【パルワールド】評価とレビュー
目次 (評価とレビュー)
パルワールドの評価・レビュー
筆者の評価 | 8/10点 |
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steamでの評価 | 非常に好評 (233,496件※のレビュー中94%) ※2024年2月28日時点 |
■よかった点
- システムがわかりやすい
- 操作が簡単
- パルは「家族」になった
- どんなパルにも役割がある
- 自由度が高い
- パルと一緒に戦うのが楽しい
- 銃器のモーションへのこだわりが強い
- パルの作り込みが丁寧
■悪かった点
- 不具合が発生しやすい
- パルを使わないとできない事がある
- 近接武器が残念
■こんな人におすすめ
広大な世界を駆け回り、パルと共に生活を豊かにしていくやり方はプレイヤーの自由です。
ただの戦闘、クラフト、建築に物足りなさを感じているプレイヤーにおすすめの作品です。
良かった点
システムがわかりやすい
パルワールドはどこか既視感のあるシステムやデザインが多数あり、思い当たる人ならすぐに理解できる要素が複数あります。
またそれらのゲームをプレイしたことのない人でもわかりやすい様に、ゲーム内のガイドや説明は丁寧に作られています。
UIもシンプルで見やすく、アイテムもゲーム内で使途が確認できるので、「持っているが何に使うのか分からないアイテムがある」といった現象が起こりません。
操作が簡単
キャラクターの操作自体も非常に簡単で、武器を使う際もFPSのようなエイム力が問われる場面はありません。
また建築の操作も置くだけなので非常に簡単です。
▲整地の必要なし。壁や階段を繋げるのも簡単 |
パルは「家族」になった
プレイヤーは捕まえたパルと協力して戦闘や作業を行います。
パルだけに仕事や戦闘をさせるのではなく、プレイヤーと一緒に協力をするので、次第にただの味方から「家族」のような感覚になります。
また拠点では沢山のパルが一緒に作業をするため、一緒に拠点を発展させていく楽しみがあります。
どんなパルにも役割がある
パルワールドは戦闘もありますが、採集や作業、移動など様々な要素にパルが関わってきます。
戦闘が得意でないパルでも、拠点で作業する上では重要になる事があり、序盤で捕まえられるパルから終盤で捕まえられるパルまで各自に役割があります。
自由度が高い
拠点の建設、ダンジョンの攻略、パルの収集や厳選など、様々な遊び方が可能なゲームです。
NPCですら捕まえることもできてしまう自由度の高さがあります。
また、設定を変更する事で、難易度を細かく設定できることも、自由度を高めている理由の一つです。
パルと一緒に戦うのが楽しい
戦闘時にパルを呼び出すと自動で戦ってくれます。
パルはそれぞれ技を使えるほか、そのパルにしか使えない「パートナースキル」もあり、パルごとに違った戦闘スタイルを楽しむ事ができます。
パルに乗って任意で技を出すことも可能です。
銃器のモーションへのこだわりが強い
本作には銃器が登場しますが、どれもモーションのクオリティが非常に高いです。
リロードや薬莢の排出まで細かく作り込まれている点は評価が高く、プレイしていて楽しいです。
▲ショットガンを撃っている様子。反動で銃身が跳ね上がる細かさ |
パルの作り込みが丁寧
パルごとにステータスの差があるのはゲームとしてのお約束ですが、それ以外にも違いがあります。
歩く速度や採集の方法、睡眠のとり方までパルごとに分かれています。
▲筆者お気に入りパルの「ボルカノン」の入浴。大きいので前足しか浸かれていないが気持ちよさそう |
パルにライドする際のモーションもきちんと作り込まれています。
▲小さなパルにはぶら下がり、大きなパルは背中に乗る |
悪かった点
不具合が発生しやすい
拠点にいるパルが動かなくなったり、プレイヤーやパルが地面に埋まってしまうなどの不具合が発生する事が少なからずあります。
しかし、パルワールドは早期アクセスであり、こまめな不具合の修正も行われています。
パルを使わないとできない事がある
金属の精錬など、ゲームを進めていく上で重要な要素がありますが、中にはプレイヤーだけで作成できないものもあります。
パルを使わない縛りをしたい場合に入手できないアイテムが出てきます。
近接武器が残念
銃火器のモーションが作り込まれている一方で、近接武器は種類もモーションも少ないです。
剣、槍、バット、スタンバトンなどがありますが、剣と槍の2つのモーションしかありません。
銃に比べてダメージも出ないので戦闘で使う理由がなく、矢や弾薬がない時の代替品の立ち位置になっているのが残念です。
敵対するパルが多い
