「協する黄狼」らいら
「協する黄狼」らいらの基本データ
出身 | 和の国 |
---|---|
年齢 | 9歳 |
性別 | 女 |
レアリティ | ★4 |
属性 | 光 |
成長タイプ | 早熟 |
武器 | 刀 |
武器種別 | 斬撃 |
同時攻撃数 | 1体 |
攻撃段数 | 3段 |
初期体力 | 初期攻撃力 |
---|---|
3,280 | 2,680 |
最大体力 | 最大攻撃力 |
6,232 | 5,092 |
覚醒体力 | 覚醒攻撃力 |
9,982 | 8,092 |
スキル進化体力 | スキル進化攻撃力 |
移動速度 | 攻撃間隔 |
58 | 1.97 |
リーチ | タフネス |
25 | 39 |
DPS | 総合DPS |
2585 | 2585 |
覚醒DPS | 覚醒総合DPS |
4,108 | 4,108 |
スキル進化DPS | スキル進化総合DPS |
スキル1 | - |
---|---|
追加日 | 2019.12.13 |
---|---|
シャペルルルの魔法絵本2019.12.13 | |
入手方法 | 魔法絵本セレクトレター |
魔法絵本セレクトレターから入手可能 |
属性補正
炎属性
89%
水属性
89%
風属性
89%
光属性
100%
闇属性
150%
モデル
ストーリー
らいら「……お許しを、へみみ様。自分は貴女の期待に応えられへん、阿呆です……。」
「ううっ! これにてさらば! 化生屋の成功をお祈りしとります! しゅたっ!」
主人公「ぐほおっ!?」
らいら「はっ!? し、しまった! ……じゃなくて、しもうた! 勢いあまって、誰かの腹部に突撃してしまうとは!」
らいら「も、申し訳ありません! 大丈夫ですか!?」
主人公「あ、ああ……。パン屋のおやじさんにもらったパンを、お腹あたりにしまっといて助かったよ……。」
らいら「なんと! おおきに、おやじ殿……。」
らいら「おや、そういえば貴方とは、前にもどこかで出会ったような……?」
主人公「俺は主人公だ。君は……らいら、だよな? 化生屋の。」
らいら「自分のことをご存じで!? はっ! これがねねか先輩の言っておられた……、」
らいら「『すとぉかぁ』!」
主人公「大きな声でやめて!?」
主人公「違う違う! たまに化生屋の手伝いをしたり、公演を見させてもらってるんだよ!」
らいら「そういえば裏方様の中で、貴方の姿を見たことがあるような……。し、失礼しました。」
らいら「しかし、ひとつ訂正が。自分はもう、化生屋のらいらではありまへん。」
主人公「えっ?」
らいら「……『雷獣』のらいら。本日をもって、化生屋から抜けたんです。」
主人公「えぇ!? ど、どうしてまた……。」
らいら「これは自分の問題。主人公殿には関係のないことです。」
主人公「そ、そうだな……。悪い、この話はしないよ。」
らいら「わかっていただけて、何よりです。」
主人公「ところで、ここに来る途中に、アフロヘアーになったはやてと会ったんだけど……。」
らいら「言った傍から!」
主人公「あっ、あれが原因なのか!?」
らいら「うがぁ! 主人公殿、うがぁー!」
主人公「ポ、ポカポカ叩かないでくれー! 悪かった! 悪かったから!」
らいら「ぐるるる! まったく、油断も隙もない! これだから人間は……!」
主人公「すみませんでした……。」
主人公「……えーっと。」
らいら「はぁ……。ここまで来たら、隠しきれませんね。」
らいら「そうです。はやてを『あふろへぁ』にしたのは自分。ついカッとなって、やってもうたんです……。」
主人公「カッとなって、アフロに……。」
らいら「きっかけは些細なことでした。はやてと、いつものように口論をしてしまい、それがどんどんと激しくなり……、」
らいら「気づけば、自分は怒りのままに、奴に雷を落としとったんです。」
主人公「雷を……。」
主人公「雷!?」
らいら「も、もちろん本物やありまへん! 自分の妖術です!」
らいら「化生屋を手伝ってくれている主人公殿なら、我々の正体はもうご存じなんでしょう?」
主人公「あ、ああ。妖怪なんだよな? みんな、同郷だって聞いてるけど。」
らいら「そうです。ですが自分だけは、はぐれの妖怪でして。」
らいら「生まれ持った妖術が強力すぎるがために、妖怪の隠れ里には身をおけず、当然、人里に紛れ込むこともできない……。」
らいら「そうして山奥に逃げ込んだ自分を、へみみ様が化生屋に迎え入れてくれたんです。」
主人公「そうだったのか……。でも、妖術は?」
らいら「へみみ様が制御の術を教えてくれました。お陰で自分は山を下りることができ、みずみのような友を得ることも……、」
主人公「はやては?」
らいら「あのイタチは友達なんかじゃありまへん!」
らいら「稽古も不真面目、『あどりぶ』はぶっこむ! 悪戯ざんまいな上に、毎日絡んでくる! ぐるるるる、あおーん! 思い出しただけで腹が立つ!」
主人公「そ、そうですか……。」
らいら「……ですが、奴も仲間です。自分の素性を知りながら、追い出そうともせず、受け入れてくれた、大切な……。」
らいら「自分はそんな仲間を傷つけたんです。感情のままに妖術を使って……。へみみ様の教えも無駄にして!」
らいら「こんな自分は最早、化生屋にいる資格はない! 故に化生屋を離れ、山に戻るしかないんだ! くぅーん! さようなら、みなさん!」
主人公「ま、待て待て待て! 事情はわかったけど、さすがにそれは気が早いんじゃないのか?」
