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ドウジャオ魚頭・物語

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一 行雲流水・壱

◆主人公【男性】の場合◆

(逆の場合の差分は募集中)

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夜が明けたばかりで、神殿の講堂にはひんやりとしたジャスミンの香りが漂っている。

それは食魂が花畑を通ったときについた、朝露の息だった。


今日は、鼎湖上素がお経の授業をする日だから、彼はあまり出かけないから、このような機会はめったにない。

したがって、この講堂は人で溢れていて、空席を一つ残した以外で欠席者はいなかった。


青団子

「あれ、欠席者がいるとは~?

 この席はたしか〜、ドウジャオ魚頭のだ!」


臭桂魚

「も、もしかして今日、朝の授業があるってしらないのでしょうか…

 今きっと焦っているかもしれません…」


青団子はあちこち見回して、びくびくして臭桂魚に近づいた――


青団子

「ドウジャオ魚頭は絶対に寝坊だよ!だってあの人、睡眠が冬眠みたいに長いし、睡眠不足が原因で怒りっぽくなるってずっと言うし、小旦那さまも知ってるよ~」


【選択肢】

・起こしてくる!

・誰が起こしに行って?

選択肢

起こしてくる!

青団子

「お、起こせるのは小旦那さまくらいだよ!

 こないだ彼を起こした時は機嫌サイアクで、青は怖くて真っ青だったもん!」


誰が起こしに行って?

青団子

「小旦那さま、決死隊の勇者でも、彼を起こす勇気はないよ!

 ドウジャオ魚頭が怒ったら、罵倒の玉手箱が開かれる!」


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青団子

「この前、小旦那さまと一緒に彼を起こして探索に行かせたときは…」






青団子

「ドウジャオーー魚頭ーー!起きて!もう朝の10時だよ!日差しがお尻に当たるよ~」


青団子

「みんな外で待ってるんだよ!探索はもうすぐ始まるからね〜

 若もここで待ってるよ~」


「パーン」の音につれて、ドアの木枠と窓の紙がグシャグシャになった。

ドウジャオ魚頭は勢いよく部屋から出てきた。


ドウジャオ魚頭

「もう終わりかい?マイクでも用意しようか?何時だと思ってんだ、あん?

 君がかわいくなかったら、耳に痛い言葉を入れたぞ!」


ドウジャオ魚頭

「僕の寝起きが悪いの知ってて、わざと怒らせに来たのか!く、空桑の行事なら、僕の代わりはいくらでもいるだろう!」

【選択肢】

・可愛いって誰が?

・怒ってほっぺが赤くなってるのかわいい

選択肢

可愛いって誰が?

ドウジャオ魚頭

「○○!君は何を笑ってるんだ、君のことは言ってない!

 あの全身が青々しい馬鹿のこと言ってるんだ」


青団子

「あ、あなたは緑色に偏見があるの?青のは青々しくて何が悪いの!」


怒ってほっぺが赤くなってるのかわいい

ドウジャオ魚頭

「可愛い…?何が可愛いんだ!○○、君は金秋願林のクルミに打たれて来い、目を覚ませ!」

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青団子

「こ、小旦那さまぁ……

 あの人は怖すぎるよ、一緒に探索に行きたくない……ううっ……」


青団子

「この前は、麻婆豆腐と喧嘩したって聞いたよ、それって本当だったんだね、うう……」





麻婆豆腐

「おいおいおい!ドウジャオ魚頭、起きろや!

 これから○○とランク戦やで!」


麻婆豆腐はトントンとドアを叩いていた、庭の雲雀も四方に飛び散ったくらいの勢いで。


ドウジャオ魚頭

「朝からトントントントンうるせぇ?

 この小槌野郎。僕のドアは年糕じゃねぇ!」


麻婆豆腐

「なんや?この怠け者、ひりひりさせんな。まだ出てけへんなら、屋根を全部めくってやるわ!」


ドウジャオ魚頭

「チッ、かかって来い。今日は君を殴らねぇと、君に悪い!」

【選択肢】

・ブッブーー!

