「冀求の記者」ヴォーリア
「冀求の記者」ヴォーリアの基本データ
出身 | 機械の国 |
---|---|
年齢 | 24歳 |
性別 | 男 |
レアリティ | ★3 |
属性 | 風 |
成長タイプ | 早熟 |
武器 | 短剣 |
武器種別 | 斬撃 |
同時攻撃数 | 1体 |
攻撃段数 | 3段 |
初期体力 | 初期攻撃力 |
---|---|
2,130 | 1,810 |
最大体力 | 最大攻撃力 |
4,047 | 3,439 |
覚醒体力 | 覚醒攻撃力 |
6,972 | 5,914 |
移動速度 | 攻撃間隔 |
64 | 1.41 |
リーチ | タフネス |
13 | 40 |
DPS | 総合DPS |
2439 | 2439 |
覚醒DPS | 覚醒総合DPS |
4,194 | 4,194 |
進化 | 進化後ユニット |
---|---|
進化前:「灰狼の記者」ヴォーリア |
追加日 | 2021.01.15 |
---|---|
1月進化開放2021 |
属性補正
炎属性
74%
水属性
135%
風属性
100%
光属性
100%
闇属性
100%
モデル
ストーリー
<紹介所>
ヴォーリア「よお、元気にしてたか?」
主人公「お久しぶりです、ヴォーリアさん!」
メルク「お久しぶりなのですよ!」
ヴォーリア「急に呼び出しちまって悪りぃな。」
主人公「いえ、俺たちもヴォーリアさんどうしてるかなって話してたんで、会えてうれしいです。」
ヴォーリア「……。」
主人公「ヴォーリアさん?」
ヴォーリア「いや、そう直で言われると……。反応に困るってか……な。」
主人公「は、はぁ……。」
ヴォーリア「実は今回、お前たちに頼みがあって呼んだんだ。俺もお前たちの旅についてってもいいか?」
主人公「え……? もちろん、いいですけど。あの、アミカさんの件を追うんでしたよね?」
メルク「それはもういいのですよ?」
ヴォーリア「……これだ。」
メルク「みゅ……? これは、王国の新聞なのです。」
主人公「ヴォーリアさんの、記事……。」
ヴォーリア「不老不死について新聞でとりあげられるのはこれが世界ではじめてだろうな。」
メルク「すごいのですよ~!」
ヴォーリア「小さい上に、三面下段だ。誰も読みやしねぇーよ。」
ヴォーリア「……けど、最初の記事だ。」
ヴォーリア「お前たちの旅についていくのは、他国で似た事件がないか、他の国の新聞社にも記事を掲載してもらえないか交渉するためだ。」
主人公「そっか、ヴォーリアさんの目的は植物の国の謎を解明することじゃなくて、アミカさんを不老不死から解放することですもんね。」
メルク「色んな国で新聞に載せてもらえれば、その分情報が集まるのですよ!」
ヴォーリア「そーいうことだ。」
ヴォーリア「お前たちと別れた後、植物の国中を取材しまくった。ムイスに頼んで、大学で原初の森や植物の国の歴史を研究している教授も紹介してもらった。」
ヴォーリア「そっからは伝承やら各地にのこる祭壇見に行ったり、いろんな人の話を聞きまくったよ。」
主人公「そうだったんですね。」
ヴォーリア「情報を集めるには、集まる仕組みを作らねぇーと、ひとりじゃ限界があるって気づいたんだ。」
メルク「それで、記事を王国の新聞に掲載したのですよ。」
ヴォーリア「そういうこった。……何か気になる人がいれば、この新聞社に問い合わせてくれるだろ。」
ヴォーリア「そしたら、俺に繋いでくれるように頼んだ。同じことを、他の国でもやりたいんだ。」
主人公「わかりました、俺たちも協力できることがあれば何でも言ってください!」
メルク「私たちもアミカさんとヴォーリアさんの、願いを叶えたいのですよ!」
ヴォーリア「……!」
ヴォーリア(俺の……、俺たちの願いか)
ヴォーリア(なるほど。こいつらやっぱり……)
主人公「ヴォーリアさん?」
メルク「どうかしたのですよ……?」
ヴォーリア「いや、なんでもねぇーよ。これから、よろしく頼むぜ?」
<回想・植物の国 - 人工庭園>
ヴォーリア「あんたには、その緑精ってのは見えないのか。」
アミカ「ええ。」
ヴォーリア「森に呼ばれる人間はこの世界との繋がりが薄いやつだって聞いたぞ。でもあんたの父親は、家族がいるのに森に呼ばれた。」
アミカ「確かにそう言われています。私も過去に、何人もそういう者に会ったことはある。」
アミカ「だが、それだけではない。哀しいかな、血がそうさせることもある。」
ヴォーリア「血……? ……血縁関係が影響しているのか?」
アミカ「皆、口外しないからな。あまり多くの者は知らないのだろう。」
アミカ「先生が青い薔薇を求めたのも、見えない鎖から恋人を守りたかったんだ。」
ヴォーリア「……俺が、他国の人間だからなのか。信心深い性格とは真逆だからか……。理解するのは難しいな。」