こちらを見ると逃げるパルがいる一方、プレイヤーが攻撃をしていなくても目視した時点で襲い掛かってくるパルが一定数います。
ワープ先を選んでいる間にも攻撃してきたり、敵対してきたパルの攻撃が他のパルに当たり、何故かプレイヤーに敵対される等が起こるため気が抜けません。
メタスコアと発売後の評価
メタスコアは早期アクセスなのでない
パルワールドは早期アクセスのゲームなので、メタスコアはありません。
しかし、metacriticに掲載されているレビューの殆どで80点前後の評価を得ています。
海外のレビュー
”Palworld はまだ早期アクセスの段階ですが、他の多くの生き物収集ゲームよりもはるかに洗練されており、魅力的です。サバイバルの仕組み、やりがいのある戦闘、クラフト、探索のすべてが連携して、ここ数年で最も魅力的なゲームの 1 つを作り上げています。協力マルチプレイで友達と一緒にプレイできるので、友達と交流するのにも最適です。”
”パルワールドはまだ完璧でも完成でもありません。しかし、多くの欠点があっても、それが提供する楽しさと成功が損なわれることはありません。さまざまなゲームジャンルが混在しており、従来のゲームとは異なる新しい体験をプレイヤーに提供します。『パルワールド』は歴史に残るゲームになるだろう。”
発売後の評価
リリースが開始されると、「ポケットモンスター」シリーズとデザイン、システムが酷似していると話題になり、裁判になるとの噂も出ていました。
しかし記事作成時点(2024年2月28日)現在でもポケモン側からの訴訟は起きていません。
またプレイヤーが増加し、デザインやシステムの違いも認識されはじめた事で、パルワールド自体の評価が高くなりました。
ゲームの売り上げはリリース当初から好調で、リリースから8時間で100万本を売り上げるなど、ゲーム史上最も早いペースで売れたゲームの一つとなりました。
売り上げの比較
タイトル | リリース3日(累計本数) | リリース2週目(累計) |
---|---|---|
パルワールド | 500万 | 1200万 |
ゼルダの伝説 ティアキン | 1000万 | 1024万 |
ポケモンSV | 1000万 | 1057万 |
実際にプレイした感想
あまりにも大きいボリューム
寄り道無しでパルの図鑑を完成させるだけでも40~50時間、ボスの制覇やパルの育成までやろうとした場合は容易に100時間を超えるボリュームとなっています。
筆者は寄り道をかなりしているため、中盤の時点で80時間を超えていました。
やりこみ要素の例
- パル図鑑の完成
- 希少なパル集め
- 伝説のパル捕獲
- 各地のボスを倒す
- 拠点の建設
- 武器の設計図集め
- パルの厳選
どんなゲーム?
パルとのサバイバル生活を送る
プレイヤーは漂着した島で空腹を満たす、住む家や寝床を確保するなど、サバイバルをする事になります。
その中で、島に生息する不思議な生物「パル」や、パルを狙う密猟団との戦闘など様々な出来事に対応する必要があります。
パルとの協力
パルワールドでは「パル」を捕まえることが可能です。
捕まえたパルは味方となり、プレイヤーと共に戦闘を行ってくれる他、料理や採集など様々な作業を手伝ってくれます。
パルの中には背中に乗って移動できるパルもいます。
プレイヤーの自由に生きる
このゲームにはストーリーがありません。そのためプレイヤーが自由に生活する事ができます。
何をするのも自由ですが、各地にボスや伝説のパルが存在するため、やる事が尽きないのもこのゲームの特徴です。
プレイヤーができる事には以下のようなものがあります
建築
様々な建材があるので、プレイヤーの好みの家を作る事ができます。
床と壁を並べるだけで本格的な城壁ができます。
パルの収集
様々なパルを捕まえて図鑑を作る事ができます。
中には配合やタマゴから出ない「伝説のパル」もいます。
倒すのも捕まえるのも非常に大変ですが、非常に強力なパルなので、伝説のパルに挑戦する事も目標の一つになります。
マルチプレイも可能
他のプレイヤーとプレイする事ができます。
サーバーを利用する事で、最大32人まで一緒に遊ぶことができます。
発売前の評判
発表時はあまり注目されず
パルワールドは2021年6月5日の「INDIE Live Expo2021」で発表されました。
開発元のポケットベアのゲーム「Creftopia」の評判もあり、一定以上の注目はありましたが、現在ほど注目されていませんでした。
リリース直前に注目が増加
2024年1月9日に開発がリリース決定記念トレーラーの公開を行いました。
この辺りから徐々に注目が集まり始めました。
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