【ミラクルマッチ】DbD・第五人格との比較
巷では「サンリオ版DbD」と呼ばれているミラクルマッチが、実際にはどの程度DbDや第五人格と似ているのか、共通点や違いなどについて解説しています。
目次 (DbD・第五人格との比較)
概要
「サンリオキャラクターズ ミラクルマッチ」は非対称型の対戦ゲームです。
そのため、同形式ゲームである「Dead by Daylight(DbD)」や、「Identity V(第五人格)」などに例えられ、比較されている場合が多くあります。
では実際には、どの程度これらのゲームと共通する部分があるのかを見ていきます。
プレイ人数
DbD・第五人格では生存者4人、追跡者1人が基本ルールですが、ミラクルマッチでは生存者6人、追跡者2人が基本ルールとなっています。
チャレンジャー・ハンターの目標
チャレンジャー(サバイバー)
ミラクルマッチにおける生存者(サバイバー)陣営は"チャレンジャー"という呼称です。
DbDや第五人格の生存者陣営は「発電機(暗号機)を一定数修理(解読)して、脱出する」という目標がありますが、ミラクルマッチでは「制限時間までに1人でも生存すれば勝利」という非常にシンプルな目標となっています。そのためDbDや第五人格では忌避されがちな完全隠密も立ち回りの一つとなっています。
ハンター(鬼)
ミラクルマッチにおける追跡者陣営は"ハンター"という呼称です。
DbDや第五人格の生存者陣営は「1人でも多くの生存者を脱落させる」という目標がありますが、ミラクルマッチでは「制限時間内に生存者全員を捕獲する(行動不能にさせる)」のが勝利の最低条件となっています。
チャレンジャー・ハンターの視点
ミラクルマッチでは両陣営共に三人称視点(自分のキャラクターの全身が見える視点)です。
これは第五人格とは類似していますが、DbDは追跡者(キラー)のみ一人称視点なので異なります。
チェイスについて
マップオブジェクト
DbDや第五人格にはパレット(板)や窓枠と言った、生存者陣営がチェイスに利用可能なオブジェクトがありますが、ミラクルマッチにはそういったオブジェクトは設置されていません。身を隠せるオブジェクト(障害物)があるだけで、チェイスらしいチェイスは各キャラクターのスキル次第となっています。
そのため、追跡者は後ろを追いかけていればいつかは必ず追いつくようになっています。発見した最初の生存者にゲーム終了までチェイスされるということはありません。
ミラクルマッチ特有のオブジェクトとして、キャンディがアイテムとしてマップに出現することがあります。これは色によって様々で、生存者・追跡者の両方が取得することのできるアイテムです。取得すると色に応じた恩恵を受けることができ、スキル回数増加・短時間移動速度・短時間レーダーに敵の位置を表示など、どちらの陣営にも効果があるものとなっています。
心音・ステイン
DbDや第五人格の追跡者は、一部を除いて基本的に心音とステイン(赤い視線)を持ちます。これにより、生存者はキャラクター能力が無くとも追跡者の接近に気づくことができます。
一方ミラクルマッチでは、追跡者にデフォルトで心音・ステインがありません。そのため生存者は直接目視するか、探知能力などを利用しなければ追跡者の接近に気づくことは難しくなっています。
攻撃について
DbDや第五人格では、基本的に2回通常攻撃を命中させなければ生存者をダウンさせることはできませんが、ミラクルマッチでは通常攻撃が命中した時点で即ダウン・その場で拘束となります。
また、DbDや第五人格では1回の通常攻撃で1人の生存者にしかダメージを与えることができませんが、ミラクルマッチでは攻撃の範囲内にいる全ての生存者を捕獲することができます。
拘束と救助について
拘束場所
DbDや第五人格では、基本的にフックやロケットチェアといったオブジェクトに生存者を拘束する必要がありますが、ミラクルマッチでは前述の通りダウンさせたその場で即拘束となります。
脱落
DbDや第五人格では、同じ生存者が複数回拘束されるか、一定時間以上救助されないとマッチから脱落してしまいますが、ミラクルマッチでは脱落はありません。何度捕まったとしても、救助されればマッチに復帰することができます。
救助
DbDや第五人格では、生存者が拘束されているオブジェクトに他の生存者がアクションをかけることで救助することができます。ミラクルマッチにおいても、動ける生存者が救助することでマッチに復帰させることができますが、特定オブジェクトにアクションする必要はなく、生存者が拘束されている魔法陣の範囲内に一定時間以上留まることで救助が可能です。特別なアクションを必要としないため、救助中も生存者がスキルを使うことができる点で大きく異なっています。
また、複数の生存者が魔法陣に入れば救助時間が短縮できたり、複数の生存者が拘束されている場合でも、魔法陣の範囲が重複していればその部分に立つことで1人で同時救助が可能な点もミラクルマッチ特有の仕様となっています。
