ソウマ・思い出
◀ 思い出まとめへ戻る
◀ ソウマへ戻る
ソウマの思い出とボイス
思い出1
ソウマ
えーっと、邪魔するぜ。
キャトラ
ようこそソウマ、ここが
飛行島よ。
ソウマ
なんとも驚きだな……
空飛ぶ島ときたか。
キャトラ
ビックリした?
主人公
(♪)
ソウマ
いい勉強になったぜ。
まったく世間は広いな。
ソウマ
……っつーか俺は、どんだけ
井の中の蛙だったんだよ。
キャトラ
いきなり落ち込むわね。
ソウマ
落ち込むぜ。あんなところを
すべてだと思ってた自分が、
バ力みてーだ。
キャトラ
あんなとこ?
ソウマ
俺の通っていた学校だよ。
あそこは俺の全てだった。
キャトラ
なんて学校なの?
ソウマ
名前はないが、通っている生徒は
あそこをスクールと呼んでいた。
キャトラ
文字通りな名前ね。
ソウマ
あそこは、スクールアーツを
教えるためだけに、
存在する場所だった。
キャトラ
あらためて聞くかもだけど、
スクールアーツって何なの?
ソウマ
武術だ。もっとも効率よく
人間の戦闘力を最大限に
引き出すための、な。
ソウマ
だからスクールでの
授業は、戦闘訓練が中心だった。
キャトラ
戦いの訓練ばっかりなんて、
楽しくなさそうな学校に
通ってたのね。
ソウマ
楽しくないどころじゃない。
毎日訓練ばかりで
気が滅入ったぜ。
アイリス
大変だったんですね。
ソウマ
今から思えばそうだな。
まーでも、勉強になることも
なくはなかった。
アイリス
前向きなんですね、
ソウマさん。
ソウマ
技術や知識を身につけるのは、
好きだからな。
俺は余計なことまで知ろうとして、
よく怒られてたが。
キャトラ
余計なことって、どんなこと?
ソウマ
スクールアーツ以外の全てだ。
俺は本が好きだったんで、
スクールの本を勝手に持ち出して、
よく怒られた。
キャトラ
本読むだけで、怒られるなんて。
ソウマ
スクールの基準じや重罪だぜ。
よくお仕置き部屋に閉じ込め
られたなあ。
キャトラ
きゅうくつにもほどがあるわ。
アタシだったら逃げてるかも。
ソウマ
俺もよくあんなとこにいたもんだ。
外の世界ってのを知ってたら、
逃げ出してたかもしれん。
キャトラ
ちょっとまって、アンタ
いつからその学校に通ってたのよ。
ソウマ
物心ついたときから、ずっとだ。
キャトラ
えッ!?
ソウマ
俺はあの学校以外、世間を
知らないんだよ。
???
……ソウマ、立て。
???
お前も、あいつらのように
なりたいのか──
ソウマ
……おっと、こんな時に
思い出しちまうとはな。
ソウマ
だが兄貴……俺はもう、
あんたの指図は受けないぜ。
ソウマの兄
俺の支配を脱したいのなら、
この俺を超えて見せろ。
思い出2
キャトラ
ねえソウマ。アンタの使う
スクールアーツってどんな
武術なの?
ソウマ
一言でいえば学習能力を高める
技だな。
キャトラ
学習能力?
ソウマ
そうだ。この世にはいろんな
技があるが、全部覚えるのは
到底不可能だ。
アイリス
そうですね。学べる時間には
限界がありますし。
ソウマ
だが、学習能力そのものを高めれば、
どんな技でもすぐに覚えられる。
ソウマ
相手の使う技を、一瞬で
覚えることだって可能だ。
アイリス
すごいですね。
ソウマ
だがスクールアーツは、
結構身につけるのが
難しくてな。
キャトラ
どういうとこが難しいわけ?
