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女児紅・伝記

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最終更新者:皮蛋納豆丼

好感度ボイス

デフォルト

好き嫌い人々曰く『女の体は水、男の体は泥もちて創られた』。女の子をいじめたり、裏切ったりする男は全員腐った泥ってことさ!
世間話・
其の一
人生の雨風を凌ぐことを願って、女の子は嫁ぐ際に花嫁の傘をもっていくという。それでも時折、避けることのできない苦難もある……
賛美多くの人に婚礼衣装を仕立てて来たけど、君のような素敵な人のために、僕の腕ももっと磨かないと!
世間話・
其の二
服がほつれてる。気づかなかったのか?本当に無神経だな君は……直してあげるからじっとしてて。
甘えほら、この櫛をあげる。普段は髪をとくことができるし、いざという時は櫛の歯を飛ばして、暗器として自分の身を守ることができる……お、お礼はいいよ。暇つぶしに作っただけだから!
告白本当はこの想いを熟成酒のように封じておくつもりだった。でも、君が知りたいというなら、僕の『封』を開けてくれるのをずっと待ってるよ。

衣装「衣装名」

衣装

その他のボイスはキャラページに記載しています。

伝記

追憶

 東晋の上虞には、家に女の子が生まれると、樹の下に酒を埋めるという風習がある。そして女の子が嫁ぐ時にその酒を取り出し、婚礼の宴で来賓にふるまう。女児紅は濃厚な酒の香りと両親の娘に対する祝福を一身に受け化霊した。

 女児酒から化霊した彼は、繊細で頭がよく、手先も器用だったため、仕立屋のもとで腕を磨いた。月日が過ぎ、激動の時代の中で、権力を持つある人物が、無理やり仕立屋の娘を娶ろうとした。しかし仕立屋の娘にはすでに意中の者がおり、娘は死をもって、その権力者へ抵抗しようとした。女児紅は仕立屋一家への恩返しとして、自分が、その娘の替わりに嫁入り衣装を着て、義理の姉に変装し、悪者を引きつけようとした。そして彼は、逃走中に、思いがけずある恩人に出会う……

 恩人に命を助けられ、女児紅は乱世の恐ろしさを悟った。年月がたち、成長した彼は、過去を隠しつつ再び世間へと出て行くようになった。表向きは縫製の名人で、彼は花嫁のために嫁入り衣装を仕立てている。そして裏の顔は、赤服の侠客として、女性たちをあらゆる危険から守っている。彼は各地を渡り歩き、己の正義を貫きながら、各地の女性たちを守りつづけている。


容姿

 女児紅は嫁入りの風習により化霊した。常に柘榴の花が描かれた花嫁の傘を持ち、傘と腰には一対のひょうたんのような床さかずきの飾りがぶら下がり、服と紅蓋頭にはオシドリ、鸞鳳などの嫁入り衣装によく用いられる縁起のいい模様が刺繍されている。彼が赤い服を着るのは、悪人に正義を執行する時だけで、悪人たちの頭にその深紅の残像を深く刻みつけ、震え上がらせるため。世間では、いつも女性を助け、悪人を罰する赤服の侠客の噂が、徐々に広まっている。

 女児紅はもち米が原料で、彼の羽織にもち米の模様があるが、彼の気性は決して、もち米のように柔らかいものではない。彼は柔らかさの中に強い芯があり、まるでトゲのあるバラのようである。頭のかんざしにしても服の袖口にしても、巧みな手つきで、鋭利な暗殺武器に改造することができる。普段手に持っている唐傘でさえ、巧妙に、鋭利な矢じりが仕込まれている。女児紅は、女性用の小道具などを改造し、暗殺武器として仕上げ、それらを携え各地を渡り歩き、悪を懲らしめ善を救い、世間に潜む悪人や悪事を正している。


