営業報告・騒がしい小妖怪
小妖怪たちを落ち着かせる方法はないだろうか?
確認出来ている店:菓子屋
客たちはおいしいお菓子を味わいながら、蜃気楼の中で起きたおもしろいことを話している。些細な話が和やかな雰囲気を作り上げている。突然、わんぱくな小妖怪が菓子屋に入り込んできた。耳をつんざく叫び声をしきりに上げている。
どうやって小妖怪たちを落ち着かせる?【完了】
◇大成功難易度:20
◇検定条件:魅力
《派遣式神》は微笑み、金平糖を取り出して、あめを欲しいと囲んで騒ぐ小妖怪たちに向かって言った。「この金平糖はうちの大事なお宝だ。一番勇敢な妖怪にしかあげられない! 例えば――大天狗の羽根を抜いてきた小妖怪とかね!」
小妖怪たちは己の勇気を証明すべく我先にと菓子屋を飛び出した。店はすぐに落ち着きを取り戻した。《派遣式神》は微笑んだ。彼らは今日中はもう来ないだろう。
獲得:絹布*2、麻布*4
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どうやって小妖怪たちを落ち着かせる?【大成功】
《派遣式神》は小妖怪たちに向かって、近寄るよう指で合図をした。「お菓子の秘密が知りたい?」数体の小妖怪は待ちきれず耳をそばだてた。《派遣式神》は声を小さくして言った。「おいしいお菓子は、一番うるさくて元気な小妖怪を使って作るんだよ」《派遣式神》は不敵に笑った。「ちょうど材料がなくなったところなんだ。いいところに来た! さあ、厨房に行こう!」
小妖怪たちはそろって声を失った。《派遣式神》は小妖怪たちに手を延ばすと、彼らは手が届く前に「わー!」と同時に叫び、ピューと走って姿を消した。
獲得:絹布*3、麻布*6
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どうやって小妖怪たちを落ち着かせる?【失敗】
《派遣式神》はあまりの騒がしさに耐えきれず、カウンターを叩いた。「うるさい!」
「騒がないと!」小妖怪たちはがやがやと叫び返した。双方がぶつかり合い、互いに譲ろうとしない。菓子屋はさらに騒がしくなった……。
獲得:絹布*1、麻布*2