ソウマ
体だけでなく、頭も鍛えなきや
ならないからな。
それが厄介なんだ。
ソウマ
暗算をしながら組手をしたり、
迷宮の中を駆け回りながら
テストを解いたり。
アイリス
頭を使って、戦うんですね。
ソウマ
そうだ、そういう訓練を続ける
うちに、俺も少しは記憶力と
演算力を伸ばすことができた。
キャトラ
頭の回転が速くて記憶力が
いいのね。でも、どのくらい?
ソウマ
そうだな。なにかゲームに使える
ものはないか。
アイリス
ちょうどトランプをもってました。
これでいいですか?
(※パシッ)
ソウマ
ありがとさん。
……よっと、こんなもんか。
ソウマ
…………
主人公
………!
主人公
……?
ソウマはトランプを手に取り、 手の中に広げて見つめ、 主人公に渡す。 |
キャトラ
なになに……?
ソウマ
主人公、
シャッフルして上から
何枚かとって見てくれ。
こっちに見えないようにな。
主人公
(?)
ソウマ
当ててやるぜ、右から
ハートの6、ダイヤの9、
スペードのエース。
キャトラ
あたってるわ!?
ソウマ
力ードの裏面の傷や汚れを覚えた。
スクールアーツの初歩だ。
キャトラ
賭けごとに使えそうだわね。
ソウマ
ギャンブラー相手には通用しないぜ。
余興に使えるぐらいだ。
ソウマ
……本物の、スクールアーツの
使い手にもな。
思い出3
ソウマが、パイ生地をこねている。 |
アイリス
いい手つきですね、
ソウマさん。
ソウマ
料理は少し勉強したことがある。
ヘレナ
パイ生地のこね方で、食感が
変わってくるのよ?
キャトラ
驚いたわ。いきなりパイの
作り方が知りたいだなんて。
ソウマ
ヘレナさんのパイを食べさせて
もらって、ちょっと勉強したく
なったのさ。
キャトラ
気になったら試してみたくなるのね。
ソウマ
勉強してみたい性分なのさ。
ソウマ
それにしてもこの小麦粉、
ずいぶんいいもんを
つかってるな。
キャトラ
そうなの?
ヘレナ
そうなのよ!
じゃ、できた生地はパイ皿に
しきつめてね!
キャトラ
ところで今日はなんのパイを?
ソウマ
トビウオだ。
キャトラ
トビウオ!?
………… |
…… |
ソウマ
なるほど、勉強になったな。
キャトラ
……ああいう味になるとは。
アイリス
パイにはむいてないかもね。
ソウマ
トビウオは『なめろう』にすると
いいらしいぜ。
キャトラ
なめろうってナニ?
ソウマ
青魚をおろしてミソをまぜたものだ。
キャトラ
それって美味しいの?
ソウマ
俺も食ったことはない。
そういう話を聞いたってだけだ。
キャトラ
ソウマっていろんなこと
知ってるのね?
ソウマ
ぜんぶ聞きかじりさ。
本当に学んで身につけた
ことじゃない。
キャトラ
いいじゃないの。
これから経験すれば。
アイリス
お夕食に、みんなで作って
みませんか?
主人公
(♪)
ソウマ
ミソと酒、ネギ、シソ……
それからショウガが必要らしい。
ソウマ
こいつも、俺が聞いた話だがな。
思い出4
キャトラ
アンタの通ってた学校って
どんな子たちが通ってたの?
ソウマ
クラスメートはたくさんいたが、
全員無表情で、声のトーンや
しぐさがみんな同じだった。
キャトラ
ちょっと、きもちわるいわね。
ソウマ
そうかもしれないな。
だが俺も、みんなと同じだった。
キャトラ
なんでアンタの親、
スクールなんかに子供を
通わせてたの?
ソウマ
俺に親はいない。
家族といったら兄貴だけだ。
キャトラ
お兄さんが?
ソウマ
俺と違って優秀な兄貴さ。
スクールでは生徒会長と
学園首席を兼任してたくらいだ。
ソウマ
弟にしてみれば、最悪の兄貴って
ところだがな。
キャトラ
仲悪かったのね。
ソウマ
それをいったら、
スクールにいる生徒は
みんな仲が悪かったな。
アイリス
どうしてですか?
