営業報告・食べられる景色
たい焼きの窓の景色を食べたい気持ちは……よくわからない。
確認出来ている式神:蛍草、かぐや姫、大天狗、酒呑童子、茨木童子
確認出来ている店:菓子屋
まだ幼い妖怪は菓子屋の窓に映るたい焼きを見てよだれを垂らし、《派遣式神》の服をつかんで言った。「これが食べたい……」
どうすればいい?【完了】
◇大成功難易度:16
◇検定条件:魅力
《派遣式神》は微笑んで小妖怪を連れ、カウンターに向かい、たい焼きを取り出して渡した。
「おいしい……でもやっぱりあれが食べたい……」小妖怪はたい焼きをかじりながら、口惜しそうに窓の外を眺めている。
獲得:木材*6
***
どうすればいい?【大成功】
《派遣式神》は手の中にたい焼きを隠し、窓の前で手品を演じて、あたかも窓から出てきたかのようにして手中のたい焼きを取り出し、小妖怪に渡した。
「わぁ……!」小妖怪は尊敬のまなざしを向けている。《派遣式神》を本物の凄腕魔術師だと思っているらしい。
獲得:木材*9
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どうすればいい?【失敗】
《派遣式神》は窓の外を眺め、ため息をついた。「このたい焼きはまだ生きている。生きているたい焼きは食べられないよ」
「そうなのか……」小妖怪はうなだれて菓子屋を離れた。立ち去るときも、名残惜しそうに振り返ってはたい焼きを見ていた。「それじゃあ……もう少し煮てから来るよ……」
獲得:木材*3