らいら「ぐるる! 人間がわかったような口を利くな!」
らいら「知っているんだぞ! 最初は優しく近づいてきても、あたしの素性を知れば恐れ、遠のく!」
らいら「お前らなど、信用してなるものかぁー!」
主人公「落ち着け、らいら! うぎゃああああ、ほっぺ噛むなぁ!」
らいら「はっ!? じ、自分はまた!」
らいら「も、申し訳ありません! 感情が昂ると、つい山暮らしの記憶が蘇って……。ああ、歯形がついとる!」
らいら「もう自分はこの国にいる資格はありまへん! 即刻、国へと帰ります!」
主人公「徹底してるなぁ! いやいや、俺を噛んだくらいで、そんなに大袈裟に考えなくていいから!」
主人公「俺は怒ってないって。らいらも、ちゃんと謝ってくれたしな。」
らいら「は……? しゃ、謝罪一つで許すというんですか?」
らいら「貴方は本当に人間か!?」
主人公「引っかかる言い方だな……。」
主人公「人間も妖怪も関係なく、ちゃんと事情を話したり、謝ったりすれば、意外と穏便にすんだりすると思うぞ?」
主人公「もちろん、全てがそうだとは言わないけど……。実際らいらは、そうだったもんな。」
らいら「う、むむぅ……。」
主人公「でも……少なくとも、はやてや、へみみさんは違うんじゃないか?」
主人公「話せばきっと、わかってくれる。そういう人達だろ?」
らいら「……。」
みずみ「らーいら!」
らいら「がふっ!? み、みずみ? と……、」
はやて「……。」
らいら「は、はやて……。」
みずみ「急にどっか行くから、びっくりしたやんなー。見つかってよかった!」
らいら「自分を、探してたんか……?」
みずみ「とーぜんやんな! なー、はやてー?」
はやて「……おう。」
らいら「そう、か……。」
らいら「うう……?」
主人公「(がんばれ……!)」
らいら「主人公殿……。」
らいら「……よし。」
はやて「おい、らい……、」
らいら「すまなかった!」
はやて「は?」
らいら「怒りのままに、お前を『あふろ』にしてしまった。あたしの未熟さが、お前の毛根を傷つけたんだ……。 本当にすまない!」
らいら「……ゆ、許してくれると、嬉しい。」
はやて「らいら……。」
みずみ「先手を取られたやんな、はやて。」
はやて「う、うっさいわ!」
らいら「先手?」
はやて「ん!」
らいら「わっ! な、なんや、この包み……?」
はやて「お前なら、匂いかげばわかるやろ。」
らいら「この甘い香りは……みたらしさんか!? で、でもどうして?」
はやて「そ、それはやなぁ……。」
みずみ「どう謝ればいいかわからんから、贈り物でご機嫌とりっていう作戦やんなー。」
はやて「黙っとけみずみぃ!」
らいら「お前も……?」
はやて「こ、今回は、うちもちょーっぴり悪かったからな。」
はやて「……お互いに、これで手打ちにしようや。」
らいら「……。」
主人公「良かったな、らいら。」
らいら「あ、ああ! はい! ありがとうございます!」
らいら「主人公殿が助言をくれたお陰です! でなければ自分、化生屋をやめるところで……、」
みずみ&はやて「えぇっ!?」
らいら「勘違いしておりました。人間の中には、主人公殿のような……、」
みずみ&はやて「らいらぁー!」
らいら「がふぅー!?」
みずみ「みずみら、3人そろって一人前やんな! やめんで、らいらー!」
はやて「うちらは、これからの化生屋を背負っていかなあかんねんぞー!? 真面目なお前なしでどうせいっちゅうんや!」
らいら「う、うわああああ! 助けて、主人公殿ぉー!」
主人公「ら、らいらー!」
ねねか「ほら見ぃ。まねぇじゃあ君の手助けはあったみたいやけど、自分らで、勝手に解決しとるわ。」
へみみ「そう見たいですねぇ。ふふ、ねねかさんの言う通り……、私は少し、過保護すぎました。」
主人公「あっ、へみみさん! ねねかさん! 助けてください! 3人がー!」
らいら「よくもあたしのみたらしさんをー!」
はやて「わざとちゃう言うてるやろがー!」
みずみ「けろろ! みずみもやるやんなー!」
ねねか「あらら、こらまねぇじゃあ君じゃ、なんともならへんね。手をかしてあげよか、へみちゃん?」
へみみ「そうですねぇ。行きましょか。」
「(……この子らなら、もう大丈夫。容姿が違おうとも、手を取り合って助けあえる。なら、どんな障害にも負けたりしまへん)」
「(それに……主人公さん)」
「(彼のような人間がいるのであれば、きっといずれ、妖怪と人間は分かり合える。ああ、その日が今から楽しみですね)」
へみみ「(でも今はひとまず、目の前のこと。あかんことはあかんと言い、それから、うんと褒めてあげんと)」
へみみ「というわけで、化生屋の王国公演。まず今日はこれかぎり。」
へみみ「次回もずずずいっと、希い(こいねがい)上げ奉りまする。」
備考
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★5 | ★4 | ★3 | ★2 | ★1 | |
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炎 | 水 | 風 | 光 | 闇 | |
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銃弾 | 回復 | ||||
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