・視聴者のみなさん、『ストファ』の現場へようこそ!

選択肢

ブッブーー!

ドウジャオ魚頭

「なにがブッブーだ?!クイズ番組じゃねぇし!この――」


ドウジャオ魚頭

「いやダメだ、君には怒らない。そばかす野郎はともかく、君には怒りたくないんだ。」


視聴者のみなさん、『ストファ』の現場へようこそ!

麻婆豆腐

「テレビゲーム?それはわしの天下や!○○は秋麗に変装してこっちに来るんや!」


ドウジャオ魚頭

「おい、私たちのことに○○を巻き込むな!一対一でグズグズするな!」

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麻婆豆腐はそれを聞き、すぐ怒った。二人は数秒間対峙した後、殴りあった…






臭桂魚

「わ、わかさまが砕椒魚頭兄さんのマフラーには触らない、

 言及もしないようにって言ってた…もし機嫌が悪そうだったら、私、私たち、すぐに逃げよう…」


臭桂魚

「もし鼎湖上素師匠のお経の授業を逃したらもったいないし…

 砕椒魚頭兄さんがもう起きていて、私たちに向かって怒りませんように…」


臭桂魚は、窓の紙の上に横たわり、徐々に廊下に移っている。

彼の小さな顔は、ドアの隙間にひっかかり、弱弱しく、喉から息の音を絞り出した。


臭桂魚

「砕、砕、砕砕砕椒魚頭…兄さん…」


臭桂魚

「今日は鼎湖上素師匠のお経の授業だから…わかさまと、起こしに来ましたよ…」


臭桂魚

「どうか、目を覚まして、布団から出て、ゆっくり立って、お…き…て…」


部屋の中から、早い足音が聞こえた。

臭桂魚がまだ気づいてないうちに、ドアがぶつかって――


臭桂魚

「ひゃあ――!」


ドウジャオ魚頭

「誰かいるのか?まさか僕にいたずらかい?」


ドウジャオ魚頭

「うん?外には誰もいない…あ、○○。さっきから君が僕の部屋の前にいたのか?」

【選択肢】

・鬼がぶつけ飛ばされた!

・そうだ、トリック オア トリート!

選択肢

鬼がぶつけ飛ばされた!

ドウジャオ魚頭

「な、なに?鬼は本当にいるのか?君は、大丈夫?怪我とかしてないか?」


そうだ、トリック オア トリート!

ドウジャオ魚頭

「トリック オア トリートって何だ?寝起きで腹が立ってて…なにも食べたくないんだ!」

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臭桂魚

「わぁ…ううぅ…辛い辛い…ううぅ…」


ドウジャオ魚頭

「さっきの音だ!

 この赤い奴はなんだ?なぜ唐辛子の竹かごに座ってる?」


臭桂魚は、大きい竹かごに突っ込んでしまったようで、全身唐辛子の粉まみれになった。

唐辛子の汁が、目に入ったようだ。涙を目いっぱいためてるし、ほっぺも赤くなっている。


臭桂魚

「ご、ごごめんなさい!砕椒魚頭兄さん、今すぐ出ます…

 私…はっくしょん!ううう辛い…」


ドウジャオ魚頭

「あっ、君には怒っていないよ。これは一番辛い赤唐辛子だ。

 早く、手を繋いで。引き出すぞ…」


とても苦しそうな臭桂魚を見て、ドウジャオ魚頭も恥ずかしくなった。

臭桂魚に手を出して、竹かごから引き出すつもりらしい。


臭桂魚は先程ぶつかったからか、青い顔をしている。しかも、唐辛子の汁が全身にまみれているから、

何度目かのくしゃみをした後、目の前がぼんやりしてきた――


臭桂魚

「あ、ありがとう砕椒頭兄さん…はっくしょん!」


臭桂魚は、先程まで掴んでいたドウジャオ魚頭の手を放して、ドウジャオ魚頭の赤いマフラーを引っ張った――


ドウジャオ魚頭

「――!?」


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二 行雲流水・弐

◆主人公【男性】の場合◆

(逆の場合の差分は募集中)

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青団子

「ドウジャオ魚頭!今朝の授業はどうしたの?

