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ローズマリー

最終更新日時 :
1人が閲覧中
作成者: ゲストユーザー
最終更新者: ゲストユーザー


Illustrator:御船麻砥


名前ローズマリー
年齢22歳
職業プログレッシヴ・ギタリスト
目的生き別れた『彼』を探している

戦後を生きるギタリスト。戦死したと言われる「彼」の生存を信じ、再会のために旅を続ける。


スキル

RANKスキル
1フリックドライブ
5
10
15



  • フリックドライブ [TARGET]
  • FLICK成功時にボーナスを得る。しかしFLICKはMASTERかWORLD'S ENDにしか無い上に譜面ごとに数にかなりバラつきがあるため、FLICKが多い譜面の把握は必要。詳細はこちらを参照。
  • 35回で5本到達可能、+3以降は73回で6本到達可能。
  • 筐体内の入手方法(2021/8/5時点):
  • 筐体内では入手できない。
プレイ環境と最大GRADEの関係
プレイ環境最大
開始時期ガチャ
PARADISE×
(2021/8/5~)
無し×
あり
PARADISE
(~2021/8/4)
無し
あり+3
CRYSTAL無し+1
あり+7
AMAZON無し+1
あり+7
STAR+以前
GRADE効果
▼以降はCARD MAKERで入手するキャラが必要
(2021/8/5以降では未登場)
初期値FLICK成功時にボーナス
+580
(60回=34800)
+1(65回=37700)
+2(70回=40600)
+3(75回=43500)
▼以降はCARD MAKERで入手するキャラが必要
(PARADISE以降では未登場)
+4(80回=46400)
+5(85回=49300)
+6(90回=52200)
+7(95回=55100)
理論値:97700(5本+17700/22k)[+1]
理論値:115100(6本+13100/24k)[+7]

所有キャラ【 ローズマリー / ラニウス(1,5) / ルナ(1,5)

PLUSまでの旧仕様

AIRバージョンから有効回数が増加した。所有者も増加した。

初期値FLICK成功時にボーナス +580(最大55回=31900)
GRADE UPFLICKボーナス 5回増加(最大70回)

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ランクテーブル

12345
スキルEp.1Ep.2Ep.3スキル
678910
Ep.4Ep.5Ep.6Ep.7スキル
1112131415
Ep.8Ep.9Ep.10Ep.11スキル
1617181920
-----
2122232425
----スキル
~50
スキル
~100
スキル

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STORY

EPISODE1 ローズマリー「私の旅は終わらないわ…… あの人の確かな足跡を見つけるまでは」

ほんの少し昔。

 恐慌と戦雲の名残が色濃く感じられる世界に。

 悲しくも決然とした、相反する音を奏でる薔薇の奏者がいた。それはある人には弔いの音に聞こえ、またある人にはわずかな希望を繋ぐ音に聞こえた。

 

 各地を転戦する傭兵であった『彼』は戦死したと聞かされていたが、彼女は信じていない。

 馴染みのない土地を演奏活動で巡りながらも、彼女は『彼』のわずかな生存の手掛かりを求め、あらゆる手を尽くして情報を集めている。

EPISODE2 停戦、そして戻らない過去「私は『彼』を捜す旅に出るわ……」

 大陸全土を覆っていた戦雲も、今は霞んでいる。

 そのわずかな切れ目を縫うように、私は旅に出る。

 

 戦乱の時代は、長かった。

 私と『彼』が物心ついた頃には既に、模擬銃剣で敵を突く訓練や、緊急退避訓練が日常だった。

 戦争ごっこをよくしたものだが、敵が何者なのか、子どもだった私たちは、知らないままだった。

 そして知らないままに、私たちは共に育った。

 未来のわからない世の中だったが、いつしか『彼』と私は、将来を誓い合う仲となっていた。

 

 だが、いまだ『彼』は私の元には帰らない。

 砲火の音が止み、市民が楽器を手に取ることができるほどに諸国の政情が回復しつつある今も、傭兵となって外地の激戦区へと向かった『彼』は、戻らなかった。

 

「私のほうから、『彼』を捜しに行かなければ」

 そう思った。

EPISODE3 旅路とギター「聴いていく? 退屈はさせないよ」 手には一通の手紙と古い写真。私は車上の人となる。

「終点まで、おとな一枚。座席は適当に」

 長距離列車の切符を窓口で求める。

 愛用のギターと小さなスーツケース、そして一通の手紙と古い写真を持って、私は車上の人となった。

 

