「十字線の射手」ティモシー_include
属性補正
炎属性
90%
水属性
90%
風属性
90%
光属性
100%
闇属性
140%
モデル
ストーリー
メルク「みゅ、ティモシーさん!こんなところでどうしたのですよ?」
ティモシー「ああ、手紙を待ってるんだよ。」
メルク「もしかしてエッタさんの手紙なのです?」
ティモシー「ま、まあ。」
メルク「手紙のやり取りを欠かさないなんて、相変わらず仲良しなのですね~!エッタさんは最近どうなのですよ?」
ティモシー「毎日、勉強が楽しいんだってさ。俺にはあんな退屈なもんの何がいいのか、全然わかんないんだけど……。」
メルク「ティモシーさんは勉強があまり好きではないのです?」
ティモシー「好きじゃないどころか、嫌いだね。机と本にかじりついて、ひたすら文字を追いかけるなんてさ。」
ティモシー「それなら身体を動かしたり、人と話してる方がずっといいよ。」
メルク「そうなのですね~。」
ティモシー「まあ、親父は俺にもっと勉強して、会社を継いでほしいんだろうけど……。」
メルク「そういえば、最近デイヴィッドさんとはどうなのですよ?」
ティモシー「正直言えば……、」
メルク「言えば……?」
ティモシー「定時に帰れるなら、前からそうしろよ!……って感じだな。」
メルク「な、なるほど……。」
ティモシー「前はいつも深夜に帰って来てたくせに、最近じゃあきっかり定時に帰ってくるらしいし。」
ティモシー「残業も週に1度あるかないかくらいなんだってさ。こないだ母さんから来た手紙にそう書いてたよ。」
ティモシー「まあ……、母さんが嬉しそうだから、別にいいんだけど。」
メルク「……、」
ティモシー「おい、そのニヤニヤ顔は何だよ!」
メルク「なんでもないのですよ~。」
ティモシー「……。」
ティモシー「けど、最近ちょっと気になることがあってさ。」
メルク「気になること、というと、デイヴィッドさんのことなのです?」
ティモシー「ああ。なんだかやけに、エッタと俺がやりとりしてるのを喜んでて……。」
メルク「それはいいことなのではないのですよ?」
ティモシー「そりゃ、反対されるよりかはいいけど……、なんであそこまで喜んでんのかわからないのが気持ち悪いというか……。」
ぽ~っ!
メルク「みゅ?ハト便が来たのですよ!」
ティモシー「エッタからの手紙が着いたみたいだな。今回は何が書いて……、」
ティモシー「……。」
メルク「みゅ?ティモシーさん、なんだか顔色が悪いような……。」
ティモシー「ちょっと本屋行ってくる。」
メルク「いきなりどうしたのですよ!?」
ティモシー「近頃、エッタが読んだ本の感想送ってくるんだけどさ。」
ティモシー「勉強にはまってるせいか、経済論やら貨幣論やら、俺がまず読まないジャンルの本ばっかりなんだ……。」
ティモシー「エッタにわかんねえなんて、カッコ悪くて言えないし、それにエッタの興味のあるもんだから、一応読んでおきたいしで…、」
ティモシー「くっ、今日もまた徹夜で読書だ……。」
メルク「デイヴィッドさんが喜んでる意味が分かったのですよ……。」
備考
入手方法
ダイヤスカウト、レア以上確定ゴルドスカウト