ソウマ
スクールじゃ、常に生徒たちが
競わされていたからな。
周りは全員ライバルだったんだよ。
キャトラ
荒んだ環境だわね。
ソウマ
俺もテストの成績が悪くて、
苦労したぜ。
キャトラ
あら、ソウマって成績は
悪くなさそうだけど。
ソウマ
スクールでのテストは、
実戦訓練なのさ。ターゲットを
制限時間内に片づけたり、
一対一でどっちか倒れるまで
組手したりな。
キャトラ
そういえば武術の学校だもんね。
怪我とかしないわけ?
ソウマ
するぜ? 下手したら、
大怪我をする。
キャトラ
よく無事でいられたわね。
ソウマ
……そこは、
運が良かったのかもな。
ソウマ
ま、スクール出身の時点で、
運勢は最悪ってところだ。
ソウマの兄
お前には、スクールで生きる以外の
道はない。
ソウマの兄
スクールで生まれた者は、
一生をスクールアーツにささげ、
新入生にその成果を託す。
ソウマ
……こいつは、俺の記憶か──!?
ソウマ
クソッ……よりによって、
一番思い出したくない奴の面を──
キャトラ
どうしたの、ソウマ?
主人公
(?)
ソウマ
なんでもない。
ちょっと立ちくらみがしただけだ。
思い出5
ソウマ
……いい加減、あんたからは
卒業したいんだけどな。
ソウマの兄
だったら、
俺のテストに合格してみせろ。
ソウマ
お腹いたいんでね。
今日は早退するぜ。
ソウマの兄
早退など許さん。このテスト、
赤点は退学と知れ。
ソウマ
また思い出しちまったか。
兄貴の『追試』を。
キャトラ
どうしたの?
顔が青いけど
アイリス
気分が悪いんですか?
ソウマ
嫌なことを、思い出したのさ。俺は、
覚えたことが忘れられないんだ。
スクールアーツのせいでな。
キャトラ
覚えがよくなるのも、
善し悪しだわね。
ソウマ
俺の場合、中途半端だから
デメリットの方が多い。
アイリス
何を思い出されて
いたんですか?
ソウマ
兄貴から受けたシゴキをな。
あの人は自分にも
他人にも厳しかったんだ。
キャトラ
アタシならシゴキは
御免こうむりたいわね。
ソウマ
スクールではシゴキなんか
日常的だったぜ。最近なんか
物足りないくらいだ。
キャトラ
うっそー……
ソウマ
冗談さ。いまさら、あの学校に
もどりたいとは思わない。
ソウマの兄
お前の居場所はスクールだけだ。
テストに不合格だったお前は、
もうこの世に居場所はない。
ソウマ
……おいおいまたかよ兄貴。
いい加減しつこいぜ。
ソウマの兄
兄弟の情けだ。お前はこの俺が
退学にしてやろう。
ソウマ
このセリフ、あの時の台詞か。
忘れられないってのは辛いね。
ソウマの兄
喰らえ! これがスクールアーツの
奥義だ!
ソウマ
(!)
(※カッ!)
(※バリバリ ドーン!!)
ソウマ
くっ……思い出しただけだって
いうのに、効いたぜ……
キャトラ
ソウマ、どうしたのっ!?
思い出6
(※主人公が光る)
ソウマ
……なんだ、この光は……
こんな技、
スクールアーツにもないぜ。
主人公
(♪)
ソウマの兄
この一撃で退学しろ、ソウマ!
ソウマ
記憶が蘇ってきやがったか。
しかし兄貴、どうして額に
血管浮かべてんだ?
ソウマ
あらためて見ると、
面白い顔してるもんだな。俺は
こんなのを怖がってたのか。
キャトラ
ソウマ、少しは楽になった?
ソウマ
主人公の光の
おかげでな。
主人公
(♪)
キャトラ
また昔のことを
思い出してたの?