「ようやく山岳まで線路が繋がって助かったよ」

 行商人らしき向かいの席の男が話し掛けてきた。

「工業地帯の爆撃被害は、ひどいもんだったからな」

 知っている。この路線は復興したばかりだ。それでも鉄道は比較的安全な乗り物だろう。地域の掌握ができていれば、列車は走り、乗客はいずれ目的地につく。

 

 突然、列車が鉄橋の手前で停止した。敵軍に橋を破壊されたのかと一瞬胸がざわつくが、思い過ごしだった。

 信号トラブルを係員が解決するまでの1時間、私は退屈を紛らわせるために、ミュートしたギターを弾く。

 

 ふと気がつけば、開いたギターケースには、同じ客車の皆からのチップが、大量に投げ込まれていた。

 これで旅費を稼ぐのは、やはり悪くない考えだ。

EPISODE4 地方都市、バーでの会話「今夜、そいつを弾く気はないか?」「いいわ……宿代をサービスしてくれるなら」

 行商人に別れを告げ、私は途中下車をする。

 そこは隣国に程近い地方都市だ。知らない街に来ればまずはバーに立ち寄るのが、私の習慣だった。

 

「人を捜しているのだけど。この写真の人」

 私はバーカウンターにいたマスターに、手紙と写真を差し出す。マスターは鑑定でもするかのように、手紙と写真とをつぶさに見比べて――

 

「この手紙は兵士の死亡通知書じゃないか、あんた」

 マスターは呆れるように言ったが、そんなことは私も承知している。わかった上で、訊いているのだ。

「……見ない顔だ。ここに長居はしなかっただろう」

「そう……ありがとう」

 付近には大きな駐留地があり、兵隊たちはよくバーに顔を出す。もしかしたらと思ったが、あては外れた。

 

「それより今夜、そいつを弾く気はないか?」

 ギターケースを指さし、マスターが笑みを作る。

 宿代をサービスしてくれるなら、と私は引き受ける。

EPISODE5 通知を読み返す「そうね……『彼』はこの山の向こう側で……」 隣の同盟国は、山岳の向こうに迫っていた。

「じゃあまた……帰りに寄るから」

 バーのマスターはよくしてくれたが、私の目的はこの先にあるため、数日のうちにそこを去る。

 手紙の通知によれば『彼』が命を落としたのは、山岳の向こう側――つまり隣の同盟国の領内だった。

 私は国境越えのできるバスに乗り込む。

 

 国境では旅人を装った敵兵への警戒が続いており、私たちは全員、一旦バスを降ろされ、荷物検査をされる。

 私の持ち物は少ない。ギターがただのギターであることを証明すべく1曲弾かされたが、その程度だ。

 

 すぐに私は検問を終え、バスに戻ることが出来た。

 奇術師らしい奇妙な出で立ちの男が、守備隊に食って掛かっていた。手品のひとつも見せれば良いのに……あれはこのバスに乗れず、次を待つことになるだろう。

 

 山岳の裾野でバスは終着。夜更けとなり合同ロッジに宿泊した。登山客を前に、私は新曲を披露する。機嫌も良いので私はこの日、お代を取らなかった。

EPISODE6 異国の都と探偵への依頼「いいわ……しばらくこの街で弾くとするわ」 報告を待つ間、私は都の小さなステージに立った。

 越境した私は、隣国の首都まで辿り着いた。『彼』の在任した部隊は一度ここに寄り、それから敵軍との最前線へ赴いたと聞いている。しかし、異国は広い。

 

「仕方ない……ねえフェズ、頼まれて欲しいんだけど」

 早くも限界を感じた私は、旧知の探偵に電話した。

 幸いにも探偵フェズは手空きで、すぐ連絡が取れた。

「マリーはいつも人使いが荒い。だが、やってみるさ」

 探偵が皮肉屋なのも、相変わらずだ。

 

 フェズが各地調査に向かう。2週間程掛かるという。

 報告を待つ間、私は都の小さなステージに立つことにした。特に事前のアポイントもなく出演を希望をしたのだが、店のオーナーは快諾してくれた。

 店のレギュラーバンドが兵役で負傷し、まだ出られないらしい。

 彼らには悪いが、私には好都合だった。

 

