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2周年版リアム・思い出

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2周年版リアムの思い出とボイス


思い出1

聖地ディルムンでの戦乱の後──

リアム率いる傭兵団
チェインド・ウィング・ナイツは、
聖地を離れ、とある島で──

──穴を掘っていた。

リアム

ッシャァアー! オラァアーー!!


キャトラ

ちょっとぉ、リアム!
これどういうことよっ!


リアム

あぁ? なにがだよ?


キャトラ

アンタ、いい仕事紹介するって

言ったじゃない!


キャトラ

それなのに<戦場での穴掘り>って
意味わかんないわよ!!
説明しなさいよ!


リアム

ぎゃんぎゃんうるせぇよ、白毛玉!

塹壕を掘るのも大事な仕事だぞ!


キャトラ

そんなのしるかー!


リアム

それになにも、仕事は

穴掘りだけじゃねぇ!


アイリス

ほかのお仕事ですか?


リアム

ああ。今回は<物資の輸送依頼>も

受けたぜ。どうよ!


キャトラ

荷物運びでドヤられても困るわよ!


リアム

バッカ、お前<物資の輸送>は、

信用無いと受けられねぇんだぞ?


アイリス

私は戦うことより、こういう

お仕事の方がいいと思います。


主人公

(♪)


──このリアムたちが訪れた島は、
二つの国家が覇権を巡って
争っていた。

両陣営とも長く争いが続いたため、
多くの傭兵を雇う状況に
なっており──

リアムたちもまた、
その雇われ傭兵団の
ひとつであった。

リアム

今回の雇い主の姫さんは、

金払いも良いし、待遇も悪かねぇ。


リアム

俺たちを傭兵だからって、

馬鹿にもしねぇしな。


キャトラ

そういうのはちょっとわかるわね。


リアム

だろ? さて、

いい仕事だってわかったら、

気合い入れて掘ってくれや。


キャトラ

はいはい。わかったわよ。


リアム

おいおい、そんなんじゃ、

全然足りてねぇって。


リアム

そうだろ、野郎どもっ!
本当の気合いってのを見せてやれ!


部下たち

ウィ~っス。


キャトラ

……全然気合い入ってなくない?


リアム

……いや、入れ方は

人それぞれだからな……


主人公キャトラアイリス

…………


チャック

ア、アニキィーッ!!
大変っすー!!


主人公キャトラアイリス

Σ   Σ    Σ


リアム

うるせぇぞ<チャック>!
って、どこ行ってやがったテメェ!
サボってんじゃねぇぞ!


チャック

いや、サボってねっすよ!
って、それより大変っす!
ヤバいっすよ!


キャトラ

ちょっと落ち着きなさいってば。

なにがヤバいのよ?


チャック

破壊の戦槌>の奴らが、
味方の傭兵団をごっそり連れて、
敵側に寝返りやがったっす!


キャトラ

ちょっと、どういうこと!?
その<破壊の戦槌>ってなによ!?


チャック

有名な傭兵団っす!
団員数が三桁を超えてる、
でかい傭兵団っすよ!


キャトラ

まってよ!
そんなのが味方をたくさん連れて、
敵になったらマズいじゃない!


チャック

だからそう言ってるっす!
その話を聞いたヤツらも、
逃げ出し始めてるんすよ!


アイリス

……そんな……


主人公

…………

思い出2

──傭兵団<破壊の戦槌>が、
敵に寝返った影響は大きかった。

それは多くの味方を失うと同時に、
同じだけの敵が増えたということ。

今、リアムたちの味方陣営は、
混沌の極みにあった。

リアム

チッ! なんでそんな面倒なことに

なってんだよ。


チャック

アイツら自分らが戦線を

支えてるからって、姫さんに

報酬の値上げを要求してたっす。


キャトラ

値上げ? いくら要求したわけ?


チャック

報酬は三倍。敵将を倒したら

追加ボーナスもよこせって。


キャトラ

そんなの無理に決まってるでしょ!
アホかー!


チャック

姫さんの方も断ったっすよ。

そしたら──


チャック

代わりに姫さん自身をよこせって

言ってたっす。


リアム

あぁ? なんだそりゃ?


