「深想の凛氷」ロザード
「深想の凛氷」ロザードの基本データ
出身 | 雪の国 |
---|---|
年齢 | 18歳 |
性別 | 男 |
レアリティ | ★4 |
属性 | 水 |
成長タイプ | 晩成 |
武器 | 剣/盾 |
武器種別 | 斬撃 |
同時攻撃数 | 2体 |
攻撃段数 |
初期体力 | 初期攻撃力 |
---|---|
3,090 | 2,150 |
最大体力 | 最大攻撃力 |
6,489 | 4,515 |
覚醒体力 | 覚醒攻撃力 |
10,764 | 7,515 |
スキル進化体力 | スキル進化攻撃力 |
移動速度 | 攻撃間隔 |
53 | 2.31 |
リーチ | タフネス |
15 | 77 |
DPS | 総合DPS |
1955 | 3909 |
覚醒DPS | 覚醒総合DPS |
3,253 | 6,506 |
スキル進化DPS | スキル進化総合DPS |
スキル1 | - |
---|---|
追加日 | 2020.09.21 |
---|---|
ダイヤ限定★5&★4スカウトフェス2020.09.21 | |
入手方法 | 各種ダイヤスカウト |
各種ダイヤスカウトから入手可能 |
属性補正
炎属性
140%
水属性
100%
風属性
71%
光属性
100%
闇属性
100%
モデル
ストーリー
主人公「ロザードさんお待たせしてすみません!手続きに少し時間がかかっちゃって……。」
ロザード「おい、そこ。」
主人公「へっ? うわっ!」
ロザード「段差があるから気をつけろと、もっと早く言うべきだったな。」
メルク「みゅっ! すごいのです。流れるような動作で、主人公さんを支えたのですよ!」
主人公「ありがとうございます!おかげで地面にぶつからずにすみました。」
ロザード「このくらいどうって事ない。それより、疲れているならはじめからそう言え。」
主人公「え?」
ロザード「足が地面からあまり上がっていなかった。疲労がたまっている証拠だ。」
主人公「あまり意識してなかったけど、言われてみればちょっと体がだるい気がするする……。」
ロザード「そんな状態だから、わかりやすい段差にも気づかない。」
主人公「ここ数日、癒されていないモンスターと、遭遇することが多かったからそのせいかもしれません。」
ロザード「それなら少し出発を遅らせるか。体を休めてからここを出るぞ。」
主人公「いや、ちょっとだるいくらいですし、俺平気ですよ!」
ロザード「目の前で転びかけておいてよく言うな。」
主人公「うっ……、ごもっとも。」
ロザード「まったく先が思いやられる。」
ロザード「それにしても、今まで何度か癒術士を見たことがあるが、こんな貧弱な奴ははじめて見たな。その細腕で、本当に仕事をま全うできるのか?」
メルク「みゅみゅっ、侮ってはいけないのです!主人公さんはここに来る直前も、モンスターをしっかり癒したのですよ!」
メルク「そう……逃げ回ることでモンスターを撹乱し、癒すことに成功したのです!」
主人公「正確には逃げ回っているうちに、モンスターが足を滑らせて穴に落ちたところを、癒しただけなんですけどね。」
ロザード「その言葉が本当なら、多少運が良かったとはいえ、癒術士としての力は本物らしい。」
ロザード「俺の住む雪の国には、癒されていないモンスターも多い。お前の力を借りることもあるだろう。」
主人公「それについては任せてください。それが俺の役目なんで。」
ロザード「ああ、お前が役割を果たす限り助けてやる。だが、必要ないと判断すれば切り捨てる。そのことは忘れるな。」
メルク「と言いつつ、紅茶が出てきたのですよ!」
ロザード「紅茶には疲労回復の効果もある。それを飲めば多少はマシになるだろ。」
主人公「これ、本当にもらっていいんですか?」
ロザード「お前が飲まないなら、俺の時間と、1杯の紅茶が無駄になるだけだ。」
主人公「それじゃあ、いただきますね。」
主人公「……って、めちゃくちゃ美味い!」
ロザード「当然だ。キングリー家の長男が、紅茶1杯でも淹れられないなど冗談でも笑えないからな。」
ロザード「まずい紅茶など出してみろ。キングリー家の名に傷がつく。」
主人公「そっか。ロザードさんの家って、雪の国でも有名な大商家でしたよね。」
ロザード「ああ、そうだ。家の名に恥じぬよう、最低限のマナーは身につけているつもりだ。」
ロザード「とはいえ普段は使用人が紅茶を淹れているいるから、人に振舞ったのは久々だけどな。」
主人公「そう言われると、ますます貴重な1杯に思えてきました。」
ロザード「気に入ったのなら、また淹れてやる。」
主人公「いいんですか?」
ロザード「駄目なら初めから提案はしない。」
メルク「ロザードさんってもしかして、面倒見がいいのですよ?」
ロザード「小さい頃から目が離せない奴がいたせいで、お前みたいな奴の対処法に慣れているだけだ。」