技能

 女児紅は熟練の腕をもつ仕立屋であるだけでなく、暗殺武器の名匠でもある。彼が持つ傘には、何本もの矢じりが装填されており、腕には袖箭を装備。かんざしには銀針が仕込まれ、誰も気づかぬ内に敵を制圧している。

 彼は外では己の正義感に従って行動し、悪党や狂った輩を追い払う。敵が反応する前に、彼の暗殺武器は、すでにものすごい速さで、敵の急所めがけて襲いかかり、敵のバフを無効化し、戦闘力を下げる。

 彼の心は繊細で、自制的で情にあつく、この世界の女性たちを守りたいと願っている。女児酒が地下深くに埋められ、貯蔵されるほど香りが増すように、彼がつくる唐傘は、絶えず味方の力を強化する守護のパワーを持ち、追加付与可能な免疫効果を与え、デバフ状態を無効化する。


 女児紅は発酵酒に属する黄酒で、もち米と赤砂糖を発酵させて作られる。もち米約900グラムを水に3時間浸けてから取り出し、ガーゼで包んで水を切り30分蒸すと、発酵に使用するもち米ができる。お椀1杯のぬるま湯を粗熱をとったもち米に加え、甜酒餅(酒粕を固めたもの)1個対もち米約450グラムの割合で、酒粕ともち米を均等に混ぜ合わせる。混ぜ合わせたものの真ん中に窪みをつくり、酒が滲み出る場所をあける。最後に密封した容器に入れて封をし、温室で保存して、発酵させて酒にする。

 できあがった女児紅は芳醇な香りに、甘味、酸味、苦味、うま味、渋味が一体となり、コクがあって非常に美味しい。口の中で、その味わいが無限に続く。体にも良く、江南地方の冬の防寒対策としても最適の飲み物。


天性の才

 女児紅は頭がよく、手先も器用で、どんな事にも入念に取り組む。はさみ1本で記事を変幻自在に変化させ、どこかに放置されていた布切れであっても、彼の裁縫の腕にかかれば上品な新し衣装へと様変わりする。しかし、衣服を作って報酬を得るよりも、女児紅はその技術を活かして、助けを必要とする多くの人たちを救いたいと願っている。彼は正義感が強く、喜んで人を助け、よく貧しい人たちに新しい服を贈っている。しかし繊細で内気な性格であるため、あまり人と話はしない。他の人が彼に感謝の意を示しても、彼はいつもばつが悪そうに、短く返答するだけである。

 女児紅の器用な手は、新しい服を生み出せるだけでなく、最高の暗殺武器を生み出すこともできる。女性を辱めるような悪事が起こると、必ず彼が現れて正義を執行する。

 女児紅は様々な味が渾然一体となった飲み物。地下に何年も埋めるため、まるで様々な思いが心の中で、歳月と共に深みを増していったかのようである。化霊した彼自身も、特に人情を重んじ、些細な人情の機微にも反応し、彼の涙腺は簡単にゆるんでしまう。しかし、周りの人に自分の弱さを悟られたくないため、自尊心と虚勢によって、素直な感情を心の奥にしまい込んでいる。どんな感情も、心の奥底で長く寝かせるため、彼の感情は歳月と共に発酵が進み、どんどんと濃厚なものになっていく。


 「この前、石子饃さんが子供たちに、絵本を読んでるところをそばで聞いてた時、彼がよく子供たちの破れた服を繕ってあげてるってことを聞いた。だが、どうやら彼には裁縫などあんまり上手じゃないみたいなので、今度僕も手伝うことにしよう。

 ……

 よく奇妙な楽器を抱えてるあの金髪の食魂が着てる服、ずっと珍しいと思って。ヘビメタ……ガレージ風っていうらしい。こういうのはよく分からないんだが、その生地はかなり頑丈に見える。あれは現代に特有の生地で、ナイロン、ジーンズっていう名前なんだ。今度、その原材料の仕入れ先を若に聞いて、買って帰って詳しく研究したいな」。




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コメント (女児紅・伝記)
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