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過橋米線・梅影探踪

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最終更新者:皮蛋納豆丼

物語複雑を簡単に
触れ合い自在の鞭
ステージ酒の本音
  お楽しみに

物語 複雑を簡単に

過橋米線は自分がプレゼントしたかんざしを、いつもつけていてほしいと願っているが、数があまりにも多くて……

◆主人公【男性】の場合◆

(逆の場合の差分は募集中)

過橋米線

「若様?ちょうどいいところへ。」

「昨夜また新しい簪を何本か作ったんです。双竜橋の亭台に似せて彫りました。あの美しい長い髪をした、瀛州の貴方二人に贈ろうと思っていたんですが、ここでお会いしたのもなにかの縁。後ほどあなたにも何本か同じ形のアクセサリーを彫って贈らせてください。」


「先日、何個もくれたばかりじゃないか……」


過橋米線

「そういえば、どうして今日はつけていらっしゃらないのでしょう?

 会わなかったでしょうか?直しを入れましょうか?それとも……別の理由が?」


「ここ数日、いろんな人に簪を贈ってる?」


過橋米線

「はい。良くなかったでしょうか?」


【選択肢】

・贈り物をしすぎだよ

・『論語』曰く、過ぎたるは及ばざるがごとし

選択肢

贈り物をしすぎだよ

過橋米線

「簪のことですか?ふむ……」

「この数日間、髪絲百葉に三本、正定八大碗に八本、鵠羹に五本、子供たちに三本ずつ、そしてあなたに七本……」

「だけでしょうか。

 いや、まだ何人かいたような。ちょっと考えさせてください……」



『論語』曰く、過ぎたるは及ばざるがごとし

過橋米線

「なぜ急に論語を?」

「あっ……分かりました。ちょっと、贈り物をしすぎていると言いたいのですね。」

「それほどたくさん贈り物をした覚えはないのですが……」



共通

過橋米線

「でも、ここ数日の内に会った人には、全員に何本か簪をさしあげましたね。」


「それでも数はそこまでではないはず……」


過橋米線

「まあとにかく、あのデザインに精通している方も、私の手製の橋型簪を褒めてくれました。

 皆さんも簪をさせば、もっとおしゃれになること間違いなしですよ。」

「ほら、私がいま髪にさしているこの簪、とてもさりげないでしょう。皆さんもこんな感じでさして出かけられると良いかと。」


「まあ、プレゼントを贈ることは問題ないし、簪のさし方を広めるのも問題はないけど。」

「でも受け取る側も、少し困る時があるんだ――先日、ある人が簪をさそうとしたけど、慣れていないせいで髪がひどく絡まってしまって、ほどくのにたいそう時間がかかったらしい。」

「複雑なものを省いていくのも、一つのファッションだと思う。シンプル・イズ・ベスト。どう思う?」


過橋米線

「うっ……」


彼が僕の言葉の意味を、真剣に理解しようとしている様子を見て、僕はようやくホッとした。

ただ、その結果……


その晩、部屋に戻って休んでいると、ドアのすき間に紙がはさまれていた。広げてみると、過橋米線の字でこう書かれていた。「あなたは分かっていません」と。







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触れ合い 自在の鞭

子供たちが過橋米線を囲んで裏庭で何かしている。行ってみよう。

◆主人公【男性】の場合◆

(逆の場合の差分は募集中)

共通

そよ風の吹く午後、裏庭から子供たちのはしゃぐ声が聞こえてきた。

彼らは大きな木の下に集まり、誰かを囲んでいるようだ。


近くに行ってみると、子供たちに囲まれている人は、まさに過橋米線だった。

そして彼は僕が来たのを見て、助かった、といった表情をした。


過橋米線

「若……!」


「ちょっとタイミングが悪かったかな。」


過橋米線

「いや、ちょうどいい時に来てくれました!助けてください。」


「何があったんだ?」


過橋米線

「今日は詩先生が急用で不在なんです。でも代わりに状元及第粥に授業をさせると、また子供たちを連れてどこかへ遊びに行くかもしれないので、少し面倒を見て欲しいと頼まれたんです。」

「だから、彼らを連れて昨日の授業を復習しようと思っていたのですが……どこで聞きつけたのか、状元及第粥が樹のてっぺんから顔を出してきまして。彼を連れて、授業をさぼらせようとするんですよ……。それでこの鞭で投げ飛ばして、彼らに近づかせないようにしたのですが……」