 あ、来るなって意味じゃないよ〜、青は…」


ドウジャオ魚頭

「「人生は芝居のようなもので、縁があってこそ集まる」

 恐れることはない。今は怒ることはない」


青団子

「そ、そうなの?そういえば、桂くんに会った?昨日若と起こしに行ったよね?」


ドウジャオ魚頭

「小さいことで癇癪を起こしても、後から後悔すると。

 あ、あの子は餃子の医館にいるはずだ。」

【選択肢】

・どんな詩を読んでいるの

・なぜ臭桂魚は医館にいるの?

選択肢

どんな詩を読んでいるの

ドウジャオ魚頭

「「他の人が怒っても、私は怒らない。病気になったら誰も代わらないから」

 これは開水白菜からもらった詩集『怒るな』だ。中には20種以上の詩が収録されている。」


ドウジャオ魚頭

「これらの話は真理だ、毎回話す前に心で一回読むことに決めたんだ。」


なぜ臭桂魚は医館にいるの?

ドウジャオ魚頭

「○○昨日もいただろう!あ、呼吸…

 小さいことは気にしない、目を開けて閉じるうちに終わったことだ…。」

「昨日、引っ張られた私の… うっ、とてもびっくりして、また竹かごを振り回してしまった。あの子はもう一回唐辛子がかかってしまった」

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餃子

「あいやや、かわいそうな臭桂魚。朝天唐辛子にアレルギーがあるようだねぇ〜。数日間は医館で観察しなきゃいけないよ。」


餃子

「目が傷ついて、毎日涙をいっぱいためているからね。もっと緑の植物が見れたらいいんだけどね…」


ドウジャオ魚頭は、不安げに首元のマフラーを引っ張っていた。もっと強く巻きたいようだ。


ドウジャオ魚頭

「…朝起こされるのは嫌いだ。

 一晩寝て、服やマフラーもちゃんと身に着けていられないから…」


ドウジャオ魚頭

「自分でコントロールできればよかったが…

 ああ、これを話すと、もっとイライラする!」


ドウジャオ魚頭

「やはり帰るぞ!君たちの気持ちのいい一日を邪魔しないように」


ドウジャオ魚頭が講堂から離れた。しばらく経っても、遠くから彼の声が聞こえる:

「笑う門には福満春台、病も憂いも去っていく。怒らない怒らない、怒らないの歌は心にある。」…


医館の古風で素朴な外壁には、赤いマフラーを巻いた食魂以外いない。

彼は、素手で岩壁を越える大冒険の途中だ。


なぜ、正々堂々と医館の正門から入っていかないのか?

