「零流する飢望」ノンレガール
「零流する飢望」ノンレガールの基本データ
出身 | 死者の国 |
---|---|
年齢 | 16歳 |
性別 | 男 |
レアリティ | ★5 |
属性 | 光 |
成長タイプ | 平均 |
武器 | 魔抽金杯 |
武器種別 | 回復 |
同時攻撃数 | 3体 |
攻撃段数 | 2段 |
初期体力 | 初期攻撃力 |
---|---|
2,489 | 2,589 |
最大体力 | 最大攻撃力 |
4,978 | 5,178 |
覚醒体力 | 覚醒攻撃力 |
7,678 | 7,953 |
スキル進化体力 | スキル進化攻撃力 |
移動速度 | 攻撃間隔 |
49 | 2.52 |
リーチ | タフネス |
150 | 42 |
DPS | 総合DPS |
2055 | 6165 |
覚醒DPS | 覚醒総合DPS |
3,156 | 9,468 |
スキル進化DPS | スキル進化総合DPS |
スキル1 | - |
---|---|
追加日 | 2018.12.14 |
---|---|
ダイヤ限定★5&★4スカウトフェス2018.12.14 | |
入手方法 | 各種ダイヤスカウト |
各種ダイヤスカウトから入手可能 |
属性補正
炎属性
100%
水属性
100%
風属性
100%
光属性
150%
闇属性
100%
モデル
ストーリー
ノンレガール「地上は月があるからか、眩しいね。これだけ明るいなら、ろうそくはいらなかったな。」
ノンレガール「ごめんよ、手際が悪くて。地上でやるのは初めてだからさ。……瓶の中のレディ。」
メルク「いえ、大丈夫なのですよ!」
ノンレガール「昼間、ここで突然声をかけて悪かったね。驚いただろう?」
メルク「お気遣いなくなのです!むしろ、とっても丁寧なお誘いで、少しドキドキしてしまったのですよ。」
メルク「でも、本当に私だけでよかったのです?よければ、外で待ってくれている主人公さんも一緒に……、」
ノンレガール「いいや、結構。ボクが誘いたかったのは君だけだから。」
メルク「そ、そうなのですね……。」
ノンレガール「改めまして、ボクはノンレガール。『エピキュリアンの晩餐会』という集まりで、会長なんてものに据えられている。」
メルク「よろしくなのです、ノンレガールさん!私はメルクというのですよ。」
ノンレガール「そう、わかった。」
ノンレガール「それじゃあしきたり通り、乾杯ではじめようか。瓶の中のレディ。」
メルク「(ス、スルーされたのですよ!)」
ノンレガール「ようこそ、ボクの晩餐会へ。歓迎するよ、瓶の中のレディ。」
メルク「お、お招きありがとうなのですよ。」
ノンレガール「つまらない挨拶は、これぐらいで。さぁ、食べて。」
メルク「みゅう、そのことなのですが……。」
ノンレガール「どうかした?嫌いなものでもあったかな?」
メルク「ごめんなさいなのです。私は体質的に食事ができないのですよ。」
ノンレガール「……へぇ、それは知らなかった。ごめんよ、事前の調査が足りなかったみたいだ。」
ノンレガール「それじゃあ君のお皿もグラスも、ボクと同じく、空っぽでよかったわけだね。」
メルク「みゅ!ノンレガールさんは遠慮なく食事してほしいのです!私はノンレガールさんとお話しできるだけで充分なのですよ~!」
メルク「そのお皿にはどんな料理が乗る予定なのです?みゅふふ、興味ありなのですよ!」
ノンレガール「フフッ、乗らないよ。目の前に料理があっても意味がないからね。」
ノンレガール「そういう意味では君と同じさ、瓶の中のレディ。」
メルク「みゅ……?」
ノンレガール「んん。言ってる傍から。」
メルク「ノ、ノンレガールさん?悶えたように見えたのですが、大丈夫なのです?」
ノンレガール「ああ、心配ない。ただ食事をしているだけだから。」
メルク「しょ、食事なのです?でも、ノンレガールさんはただ座ってるだけで……。」
ノンレガール「んん……最初はフルーツか。ついてないな。スープで始めたい気分だったのに。」
メルク「(みゅみゅ、どういうことなのです?ノンレガールさんは何も口に入れていないはずなのに、本当に何かを味わっているように見えるのですよ)」
ノンレガール「ああだけど……、美味しい。美味だ。また良い物を見つけたんだね、フルーツさん。」
メルク「(フルーツさん……。なんとも、瑞々しい響きの人なのです)」
