「咲き綻ぶ王花」ファルゥン
「咲き綻ぶ王花」ファルゥンの基本データ
出身 | 少数民族の国 |
---|---|
年齢 | 24歳 |
性別 | 女 |
レアリティ | ★5 |
属性 | 炎 |
成長タイプ | 晩成 |
武器 | 胡蝶大弓 |
武器種別 | 弓矢 |
同時攻撃数 | 4体 |
攻撃段数 | 2段 |
初期体力 | 初期攻撃力 |
---|---|
2,087 | 3,287 |
最大体力 | 最大攻撃力 |
4,382 | 6,902 |
覚醒体力 | 覚醒攻撃力 |
6,857 | 10,802 |
スキル進化体力 | スキル進化攻撃力 |
移動速度 | 攻撃間隔 |
48 | 3.03 |
リーチ | タフネス |
175 | 42 |
DPS | 総合DPS |
2278 | 9112 |
覚醒DPS | 覚醒総合DPS |
3,565 | 14,260 |
スキル進化DPS | スキル進化総合DPS |
スキル1 | - |
---|---|
追加日 | 2018.05.18 |
---|---|
ダイヤ限定★5&★4スカウトフェス2018.05.18 |
属性補正
炎属性
100%
水属性
61%
風属性
165%
光属性
100%
闇属性
100%
モデル
ストーリー
メルク「雨、なかなか止まないのですよ~。」
ファルゥン「申し訳ありません、メルクさん。私が王国の野ばらを見たいと言って連れ出してしまったばっかりに……。」
メルク「みゅ!? 全然気にしてないのです!むしろ、仲間になってくれたファルゥンさんと野ばらが見られて嬉しかったのです。」
ファルゥン「ふふ、そうおしゃっていただけると、安心します。」
メルク「それより、雨宿りにちょうどいい木陰が見つかったからよかったものの……、ファルゥンさんは肌寒くないのです?」
ファルゥン「ええ。この装束のおかげで。」
メルク「それならよかったのです。」
メルク「ずっと思っていたのですが、ファルゥンさんの衣装、とっても不思議で綺麗なのです。ファルゥンさんの一族の衣装なのですよ?」
ファルゥン「ああ、ご説明していませんでしたね。わたくしは特定の民族の出身というわけではなく、國(くに)というところからやって来たんです。」
ファルゥン「國ではさまざまな民族がともに暮らしているので、それに合わせて、わたしも多種多様な民族の衣装を組み合わせて着ているのです。」
ファルゥン「國がひとつのまとまった存在だと体現するために。」
メルク「國、なのです?王国や、他の国とは違うのですよ?」
ファルゥン「そうですね。國というのは、成長途中の森のような存在。」
ファルゥン「衰弱し、倒れかけた木々たちを包括して、共存する道を進み、次第にその域を拡大していっているのです。」
メルク「た、例えが難しいのです……。つまり、森の木々のようにいろんな人たちが助け合って生きているということなのです?」
ファルゥン「ええ、その通りです。みな、民族をこえて、ともに肩を寄せ合って生きています。」
ファルゥン「それでもやはり、人々が多く集まれば、自然とそれぞれの営みにずれが生じます。」
ファルゥン「そこで國のまとめ役として、國主(くにぬし)であるわたしがいるのです。」
メルク「國主……、やっぱりそうだったのですね。ファルゥンさんと出会った時からきっと偉い人なのだろうなと思っていたのです。」
ファルゥン「ええ、まあ。一応わたし、國で1番、偉い人なんです。」
メルク「みゅ!? 1番なのです!?ファルゥンさん、そんなに偉い人なのに、國を出て旅をしてしまっていいのですよ!?」
ファルゥン「ふふ、大丈夫です。補佐の者にもちゃんと伝えてあります。」
ファルゥン「それに、もともとこの旅は、他の国のあり方を学び、それを國に反映したいと思って始めたことですから。」
メルク「そうだったのですよ。ファルゥンさんは努力家なのですね。」
ファルゥン「……そんなことはないです。國主だった父や祖父と比べてまだまだ努力が足りていないと実感する日々。」
ファルゥン「だからこそ、わたしは、この肩書きを名乗るのを躊躇していますし……。」
メルク「ファルゥンさんのお父さんやおじいさんも國主だったのです?」
ファルゥン「ええ。國主とは、世襲のまとめ役です。」