DbDや第五人格では、救助は重要なアクションの一つとなっていますが、ミラクルマッチでは生存者側がワンパンダウンであるため、救助はリターンに対してリスクが高い行為となっています。1人でも生き残れば勝利であるため、見捨てて隠密を貫くというのも有効な手段となっています。
キャンプ・トンネル・救助狩り
DbDや第五人格では、生存者を1人でも多く脱落させることが追跡者の目標であるため、拘束した生存者から離れない「キャンプ」、救助された生存者を再び追いかける「トンネル」といった行為がよく見られますが、ミラクルマッチでは1人でも生存していると追跡者は敗北となるため、キャンプ・トンネルは基本的に非効率な戦術となっています。
一方で、救助しに来た生存者を狙う「救助狩り」については、複数への巻き込み攻撃が可能なため有効です。ただし生存者側は「救助に行かない」という選択肢も十分選び得るため、狙うというよりは救助を警戒する程度の立ち回りが効率的と言えます。
キャラクターの能力
DbDや第五人格では、各キャラクターに固有の能力と、陣営ごとに共通の能力などがありましたが、ミラクルマッチでは基本的に各キャラクターの固有能力のみとなっています。このため、能力のカスタマイズ性はありません。
DbDや第五人格では、複数の能力を基礎能力として所持しているキャラクターもいますが、ミラクルマッチでは1キャラクターにつきスキル1つ、アビリティ3つが絶対です。
DbDや第五人格の生存者は基礎の移動速度に違いがありませんが、ミラクルマッチではキャラクターごとに基礎移動速度が違います。移動速度の目安はステータスという形で確認することができます。これは追跡者陣営でも同様です。
育成
DbDや第五人格にも育成要素はありますが、課金で大きく差がつくことはありません。ただしミラクルマッチでは育成自体のハードルは高く、一方で課金による時短が可能になっています。ただし有為な差をつけるためには相当な額の課金が必要になるうえ、プレイスキルでリカバリーできてしまうため差は少なめとなっています。
課金要素
DbDや第五人格にも課金要素はありますが、主に衣装などのゲームに関与しない部分が大きな比率を占めています。
一方でミラクルマッチではキャラクター獲得が全てジュエル(課金通貨)に結びついているため、DbDなどと比べると課金要素が強いと言えるものとなっています。
また育成自体は無課金でも可能ですが、課金してガチャを引いた方が時間効率は良いため、こちらの面でも課金要素が強いと言えます。
まとめ
非対称型対戦のゲームということでDbDや第五人格などと比較されがちですが、非対称型であるという以外に大きな共通点はありません。
通称こそ「サンリオ版DbD」ですが、ゲームそのものはあまり似ていないと思った方が良さそうです。
筆者脚注:ゲーム面では、DbDなどより「オバケイドロ!」と共通する部分が多いように感じられました。ネームバリューの観点から、DbDなどの方が先に想起されたのでしょう。
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ななしプレイヤー
22022年07月18日 07:29 ID:c884goh6追加だけど、ランタンは大きく4種類分かれていて、バランス、はんい、スタン、ユニーク、と分かれている。
それでユニークにちょっとスキルが似てるのもあった。
オバケミエール…60秒間オバケを見つけやすくなる。(透視)=モカの透視スキル?
スコシキエール…ほんの少し透明になれる。=けろっぴなどが使う透明スキル?
オバケイドロ経験者だけど、ユニークのスキルはミラクルマッチのスキルとほぼ似てますね。
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ななしプレイヤー
12022年07月17日 12:39 ID:c884goh6正直自分もミラクルマッチはDbDよりもオバケイドロ!に近いと思う。
オバケイドロは人間(逃げる側)は『制限時間内に逃げる』がミラクルマッチのチャレンジャー側と同じ条件だし、オバケ(捕まえる側)も『制限時間内に全員捕まえる』と言う条件もハンター側の条件と釣り合ってる。
後人間側は、ランタンと言うオバケをスタンさせる物があるから、これに対してはキキやマイメロなどが使ってるスタン系と同様。
けどミラクルマッチは捕まるとそこで動けなくなるが、オバケイドロの方では、捕まった人間は牢屋に入れられる。(牢屋の中でもちょっとしたアクションがある)
オバケイドロは3VS1で対戦するが、ミラクルマッチは6VS2で対戦するため、ミラクルマッチはオバケイドロの2倍の人数で対戦すると言う事になる。
ミラクルマッチは1人プレイヤーで他はAIがやるが、オバケイドロはインターネット(オンライン対戦)で全国のオバケイドロプレイヤーと勝負出来る(ただしオンラインを使う場合はNintendoSwitchonlineに加入しないといけない)
こう見るとミラクルマッチとオバケイドロは似ている所が多めですね。