チャック

たぶん姫さん手に入れて、

国ごと貰うつもりじゃねっすかね。


主人公キャトラアイリス

…………


リアム

はぁぁ……

ったく、ホントにダッセェなぁ。


キャトラ

ちょっと! そんな落ち着いてる
場合じゃないでしょ!


アイリス

そうね……この後、

どうするのか考えなきゃ……


主人公

………!


リアム

どうするもこうするもねぇ。

まだ俺たちの仕事は

終わってねぇんだ。


キャトラ

あ、アンタ、この状況で、
まだ仕事とか言ってるの?!


リアム

俺は、そういうのキッチリ

してるほうなんだよ。

この仕事、信用が大事だしな。


リアム

それによぉ……

気にイラねぇんだよ……


アイリス

あの……なにがですか?


タッチ

それはね、お嬢ちゃん。

この状況が>だよ。

理由わかるかい?


アイリス

い、いえ……


ナッツ

破壊の戦槌>のリーダー

戦槌のウッホ>は、

他の傭兵団にも声かけたんだろ?


ナッツ

なら、なんでオレたちのとこには

話が来てねぇんだ?


アイリス

……あ……


リアム

そぉよ。あのクソウッホ、

俺たちを無視しやがった。

声かけるまでもねぇってよ。


キャトラ

でも仕方ないんじゃないの?

アンタたち数でも戦力でも

負けてんでしょ?


リアム

あのなぁ、白毛玉……

数が多いとか、戦力が上とか──


リアム

そぉいうことじゃぁねぇんだよっ!


主人公キャトラアイリス

Σ   Σ    Σ


リアム

俺たち傭兵ってのはな、
ナメられたらやってけねぇんだ!


リアム

それに戦いってぇのはよぉ……


リアム

絶体的不利な戦況を、
丸ごとぶっ飛ばして勝つのが、
ロックなんじゃねぇか。なぁ!!


タッチ

団長の言う通りだな。

なら、この後どうするかは

決まってるか。


ムカデ

ったりめぇだろ。ウチらの団長が

逃げを打つワケねぇ。


オオグチ

おいおい、今回は穴掘りと

荷運びじゃなかったのかよ。


ナッツ

穴掘りしてたけりゃ、

お前は残っていいぜ!

その分、オレがヤッといてやんよ。


オオグチ

いるかアホ!
俺の楽しみは、俺のもんだ!


リアム

っるせぇぞ、てめぇら!
フクロウ>!
俺たちが勝ちになる条件はなんだ!


フクロウ

そうですね。

今回は状況こそ悪いですが、

勝利条件はとても簡単です。


フクロウ

──敵を殲滅すること。

両軍の混乱が収まり、

こちらのクイーンが獲られる前に。


リアム

なるほど、そいつは簡単だ!


リアム

なら、姫さんのおもりは

ジジイ>と<カカシ>。

あとは姫さん自身の兵でいいだろ。


ジジイ

しかたないのぉ。まぁ、ガキ共じゃ

姫さんが怯えるじゃろうしな。


カカシ

こっちの心配はいりませんけど、

団長たちの止め役がいないのは

気になりますね。


リアム

そいつは<フクロウ>の仕事だな。

ムカデ>は

フクロウ>のサポートな。


ムカデ

こいつにサポートいらないって。
側にいたらむしろ俺がアブねぇよ!


フクロウ

そんなこと言わずに

よろしくお願いしますよ、

ムカデ>さん。


リアム

よし、決まりな!

じゃ、後は俺と一緒に

派手に突っ込むぜっ!


フクロウ

タッチ>さんと<ナッツ>さん、

右翼と左翼をお願いします。

僕らは後ろにつきます。


タッチ

なら当然、中央がお嬢ちゃんたちと、

オヤジ>と<チャック>だな。


チャック

よかったっす! 安全地帯っす!!
って、<オヤジ>さんいねぇっす!


フクロウ

また、強い相手に勝負を

挑んでるんでしょ。

そのうち戻るのでは?


リアム

ま、仕方ねぇか。

オオグチ>先行しろ!

馬鹿どもの位置を探し出せ!


