「精霊称さる梟」オルダンセン
「精霊称さる梟」オルダンセンの基本データ
出身 | 動物の国 |
---|---|
年齢 | 60歳 |
性別 | 男 |
レアリティ | ★4 |
属性 | 光 |
成長タイプ | 晩成 |
武器 | 魔術書 |
武器種別 | 魔法 |
同時攻撃数 | 1体 |
攻撃段数 | 5段 |
初期体力 | 初期攻撃力 |
---|---|
1,510 | 4,270 |
最大体力 | 最大攻撃力 |
3,171 | 8,967 |
覚醒体力 | 覚醒攻撃力 |
5,271 | 14,892 |
スキル進化体力 | スキル進化攻撃力 |
- | - |
移動速度 | 攻撃間隔 |
49 | 2.63 |
リーチ | タフネス |
175 | 42 |
DPS | 総合DPS |
3410 | 3410 |
覚醒DPS | 覚醒総合DPS |
5,662 | 5,662 |
スキル進化DPS | スキル進化総合DPS |
- | - |
進化 | - |
---|---|
- |
スキル1 | - |
---|---|
- |
スキル2 | - |
---|---|
- |
追加日 | 2019.10.01 |
---|---|
10月新ユニット追加フェス2019 |
入手方法 | - |
---|---|
- |
属性補正
炎属性
85%
水属性
85%
風属性
85%
光属性
100%
闇属性
180%
モデル
ストーリー
<紹介所>
オルダンセン「『拝啓、先生殿。この手紙を読まれているということは、先生も紹介所に来られたんですね。』」
オルダンセン「『俺は修行も兼ねての、世界の物語を集める旅。一緒ではないのが寂しい気持ちもありますが……、』」
オルダンセン「『先生が俺のことを認めてくれているからこそだと思うと、頑張ろうという思いがあふれてきます。』」
オルダンセン「『どうかお身体には十分にお気をつけて……、』」
メルク「みゅー、約束の時間までは、まだ少しあるのですよ。」
主人公「そうだな。いきなり待たせるわけにはいかないし、間に合ってよかった、って……、」
主人公「オルダンセンさん、こんにちは。もう来てたんですね。」
オルダンセン「二人ともこんにちは。私も少し前についたばかりだよ。」
メルク「それは手紙なのですよ?」
オルダンセン「ああ。先に旅に出ている彼が、手紙を預けておいてくれたようだね。がんばっている様子が目に浮かんでくるようだ。」
メルク「みゅわ~、それはよかったのです!」
オルダンセン「ほぅほぅほぅ、それでは改めて、しばらくの間、二人の旅のお供をさせてもらう。よろしくお願いするよ。」
主人公「こちらこそです。」
メルク「旅の間、たくさんのお話を聞かせてほしいのですよ!」
主人公「おいおいメルク、いきなりそんな頼みごとを……、」
オルダンセン「ほぅほぅほぅ、構わないよ。時間の許す限り、たくさんのお話を聞かせてあげよう。」
メルク「みゅふふ~、とっても楽しみなのですよ〜!」
主人公「まったく……、すみませんオルダンセンさん。」
オルダンセン「なに、私としても、ただ物語を集めるだけの旅より、語って聞かせながらの方が楽しいからね。」
オルダンセン「それに、紹介所に登録するのにあたって、『朗読師』という肩書を名乗ったんだ。語るほうがなければ、名折れになってしまうさ。」
メルク「聞いたことのない職業なのです。」
オルダンセン「それはそうだろうね。名乗る肩書がなくて、私が付けたものなんだから。」
主人公「へぇ、オリジナルなんですね。オルダンセンさんにはぴったりだと思います!」
オルダンセン「ほぅほぅほぅ、ありがとう。」
主人公「それで、もしよかったら教えて欲しいんですけど、オルダンセンさんはどうして旅に出たんですか?」
メルク「世界の物語を集めるためというのは聞いたのです。けれど、そもそもどうして集めているのかなどは、よく知らないのですよ。」
オルダンセン「ふむ、そうだね。君たちにはちゃんと話しておくべきかな。」
主人公「教えてもらえるんですか?」
オルダンセン「なに、もったいぶるようなことでもないよ。」
オルダンセン「私は昔から童話や寓話といったものが好きだった。その中には、語りついできた種族の歴史や伝統が込められているからね。」
オルダンセン「けれど、これらの多くは種族ごとにひっそりと語り継がれてきただけの物なんだ。」
オルダンセン「当然、語る者がいなくなれば、それらは消えて行ってしまう。」
オルダンセン「だから私はそれらを集めて、未来へと残していきたいと思ったんだ。」
メルク「そうだったのですよ~。」
