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「晴熱拡ぐ嵐瞳」アイウォルツ

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作成者: anzu
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「晴熱拡ぐ嵐瞳」アイウォルツの基本データ

出身常夏の国
年齢25歳
性別
レアリティ★5
属性
成長タイプ晩成
武器2丁拳銃
武器種別銃弾
同時攻撃数2体
攻撃段数5段

初期体力初期攻撃力
2,4105,020
最大体力最大攻撃力
5,06110,542
覚醒体力覚醒攻撃力
7,91116,542
スキル進化体力スキル進化攻撃力
8,73618,213
移動速度攻撃間隔
602.75
リーチタフネス
16545
DPS総合DPS
38337667
覚醒DPS覚醒総合DPS
6,01512,031
スキル進化DPSスキル進化総合DPS
6,62313,246

スキル1クリティカル+(全)「雲破る嵐の瞳」
全属性モンスターの体力が50%以下の場合、0.35〜0.60%の確率で即座に癒す(対象の体力が低いほど確率が増加)。
スキル2パワーライズ(全)「鷲星の下の奮迅」
32〜50%の確率で、全属性に与える攻撃ダメージが4〜10%アップする。
追加日2023.10.09
アナザースカウトフェス2023.10.09
入手方法アナザースカウトフェス
アナザースカウトフェスでのみ入手可能

属性補正

炎属性

 100%

水属性

 74%

風属性

 135%

光属性

 100%

闇属性

 100%


モデル


ストーリー

ネタバレ注意!