 予定の2週間が過ぎる頃には、私の固定ファンが幾人もその店に通ってくるようになっていた。

 けれど名残惜しいが、そろそろお別れだ。

EPISODE7 都の小さな盗人「その荷物を返して」 ギターは『彼』の愛用品だ。代替はきかない。

 探偵フェズと別の街で落ち合うことになり、移動。

 到着した駅は混雑し、足の踏み場もない程だった。私はギターケースを見失わないよう、しっかりと掴む。

 このギターは、『彼』の愛用品だ。代替はきかない。

 そこでわずかながら気が逸れた。

 

 後ろから駆け寄る誰かがいた。振り返った瞬間、もう私の小さなスーツケースは、その少年に引ったくられて人波に消えかけていた。スーツケースには衣服の他に、旅費のほぼ全額が入っている……

 急いで、取り返さなければ。

 薄汚れた格好をしたその小柄な少年を、すかさず、私は追う。相手は土地勘があるだろう。複雑な路地に入られでもしたら、異国人の私になすすべはない。

 それでも雑踏に見え隠れするケースの色形を頼りに、私は相手を駅の外にまで、どうにか追い続け――

 

「おやおや。こりゃ君の隠し子かい、マリー?」

 少年の襟首を掴んで笑っているのは、フェズだった。

 まったく、聞かなくとも見ればわかるだろうに。

EPISODE8 『彼』についての手掛かり「まさか……『彼』の消息を知っている人が?」「……マリー、店を出る時は別々に出よう。危険だ」

「冗談だよ、怒るなマリー。それよりも、吉報だ」

 フェズはスーツケースを奪い返し(少年は見逃した)私と共にカフェに入る。吉報とは、なんだろうか。

 

「『彼』の部隊の生き残りがいる場所を突き止めた」

 それは『彼』に繋がる、具体的な初めての情報だ。私は身を乗り出す。その生き残りに尋ねればあるいは――

「どこなの、教えてフェズ……」

「焦るな。今、書いて渡す。誰かに聞かれてはマズい」

 聞かれてはマズい? どういうことなのか。誰か?

 とにかく私はフェズからメモを受け取る。

 

「軍経由だ。情報の確度は保証する」

「信用するわフェズ。ありがとう……報酬は?」

「そうだな。君が欲しい」

「また、冗談なの?」

「……マリー、店を出る時は別々に出よう。危険だ」

 窓の外にいる人影を、フェズがあごで示す。

 この国の警察官たちだ……が、私たちに罪はない。

 いったいフェズは何を警戒しているのだろう?

EPISODE9 探偵の秘密「これは……こんなことを調べていたの!?」 その時、銃声が響き渡った……

 言われたとおり、私はフェズと別々に、店を出た……が、すぐに不審な足音がつけてきていると悟る。

 警察ではない。

 先程の、引ったくりの少年だった。

 

「何故ついてくるの?」

 私は胡散臭そうな顔をしながら、少年を見つめた。

「おれさっき、みのがしてもらったから。おれいを」

 たどたどしい口調で、少年が答える。

「見逃したわけじゃなくて、逃がしちゃったんだけど」

「おじさんがもってた手帳……おちてた。ひろった」

 少年は黒革の手帳を、おずおずと私に差し出す。

 フェズのものか? 筆跡は確かにそうだった。

 私は、そのページをぱらぱらとめくった。

 

「これは……フェズはこんなことを調べていたの!?」

 そこへ符号で書かれていたことが、真実ならば――

 かつて敵一般市民の虐殺を命ぜられた『彼』の部隊。

 だが部隊は、作戦実行を拒否した。

 ゆえに軍部の怒りを買い、部隊全員が即時投獄されたという……『彼』を含めて。

 

 その時、銃声が響き渡った。

EPISODE10 迫り来る危機、そして脱出「もうここには居られないようね…… 悪いけど、急いでるの。アンコールはできないわ」

 恐ろしい銃声を聞いて、私は咄嗟に少年をかばうようにして身を伏せていた。

 しばし周囲に神経をとがらせるが、それ以上の発砲の様子はなく、ゆっくりと私は立ち上がる。

「なぜたすけてくれる? おれ、また恩ができた……」

 薄汚れた少年は、眼を瞬きながら私を見ていた。

 本当に……私はどうして、この少年をかばったのか。

 

