【非人類学園】羊麗・新スキン制作秘話
最終更新日時 :
1人が閲覧中
羊麗の新スキン『墨色の夢』『付き纏う妄念』に関する制作秘話を翻訳・掲載しています。
インタビュー本編
本日は、スキン設計者のスイカ姉さんと対談をさせていただきます。 よろしくお願いいたします! | |
よろしくお願いします〜! |
Q1.『タコ』をデザインに取り入れた羊麗の新スキン『墨色の夢』『付き纏う妄念』は、非人類学園の生徒間でも大きな話題を呼びました。 大胆かつ斬新なファッションが特徴的ですが、スイカ姉さんはどこから着想を得られたのでしょうか? | |
単刀直入に言うと、『クトゥルフ神話』から着想を得ました。 そもそも羊麗のキャラクター設定は『催眠術を得意とする精神科医』であり、同じく催眠術や夢想といった要素が含まれているクトゥルフ神話とは相性が抜群だったのです。 また、スキンに関する背景ストーリーを完成させるために、彼女の設定を『昏睡』『妄念』といった類の鮮やかな要素で肉付けしました。 そして、皆さんご存知の通り、非人類学園には様々な『並行世界』が存在します。 今回のスキンにおいて、羊麗は並行世界の『神』によって精神を汚染されてしまいます。 この世界線においては彼女の有する催眠術がより増強され、彼女の声を通じて『神』の混沌とした意志が四方八方に広まることになってしまうのです。。 4周年という節目にこのスキンを実装するに当たって、『違う道を歩む花』および『万花一心』のストーリーと関連性を強く持たせるべきである、という考えで開発チームは一致しました。 前述したような並行世界の設定も取り入れたことにより、祈願所スキン『墨色の夢』と、コレクションスキン『付き纏う妄念』の2種類を完成させることが出来ました。 前者はなるべくストーリーラインに沿わせた仕様とし、後者にはそれを遥かに凌駕するような壮大さを持たせてみました。 |
Q2. 学生たちはスキンに関する裏話をもっと知りたがっているようです。 スイカ姉さん、お願いできますか? | |
スキンのイラストや映像を見ていただければ分かるように、物語の舞台は混沌の黎明期およびクトゥルフ神話です。 或る世界線において、混沌の意志が文明を侵食し、支配しようとしていました。 その時空の中に存在する羊麗の精神は前述したような『神』によって蝕まれ、自身の意志とは裏腹に混沌という概念に支配されるようになっていました。 異常軌道線上から抜け出した彼女の身体は、金闕九宮の一員らと協力して、見事調律者を『安眠』させることに成功したのです。 『神』に精神を操られた羊麗は時空の障壁を打ち破って現世に触手を下ろし、紫色の衣装を見に纏った『混沌の供給者』としてストーリーに絡んでいきます。 簡単に言えば、『墨色の夢』の羊麗は『最高神の幻化』であり、『付き纏う妄念』の羊麗は『最高神そのもの』なのです。 |
生徒の皆さんは『違う道を歩む花』のストーリーにおいて、彼女が既に現世に顕現していること、祝融計画を実現させるために生姜コンビ(太公望・申公豹)に催眠術をかけたこと、しかし『より偉大な目的』を優先するために彼らに実害を加えなかったこと、これらを読み取ることが出来るでしょう。 ストーリーの本文をよく読んで、ご自身の目で確かめてみて下さい。 また、続く『万花一心』の第4章においては、女媧と羊麗が何かを企んでいるのではないか、というヒントも少し出ているので、ストーリーから色々と推測してみるのも良いかもしれません。 |
Q3.『墨色の夢』も『付き纏う妄念』もデザインの質感が非常に高く、生徒たちからは大好評のようです。 スイカ姉さんのこだわりポイントを教えてください。 | |
今回スキンのデザインを考えるにあたって、スウェーデン人のゲームデザイナー『アンドレ・ワーリン』や、フランス人のイラストレーター『フランソワ・ロネ』など、数多くのアーティストの作品を参考にしました。 彼らの作品の中には、暗黒・陰鬱・湿潤・触手・異次元的存在など、数多くの共通点が見受けられます。 クトゥルフ神話の特徴である『未知への恐怖』は既に羊麗自身のペルソナに反映されているため、ルックスにおいても何か特別な要素を取り入れようと思ったわけです。 『成熟した知的な女性』という設定の下、羊の角を触手に変え、全体的に貴婦人さが滲み出るようなデザインに仕上げました。 暗く湿った触手は、色味を桃色・紫色にすることでスライムのような質感を出し、所々に散りばめられた星の光のカケラは、最高神としての羊麗の風格を表しています。 |
Q4. 次が最後の質問となります。 『墨色の夢』と『付き纏う妄念』のそれぞれの原画およびモーションについて、注目すべきポイントなどを教えてください! | |
初めに『付き纏う妄念』の一部分のみをプレビューとして公開した際、生徒さんから様々なコメントをいただきました。 それら全てに目を通しましたが、中には「これは通天の性転換スキンだ!」と予想している生徒さんもいて、思わずその想像力に我々開発チームも笑ってしまいました。(笑) さてさて、話を戻しましょう。 これら2つのスキンは見た目が大きく異なるだけでなく、よく見ると細部にも多くの違いがあることが分かります。 例えば『付き纏う妄念』に関しては、部屋全体の雰囲気が蒸し暑く魅惑的で、彼女は無数の大きな赤い花に囲まれながら『最高神』としての威厳を示しています。 モーションは豪華絢爛なものに仕上げ、最高神である彼女のアイデンティティを表すものになっています。 一方『墨色の夢』に関しては、全体的に色調が控えめとなっており、モーションも落ち着きのある紫色を基調とした神秘性なものに仕上げています。 |
他にも羊麗の左隣にあるステンドグラスを比べてみると、『付き纏う妄念』では鮮やかな触手が咲いているのに対し、『墨色の夢』ではただの無害な植物が映っています。 これはスキンに関する背景を反映しており、一方では『秘めたる力を持つ最高神としての彼女』を、もう一方では『大幅に弱体化した身代わりとして、異空間で密かに計画を進める彼女』を表しているのです。 |
ところで、羊麗姉さんの美脚と魅惑的な瞳に魅了されてしまった生徒さんも多いのではないでしょうか?(笑) まぁ、要するに、2つのスキンにはそれぞれ特別な想いがあるということです。 今後も斬新なクトゥルフ・デザインのスキンが登場しますので、楽しみに待っていてくださいね〜! | |
スイカ姉さん、ありがとうございました! |
次回予告
『普賢・ヒーロー制作秘話』を翻訳・掲載いたしました!
コメント (羊麗・新スキン制作秘話)
この記事を作った人
新着スレッド(非人類学園@非公式攻略Wiki)