裏庭から直接壁を登って、二階の窓から入っていった。


麻婆豆腐

「ドウジャオ魚頭?!数日間に会ってねぇのに、スパイダーマンになったんか!頭の上には鉢植えもある。本当にうけんな!」


ドウジャオ魚頭

「…な、なってない!」


麻婆豆腐

「あー、怖ぇ、声かけんわ!」


麻婆豆腐

「早く帰ってアナウンサーの生中継を見る、あんたのことは興味ねぇ!はははは…」


ドウジャオ魚頭は頭も振り返らずに、登り続けている。

高いところの風が、彼の襟をなびかせ、マフラーが窓の外のケヤキの枝に絡まりそうになった。


ようやく、医館二階の窓へと登りきった。

ドウジャオ魚頭はひっそりと一鉢の小さなヒナギクを窓のへりにおいて、少しずつ、室内の方へと押しやっている。


帰るとき、中で自分のことが話されているような声が聞こえ、

ドウジャオ魚頭は動きを止め、びくびくしながら中を見た。


太陽の光は病室に射していて、窓のへりにある、生気満々なヒナギクには誰も気づいていない。


臭桂魚

「若様、違います。私、私怒ってませんよ…

 これは全部、私のせいですから」

「もし、私がドアの入り口に立っていなければ、砕椒魚頭兄さんは驚きませんでした…驚かなければ、竹かごにはぶつかりませんでした…」

「竹かごにぶつからなけれれば、彼のマフラーを引っ張ることはなかったです…

 もし、引っ張らなければ…」

「あの日は何も見えなかったけど、でも、全部私のせいなんです。分かっていますよ…」

【選択肢】

・自分を責めすぎないで

・早口言葉もやめて

選択肢

自分を責めすぎないで

臭桂魚

「わ、わかさまは優しすぎます…

 このままでは、私はわかさまのお荷物になってしまいます…」


早口言葉もやめて

臭桂魚

「わ、わかさまのおっしゃる通りです…

 早口言葉はまだわかりませんが…双皮ミルクに聞いて勉強しなくては…」

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臭桂魚

「元は砕椒魚頭兄さんを起こしたかっただけなのに、こんなことになるなんて…」


臭桂魚

「自分が異質で、見た目も悪いし、匂いは…と自覚しているのに

 私みたいに人間に好かれない食魂は、自分を受け入れてもらいたいなんて過分に望んではいけないのです…」


臭桂魚

「砕椒魚頭兄さん、マフラーを触られるのが一番嫌いなのに…私が引っ張った…

 砕椒魚頭兄さんに嫌われちゃいます…」


ドウジャオ魚頭

「おい――!」


ドウジャオ魚頭

「1人で何を考えているんだ!」


窓に、一人の少年が逆光を受けて立っている。


ドウジャオ魚頭

「○○が何度君に伝えれば信じるのか、皆が君のことを好いている!

 君は異種なんかじゃない!」


ドウジャオ魚頭

「よく見るんだ、皆と違う、とはこういうことなんだ、本当の異種は僕なんだ――!」


臭桂魚

「……!」


夕日が開いた窓から差し込み、赤いマフラーを引っ張った壮拳を十分に見せつける、

そんな彼の顎と肩甲骨の間には、沈黙のような虚空しかない…


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三 行雲流水・参

◆主人公【男性】の場合◆

(逆の場合の差分は募集中)

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賑やかな道に、湘菜館がある。

台所を行き来する、鼻を刺激する辛さが部屋の中から漂っている。


まな板の上の音は、音楽のように速く、続いて、新鮮で柔らかい魚の身の上で目を奪う赤色が現れた。


ドウジャオ魚頭

「おい、次は、魚の頭を切らないのはどうだ?」


料理人A

「冗談はよして、ドウジャオ魚頭なら頭はいらないつぁて――うわっ!外、外に妖怪がいる!」


料理人B

「わあ!こ、この人なんで首がないんだ!助けて――!」


【選択肢】

・僕は首がないが、君は脳がない!

・首がないって、全部君たちのせいだ

選択肢

僕は首がないが、君は脳がない!

ドウジャオ魚頭

「ちっ、自分で見てみろよ、唐辛子を切っている時に九鬼まで切って入れていただろ!」


首がないって、全部君たちのせいだ

ドウジャオ魚頭

「首がないって、全部君たち料理人と関係ないわけがない!おい、逃げるな、首を戻せ」


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料理人A「興奮して頭が飛び出した!!あ…これがまさか『捜神記』の落頭氏なのか?」