ファルゥン「國の民は家族も同然。民と同じ暮らしをして、民の真意を識る者こそ、真の國主だと、祖父や父から教えられて育ちました。」
メルク「國の民は家族も同然……。ファルゥンさんのおじいさんやお父さんは素敵な考えを持っているのですね。」
ファルゥン「そう言ってもらえて光栄です。でも父や祖父に比べて、わたしはまだ未熟なんです。」
ファルゥン「民と語らい、國主としていくら研鑽を積んでも、祖父や父の背中からはまだ遠い場所におります。」
メルク「そうなのです?でも頑張っているファルゥンさんはとても素敵なのですよ。」
ファルゥン「……ありがとうございます。でも。」
メルク「みゅ?」
ファルゥン「でも、ここだけの話、わたしは迷っているのです。」
メルク「なにを、なのです?」
ファルゥン「國という存在が、本当に民にとって良いものなのかということです。」
メルク「でもさっき、ファルゥンさんはおじいさんたちを尊敬しているのと……。」
ファルゥン「はい。祖父や父がおこなってきたことは間違いだとは思っていません。」
ファルゥン「むしろ、当時はそうするしかなかった。祖父や父は最良の手段をとったと思っています。」
ファルゥン「ですが、今の時代は昔とは違います。わたしの代となり、祖父や父と同じ手段をとってみたのですが……、」
ファルゥン「わたしが今なしていることは、本当に正しいのかと思うようになったのです。」
メルク「みゅ~、さっきの話を聞いた感じだと、ファルゥンさんは何も間違ったことはしていないように思うのですよ。」
ファルゥン「そうだといいのですが……。」
ファルゥン「先ほど言ったように、國には様々な民族が暮らしています。」
ファルゥン「喜ばしいことに、異なる民族同士であっても今は互いを受け入れ、つつがなく暮らしています。」
ファルゥン「ですが、文化が違うということは、ときに生きづらさを強いてしまい……、」
ファルゥン「ああ、いけませんね。こんなことを話してしまって。」
メルク「そんなことはないのです。何か困っていることがあったら、私でよければ話し相手になるのです。」
ファルゥン「メルクさん……、ありがとうございます。」
ファルゥン「ああ、雨が止んで来ましたね。そろそろ紹介所に戻りましょうか。」
(場面切り替え・夕方の紹介所)
メルク「みゅ~!雨上がりに虹を見られるなんて思わなかったのです。なんだか得をした気分なのですよ。」
ファルゥン「ええ、とても楽しかったですね。」
メルク「みゅ?ファルゥンさん。髪になにかついているのですよ。」
ファルゥン「え?」
メルク「はい、取れたのです。これは……何かの花びらなのですよ?」
ファルゥン「ああ、本当ですね。さっき一緒に雨宿りしていた時に付いてしまったのかもしれません。」
ファルゥン「あの木陰のあたりにも花は咲いていましたから。メルクさん、ありがとうございます。」
メルク「いえ、これくらいどうってことないのですよ~。」
ファルゥン「……。」
メルク「ファルゥンさん、花びらをじっと見つめてどうしたのです?」
ファルゥン「花が散るというのは、残酷なうつろいだなと思いまして。」
メルク「みゅ?」
ファルゥン「散り乱れた花は、元に戻りません。咲き誇った花こそが美しく、称賛されるものなのです。」
メルク「ファルゥンさん、それはどういう意味なのです……?」
ファルゥン「ああ、申し訳ありません。ただの独りよがりな考え事です。」
ファルゥン「(そう、散り乱れた花は元には戻らない。ただ枯れゆくだけです)」
ファルゥン「(花の栄華は短いのですから。だからこそ、散るその時がくる前に、我らが國は手を打たねばなりません)」
ファルゥン「(花は盛りの時が1番美しい。まさに、我らはもうすぐ咲き誇る花と同じです)」
ファルゥン「(おじいさまやお父様のおっしゃるとおり、一刻もはやく、勢力を拡大し、民族たちを1つにまとめるべきなのでしょう)」
ファルゥン「(ですが、どうしてもわたしは、今の時代に合った、それ以外の方法もあるのではと思ってしまうのです)」
ファルゥン「(そう。それがたとえ、茨の道だったとしても)」
備考
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