「結局、子供たちはこの鞭に興味津々で。この鞭で空に飛ばして欲しいだなんてせがみ始め、どうにも断れず……それでこんな感じになってしまったのです。」


湯円

「次はわたしの番ですよね?喬賢さん!」


金銀蹄膀

「空を飛ぶの、とっても楽しい!もっと遊ぶ!」


「なるほど、よくわかったよ。」


過橋米線

「よかった、助かりました……」


「じゃあ僕も飛ばしてよ!僕も、もう一度空を飛ぶ感覚を味わいたい。前回はちょっとめまいがしたけど、本当に楽しかったし。」


過橋米線は茫然と僕を見て、言葉を失っていた。しばらくして、僕の言葉をようやく理解したのか、信じられないといった風に目を丸くした。


過橋米線

「若様、あなたという人は……はぁ、わかりました。どうやら今日は、逃げられそうにない。

 詩先生に申し訳ないです……」

「さあ、つかまって。」


体の任意の位置に触れる

触れ合い

頭に触れる(彼の肩を掴む)

過橋米線

「若様……こんな姿勢では、鞭を振りづらいです……私の手を握ってください。」


体に触れる(彼の腰を抱く)

過橋米線の体は少しこわばっており、ちょっと緊張しているようだった。


手に触れる(彼の手を掴む)

指先が触れた瞬間、過橋米線は少し手を引いた。その後、慎重に手を握り直す。


共通

過橋米線

「えーと、鞭を振りますので、しっかりつかまって、絶対に暴れないでください。」


彼の声が徐々に小さくなり、僕の体はそよ風に乗って、空高く飛び上がった。




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ステージ 酒の本音

過橋米線はいきなりいつも着ている着物を脱ぎ捨て、人が変わったように滔々と話始めた。これはいったい……

◆主人公【男性】の場合◆

(逆の場合の差分は募集中)

空桑にお土産のチョコレートをたくさん持ってきた人がいたらしく、僕がそれをもらいに行こうとしていると、道でふらふらと歩いている過橋米線を見かけた。


「大丈夫?肩掛けはどこに行ったの?」


過橋米線

「おかしい……耳もとで若様の声がする。

 若様……のどが渇いて、息も苦しいのです……」


過橋米線はそう言いながら、着ていた上着を脱いだ。もともと何重にも重なっている衣が、残り一枚だけになっている。


過橋米線

「あれ、若様でしたか……しかし若様の体がよじれているのはどうして……もしかして私たちは今、水の中にいるのでしょうか?あ……急に頭痛が……」


「もしかして妖術?髪絲百葉を呼んでくるよ……」


過橋米線

「太鼓に糸……若様は音楽を奏でるおつもりですか?

 若様は文武両道に秀でているだけでなく、音楽にも精通していると聞きました……ぜひ演奏を聞いてみたい……」

「ヒック……体が急に軽くなった。体から色々な物が落ちれば落ちるほど、どんどん軽くなっていくような気がして……もうすぐ飛べそうな気がする……若様、見てください、飛んでる!」

「おや……若様、どうしてこんなに近くにいるのです?

 あなたの顔は……こんなにもきれいだったのか……どうしたんでしょう……胸が苦しくて、どうも立っていられそうにない……手……足……体が……言うことを聞かなくなって……」


「待って待って。早く何とかして、彼を落ち着かせないと。」



戦闘

VS 過橋米線


試行錯誤の末、過橋米線はようやく落ち着いた。僕は彼を部屋の中で休ませた。


彼の服を片付けていると、袖口から1枚の包み紙が出て来た。ブランデー入りチョコレートの包み紙のようだ。彼の息にも、かすかながらアルコールの匂いが残っていた。


「ブランデー入りチョコレートでも酔っぱらう人がいるんだ。」


僕は急いで酔いに聞くスープを作り、彼が目を覚ますのを待って、それを飲ませた。

そして、しばらくすると…


過橋米線

「う~ん、なんだか頭がボーっとする……ここはどこ……私はなぜここに……?」


「目が覚めた?何があったか覚えている?」


過橋米線

「覚えていない……さっき、私は、何かしましたか?」


「さっきブランデー入りチョコレートを食べて酔ったみたいで、廊下で転んだりしていたよ。」


過橋米線

「チョコレート……確かにそんなことがあったような……あの中にはお酒が入っていたのですか?」


「思い出した?ずっと服を脱ごうとしてたのは覚えてるかい?」


過橋米線

「そんな……ありえない!」


過橋米線は懸命に否定した。赤みが少し引いた顔が、また少し赤くなった。少し何かを思い出したのかもしれない。


「ブランデー入りチョコレートには、ほんの少量しかお酒が入っていないから、普通の人は酔っ払うことはないと思うんだけど。でも君のさっきの様子を見るに、絶対に酔っ払ってたね。」

「お酒はあなたの体には合わないみたい。今後はむやみに飲まないこと。」


過橋米線

「若様……私、なにか変なことを言っていなかったですか……?」


「全然。」


過橋米線

「それならどうして、ずっと私を見て、笑っているんです……?」


「別に、なんでもないよ。」



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