 その後、駆けつけた警察官から、フェズが死んだことを聞かされた……フェズを撃ち殺したのは、元軍人だったようだ。以前からこの付近に潜伏し、危険な政治思想を持っていたという。

 探偵フェズの表向きの仕事は新聞記者だ。この隣国でフェズが軍の暗部の情報を掴んだことは、意図したものか、それとも不運だったのか……わからない。

 

「悪いけど、急いでるの。アンコールはできないわ」

 1曲を宿代がわりに演奏し、私は首都を去った。

 進むべきところは、はっきりと決まっている。

 フェズの残した手掛かり。『彼』の部隊たちが謂われ無き戦争犯罪で捕らえられているという、その場所へ

EPISODE11 旅は続く「ねえ、おねえさん。どこにいくの?」「内緒よ。あなたはどこにいくつもりなの」

「ちょっと、なんでこんなところにいるのよ?」

 呆れるしかなかったが、列車を乗り継いだ先には、例の薄汚れた少年の姿がまたあった。

「列車の中でコインがひろえるから、乗ってきた」

 悪びれなく少年は言う。

 

「おこづかいあげるから、もうやめて帰りなさい坊や」

「おれ帰る家ない。ふつうのしごとしたいけど、ない」

「…………」

 この子は、孤児なのか。

 いや、私に小銭をたかるための嘘かも知れない。

 

「ねえ、おねえさん。どこにいくの?」

「内緒よ。あなたはどこにいくつもりなの」

「うーん、あっちかな。あっちにいけば暖かいし」

 

 ――私は少し考えて、言った。

「偶然、同じ方向ね。じゃあ、途中まで」

 駅を降りると、そこは道のない広大な草原だった。

 私は少年を伴って、この先に進む。

 

 『彼』に逢いに。

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チュウニズム大戦

レーベル難易度スコア
スキル名/効果/備考
◆ジェネEXPERT0 / 360 / 720
レーベルバニッシュ(♥●■♣コンボミス)
COMBO/CHAIN時発動。次のプレイヤーの
♥、●、■、♣のCOMBOは、MISSとなる。
備考:♥グミン/●リレイ/■メタヴ/♣イロド

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#include(共通項目,)


脚注
  • *1 11/21~11/24間に一旦中断あり
コメント (ローズマリー)
  • 総コメント数10
  • 最終投稿日時 2016年10月13日 16:36
    • チュウニズムな名無し
    10
    8年まえ ID:nqeeerx5

    >>4

    回数10倍くらいだったらいいのに

    • チュウニズムな名無し
    9
    8年まえ ID:i9vpml4c

    >>7

    ローズマリーってプログレのギタリストでしょ。プログレが生まれたのが1960年代。

    意外とリリィのストーリーと接点があってもおかしくないかも。

    ただローズマリーのいる国はかなり殺伐としてるみたい……。

    • チュウニズムな名無し
    8
    8年まえ ID:abchuu0e

    >>7

    あながち間違ってないと思う

    • チュウニズムな名無し
    7
    8年まえ ID:la1p8byo

    5に出てくる「奇術師らしい奇妙な出で立ちの男」ってリリィの師匠?考えすぎですかね。

    • チュウニズムな名無し
    6
    8年まえ ID:mqb94o7r

    >>1

    ストーリーも自分は好きですよ

    • チュウニズムな名無し
    5
    8年まえ ID:ldlku2nd

    彼女はフリックマスターではないのか……

    • チュウニズムな名無し
    4
    8年まえ ID:rkrbxf5q

    >>3

    見ての通り最大70回だからすぐに使い果たしちまうよ

    • チュウニズムな名無し
    3
    8年まえ ID:brrl08kw

    ワールドエンドの弾で凄い使えるんじゃね

    • チュウニズムな名無し
    2
    8年まえ ID:p5vswiqv

    >>1

    スキル地味過ぎる故だろう。彼女も何かのハイリスクスキル持ちだったら、ちょっとは…

    • チュウニズムな名無し
    1
    8年まえ ID:ldlku2nd

    コメントが一つもない……。

    このキャラ凄く好きだな。

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