アイウォルツ「少尉。積み荷のチェックは終わったか?」

アルタイル「ええ、どれも問題ありませんでした。」

アイウォルツ「じゃ、荷揚げを手伝うとするか。」

「ありがとうなあ、海兵さん。親父がぎっくり腰になった分、人手がいるだろうって気にかけてくれてさ。」

アルタイル「気にしないでください。困っている時は、いつでも頼ってもらって問題ありませんので。」

アイウォルツ「そんな手間のかかることでもねえしな。俺たちも日頃鍛えてる身だ、こんな木箱を運ぶくらい……、」

アイウォルツ「っと。」

アルタイル「大丈夫ですか?」

アイウォルツ「……なんてなー。手を滑らすわけねえから、安心してくれよ。」

アイウォルツ「ほら、箱2つ持っても全然平気。」

アルタイル「アイウォルツさん……。」

「ははは、こいつは頼もしい!ならよろしくな。」

アイウォルツ「ああ、任された。」

アルタイル「アイウォルツさん……。」


<場面転換>

「……っ。ふう……、はあ……!」

看護師「重心を意識しながら体を動かして。肩の力は抜いてね。」

「……っ。」

「(腕も足も震えやがって……。もっと、動けるようにならねえと……)」

アイウォルツ「っつう!」

ミュネイス「無茶はしないで、アイウォルツさん。リハビリで、体を傷めてはいけませんから。さあゆっくりと、息を吸って、吐いてー……。」

アイウォルツ「すー……、ふー……っ。」

アイウォルツ「悪いな、先生たち。こんなの焦っても、どうしようもないのにな。」

アイウォルツ「……もう少しだけ、続けさせてくれ。休憩も取りながらやるから。」


「……っはあ、ふっ……。」

ミュネイス「……もう少しで夜になりますねー。冷え込んでくる前に、止めましょう。」

看護師「……あの、先生。前から聞きたかったんですけれど。」

看護師「6年間もベッドの上にいたから。今のアイウォルツさんにとっては、普通の服を着て動くことさえ、大変なはずですよね。」

看護師「なのに、どうして……。あのコードを脱いでもらわないんですか?」

ミュネイス「……そうですねー。私は何も、詳しいことはわかりませんけれどー……。」

「きっと。あのコートは、アイウォルツさんの精神的な支えなんです。」

「あれがあるから、彼は毎日、明日には良くなりたいと……、そう気力を持てるんだと思いますよ。」


<場面転換>

「……。これで今日の検査は、終わりですー。ずいぶん良くなりましたねー、アイウォルツさん。」

「ああ、自分でもわかる。かなり動けるようになったからな。」

ミュネイス「ここまで回復すれば……、普段の生活も、楽に送れるでしょう。」

看護師「長いリハビリだったけれど、本当にがんばったわね、アイウォルツさん。今後も、定期健診にはきてね。」

「ずっと付き合ってくれて、感謝してるよ。これからもよろしくな。」

「ん?先生……。俺の服と銃剣、どこで預かってくれてるんだ?」

ミュネイス「ああ。実はー……、」


<場面転換>

「……まあ簡単に言うとだ。コートはクリーニングに、銃剣はメンテナンスに出ししてさ。」

「それで、こんな真新しい格好してるってわけ。」

主人公「なるほど、手入れは大事ですもんね。」

メルク「それにしても、港に着いた時、一瞬どなたかわからなかったのですよ。」

アイウォルツ「だろ?正直、俺自身もこの格好、まだなじんでなかったり。」

メルク「そうなのです?ですが、とても似合ってるのですよ。」

アイウォルツ「なら少尉のセンスがいいんだな。一式、コーディネートしてくれたのは少尉だから。」

アルタイル「よかった。見立ては間違っていなかったみたいですね。」

アルタイル「それにその服は機能性もばっちりですし、私兵の仕事着としても、適切なものを選んだつもりです。」

アイウォルツ「なるほどね。でも少尉。もしかしてさ、俺のあの格好、実は気に入ってなかったりとかした?」

アルタイル「そんなわけありません。とはいえ……あの格好は、コートと銃剣以外は病院からの借りものだったじゃないですか。」

アルタイル「それで、度々新しい私服を買おうと誘ったのに、アイウォルツさんは、めんどくさいとか理由を付けて断ってきたでしょう?」

アルタイル「本当の理由は、体のためだったり、私に遠慮があったりしたんだとは思いますけど。」

アイウォルツ「……おっと。鋭くなったねー。」

アルタイル「ミュネイス先生にも、もう病院着を着なくていいことは確認済みですからね。」

アルタイル「まあ、好みはあると思いますから、その恰好はコートや銃剣の手入れが終わるまででもいいんです。もちろん、気に入ってもらえると嬉しいですが。」

アイウォルツ「……。少尉が選んでくれたものに、好き嫌いするつもりはねえよ。」

アイウォルツ「(……それに、たしかに。コートと銃剣も、このままじゃ擦り切れたり壊れたりする日がくるだろう)」

アイウォルツ「(そんな日は、迎えさせたくない。できるだけ大切に、綺麗な状態で手元にあってほしい)」

アイウォルツ「(……とも思っちまうからなあ)」

「わあっ!」

アイウォルツ「ん?」

風船売りの少女「いたた、こけちゃった……。」

風船売りの少女「あっ、どうしよう!売り物の風船が……。」

主人公「大変だ、全部飛ばされてく……!」