ノンレガール「ああ、うん……ははは。本当に……、驚かせてくれるな。」
メルク「(それにしてもあの表情……、やっぱり、演技には見えないのですよ)」
ノンレガール「こうやって食事風景を驚かれるのも、ずいぶん久しぶりな気がするよ。」
メルク「みゅわ! ご、ごめんなさいなのです!」
ノンレガール「別に怒ってはいないさ。少し、懐かしい気持ちになっただけ。」
ノンレガール「知りたいかい、ボクの秘密を。」
メルク「教えてもらえるのです?」
ノンレガール「構わない。別に隠すようなことじゃないとボクは思うしね。ただまぁ、タネを明かせば単純なものさ。」
ノンレガール「ボクの一族はね、代々呪いをその身に宿す運命なのさ。」
メルク「の、呪いなのです!?」
ノンレガール「これが変わった呪いでね。この呪いを宿したものは、自分で自分の空腹を満たせなくなるんだ。」
ノンレガール「どんな料理も味はせず、食感もない。肉体の糧にもならず、魔法のように消滅する。それがこの呪いの効果さ。」
メルク「みゅ、みゅう……。それは、どういえばいいのか……。」
メルク「で、でも、さっきノンレガールさんは、確かに『美味しい』と言っていたのですよ?あれはいったい……?」
ノンレガール「ああ、呪いには対応策があってね。特別な契約を交わした者に食事を代行してもらえば、ボクの空腹も同時に満たされるんだ。」
メルク「食事の代行、なのです?みゅ! もしかしてさっき悶えていたのも……!」
ノンレガール「そう、代行者が食事をしてくれた。当然のことだけど、タイミングは示し合わせられないから、どうしても最初は驚いてしまってね。」
ノンレガール「口の中で唐突に味が広がるのは、いつまで経っても慣れない感覚だよ。」
メルク「みゅ~、苦労されているのですね……。」
ノンレガール「苦労は……どうだろう。呪いは生まれた瞬間から宿っていたから、ボクにとっては、この状態が当然だった。」
ノンレガール「代行者たちが食事をやめれば、ボクはただ衰弱していくしかない……。それに、恐怖を抱いたことはあったけど。」
ノンレガール「でも、それはもう昔の話だ。今はもう受け入れることができている。」
ノンレガール「ボクの人生は、始まった瞬間から他人に握られている。ボクの命はボクのものではない……ってね。」
メルク「ノンレガールさん……。」
ノンレガール「ねえ、君もそうなんだろう。瓶の中のレディ?」
メルク「私が、なのです?」
ノンレガール「君を初めて見たときに直感したよ。あの癒術士に運ばれている君は、間違いない。」
ノンレガール「君も、人生を彼に握られているんだろう?」
メルク「みゅ……。」
ノンレガール「彼に運んでもらわないと、君はどこにもいけない。たった1歩分でさえ、前に進むことはできない。」
ノンレガール「君の行く先は、彼に握られている。自分で自分を、自由にすることはできない。」
ノンレガール「似ているんだ、ボクたちは。」
メルク「……だから、私を晩餐会に誘ったのです?」
ノンレガール「ああ。ボクにとっては、初めて見つけた興味をひく存在だからね。」
メルク「そうだったのですね……。」
ノンレガール「さぁ、語ってくれ。君は彼に人生を握られて、いったい何を思うんだい?」
メルク「……ごめんなさいなのです。その質問にお答えすることはできないのですよ。」
メルク「だって私は、主人公さんに人生を握られているなんて、1度も思ったことはないのですよ。」
ノンレガール「……どういう意味かな?」
メルク「たしかに主人公さんに運んでもらわないと、私はどこに行くこともできないのですよ。」
メルク「でも、主人公さんは独断で私の目的地を決めたりしないのです。いつも、私がどこに行きたいのか聞いてくれるのですよ。」
メルク「主人公さんはいつだって私を対等に扱ってくれるのですよ。」
ノンレガール「……。」
ノンレガール「フフッ、そうだったのか。ああ、これは失礼。ボクの早とちりだったみたいだ。」
ノンレガール「フフフ、そうか。君はそう思える人なんだね。それじゃあ……、」
ノンレガール「ボクと君は、少しも似ていないね。」
メルク「……。」
ノンレガール「さて、ボクはそろそろ帰ろうかな。話せてよかったよ、瓶の中のレディ。」
メルク「ノンレガールさん。」
ノンレガール「なんだい?ああ、残った食事は表の彼にでも……、」
メルク「私たちと一緒に旅をしてほしいのですよ!」
