「艶麗の珠飴」ロッシェ_include
属性補正
炎属性
160%
水属性
100%
風属性
63%
光属性
100%
闇属性
100%
モデル
ストーリー
メルク「今日からロッシェさんが仲間になってくれるのです!楽しみなのですよ~!」
主人公「キャンディ・ワールドの王子さまって聞いたけど どんな性格なんだろう。顔は知ってるんだけど……、」
主人公「ん?あそこにいるのってロッシェじゃないか?」
メルク「町の子供たちも一緒のようなのです。なにかもめごとのようなのですが……、」
町の少年「あれ?お前、その髪飾り……、」
町の少女「えへへ、どう?お母さんに新しい髪飾りを買ってもらったの。」
町の少年「か、かわ……、」
町の少年「いくねぇっ!ぜ、全っ然、似合ってねーし!」
町の少女「……!あ、あんたなんか大嫌い!」
町の少年「なっ……!」
町の少年「う、うっせー、バーカ!こんな髪飾り、はずしちまえ!」
町の少女「や、やめてよ!あっ!」
町の少女「こ、壊れちゃった……。せっかくお母さんが買ってくれたのに……。お母さんが悲しんじゃう……!」
町の少年「お、俺は……、」
ロッシェ「僕は醜いものはきらいだ。」
町の少年「な、なんだよ、お前!」
ロッシェ「……。」
町の少年「無視かよ!」
ロッシェ「これで破片は全部か?」
町の少女「う、うん。拾ってくれてありがとう……。でも、こんなにばらばらじゃ……、」
ロッシェ「心配いらないさ。残りの破片を貸して?」
町の少女「え?」
ロッシェ「ほら。」
町の少女「わあ!髪飾りがくっついた!」
町の少女「あれ?髪飾りにきらきらしたものが増えてる!」
町の少女「前よりももっときれい!あなたがつけてくれたの!?」
ロッシェ「ああ。美しいものには、美しいものが似合う。」
町の少女「えっ……、」
町の少年「そ、そんなやつをうつくしーなんて、お、お前、そいつのこと好きなのかよ!」
ロッシェ「好きだ。」
町の少年「……え。」
ロッシェ「僕は美しいものが好きなんだ。」
町の少年「そ、そいつのどこがうつくしーんだよ!」
ロッシェ「君にはわからないだろうな。だからああやって、彼女の大切なものを踏みにじることができる。」
ロッシェ「誰かを思いやり、大切に思う心の美しさもわからずにな。」
町の少年「なっ……!」
ロッシェ「もう1度言うが、僕は醜いものがきらいだ。これ以上、君のような醜いものと話していたくない。」
ロッシェ「じゃあ、お母さんと仲良くね。僕は予定があるから、これで。」
町の少女「ま、まって!あなたのお名前は?」
ロッシェ「ロッシェ。美しいものを愛する、キャンディ・ワールドの王子さ。」
ロッシェ「その髪飾り、君によく似合ってる。そこの男が何を言ってきても、気にすることはないよ。」
ロッシェ「君は美しい。僕は君のその心のありかたがとても好きだ。それじゃあね。」
町の少女「ロッシェ王子……、」
町の少年「お前、まさか……、」
町の少年「そ、そんな髪飾り……!」
町の少年「……、」
町の少年「……さ、さっきは悪かったよ。ほんとは、……かわいいって言おうと思ってたんだ。」
町の少女「え?」
町の少年「見てろ!あいつよりずっと、うつくしー男になって戻ってくるからなあああッ!」
メルク&主人公「……。」
主人公「王子だ。」
メルク「王子なのですよ。」
備考
関連ユニット