オオグチ

おうよ! すぐに見つけてやるよ!


リアム

さて、てめぇら。

大掃除、始めっぞっ!


部下たち

オォッ!!


キャトラアイリス

…………


アイリス

……な、流されちゃった。

……どうしようキャトラ?


キャトラ

え、えっとえっと……わかんない!

思い出3

ナッツ

おらおら、邪魔だっ!!


(※ドガッ!)


敵兵士A

っぐ……ぅぅ……


フクロウ

やれやれ。<ナッツ>さん、

キチンとトドメも

刺してください、ねっ!


(※グサッ)


敵兵士A

ぐぶっ!!


ナッツ

わりぃわりぃ、数が多いからよ。


オオグチ

手ぇ抜いてんなよ、<ナッツ>!
出来ねぇなら、俺によこせ!


ナッツ

やなこったっ!!


リアムの部下たちは、
のんびりした会話をしながら、
次々と敵の兵士を狩って行く。

キャトラ

な、なにコイツら……
なんでこんなに強いの?!


アイリス

……相手になってない……
だったら、とどめまでは……


ムカデ

おいおい、ここは戦場だぜ?

見逃してやったら、

今度は俺たちがやられる側になる。


ムカデ

それはごめんだ、ぜっ!


(※ドンッ!)


敵兵士B

ぐぁああっ!!


主人公

………!


リアム

そんな怖い顔すんなよ。

俺たちは殺しが好きなんじゃねぇ。


リアム

ただ、相手も本気できてんだ。

手加減なんかしてられねぇ。


主人公

…………


リアム

まぁ、この程度の戦闘は、

お遊びだけど、なっ!


(※ザシュッ!)


敵兵士C

ぎゃぁあああ!


リアムは主人公の
横を抜けて、
後ろから襲いかかった兵士を斬る。

(※バタッ……)


主人公

(Σ)


リアム

見ろ。

奴らだって生易しいことしてねぇ。

てめぇも守るモンがあんだろ?


主人公

……!


リアム

それでいい。って、しかし……

雑魚ばっかだな……

オオグチ>!


オオグチ

次は西へ2キロ。ちっせぇ兵団が、

こっちにも来てる!

本命はもっと先だ!


リアム

聞いたか野郎どもっ!
次いくぜっ!


部下たち

オオッ!!


主人公

……!


アイリス

主人公……


主人公

………!


キャトラ

アタシたちなら心配いらないわよ。

だからアンタも集中してなさい。


主人公

……♪

思い出4

敵貴族

ま、待てキサマッ!!
こちらの陣も整っておらぬ内に、
攻めてくるなど恥を知れッ!!


リアム

はぁ? 知るかボケェ!

てめぇらの準備なんか、

待ってられるか!


敵貴族

やはり傭兵などというものは、

戦の礼儀を知らんらしい!


キャトラ

戦の礼儀ってなに?


リアム

さぁな。聞いても意味ねぇよ。

こいつら自分の都合しか

考えてねぇし。


敵貴族

喜べっ! 物を知らんキサマにも、
私のような高貴な者と
戦う栄誉をくれてやる!


敵貴族

さぁ、騎士の戦いだ!
勇気があるなら、
この私と一騎打ちの勝負をしろ!


チャック

って、言ってやすけど、

どうしやす、アニキ?


リアム

聞いてんじゃねぇよ。
そんなの決まってんだろ。
──蹴散らせぇッ!!


敵貴族

なっ、キサ──ぶぶッ?!!


リアムが腕を振り下ろすと、
部下たちは一斉に攻撃を始める。

キャトラ

……ひ、ひどくない……?


リアム

こんな状況で一騎打ちとか、

受ける方がバカだっつうの!


リアム

そんなにやりたきゃ、

お貴族さまだけで戦争してろや。


リアムと話している間にも、
リアムの部下たちは、
準備の出来てない敵兵を蹂躙する。

リアム

しかし、こいつはどうなってんだ?


アイリス

……どうかしたんですか?


リアム

相手が弱すぎる。


キャトラ

なに? 自慢?