アミカ「そんな顔をしないでください。上辺だけの理解なら、私はしない方がよいと思っています。」
アミカ「理解したと軽はずみに口にする人間の方が、私はよっぽど信用できるとは思えない……。」
ヴォーリア「……。」
ヴォーリア「……でだ、話を戻すぞ。血の繋がりが関係して森に呼ばれるっていうなら、なんであんたは呼ばれなかった?」
アミカ「後で知ったのだが、私と父に血の繋がりはないそうだ。」
ヴォーリア「……。」
アミカ「ふふふ……。血が関与するというのなら、私は父と手を繋ぎ森に入っていただろうな。」
アミカ「でも実際は、森に誘われた父を追いかけ、その足にしがみつき、泣いて引き留めたらしい。幼すぎて、そのころのことなど何も記憶がないが……。」
アミカ「おそらくそのとき、父は森の場所を知った。あるいは、そこへ入るための何かを知った。」
アミカ「そして、私が倒れた時に呼ばれたのではなく、自らの意思で森へ向かったのだろう。」
アミカ「父は、種の存在を知っていたのかもしれない。あるいは森へ行けば、この宿のように奇跡を起こす得体のしれない力があると思っていたのかもしれないな。」
ヴォーリア「……森に入った人間が、そう簡単にまた外に出ることはできるのか? そんな話、取材では引き出せなかったぞ。」
アミカ「私もだ。そんな話は聞いたことがない。」
アミカ「ただ、父が戻ってきたように森は強制力をもって人を捕えたりするわけではないのだろうな。」
アミカ「戻りたいと強く願えば。」
ヴォーリア「……。」
ヴォーリア「俺の書いた記事が、王国の新聞に掲載してもらえることが決まった。しつこく粘ったおかげだ。」
アミカ「……そうでしたか。ありがとうございます。」
ヴォーリア「あんたの協力があったからだ。それに、これはまだ始まりだ。」
ヴォーリア「こんな突拍子もない内容、実際にはどれだけ世間に受け入れられるか分からないからな。」
ヴォーリア「正直、核心は何も掴めていない。この記事でどこまで情報提供がもらえるか……。」
アミカ「ヴォーリア様のせっかちは、なかなか治りそうもありませんね。」
ヴォーリア「……。」
アミカ「私も父も、何もしていなかったわけじゃないんですよ。特に……、父は森の秘密を知ろうとしていました。」
アミカ「それが分かれば、私の不死を直せるかもしれないと。……ですが、結果としてそれは叶わなかった。」
アミカ「……森に一番近かった父でさえ、明かせなかったんです。それをすぐに結果を出そうだなんて、焦りすぎですよ。」
ヴォーリア「……だから俺は違うアプローチをしてる。俺にとっちゃ森の秘密も場所も、重要なことじゃない。」
ヴォーリア「不死の躰を持つあんたが、そこから解放されればいいんだからな。」
アミカ「……ふふふ。」
ヴォーリア「な、なんだよ……?」
アミカ「ヴォーリア様は危険な人。すこしだけ、父を思い出しました。」
ヴォーリア「父親を?」
アミカ「まっすぐで、せっかちで、周りが見えなくなるところがある。」
アミカ「でも……、根っこにはいつも正義がある。」
ヴォーリア「……。」
アミカ「ただ、熱くなりすぎて視野が狭くなる傾向がある。そこが笑って許せる範囲で収まらないのが、ヴォーリア様の困ったところですが……。」
ヴォーリア「……うっせぇな。」
ヴォーリア(森に入って種を盗んだあんたの父親と俺が似てるわけねぇーだろ)
ヴォーリア(森に入るなんてのは、ほんとに最後の手段だ)
アミカ「……これからどうするおつもりで?」
ヴォーリア「他の国に行って、あんたみたいな人間がいないか探す。それと並行して、他に記事を掲載してくれる新聞社がないかあたってみるさ。」
ヴォーリア「できるだけ多くの国で、情報を集めるにはそれしかねぇー。」
アミカ「それなら、坊たちと一緒に行くといいかと。」
ヴォーリア「坊……? あぁ、主人公とメルクか。」
ヴォーリア「ずいぶんあいつらのこと、買ってるんだな。」
アミカ「あの子たちといれば、ヴォーリア様の悪い癖も抑えられましょう。私たちには、あの子らのようなものの見方を覚える必要がある。」
ヴォーリア「ものの見方……?」
アミカ「ええ……。私たちは見なくていいものを見て、大事なものが見えなくなる。」
アミカ「ヴォーリア様は私の父に似ているから、だから余計に、あの子と一緒に居てほしいんです。」
ヴォーリア「……へいへい。つまり俺は、あのガキに子守されるってことか。」
アミカ「ふふ……。」
アミカ「私も、ロゾーやエリシオンに子守をされています。子守される立場も、そう悪くないものですよ?」
ヴォーリア「ふん……、そーかよ。」
備考
関連ユニット
画像 | 同ユニット |
---|---|
「灰狼の記者」ヴォーリア |
画像 | ユニット名 |
---|---|
「大宿の薇笑婦」アミカ |
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