料理人B

「む、無理だ、この衝撃は――妖怪はすべて蓬莱仙島のあたりに住んでいると聞いたのに…うっ」


ドウジャオ魚頭

「蓬莱仙島?あやしい、こいつらは毎日魚の頭を切ってるのに。人の頭になると怖がって。今度はマフラーをつけた方がいいな…」


語り部

「伝説によると、三国時代は、大将軍朱桓には女中がいます。寝ると頭がなくなってしまいます

 なんと、夜明けまで頭が飛びまわって、落、頭、氏と叫ぶそうです――!」


語り部

「彼女の頭は叫んだあと、もう1人の女中が彼女の体に布団を被せてあげて肩のあたりまで覆いました。これは大変です。落頭氏が飛んで帰ってきて、頭がどうしても体のつなぎ目を見つけられず、危機が目の前に迫ってきています――!」


【選択肢】

・手で頭を拾う

・こんなに弱くて本当に妖怪なの?

選択肢

手で頭を拾う

ドウジャオ魚頭

「頭と体は同時にコントロールできないのか?…これは妖怪なのか?僕より弱いのに…」


こんなに弱くて本当に妖怪なの?

ドウジャオ魚頭

「自分の頭まで守れないなんて弱すぎる。本当に僕と同類なのか?」


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語り部

「お?別の見解があるようです。ぜひ聞かせてください。」


ドウジャオ魚頭

「見解?いや忘れてくれ!知っていることはそんなにない。少し聞きたいことがあるんだ!」


ドウジャオ魚頭

「落頭氏が今どこにいるか知らないか?彼女と長年離れた親戚なんだ。あ――」


語り部

「はあ?身なりも整ってて、まじめな人だと思ったのに。私は貧乏だから騙されないぞ!」


ドウジャオ魚頭

「チッ、頼む信じてくれ!親戚を探すために湘南から山東まで探しに来たんだ!

 彼女の居場所が知らないなら…蓬莱仙島は知っているか?」


語り部

「あ、あなたは…背が伸びている?ちょっと待って、頭が…うわああ助けて…!」


ドウジャオ魚頭

「おい、どうしたんだ?語っている時は元気だったのに。どうやら本物の落頭氏を見たらびっくりしたようだな。

 ある成語があるらしいな…「葉公好頭」だったか?」


足早に歩く音が聞こえてくる


徳州扒鶏

「おとなしく逮捕されなさい。紅絹浪人。」


徳州扒鶏

「ずっと観察していましたよ。今まで1768.2mの道路で、分間平均0.8人という速度で通行人が倒れていました。あなたは道の武器を所持している疑いがある。私と一緒に巡査室に来てもらいましょう。」


徳州扒鶏

「少し待ってください。あなた…食魂ですよね?誰ですか、名乗りなさい。」


【選択肢】

・紅絹浪人・落頭氏・ドウジャオ魚頭

・僕はドウジャオ魚頭だ

選択肢

紅絹浪人・落頭氏・ドウジャオ魚頭

徳州扒鶏

「ですから、貴方はドウジャオ魚頭です。」


僕はドウジャオ魚頭だ

徳州扒鶏

「この料理は聞いたことがあります。湘南地域でとても有名らしいです。」


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徳州扒鶏

「徳州扒鶏です。貴方と同じく、食魂です。」


徳州扒鶏

「人間の世界で生きている食魂は、よく誤解を呼びますから、治安維持のためにも、自分の特異性を隠してください。」


ドウジャオ魚頭

「僕は、妖怪ではなく…食魂なのか?

 道理で、料理人が魚を切っているのを見て機嫌が悪くなるわけだ…」


ドウジャオ魚頭

「妖怪でも、食魂でも、僕と同胞で、僕のことをおかしいと思わなければそれでいいんだ。」


ドウジャオ魚頭

「ああ、この世界に、ぼくの居場所はないのか?」


徳州扒鶏

「食魂の居場所ですか?ああ、空桑という桃源郷のことは聞いたことがありますね。

 そこは食魂の理想的な場所で、数万以上の食魂が済んでいるそうです。」


ドウジャオ魚頭

「空桑?そこの人たちは僕と同じなのか!?