ノンレガール「……旅? どうしてボクと?」
メルク「簡単なことなのです!私がもっと、ノンレガールさんと話したくなったからなのですよ!」
ノンレガール「フフフ、話して何になるんだい?今の会話でわかっただろう、ボクと君は、きっと理解しあうことはできないよ。」
メルク「……かもしれないのです。」
メルク「でも、ノンレガールさんのことを知った分だけ、ノンレガールさんと仲良くなることはできるのですよ。」
ノンレガール「……え?」
メルク「ノンレガールさん、仲良くなるために、相手のすべてを理解する必要はないと思うのですよ。」
メルク「私だって、主人公さんのことを何から何まで理解できているわけではないのです。喧嘩することだってあるのですよ。」
メルク「でも、私と主人公さんは仲良しなのです。それは相手の理解できないところだけじゃなくて、大好きなところも知っているからなのですよ。」
ノンレガール「大好きな、ところ……?」
メルク「はいなのです。私はノンレガールさんのそれを見つけたいのです。」
メルク「もっとも、私はもういくつか、大好きポイントを見つけちゃっているのですよ!みゅっふっふ、さすがは名探偵メルクなのです。」
ノンレガール「……。」
メルク「……ノンレガールさんにも、私に対して、それを見つけてもらえたら、それはとても嬉しいのですよ。」
ノンレガール「……残念だけど、無理だ。ボクの人生はいつ、誰に奪われるかわからない。」
ノンレガール「そんな人生で誰に……いいや、人だけじゃない。何に興味を持てっていうんだい?」
メルク「ノンレガールさんならできるのです。だってあなたはまだ、期待を持つことを諦めてはいないのですよ。」
ノンレガール「ボクが……?」
メルク「例えば主人公さんは美味しいものを食べたら、これは何だろうとか、また食べられるのかなとか、ウキウキしだすのです。」
メルク「その時の主人公さんの表情は、美味しいものを食べたあとのノンレガールさんとそっくりだったのですよ。」
ノンレガール「……だから、ボクも同じだって?」
ノンレガール「それは飛躍だよ、瓶の中のレディ。食べ物と人間は、まるで違ったものだ。」
メルク「でも、何にも興味を持てないということはないのですよ!何かきっかけがあれば、他のものにだって興味を持つことはできると思うのです!」
メルク「だから……、希望は絶対にあるのですよ、ノンレガールさん!」
ノンレガール「……。」
ノンレガール「本当に、ボクと君は似ていないね。どう生きてきたら、それだけの楽観的な思考になれるんだい?」
メルク「ら、楽観的!?そ、それはちょっと異議ありなのですよ!私はこれでも真剣に考えて……!」
ノンレガール「……でもボクは、君のそんなところが……、」
メルク「ノンレガールさん……?」
ノンレガール「……。」
ノンレガール「ねえ、瓶の中のレディ。ひとつ、聞いてもいいかな?」
メルク「なんでもどうぞなのです!」
ノンレガール「ありがとう。それじゃあ、君の名前を教えてほしいな。」
メルク「それは勿論、大歓迎なのですよ。でも、どうして突然……?」
ノンレガール「うん、だってさ。それを知っておかないと……、」
ノンレガール「仲間として君を呼ぶ時に、困るだろうから。」
備考
関連ユニット
画像 | 同ユニット |
---|---|
「儚黒の憂彩陽」ノンレガール |
ユニット検索 | |||||
---|---|---|---|---|---|
新着ユニット一覧 | |||||
リセマラおすすめユニット一覧 | |||||
レアリティ別 | |||||
★5 | ★4 | ★3 | ★2 | ★1 | |
属性別 | |||||
炎 | 水 | 風 | 光 | 闇 | |
武器種別 | |||||
斬撃 | 突撃 | 打撃 | 弓矢 | 魔法 | |
銃弾 | 回復 | ||||
出身別 | |||||
王国 | 妖精の国 | 機械の国 | 和の国 | 空の国 | |
西部の国 | エレキの国 | 魔法の国 | 恐竜の国 | 砂漠の国 | |
死者の国 | 少数民族の国 | 動物の国 | 常夏の国 | 植物の国 | |
科学の国 | お菓子の国 | 雪の国 | |||
コラボユニット |
※ ステータスの項目名でよくわからない場合は「ユニットページについて」を参照してください。