ソウマ
俺が退学したときのことをな。
最終テストで不合格だった俺は、
追試で兄貴と戦うことになった。
キャトラ
アンタの学校のテストって、
野蛮なのね。
ソウマ
俺は、兄貴の一撃を受けて
気を失い、気が付いたときには
病院のベットにいた。
ソウマ
退学を告げられたのはその時さ。
キャトラ
くやしかったでしょうね。
ソウマ
それが、そうでもなかったのさ。
ただ俺は、スクールの外で何を
やったらいいかわからなくてな。
ソウマ
それで俺は茶熊学園に来たって
わけだ。
キャトラ
何かやりたいこと見つかった?
ソウマ
そいつを見つけるのも学校、だろ。
まあこれも聞いた話だけどな。
アイリス
きっと見つかりますよ。
ソウマさんのやりたいこと。
ソウマ
しょうがないな。じゃあとりあえず。
依頼でも片づけにいくか。
アイリス
今度は、私たちにも
手伝わせてください。
ソウマ
俺と一緒に?
キャトラ
群れるのは慣れていない
ソウマなのであった。
ソウマ
それもそうだな
これも一つの勉強か。
ソウマ
兄貴……俺はあんたを、
超えられないかもしれねえ。
だが俺は、俺のやるべきことを
見つけて見せる。
ソウマ
あばよ……兄貴!
思い出7
キャトラ
ソウマ、最近ずっと
勉強してるのね。
ソウマ
目標が出来たのさ。
キャトラ
なになに?
ソウマ
教師になりたいんだ。
キャトラ
アンタが先生に?
……いいわね!
向いてると思うわ!
アイリス
頑張ってくださいね!
キャトラ
で、どんな先生になりたいの?
ソウマ
そうだな……
思い出8
(※主人公が光る)
ソウマ
ありがとよ。
また一つ学ベたらしい。
主人公
(♪)
ソウマ
なんで教師にって?
超えたいやつがいるのさ。
主人公
(!)
ソウマ
学長じゃないって。
いい先生とは思うけどな。
ソウマ
それが兄貴ともアイツとも違う、
俺だけの道ってやつさ。
主人公
(♪)
ソウマ
これからも学んでいくぜ。
一生勉強だからな。
ボイス
状態 | ボイス |
---|---|
キャラ詳細画面 | 転校生のソウマだ、よろしくな |
Lvアップ | 学んで強くなる! |
スキル | こいつで! |
AS1 | 決める! |
AS2 | スクールバスター! |
交代時(入) | 起立、礼 |
交代時(出) | 着席 |
クエスト開始時 | 勉強させてもらうぜ |
クエスト中放置 | おさらいしとくか |
クエストクリア時 | 一つ勉強になったぜ |
戦闘不能時 | 赤点、か… |
タウン1 | 気楽に行こうぜ |
タウン2 | 放っておけないぜ |
タウン3 | 聞いたことあるな、その話 |
タウン4 | それは知らなかったな |
タウン5 | たまには羽を伸ばすか |
攻撃1 | ふっ |
攻撃2 | ふっ、ふっ! |
被ダメ1 | この程度で! |
被ダメ2 | ぐはっ |
被ダメ3 | でっ |
協力待機 手を振るorお辞儀 | |
協力待機 バンザイ | |
協力中 土下座&頭を抱える | |
温泉 | この風呂は、勉強になるな |
【キャラ説明】 茶熊学園に入学した少年。 スクールアーツという武術を習得している。 |
【プロフィール】 本名:ソウマ・ホクト・バスクナ (cv.岸尾だいすけ) 二つ名:[帰宅部の少年]→[答えを見つけた者] モチーフ武器:サーモンオブナレッジ 種族:人間 (職業:学生) 所属:帰宅部 年齢:16歳 出身地:日食の島・スクール第十三分校 |
関連キャラ
茶熊学園ヒーロータイプ
同時期登場キャラ
外伝 私立茶熊学園 2015/6/9
◀ 思い出まとめへ戻る
◀ ソウマへ戻る