メルク「オルダンセンさんのおかげで、たくさんの物語が失われずに済んだのですね!」
オルダンセン「ほぅほぅほぅ、そうだったらいいんだけれどね。」
オルダンセン「決意をした私は、国内の各種族を訪ね歩き、物語を聞き取って回った。」
オルダンセン「その旅をいったん終えたのが30年ほど前、それからはあの森で、聞き取った物語を整理したりしていたんだ。」
オルダンセン「その合間に、森に迷い込んだ子たちを助け、お話を聞かせてあげたりもね。」
主人公「なるほど、オルダンセンさんがあの森にいるのはそういう事情だったんですね……、」
主人公「って、30年もずっとですか!?」
オルダンセン「書き写して書物としてまとめたり、追加で聞き取りに出たりもしているからね。」
メルク「それでも30年もコツコツ続けるなんて、すごいことだと思うのですよ……。」
オルダンセン「なに、退屈はしなかったさ。迷子の子供たちに物語を話したりするのが、私にとっては楽しい時間だった。」
オルダンセン「なにより……、」
メルク「手伝ってくれる方がいたからなのですよ!」
オルダンセン「ほぅほぅほぅ。先に言われてしまったね。」
オルダンセン「そう。彼がいてくれたから、私の日々は、退屈とは無縁だったとも。」
主人公「ヴォルガルさんがここにいたら、めちゃくちゃ照れてそうですね。」
メルク「みゅふふ~、簡単に想像がつくのですよ。」
オルダンセン「ほぅほぅほぅ。確かに。」
オルダンセン「さて、私のことはこれで話し終えたけれど、どうなのかな、今日はどこかへ出発するのかい?」
主人公「いえ、出発は明日の予定です。」
オルダンセン「ほぅ、それなら、今日はこの辺りを散歩してみるとしようかな。」
<町中>
オルダンセン「ほぅほぅほぅ、王国は本当に賑やかなところだ。」
オルダンセン「まあ、迷いの森と比べればどこもそうではあるが、国や種族が違う人々が集まる、活気のある空間というのは動物の国ではまだ見られない光景だ。」
オルダンセン「……、おや、あそこの人だかりは何かな? 可愛らしい声が聞こえるが……。」
アンリ「……そんなふたりは、血よりもふかいきずなでつながれていました。」
オルダンセン(ほぅ、動く影でお芝居をしているのか。これはこれは……)
アンリ「だから、ふたりは共にあゆんでいくことでしょう。これからも、ずっとずっと……。」
アンリ「あ、ありがとうございました!」
「面白かったよー!」
「また見せてね~!」
アンリ「は、はぁ。緊張した……。」
オルダンセン「ほぅほぅほぅ、とっても良いお話だったよ。」
アンリ「へっ、あ、ありがとうございます。おじいさんも、聞いててくれたの?」
オルダンセン「ああ。たまたま通りかかったら、声が聞こえたからね。初めて見たのだが、これは何というものなのかな?」
アンリ「影絵芝居だよ。」
オルダンセン「そうかそうか。本当に心温まるいい物語を見せてもらった。ありがとう、上手なお嬢さん。」
アンリ「じょ、上手なんてそんな。まだまだひとまえだと緊張しちゃって、覚えてることをいうのがやっとなの。」
アンリ「ニコラみたいに、じょうずにできるようになるのは、まだまだ先。」
オルダンセン「ほぅ、その人は君のお師匠様かな?」
アンリ「うん。影絵芝居がとっても上手。」
オルダンセン「なるほど。君はその人に追いつきたくて、頑張っているんだね。」
アンリ「それもあるけど、わたしは、『未来』の物語を紡ぎたいの。」
アンリ「ふたりには、しあわせになってほしいから、そのためには、もっと上手にならないといけないの。」
オルダンセン「ふむ、詳しい事情は分からないけれど、君の思いの強さはよく分かったよ。」
オルダンセン「ほぅほぅほぅ、道理で君を見ていると、彼のことを思い出すわけだ。」
アンリ「かれのこと?」
オルダンセン「なに、君と同じようにがんばっている子さ。今は別行動だが、なんだか会いたくなってしまったよ。」
オルダンセン「さて、いい話を聞かせてもらったお礼といってはなんだが、私からもひとつ、お嬢さんに物語を贈らせてもらえるかな?」
アンリ「ものがたり……、おじいさんも、影絵芝居屋なの?」
オルダンセン「いや、私は『朗読師』と名乗っているよ。お嬢さんのように絵があるわけではなく、お話を語って聞かせるだけさ。」
アンリ「そうなんだ。じゃあ、せっかくだから、聞いてみたい。」
オルダンセン「ほぅほぅほぅ、ならば語るとしよう。優しく頑張り屋のお嬢さんにぴったりな、楽しい物語をね。」
備考
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