たしかにアンタたち強いけどさ……


リアム

そうじゃねぇよ。いや、

俺たちがつえぇのは当然だけどな。


フクロウ

たしかに……

少々歯ごたえがなさすぎですね。


チャック

もしかして、もう勝った気に

なってるんじゃないっすかね?

コイツらも装備外してやがったし。


タッチ

だとしたら、油断しすぎだね。

いや、俺たちがなめられてるのか?


リアム

まぁ、勝てるに越した事はねぇか!
狩り尽くしてやんぞっ!


ムカデ

おお、団長がヤル気だぜ!
こりゃ、休むヒマねぇぞ!


主人公

………


リアムたちは宣言通り、
敵兵士を一人残さず叩きのめし、
さらに西へと突き進んだ……

……

思い出5

オオグチ

団長ッ! <破壊の戦槌>だ!
数がふくれてやがる!


リアム

クソウッホの野郎はいるかッ!


オオグチ

引き込んだ傭兵団の後ろで、

ふんぞり返ってるよ!


フクロウ

向こうからきましたね。

それに武装はしてますが、

構てもいない……となると……


キャトラ

ど、どうなの?


フクロウ

いきなりの衝突はない。

まずは話し合い……いえ、

数が違いますから……


ムカデ

数で脅して服従させるつもりだろ。


アイリス

……たしかに、あの数じゃ……


見えてきた<破壊の戦槌>の
兵の数に、
アイリスたちが息を呑む。

コンゴラ

ゴミが騒いでやがると来てみりゃ、

やっぱりおめぇか。


リアム

あぁ? 誰がゴミだ!
なめてんのか、クソウッホが!


コンゴラ

粋がんじゃねぇよガキが。

おめぇがどんだけバカでも、

今の状況くらいわかんだろぉ?


リアム

っるせぇよ! 叩き斬るぞっ!


コンゴラ

もうおめぇがどれだけ暴れても、

この戦いは俺たちの勝ちなんだよ!


コンゴラ

兵隊の数も士気も、こっちが上だ!
それに、この俺様がいるからなぁ!


キャトラ

なにアイツ……そんなに強いわけ?


フクロウ

仮にも百名を超える傭兵を

束ねている男ですから。

弱いわけがありませんね。


コンゴラ

だが、俺だっておめぇとは

ヤリたかねぇ。

無駄に死人がでるからな。


リアム

で? だからなんだ。

言いたいことがあるなら、

さっさと言えよ。


コンゴラ

なぁに、簡単な話だ。

おめぇも俺の下につけよ。


リアム

はぁ? 今さらだろ?

アタマわいてんのか?


コンゴラ

俺はな、この戦が終わったら、

この国の将軍になる。

今なら直属の部下にしてやるぜ?


リアム

お次は寝言か?

寝言は寝てからいいなっ!


コンゴラ

冗談に聞こえたか?

だがな、もう話はついてんだよ。

戦が終われば将軍にするってな。


リアム

そんな約束信じてんのか?

随分とおめでてぇヤツだな。


コンゴラ

ウソでもかまわねぇよ。

そんときゃ、

みんなぶっ殺して俺が王様よ。


コンゴラ

なんせどっちの軍隊にも、
もう俺よりつえぇやつは
残ってねぇんだからなぁ!


リアム

そいつがはっちゃけやがった

理由かよ。


コンゴラ

まぁな。だが、そうなりゃ

俺につくのも悪かねぇだろ。

戦いたきゃ、俺が使ってやるぜ。


リアム

あぁ? 使ってやるだぁ?


コンゴラ

そうよ、こぎたねぇ犬っころには、

似合いの役だろぉ?

ほら、わかったら尻尾をふりな!


リアム

てめぇ……
俺たちを犬呼ばわりして──
ただですむと思うなッ!!


怒声と共にリアムが飛び出し、
敵の直中へ飛び込んでいく!!

(※ダダダダッ!)


キャトラ

あっ! バカッ!!


コンゴラ

ハッハー!!
バカが簡単にかかりやがったぞっ!
今だ! 叩き潰せ!!


アイリス

ッ! 主人公!


主人公

(!)

思い出6


(※主人公が光る)


コンゴラ

チッ! なんだ、この光はっ!?!