アルタイル「大丈夫、まだ間に合います!紐が長いから、手を伸ばせば……、」

アイウォルツ「俺が行く。少尉、あんたはその子の手当を!」

アルタイル「わかりました。お願いします!」

メルク「みゅっ、あっという間に屋根の上に登ってしまったのです。」

主人公「すごい身のこなしだな……。これなら、風船も全部集められそう……、」

主人公「ああっ、アイウォルツさん!そこでジャンプしたら、着地する足場が!」

「ないって?ああ、そうだな。でも跳ばなきゃ最後の1個は取れねえ。」

アイウォルツ「大丈夫だ、あんたらが心配するような……、」

アイウォルツ「そんな未来には、しねえよ!」

「わーっ……。」


<場面転換>

メルク「風船はこれで全部、あるのですね。よかったのですよ~。」

風船売りの少女「うん!本当、お兄ちゃんたちのおかげだよ。」

風船売りの少女「それにしても、かっこよかったなあ。屋根から落ちちゃうかと思ったら……、」

主人公「屋根に飾ってあった旗竿を撃って、倒れた竿につかまって、ぶら下がるんだもんなあ。」

メルク「それに銃声も、ちょうど近くのお店がオープン祝いのくす玉を割る音と重なったのです。」

風船売りの少女「おかげで、変に騒ぎにならずにすんだわ。とってもラッキーだったかも。」

風船売りの少女「お兄ちゃんっ、ありがと~!お姉ちゃんも、手当してくれて助かったわっ。」

アルタイル「いいんですよー。風船売り、がんばってくださいねーっ。」

アイウォルツ「少尉ー。屋根の上なんだから、身を乗り出しすぎるなよー。」

アイウォルツ「あ、ちょっとここ押さえてくれる?接着剤付けるから。」

アルタイル「はい、押さえておきます。」

アルタイル「でもすごいですね。屋根を傷つけず、旗竿だけ撃ち抜くなんて。」

アイウォルツ「少尉殿の私兵なら、これぐらいできて当然だろ。」

アイウォルツ「(……やっぱ手が震えないって大事だな。前の調子だったら、こんな芸当はできなかった)」

アルタイル「そうだ、アイウォルツさん。今度、プレイヤード大佐にも腕の銃を披露してあげてはどうですか?」

アイウォルツ「あいつに?」

アルタイル「ああ、すみません。言いそびれたのですが、その銃はプレイヤード大佐が支給してくださったものなんです。」


<場面転換>

プレイヤード「私兵は、時には隠密な仕事をすることもあるだろう。銃剣よりも忍ばせやすい武器を一つ、持たせてもよいのではないかね。」


<場面転換>

アルタイル「そう助言をくださったんです。その上、私が服を選びに行く時間が充分に取れるようにと、気を遣っていただいて。」

アルタイル「銃は、プレイヤード大佐が選んで用意してくださったんですよ。」

アイウォルツ「ふーん、なるほど。」

アイウォルツ「ま、あいつの言う通り……。こういう細かい仕事ができるのも必要みたいだな。」

アルタイル「……あれ。アイウォルツさん、その銃についてる飾りって。」

アイウォルツ「そうそう、この間王国に行った時、少尉がくれたやつだぜ。」

アイウォルツ「でさー。コートがおそろいじゃなくなった分、少尉もこれ、付けてみない?」

アルタイル「え?これって……。」

アルタイル「……色違いの、同じ飾り。いつの間に買ってたんですか?」

アイウォルツ「いつだったか、海辺でトレーニングしてた時にさ。落とし物を探すのに付き合って、ちょっとお礼を貰ったんだよ。」

アイウォルツ「お礼なんてずっと持て余してたんだが……。あの王国の雑貨屋で、使う理由ができた。」

アイウォルツ「その飾りの色。昔、コートを買う時に迷ったって言ってたドレスの色に近いだろ。」

アイウォルツ「だから、気に入るだろうと思ったんだけど。どう?」

アルタイル「ええ、とても好きな色です。ありがとうございます。」

アルタイル「貰ったことそのものもですが、これが、アイウォルツさんが感謝された結果だということが嬉しいですね。」

アルタイル「これからも市民のために、一緒にがんばりましょう!」

「ああ、がんばろーぜ。」

「(……貰い過ぎなぐらいだが、そうか。嵐の真ん中でも、こんなに晴らしてもらえばあたたかくなるもんなんだな)」

アイウォルツ「……俺も言いそびれた。ありがとう、少尉。」

アイウォルツ「この格好もすごく気に入ったよ。」


備考



関連ユニット


※ ステータスの項目名でよくわからない場合は「ユニットページについて」を参照してください。
※ 画像やステータスなど掲載の無い場合は情報提供してくださると助かります。ストーリーはネタバレ配慮のため、コメント欄へ直接書き込まず返信から投稿してください。


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タイトル メルクストーリア 癒術士と鐘の音色(ライン・ストラテジー)
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ゲーム概要 あなたの心を感動で癒す温かなストーリーを、圧倒的ボリュームで送るRPG。 簡単操作ながら遊びつくせない程の遊びと物語の世界へ、今旅立とう!

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