鮮：待ってください、足どりがわかったかも！

10分後

飛龍湯：雲謹のヤツはどうんだ？顔に血と埃だらけで、誰かと喧嘩したのか？

符離集焼鶏：みんなをお前のような喧嘩好きと一緒にしないでくれる？

飛龍湯：お！チャット履歴を見てたら、人とじゃなく、猫とケンカしたのかよ！

焼乳豚：飛龍おにいちゃん、あの猫ちゃんはすごく狂暴で、おにいちゃんでも敵わないかもよ！

飛龍湯：はははは！猫一匹なんぞ、たとえ十匹が来ても恐るに足らん！

松鼠桂魚：次回猫と取っ組み合いする時には、自分にお任せを。

雲托八鮮：……。

若：雲謹、木簡は取り戻したか？※選択肢上

雲托八鮮：取り戻しました。ここのところ訓練してもらったおかげです。そうでなかったら、本当に取り戻せなかったかもしれません。

雲托八鮮：お恥ずかしいですが、格闘に関しては、我は生まれつきほかの食魂ほど器用ではありません。

雲托八鮮：服があちこち破れ、顔にも猫によるひっかき傷がいくつも……

雲托八鮮：でも幸い、木簡は取り戻しました。これは我にとってとても重要なものです。絶対に失ってはなりません。

若：なら、今僕のところに来て。傷の手当てをして、服を縫ってあげるから！

雲托八鮮：あ……

焼乳豚：わかさまがそういうんだから、雲謹おにいちゃん行きなよ～

雲托八鮮：それなら、お言葉に甘えて……

―――話終わり―――

（別の選択肢の場合）

～～～

雲托八鮮：……。

若：雲謹、大丈夫か？※選択肢下

雲托八鮮：心配していただき、感謝します。大したことはありません。木簡も取り戻しました。

雲托八鮮：ただお恥ずかしいですが、格闘に関しては、我は生まれつきほかの食魂ほど器用ではありません。

雲托八鮮：服はひっかけて破れ、顔にもひっかき傷が何か所も……

若：なら、今僕のところに来て。傷の手当てをして、服を縫ってあげるから！

～～以下同じ～～

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