主人公「小さい頃から一緒って、俺とシエットみたいだな。」
主人公「ロザードさんが言う目が離せない奴って、幼馴染だったりして……、」
ロザード「ああ、お前の言う通り俺より一つ下の幼馴染がいる。」
メルク「ロザードさんの幼馴染はどんな方なのか、よければ教えて欲しいのです。」
ロザード「……あいつは、とにかく抜けている。」
ロザード「今でこそ少しマシになったが、何もない道端で転んだり、家の鍵をなくしたり……、」
ロザード「雪合戦をすれば、必ず顔面に雪玉を食らう。そんな奴だ。」
メルク「結構なドジっ子さんなのですよ。」
ロザード「言い出したらキリがないが……、」
ロザード「(中でも一番記憶に残っているのは……)」
<場面転換>
「いいか、フレイミオ!この手を絶対に離すなよ!」
「で、でも……!このままだとロザードまで巻き込まれちゃう!」
「もう遅い、巻き込まれてる!」
「ご、ごめんなさい……!」
「謝る余裕があるなら、足を動かせ!」
「もう少し行けば、太陽が見える場所に出る。」
「スノンスノンは光に弱い!そこまで逃げれば、大丈夫だ!」
「うん、ありがとう、ロザード。」
「大丈夫だ、お前は俺が守ってやる。」
「必ず、守ってやるから!」
<場面転換>
ロザード「まだ幼かったフレイミオ……幼馴染が、なぜ1人で森に入ったのか理由はわからない。」
ロザード「だが、嫌な予感がした俺は、フレイミオを追った。そして……、」
ロザード「その先で、スノンスノンに追われるあいつを見つけた。」
メルク「みゅっ!?」
ロザード「どうやら、あいつが、スノンスノンの尾を踏んだ事が原因らしいが……、」
ロザード「結局、俺も一緒に逃げる羽目になった。」
主人公「それで、二人とも大丈夫だったんですか!?」
ロザード「ああ。幸い俺たち二人とも怪我はなかった。」
ロザード「まだ子供だった俺は戦う術もなく、あいつの手を引いて走り回ることしかできなかったが。」
ロザード「あの時から、フレイミオから目を離さないでおこうと決めた。」
ロザード「もう10年も前の事だけどな。」
メルク「なるほどなのです。」
ロザード「最近はふざけた熱血バカに唆され、危険が伴う仕事に就くし、困った奴だ。」
主人公「って、ロザードさん眉間に皺が寄ってますよ!」
ロザード「ああ。あの熱血バカの腹立たしい顔が頭に浮かんだせいだな。姿が無くとも俺をいら立たせるとは大した奴だ。」
メルク「ロザードさんにここまで言わせるなんて何者なのですよ?」
ロザード「ブラッドといういけ好かない男だ。お前達もあいつには関わるなよ。碌な事にならない。」
ロザード「ある意味、癒されていないモンスターより厄介な男だからな。」
主人公「そんなに!?」
ロザード「さて、俺の話はここまでだ。」
ロザード「いつまでも雑談をしてると休まらないだろ。俺は席を外す。時間が来たら呼びに来い。」
ロザード「それまでは適当にくつろいでろ。いいな。」
メルク「行ってしまったのですよ。」
メルク「主人公さん、お言葉に甘えて、今のうちに休ませてもらうのです。」
主人公「ああ、そうだな。」
<場面転換>
主人公「(だいぶ楽になったかも。これもロザードさんのおかげだな)」
主人公「(少し冷たい物言いをするけど、冷静に状況を判断できるし、すごい人だよな……あ、いた!)」
主人公「ロザードさん!」
ロザード「もういいのか。」
主人公「はい、もう大丈夫です。それよりすみません、読書中だったんですね。」
ロザード「問題ない。行くぞ。」
主人公「あ、待ってください。今ロザードさんの本から何か落ちましたよ!」
主人公「(ん? あれって……)」
ロザード「……! 見たか?」
主人公「い、いえ……ピンクの可愛らしい栞なんて、見てないですよ、俺!」
ロザード「ばっちり見てるだろ!」
ロザード「忘れろ。何ならもう1度眠って記憶を飛ばせ。」
主人公「急な無茶ぶり!」
主人公「確かにちょっと意外でしたけど……、」
ロザード「俺の趣味じゃない、誤解するな。」
主人公「え、そうなんですか?って、そんなに睨まないでください!」
ロザード「……はぁ。これは、妹がくれたものだ。」
ロザード「期間は短いが、雪の国にも春はある。その時に摘んだ花を使って栞を作ったらしい。」
主人公「そうだったんですね。この優しいピンクは花弁の色だったのか……。」
主人公「それを大事に持っているなんて、優しいんですね。」
主人公「でもわざわざ隠さなくても……、」
ロザード「もし、次に栞の事を話したら、俺は一人で行く。」
主人公「わかりました! 今後口にしないと誓います!」
主人公「だから、これからもよろしくお願いします。」
ロザード「……ふん、お前が役割を果たす以上、助けてやるといっただろう。」
ロザード「まぁ、よろしくされてやるよ。」
備考
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