ルーンの光の輝きを背に受け、
リアムが敵陣のど真ん中へ
突進する──

敵兵A

くたばれっ!!


敵兵B

シャァアアッ!!


リアム

おっせぇえええーーッ!!


敵の攻撃が触れるより速く、
リアムは鎧の翼を広げて飛躍し──

敵兵A

はぁああっ?!


敵兵B

飛んだっ?!


──<破壊の戦槌>の象徴、
戦槌を持つ男へとたどり着く。

リアム

くらえぇ、クソウッホッ!!


コンゴラ

なッ!!? てめ──


リアム

ヘルッ、ブレイザァアア!!


(※ドガァッ!!)


コンゴラ

ぐぁあああーーッ!!


(※キラーン)


リアムの叩き付けた一撃で、
男が文字通りに吹き飛んでいく!

リアム

囲みゃ俺をやれるとでも思ったか?
てめぇらダサすぎだ!


リアム

どいつもこいつも、
吹き飛びやがれッ!!


(※ドガァッ!!)


敵兵C

ぎゃぁあああ!!


(※バタッ……)


リアムが敵のど真ん中で、
剣を振るって嵐のごとく暴れだす!

主人公

………


キャトラ

ちょ、ちょっと!?
ひとりで暴れ出したわよ?!


フクロウ

毎度のことですが……

マズいですね。


キャトラ

そうよね?!
ひとりじゃ、すぐに──


フクロウ

みなさん! このままだと団長に、
全部楽しいところを
持ってかれますよ!


アイリス

……え? え?


ムカデ

ちょっ! 団長!
ひとりじめはねぇって!!


ナッツ

言ってる場合かよ!
獲られたくなきゃ、
さっさと参戦だっ!


タッチ

ハァアアッ! セェヤァアアア!!


オオグチ

きったねぇ!?
一番手は敵を見つけた
俺のはずだろう?!


緊張のかけらもみせないまま、
リアムの部下は次々に
<破壊の戦槌>へと襲いかかる。

それはさながら、
砂糖に群がるアリのよう──

キャトラ

……なにこれ……


チャック

いやぁ、みなさん元気っすねぇ!


キャトラ

あ、アンタは行かないんだ?


チャック

冗談じゃまいっすよ。
あんなとこにつっこんだら、
命がいくつあっても足りないっす!


フクロウ

そうですね。戦闘は戦闘大好きな

みなさんがやればいいでしょ。


アイリス

……でも、大丈夫なんですか?

むこうは、まだすごい数ですし……


フクロウ

心配いりません。

アレが倍でも、大丈夫ですよ。

後は気が済むまでほっとけばいい。


キャトラ

……あ、うん……おっけー……


──その後の戦闘は、敵がひとりも
動かなくなるまで続いた……

…………

リアム

やれやれ、ザコのくせに

数だけはいやがって、苦労したぜ♪


キャトラ

そんな清々しい顔で戻ってきても、
説得力ないわー!!


リアム

なに怒ってんだ?

はらでもへってんのか?


キャトラ

ちがーう!!


キャトラ

アンタね!
ひとりで敵に飛び込むとか、
心配するでしょ!!


リアム

おお?! ちょっと落ち着けって。

あの程度、どってことねぇだろ?


主人公

……!


リアム

お前もかよ……

まぁ、あの光は助かったしな。

わかった悪かった。これでいいか?


キャトラ

全然反省してないでしょ!
ほら、アンタたちもなんか
言ってやんなさいよ!


チャック

いやー高速でいっきに近づいて、
長近距離からの必殺技……
さすがっすアニキ!!


ムカデ

団長、その鎧、

使いこなせてきたみたいだな。

良い動きだったぜっ!


キャトラ

ちがーう! そうじゃないわよ!


フクロウ

そうはいいますけど、

僕らからすれば、

あれでこそ団長だと思いますしね。


ナッツ

だなー。


主人公

………


オオグチ

さて、団長。

この後はどうする?


リアム

さっさと帰って仕事の続きだ。

まだ穴掘りが途中だしな。

クソウッホのせいで時間くったぜ。


キャトラ

……でも、相手……全滅してない?