※ 画像やステータスなど掲載の無い場合は情報提供してくださると助かります。ストーリーはネタバレ配慮のため、コメント欄へ直接書き込まず返信から投稿してください。
当Wikiは、Happy Elements株式会社「メルクストーリア - 癒術士と鈴のしらべ - 」「メルクストーリア - 癒術士と鐘の音色 - 」の画像や文章データを利用しております。
該当コンテンツの転載・配布等は禁止しております。
©Happy Elements K.K
-
-
さすらいの癒術師さん
-
-
さすらいの癒術師さん
-
-
さすらいの癒術師さん
302018年12月16日 15:40 ID:t8980wosガイやワッフル, パユみたいに呪われてるとやっぱり中衛になるのかな
-
-
さすらいの癒術師さん
292018年12月16日 14:46 ID:qnc6rgzyメルク「なんでもどうぞなのです!」
ノンレガール「ありがとう。
それじゃあ、君の名前を教えてほしいな。」
メルク「それは勿論、大歓迎なのですよ。
でも、どうして突然・・・・・・?」
ノンレガール「うん、だってさ。
それを知っておかないと・・・・・・、」
「仲間として君を呼ぶ時に、困るだろうから。」
-
-
さすらいの癒術師さん
282018年12月16日 14:46 ID:qnc6rgzyメルク「ら、楽観的!?
そ、それはちょっと異議ありなのですよ!
私はこれでも真剣に考えて・・・・・・!」
ノンレガール「・・・・・・でもボクは、
君のそんなところが・・・・・・、」
メルク「ノンレガールさん・・・・・・?」
ノンレガール「・・・・・・。」
「ねえ、瓶の中のレディ。
ひとつ、聞いてもいいかな?」
-
-
さすらいの癒術師さん
272018年12月16日 14:45 ID:qnc6rgzyメルク「でも、何にも興味を持てないということはないのですよ!
何かきっかけがあれば、他のものにだって
興味をもつことはできると思うのです!」
「だから・・・・・・、
希望は絶対にあるのですよ、ノンレガールさん!」
ノンレガール「・・・・・・。」
「本当に、ボクと君は似ていないね。
どう生きてきたら、
それだけの楽観的な思考になれるんだい?」
-
-
さすらいの癒術師さん
262018年12月16日 14:44 ID:qnc6rgzyメルク「例えば主人公さんは
美味しいものを食べたら、これは何だろうとか、
また食べられるのかなとか、ウキウキしだすのです。」
「その時の主人公さんの表情は、
美味しいものを食べたあとのノンレガールさんと
そっくりだったのですよ。」
ノンレガール「・・・・・・だから、ボクも同じだって?」
「それは飛躍だよ、瓶の中のレディ。
食べ物と人間は、まるで違ったものだ。」
-
-
さすらいの癒術師さん
252018年12月16日 14:44 ID:qnc6rgzyノンレガール「・・・・・・残念だけど、無理だ。
ボクの人生はいつ、誰に奪われるかわからない。」
「そんな人生で誰に・・・・・・いいや、人だけじゃない。
何に興味を持てっていうんだい?」
メルク「ノンレガールさんならできるのです。
だってあなたはまだ、
期待を持つことを諦めてはいないのですよ。」
ノンレガール「ボクが・・・・・・?」
-
-
さすらいの癒術師さん
242018年12月16日 14:43 ID:qnc6rgzyメルク「はいなのです。
私はノンレガールさんのそれを見つけたいのです。」
「もっとも、私はもういくつか、
大好きポイントを見つけちゃっているのですよ!
みゅっふっふ、さすがは名探偵メルクなのです。」
ノンレガール「・・・・・・。」
メルク「・・・・・・ノンレガールさんにも、
私に対して、それを見つけてもらえたら、
それはとても嬉しいのですよ。」
-
-
さすらいの癒術師さん
232018年12月16日 14:42 ID:qnc6rgzyノンレガール「・・・・・・え?」
メルク「ノンレガールさん、仲良くなるために、
相手のすべてを理解する必要はないと思うのですよ。」
「私だって、主人公さんのことを
何から何まで理解できているわけではないのです。
喧嘩することだってあるのですよ。」
「でも、私と主人公さんは仲良しなのです。
それは相手の理解できないところだけじゃなくて、
大好きなところも知っているからなのですよ。」
ノンレガール「大好きな、ところ・・・・・・?」