 彼らは、腕がないのか?それとも、足がないのか?」


ドウジャオ魚頭

「いや、これはないとは言えない…人間の基準で僕の同胞を測るべきではないな。

 同胞の世界で、僕のような者も普通だろう!」


徳州扒鶏

「貴方の言っていることはようわからりませんが、確かに行く価値はありますよ。」


ドウジャオ魚頭

「ありがとう、徳州扒鶏!

 この世界を数十年さすらって、今日ようやく迷いがなくなった。」


ドウジャオ魚頭は窓台の上に立っていて、ぼーっとしている光が、これの表情まで隠しているようだった。


気まずい沈黙の中、臭桂魚は一歩前に出たいようだったが、怖くて知事困ってしまった。

どうすればドウジャオ魚頭は降りて来るのだろうか――


ドウジャオ魚頭

「……。」


体の任意の位置に触れる

触れ合い

頭を触る

ドウジャオ魚頭

「本当の姿を見れば、近づけるのか?…○○、本当にわからない。」


手を触る

ドウジャオ魚頭

「手が冷たい、僕が驚かせたのか?」


体を触る

ドウジャオ魚頭

「マフラーを付けてくれて…やはりこんな姿の僕は見たくないだろう?何?風邪をひかないためだって?」


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ドウジャオ魚頭

「…まあいい、降りよう。君たちの同情の目には怒る気も失せる。」


ドウジャオ魚頭

「空桑に来る前に、鼻とか、髪とかがない食魂に出会ったら、どう慰めるべきかよく考えたのに…」


臭桂魚

「砕椒兄さん、私を慰めてくれませんか…?

 生まれつき臭い食魂の私を…」


ドウジャオ魚頭

「……。」


【選択肢】

・特別な自分がどこが悪いの

・空桑はずっとあなたのことを受け入れているよ

選択肢

特別な自分がどこが悪いの

ドウジャオ魚頭

「知ってるんだ。勇敢で自分自身を持っている人はいつも賞賛されると。

 しかし、この世界には…僕のような人だっている…」


ドウジャオ魚頭

「特別にはなりたくない。同法を見つけて目立たぬようにしたい僕のような人だっている。…こんな僕で何が悪いのか?」


空桑はずっとあなたのことを受け入れているよ

ドウジャオ魚頭

「性格の悪さも、頭が飛ぶことにしても…

 皆が僕のことを受け入れてくれてるのは知ってる。」


ドウジャオ魚頭

「でも、この世界は僕を受け入れなくてもいいところがある…

 だって皆が僕と同じで――正常だから!」


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ドウジャオ魚頭

「異種だとか、化け物として扱われたくない。

 興奮すると頭が飛んでしまうのも、毎日毎日赤いマフラーを巻くのだっていやだ。」


ドウジャオ魚頭

「ごめん、○○。僕の性格と同じで…僕はあくまでも人を困らせる食魂だ。

 空桑に来てからも、ずっと…」


ドウジャオ魚頭

「ずっと探している…一生かけて探すんだ…

 本当の姿を見せられる場所を…」

【選択肢】

・ずっとそばにいるよ

・いつか探せる

選択肢

ずっとそばにいるよ

ドウジャオ魚頭

「君は……本気なの?僕…」


臭桂魚

「私、私も砕椒魚頭兄さんが嫌じゃなければ…私もずっとそばにいます。

 支えて…振り返らなくても、匂いで私の存在を感じられます…」


いつか探せる

ドウジャオ魚頭

「そうだな、僕もそう思うよ…」


臭桂魚

「砕椒兄さんが普通でいられる場所は、

絶対世界のどこかにあります…!」


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外の天の川が映り、まるでドウジャオ魚頭と彼らの間を運河で区切っているようだ。


頭を上げると、彼らはずっと向こうにいて、離れていないことに気が付いた。


ドウジャオ魚頭

「そんなところが…まさか…目の前にあるのか…」


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