だったら、もう穴掘るとか

いらないんじゃ……


リアム

それとこれとは別だろ。

俺は仕事もきっちりする方

なんだよ。


リアム

ほら、いくぞ野郎ども!
俺たちの仕事はまだ
これからだぜっ!


部下たち

ウィース。


──この戦闘に大敗した敵側は、
戦線の維持が困難になった。

その機を逃さずリアムたちを雇った
姫は侵略を決め、瞬く間に隣国を
併呑して島の覇権を握った──

思い出7

リアム

へぇ~こいつぁまた、

面白くなってきやがったな。


キャトラ

こんどはどんな建物を作るの?


リアム

もういちいち否定するのも

バカらしくなってきたぜ……


アイリス

新しいお仕事ですか?


リアム

そうだ。こいつはとびっきりの

厄ネタってやつだ。


キャトラ

大丈夫なの?


リアム

リターンはなし。

リスクは最大ってとこか。


アイリス

どうしてそんな依頼を……!


リアム

俺にとっちゃ、因縁の

相手ってやつでな……


リアム

退くわけにはいかねえのさ。

思い出8

(※主人公が光る)


リアム

フン、あいかわらず、

余計な真似をしやがるな。


リアム

だが、悪かぁねえ。

奴らを滅ぼせるなら、

手段にはこだわらん。


主人公

………


リアム

そう、相手は<罪の教団>だ──

正確には、連中に乗っ取られた

間抜けな国が相手だ。


主人公

(!)


リアム

こんなクソ仕事に、うちの連中を

連れて行けるかよ。


リアム

傭兵団も悪くはなかったが……

こればっかりは連中をかませる

わけにもいかんのさ。


オオグチ

おいおい、何言ってんだよ。

この団長さんはよ。


フクロウ

僕の読み通りですね。

しょうがない人だ。


チャック

アニキ! 地獄の底まで、

お供しますぜ!


主人公

(♪)


リアム

…………


リアム

お前ら……バカだろ。


チャック

バカっすよ! なにせ、アニキの

部下ですからね!


リアム

しょうがねえな……

じゃあ見せてやろうぜ──

本物の地獄って奴をな!

ボイス

状態ボイス
キャラ詳細画面お前、伝説を目撃するぜ
Lvアップ磨き上げるぜ
スキルくらえ!
AS1ヘルブレイザー!
AS2アンチェインウイング!
交代時(入)任せな
交代時(出)譲ってやんよ
クエスト開始時行くぜ野郎ども!
クエスト中放置鎧の手入れもしないとな
クエストクリア時また俺の伝説が増えちまったぜ!
戦闘不能時ちっ…しくじっちまったぜ…
タウン1俺が伝説だ
タウン2俺たちは、黒き鎖に繋がれし運命の翼
タウン3ッシャーオラー!
タウン4メンズナイツ置いてねーの?
タウン5よろしく頼むぜ
攻撃1はぁっ!
攻撃2せやっ!
被ダメ1くそっ
被ダメ2くっ
被ダメ3うっ
手を振る/お辞儀よろしく頼むぜ
バンザイ/ハイタッチよく見とけよ
土下座/頭を抱えるすまねえ…
温泉さっぱりするな

プロフィール

名前リアム・マクラレン
声優梅原裕一郎
二つ名傭兵団の団長 → 鎖に繋がれし漆黒の翼
タイプアタッカータイプ
モチーフ武器ダーティーレジェンド
キャラ説明むくつけき傭兵たちを率いる、若き戦士。
おのが心のままに、その縛られぬ力を振るう。

その他の情報
種族人間傭兵
年齢16歳
出身地鎖の島・ゴイセン
所属傭兵団チェインド・ウイング・ナイツ団長
人間関係
罪の教団から救ってくれた恩人→ シンザン
母をさらい罪の教団に売った男 → ドレイク

チェインド・ウイング・ナイツ団員
→チャック、タッチ、ナッツ、ムカデ、オオグチ、フクロウ、
ジジイ、カカシ、オヤジ

同時期登場キャラ

Soul of Knights ~託されし者たち~ 2016/7/15

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